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2014.02.17

【ロボットイベントレポート】第8回ROBO-ONE Light観戦記【二回戦】

 さて、ここからは二回戦。
 主に一回戦勝ち抜き選手と、ときどきシード選手が登場しての対決となります。

二回戦第1試合
バンボー・カスタム vs フクマル1号

 さあ、シードの一番手を切るのは、KHR最強の一角バンボーカスタム。対するは緒戦を制したフクマル1号です。ここからは制限時間3分となります。
 さあ開始、横に小刻みに移動しつつ、目を赤く光らせつつ、攻撃位置を取るバンボー、やや遠い距離で、横歩きで裏に裏に回り込む構え。縁を描くように両者が動く、両腕パンチ、下がった、仕掛けない、位置を読んでいる、さあ詰めた。やや離れた。背中を見せている、ぐるりと回って戻した、下がった、大きく下がって位置を取り直す。フクマルの攻撃を、上手く退歩してかわしていく。両腕パンチ、うまく躱した、両腕パンチ。今度は両者の攻撃が同時にぶつかった。
 リング脇ぎりぎり、追い詰めていった、両腕パンチでスリップするフクマル、下がったバンボー、巻き込まれない。
 さあ、再開、大きく下がる、リング脇ぎりぎり、睨み合いになる。詰めていった、縁での勝負が続く、ぎりぎり、下がった、回り込もうとするが、なかなかフクマルも隙を許さない。残り30秒、行った、バンボー仕掛けた、両腕突き、ガードに入ったフクマル、攻撃のチャンスを凌いだ。しゃがみ込んでフクマル、何かの仕掛けか、戻った、残り0秒、ここで時間切れ。両者ノーダウンのままで延長戦です。

 調整のあと、延長戦開始。
 中央、両腕パンチを下がって躱すバンボー、反撃、のしかかるような攻撃になりましたが、これは倒し切れなかった。ぐるりと大きく回り込む、大きく縁を描いてバンボーの回りを回るフクマル。バンボーは前後に位置を微調整して、横に大きく駆ける、裏に回れるか、回らない。近付いた、立ち止まらず、とにかく両者動き続ける。
 やや離れた、仕掛けていった、近い、下がって躱した、屈む、ガードに入る、つかず離れずの距離で近付いて居く、下がった、これで時間切れ。0-0のまま、延長戦も終了となりました。

 もちろんダウンなし、そしてなんと、両者スリップも同数。これは難しい勝負、審議に入ります。
 レフェリー判断により、再延長戦となります。

 さて、再延長戦。かなり近い位置に置き直して、延長戦開始。さあ、近い距離、両者寄った、攻撃を出しかけて戻すフクマル、カウンターを出すバンボー。フクマル、しゃがんで立ち上がってからの攻撃に注意が入る。フクマル、しゃがんでからのストレートに、バンボーが重ねて下から倒す!
 耐久戦となった勝負ですが、これで決着、バンボーの勝利となりました。

二回戦第2試合
フクマル2号 vs 笹だんご

 続いてはフクマル2号と笹だんごの勝負。フクマル勝ち進めるか。まずは両者中央、背中を取られたフクマル、両腕パンチでダウンを失う、1-0。
 胸の前に腕を構え、ドラミングのような体勢から腕を繰り出すフクマルですが、笹だんごが冷静にカウンターを入れて崩す、これで2-0。
 フクマルの頭上へと突き上げるような攻撃を切り出す笹だんご、おお、踏み込んでの一撃、これは凌いだ、もう一発、これは入った。力強い横突きで吹っ飛ばした、ダウンを奪う。2-1。
 再開、リング脇ぎりぎり追い詰めたところに、打撃をかさねて崩す、これで笹だんごが再びダウン、2-2になった。
 ジャブから両腕パンチの打ち合い、胸板を叩く攻撃で追撃を入れていくフクマル、受けていた笹だんごが、交錯して避けようとする構え、両者スリップ。
 再開、遠い間合いから踏み込むフクマル、攻撃、下がって躱した。リング脇ぎりぎりに徐々に追い詰められる笹だんご、フクマルの攻撃で浮きかけるが、これは入っていない、と言う判断。
 最後は自陣に追い詰められたところに、フクマル2号に突きを貰い、ダウン。
 これで3-1、フクマル2号の勝利となりました。

二回戦第3試合
ドラグーンS vs 優磨ロボ

 続いては搭乗は、神戸チームのドラグーン。さきほど不戦勝の優磨ロボがリングに搭乗します。優磨ロボはKHR改造機。
 さあ開始、踏み込んでいくドラグーン、いったん離れた、再度の攻撃、これは腿に入った、膝下を狙ってダウンを奪う。1-0。
 再開、シドの攻撃、これは凌いだ。優磨ロボの両腕パンチをかがみこんで凌ぐドラグーン、攻撃の隙に切り返しを膝裏に入れ、これで2ダウン。
 再開、ぶつかっていくドラグーン、両者スリップ。どうした、なにか部品が飛んでいたと言う声が出るが、肩がおかしい優磨ロボ、復帰できるか。
 起き上がれない。テンカウント、と言うかレフェリーの裁断により、ここで試合終了。ドラグーンの勝利となりました。

二回戦第4試合
モンブラン vs アイゼン・カッツラー

 さて、黒い機体のモンブランに対するは、真っ赤な機体のアイゼンカッツラー。赤い一本角もまぶしい機体です。
 さて開始、小刻みな歩行で徐々に徐々に近付いていくモンブラン。つんのめって倒れる、コレでスリップ。横向きから突き、ガードのポーズを取るアイゼン。しかしモンブランの近付きざまの攻撃を貰い、このまま崩れてスリップしてしまう。
 さて、横突きで突っ込んでくるモンブランに対し、綺麗なワンツーパンチのモーションで押し戻すアイゼン、引っかけるようにモンブランが引き崩しますが、これはスリップ。下がったモンブラン、両腕が引っかかって転がりますが、これはいった! 抱きかかえるような動作からモンブランが、アイゼンを横に崩し、これでで1-0。
 仕掛けるモンブラン、アイゼンからダメージを奪いきれない、アイゼンの攻撃を凌ぐモンブラン、アイゼンの頭がもげかけてしまう。その隙にひっくり返して3ダウン、これで決着。モンブランの勝利となりました。

二回戦第5試合
黄金 vs 零

 続いては神戸私立科学技術高校チーム同士の対決となった、シードの黄金と零の対決です。
 素早い動きで突っ込む、スリップしていく黄金。零は跳ねる動きで中央に、一方の黄金も素早い動作と腕先で回り込む、これは躱した、仕掛ける、浮き駆けたが、凌ぐ零。片足がリングから浮きかけた。
 両者素早く位置を変える構えの攻撃だが、立ち止まったところに零が仕掛ける。黄金がころりと真横に転がる、これで1ダウン。1-0。
 しかし再開直後、黄金が突っ込んで股間に手を突っ込むように零を浮かす、そのまま倒して1-1に。
 早い応酬、黄金は立ち上がりの最終段階でじわじわと胴体が戻るのがおもしろいですね。再開直後、零の攻撃で吹っ飛ぶ、これで2ダウン。2-1
 左右に素早く来たイオ魚ごかし、零の間合いを躱し続けるが、追いついた零が一気に仕掛けて3ダウン。これで黄金を制し、零の勝利となりました。

二回戦第6試合
ちびふぇにっくす vs アルタイル

 続いてはフェニックスに対し、アルタイルの対決。まずは中央に陣取ったふぇにっくす、徐々に徐々に近付いていく、素早く下からの攻撃、凌いだアルタイル、大きな間合いを開け、遠い距離から踏み込んで叩く、これでダウンを奪う。1-0。
 再開、直後に追撃を取り、これで2ダウン。2-0。
 さらに再開、踏み込んでからの攻撃、躱したアルタイル。
 最後はのしかかるように突っ込み、アルタイルを投げ崩し、強引にダウンを奪う。3-0、圧倒的な運びで、ちびふぇにっくすの勝利となりました。

二回戦第7試合
KHR月 vs スピリット

 こちらも学生さんのチームなんですね。シードのKHR月と、ノートパソコン経由での操縦となるスピリットチームの対決です。

 ……あー、KHR月は登場不能とのこと。スピリットの不戦勝となります。

二回戦第8試合
漣 vs Albion

 続いての途上は、先程勝利した漣と、分厚いフレームを持ったオリジナル機体、アルビオンの対決です。
 開始、まずは向きを横に変え、素早く中央に陣取っていくアルビオン。左右に交差して位置を変えつつ、後ろに回り込もうとする漣。アルビオン、まだ仕掛けていかない、中央での交錯、棒立ちのまま漣が倒れるが、これはスリップ。
 再開、ぐるりと回りこもうとしては戻って来る漣、アルビオンも様子を伺う構え、さあ回り込む、横歩きで回り割り込もうとする。睨み合いになった、ブロックするかのような動きのアルビオン、漣が向きを変えた、アルビオンの攻撃で崩れますがが、歩いていない、と言う事で攻撃が無効になる。
 さあ、横に回り込もうとする漣、アルビオンも遠すぎたごろから投げを打つ。スリップする間合い。さてリング脇ぎりぎりでの叩き合い、一撃して離れるアルビオンに漣。両者有効打の出ないままに時間切れ。2分間の延長戦となります。

 延長の間、両者バッテリ交換などの調整が入ります。さあ延長戦。
 開始、中央に、まずは追っていくアルビオン、さらに相手陣地へ攻めていく。あ、通り過ぎた漣が戻ってなにかを仕掛けかけたところに、出掛かりを潰すかたちでカウンター。アルビオンの勝利となります。

二回戦第9試合
Turner vs ひてん2号

 今度はオリジナル機体同士の対決です。シード選手のターナーと、ひてん2号の対決。
 さて開始、横歩きで接近していくターナー、軽妙にひょいひょいと寄っていったひてん。狙った位置につけた、一気に横突き、貰ったターナーが立ったまま真横に、側転的に転がる。1-0。
 さあ再開、中央に陣取ったひてん、様子を伺う、近付いて来たターナーに鋭く一撃、これでターナーが再び沈む、2-0。
 再開、ターナー、慎重に…… いや一気に駆け良っていった、突っ込んで入って、踏み込むひてん、しかし凌いだ、そのまま倒れるひてん。スリップ。
 再開、小競り合いのあと、ひでん一気に突き崩してダウンを奪う! これで3-0、ひてん2号の勝利となりました。

二回戦第10試合
こしひかり vs ジュピター

 続いての勝負は、こしひかりとジュピター。こしひかり、なにやら準備を行っています。頭には、先程までチームメイト、笹だんごが頭につけていた被り物を被ってますね。
 さあ開始。リング中央で静かな攻防、歩き回るジュピターが、こしひかりの後ろに割り込もうとする。なかなか隙は回せない。なおも横をぐるりと回り込もうとする。横突きを繰り出すこしひかり、これは当たらない。近い、真後ろからの攻撃、こしいひかりが凌ぐ。離れた位置、密着、駆け寄って腕を持ち上げ一撃、こしひかりが1ダウンを奪う。1-0。
 あっと、どうした。起き上がれない。ジュピターの腕の様子がおかしい、優磨ロボと同じような症状だ。起き上がれるか、だめだ、このままカウントテン。
 こしひかりがジュピターを制圧し、勝利となりました。

二回戦第11試合
テルル vs サイコロ一号

 さあさあさあ、濃いキャラ同士の対決です。
 サイコロ一号とテルルの対決が、まさかの二回戦で実現です! サイコロ一号が準備をしているあいだ、テルルは腕を後ろで組んで、待ちくたびれているアピール。
 サイコロ一号、後ろに長い棒を射し込んで搭乗です。あれは背中向きに転ばないためのつっかい棒ですね……。
 さて試合開始。ピコピコ言いながらテルルがまず接近、腕を振り回しての攻撃、なんと! 密着したところからサイコロ一号が…… え、サイコロが攻撃しましたか今。とにかくテルルが後ろにダウン、これが有効打と宣言、サイコロ一号、なんとダウンを奪います、1-0。
 テルルの攻撃、後ろにひっくり返ったサイコロ、これはダウンじゃないんでしょうか、しかもつっかい棒が取れてしまった。サイコロの転倒防止用の棒が取れてしまった。
 テルルのパンチを、横歩きで躱すサイコロ、テルルの腕の外装が取れてしまう、サイコロの攻撃で、テルルが後ろにダウン、これはレフェリーから、ない、の声が。
 やあ、やあ、と言う声が飛びつつ、テルルの攻撃。下から持ち得上げるようにサイコロを掴んで、転がすようにダウンを宇合う、これで1ダウン。1-1。
 仰向けに倒れたサイコロ、起き上がろうともがいている。しかし背中の棒でわかる通り、こうなるともう起き上がれません。
 しゃがんだままで、サイコロ一号を足下に見守り、首を小さく横に振るテルル。これでテンカウント、サイコロ一号を倒し、テルルの勝利となりました。

二回戦第12試合
CRAFT2 vs 銀狐

 さて、アスティオンと交代した銀狐が出番だったわけですが、銀狐はリタイア。このためクラフト2が不戦勝となります。

 テルル賛美の声が飛ぶ中、次の試合の準備です。

二回戦第13試合
クラウ・ソラス vs クーポス

 さあ、先程一回戦の最後で唯一登場したクラウソラス、先程強さを発揮したクーポスとの対戦。ちょっと、なんでしょう、跳ねる、と言うか、滑るようなと言うか、ちょっと変わった歩き方のクラウソラス。クーポス、一発貰うものの、スピンで凌ぐ。接近して行ったクーポスがクラウソラスを叩いて崩す、これでで1ダウン。
 再開、大きく横歩きでリングを広く使っていくクーポス、突っ込んだ、近い距離で反撃を試みるクラウソラスですが、なかなか難しくスリップになってしまう。腕がずいぶん短いクラウソラスです。あ、近い。リング脇近くまで行った、一撃を入れてクーポスを倒す、これで1-1。
 両者、クーポスが積極的に攻撃し、迎え撃つクラウソラスと言う構え。一撃離脱を繰り返すクーポス、外した、下からの攻撃、下から崩した、いやこれはスリップになった。カウント3で復帰し、再開。
 近付く、大きく近付く、クラウソラスは横殴りの攻撃、後ろに回り込んだクーポス、低い位置からの打ち上げを仕掛けるクラウソラスですが、機会をクーポスが掴ませない、これは、クーポスの移動しがかりに、クラウソラスが引っかけて転がした、残り5秒でダウンを奪う。
 ここで時間切れ、クラウソラスの勝利…… なのですが、なにやらレフェリーが委員会席に。なにか審議が入っています。腕先の構造になにかルール的な問題があったみたいですね。

二回戦第14試合
ハルカカナタ vs アニマート

 さて、二回戦最後の試合。
 ホームゲームとなるHAL東京チームOB、マントのハルカカナタと、東海大チームのアニマートの対決です。
 開始、まずは向きを変え,その場でアニマートが様子を伺う、背恰好の似た機体ですね、踏み込んだアニマート、腕先を弾き返すハルカ。遠い距離から歩み寄り、攻撃の位置につけるアニマート。ハルカカナタは大きく体を投げ出しましたが、捨て身技か、不発に終わった。アニマートに近付くハルカ、一瞬の隙にアニマートが横突きを繰り出し、これで1-0。
 歩み寄り、しゃがみざまの攻撃を繰り出すハルカカナタですが、外れてスリップ。復帰直後にアニマートが一撃、これでダウン目。2-0。
 近距離でのぶつけあい、相手の突きをうまくしゃがんで凌ぐアニマート。腕を振り上げる、ちょっと距離を開いて、これは、うまいところに入れた、膝裏に突っ込んで一気にひっくり返す。
 これで3ダウン、アニマートの勝利となりました。

 これで二回戦14試合はすべて終了。
 このあとは三回戦となります。

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