雪のギュゲスをはるばると。(☆☆☆)

東京駅に見る、JRの苦闘。
大雪から一夜明け、首都圏の交通機関がのきなみ未だえらいことになっている中。雪どけも終わってちょっと足腰さすりながら、出掛けてきましたは海浜幕張。
よりにもよって、の天候ではありますが、この日はここで模型の大展示即売会、ワンダーフェスティバルが開催されたのでありました。
もとを正せば、僕は大日本技研さんにご挨拶するのと、こちらに来ていてワンフェス遊山としゃれこむはずだった、ジョニーさん達地方の友人達と待ち合わせて、飲みにでも行こう…… と言う算段だったのですが、あいにくにもほどがある天気のせいで、友人達はそもそも東京へ来るのを断念する羽目に。
そこでともかくご挨拶だけでも。あと比較的近場の烏羽さんも、せっかくなのでワンフェス遊山するってことだったので、それじゃあってんで出てきた次第でありました。
昼過ぎの幕張は雪が溶け出していて、歩堂にも水たまり(それもかなり大きい)が出来ている状態。かなり足下がおぼつかない、危ない状態であります。

そんなこんなで、雪の幕張メッセであります。

待ち合わせをしている間隙を縫って、ともかくも大日本技研さんにご挨拶。鮮やかなブルーのギュゲスが鎮座しています。
さすがに前回のスコープドッグに比べると小さくはありますが、しかし今回、こいつは中に人が入って立って歩き回るのです。たなかさんと、お手伝いのTOBBYさんにご挨拶。会場入り大丈夫でしたか、と伺ったんですが、全然大丈夫ではなかったようで、ぎりぎり車を借りてギュゲスこそ搬入できたものの、本来の売り物である銃器モデル類はすべて置いてこざるを得なかったのだそうです。ああ……。
動作のデモはすでに予定回数を終えていたのだそうですけども。着る担当のまこさんがまだ元気なので、あとでもう一回デモをやる、と言う話を伺い。それじゃあ、と、烏羽さんと合流してぐるりと回って、デモの時間帯に戻って来る事に。
あそこにはかっこいいライオン頭のガスマスク人形あり、こっちには映画泥棒のカメラ男あり(剣呑なことに同サイズの銃器も)、アイアンフット・ヘイスティがあったかと思えばかわいいかえるがもりもりいたりと、会場の1/3も見て回らないうちに面白過ぎてへとへとになり、予定時間を消化することに。
ちなにに、ぐるりと回って最後に見たのは、もはや懐かしのげんれい工房さん。
実物大のコレが、ブースからにゅっと伸びてました。

挫折禁止標識(実物大)。もうすぐ受注生産できるんだそうです。
……これ、外に置いたら怒られるんだろうなあ…… 当局に……。
そんなこんなしつつ。いい時間になったので、ぐるりと戻ってきましたはギュゲスさんのところ。

たなかさんの解説で、デモのはじまりはじまり。
「この中でアップルシード知ってる人…… 見事におっさんばっかりですね」と入ったあと。まこさんがアシストを貰って装着している中、たなかさんが解説でつなぎます。
一応補足しておくと、このランドメイド・ギュゲスは、漫画作品「アップルシード」に登場し、主人公デュナンが装着するパワードスーツです。
外装はペーパークラフトになっており、こちらは大日本技研のたなかさんの作品。そして動作する骨組みとなる部分は、佐川電子製の外骨格・パワードジャケットMK3。装着しているまこさんの作品の改造型と言う、コラボ企画で誕生したうごく巨大ロボットなのです。

先に下半身、と言うか、両足を外して装着。
この状態できちんと自立します。と言うか、この状態がものすごく安定していて、それこそびっくりするほどのスピードで歩き回っていました。高下駄天狗状態。
ギュゲスの膝あたりに踏み板と靴(固定している)があり、その靴を履いて腿のあたりをベルトで固定する事で、ぴったり固定されるのだそうですよ。

胸をアップにすると、コスプレイヤーの許可証が……。
「これはとても大きな衣装なので、コスプレの許可を取りました。これがやりたかったー!」。なんというやってやった感。

上半身の装着中。当然のことながら、胸のカバーを閉めてしまうと、搭乗部は密閉されてしまい外が見えなくなってしまいます。それを防ぐ為に、胸の中にはモニタが搭載されており、機体のあちこちにはカメラがつけられていて、中の人の視界を確保しています。
背中には設定通り、翼のような構造の先にオーバーハングカメラがついているんですが、残念ながら可動は(本日は)なし、とのことでした。
ちなみにレンズアイがぴかぴか光る頭は、もちろん可動式。中の人の頭の動きに合わせてヘッドトラッキングします。首が動くと一気に表情が出ますよね-。

よっこいしょ、とカバーを閉じて。

腰のボタンで上半身部の電源を入れ、これで完成! 動作開始です。
さすがに会場の中を練り歩いたりはしませんでしたが、ブースの回りをのしのしと歩き回り、腕や指を動かし(動きます)腰を捻って動作をアピール。構造上、上半身の動きにはかなり制約がある感がありますが、とにかく歩行がスムーズ。会場の人もうおーおー言いながら写真を撮っておりました。

かっこいい全身図(かっこいいポーズで)。

こうしてデモは無事終了。しばらく下半身だけの構造デモ(つまさきの可動部とか)が行われていましたが、よいしょと脱ぎにかかっておりました。
それにしても、この重量がかかっているわけで、体力勝負な機体であるのだと思います……。お疲れ様でした。
このあとは会場をもうちょっとだけ回ったあと、幕張を脱出。東京駅でちょっと飲む、つもりがだいぶん飲んで、解散した次第でありました。

おまけ。会場で見かけてつい買っちゃった、小さいビアジョッキ。
フィギュア展示用の小道具なのですが、一緒に撮っているレゴのミニフィグと比べてその大きさを察していただければ。同じシリーズで「傾けているビアジョッキ」なんかもあったりして。思わず購入してしまった次第でした。
衝動買いでお土産まで作った、ワンフェス見に言ったなお話でありました。
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