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2014.03.21

新潟紀行雑観0316前半。(☆)

 とりあえず途中までです。

・3月16日。

・いい時間に起きられたので、朝風呂に行った後、荷物をまとめて部屋を引き払い、ロビーへ朝食に降りる。
・結局出先で更新はしませんでしたが、ノートパソコン持っていったついでにLANケーブルを忍ばせておいたのは大変正解でした。あと小さいのでいいから、タップを持っていくといい、と学習した次第。
・烏羽さんが降りてくるのを待ち、朝食。待っている間にロビーを見渡すと、酒の陣トートバックを肩から提げている人とか、酒瓶とおぼしきものを宅急便で発送しようとしている人とか、やあやあご同輩と思う方々を多く目撃。
・中には台車で荷物を運び出そうとしているご婦人もいました。いや中身が酒とは限りませんけど、どうやって持って来たんだろうあれ。

・ごはんがおいしい朝食を済ませて、宿をチェックアウト。アパホテルのチェックアウトはだいぶんざっくりしてますね……。
・空模様が先行きの不安を感じさせる中、新潟駅へと徒歩で移動。途中つぎつぎとタクシーとすれ違う、と言うか、タクシーで渋滞が発生しつつある状況。マイクロバスらしきものも移動していて、いよいよ去年巻き込まれた酒の陣渋滞が始まりつつある、と言う光景の横をてくてくと。
・電車の時間を気にしつつ、万代橋を渡りながら、「あっち側の大きな建物(たぶん万代シティのあたり)で同時にコミケとかやったら地獄絵図ですね」「酔い覚ましに徒歩で移動するしかないという」みたいな話をしつつ、新潟駅へ。
・紅崎さんと合流。

・在来線で行っても充分間に合う、と言う事で、次の目的地である燕三条へ。
・「新幹線」「在来線」と言うざっくりした区別に瞠目しつつ、越後線乗り場へ。
・電車が出た瞬間、帽子を置こう…… と思って、帽子を被っていない事に気付き大慌て。
・しまったホテルに忘れてきた、と気付いたものの、今更取りには戻れません。まあでも、ホテルに忘れてきたのは間違い無いから、まあ大丈夫だろう…… と。消沈と並行して、自分を納得させつつ。席に座り直す。しょんぼり。
・新潟島を横断し、関屋分水を渡る間、車内では烏羽さん持ち込みのカードゲームをやっておりました。
・「ファブフィブ」と言う、カートゥーンみたいな絵柄が可愛いカードなのですが、内容はなかなかきびしい腹の探り合い。
・細かくないところも全部削ぎ落として大雑把に言うと、数字を宣言しながらカードを渡してくる相手が、本当のことを言っているか、それとも嘘を申告しているか、を見破る、と言う感じのゲームなのですが、自分のついた嘘が回り回って自分の首を絞める事になったりする。そんなゲームです。
・そして紅崎さん強い。僕は言うまでもなく緒戦から轟沈でした。ああ。

・車内で話し合った結果、吉田駅からタクシーに乗って、燕三条を目指す事に。気になる天気は、妙な雲が分厚く影を落としては移動する、はっきりしていることははっきりしていない、と言うことだ、みたいな雰囲気。
・幸い吉田駅ですぐにタクシーが見つかり、酒の陣でー、みたいな話をしながら、向かう先はストックバスターズ。アウトレットショップです。

・このアウトレットショップが剛の者。そもそも燕三条は金属加工の名所、それが観光の目的でもあります。

・これは後で言った産業史料館の受け売りなのですが。新潟の歴史は、治水の歴史でもあります。信濃川は交通物流の要でもありましたが、その流れはとても人の力を寄せ付けず、しばしば洪水に悩まされました。
・長岡城がわざわざ信濃川から離れたところに築城されたこと一つを取っても、その洪水がどれだけ恐れられたかが理解できる、と言うものです。

・城は流れから離れて建てればいいですが、住民にとってはそうはいきません。洪水で被害に遭っても、住民が暮らしていけるような技術を持つべきだと考え、当時の代官は職人を招聘し、建築に使われる釘、和釘の生産技術を燕にもたらしました。
・今回の式年遷宮の際にも使われたと言う、この和釘の生産技術を出発点に、洋物のクギが入ってくれば食器や調理器具、それにさまざまな工具と、その技術の幅を広げていき、かつまた矢立や煙管と言ったその他の日用品、さらには工芸品が作り出され、金属加工の技術は地場に根付き、燕三条と言えば金属加工、と、今日の代名詞のようになっていったわけです。もちろん刃物も。

・その燕三条の工場や流通の直営で、流通しているものと同等の在庫品を格安で販売しているのが、このストックバスターズと言うわけです。
・説明長かった。

・アウトレットショップ、と言うにはちょっと小さい感じではありますが。
・中身はほぼすべて金属製品と言う事で迫力充分。大物小物の包丁刃物から、皿の数々に調理器具、叩いた後もりりしい銅製の鍋に、鏡面を通り越して液面かと思うほど磨き上げられたタンブラーと。ここにいると危険だ、と思うほど。種々の、そして業務用なんだろうと思ってもニッチとしか思えない道具が、所狭しと危険な値段で飾られています。
・安いすごい、と思っていると、中にはときどきとんでもないものがひょろっと混じっていて。
・今はなき「ほこたて」で、ユリ・ゲラーが曲げられなかったと言う、曲面もなまなましい肉厚なスプーンとか。
・もはやナタでもナイフとも言えない、強いて言えばショートソードとしか言いようのない剣鉈とか。キルラキルにでも出てきそうな、槍かと見まがう高枝切り鋏とか。とんでもない大仰な代物までも。

・ついうっかり、ナイフとフォークのセットに、実用品のお土産に、「湯豆腐をすくうやつ」を一本購入。
・さらに10円と言うコーナーを見ていて、ド根性ガエルのスプーンを見つけてしまい、まるで脊椎反射のように購入してしまう。一緒のカートにはピンポンパンとかあってですね…… いつからあったんだこれ……。

・そのかんホテルに電話して、帽子をやっぱり忘れていた事を確認。送り返してもらうことに。お手数おかけします……。

・ストックバスターズを出て、小雨の空模様の中。次はどこに行きましょうか、と、再度話し合い。選択肢は二つで、燕市産業資料館に寄るか、それとも直接、燕三条地場産業振興センター、通称メッセピアまで出るか。
・あれこれ話し合いの結果、空模様は心配だったものの、まあどうにかなるだろう。と言う事で、燕市産業史料館の方へと向かう事に。タクシーを待つ時間ももったいない(呼ぶしかないので)と言う事で、徒歩で移動する事に。

・google先生の先導に従い、産業史料館へ向かい始める我々ですが、最初に指定されたルートが「田んぼの中のあぜ道を突っ切れ」。
・思い切ったgoogle先生の支持に、「google神様の導きに従うgoogle教って言うのがあって」「人は正しい答えを求める事にやっきになって、正しい問いを発する事を忘れてしまった」「google神の導きに沿って人類が移住した星がグーグルアースで」みたいなバカな話をしていたら、田んぼの中でだばって雨が降ってきました。google様がお怒りだ
・こりゃいかん、と大通りに上がり、急ぎ足で目的地を目指すものの、雨雲と雨脚はかなりやばい様子に。途中見かけたコンビニに、あそこに避難だ……! と飛び込んだ直後。風も雨も最高潮に。暴風としか言いようのない状態に突入。

・コンビニであったかい飲み物を買い、ビバークとしか言いようのない状態だった我々ですが、雨は止む様子もなく、目的地はもう一息です。そして帰りのタクシーは、燕市産業史料館まで送迎で来て貰っているので、諦めて帰る、と言う選択肢もありません。そもそも帰る足がないのです。
・そんなわけで、もはや腹をくくって。あともう一息、と、やや雨脚が弱くなったところで、雨中に飛び出す三人。

・遮るもののない大通りを抜け、交差点を抜けて車道を渡り、このへんのはずなんだけど…… と、見上げた先には。ソリッドで巨大な構造物が、突如として出現したのでした。
・近代的な四角いデザインが、薄暗い分厚い雨雲の中から突然出て来るのは、これはなかなか現実を離れた風合いのある驚きの光景で。
・え、と意外に打たれつつ。時間もなく、雨も強く。躊躇う暇もなく、燕市産業史料館の中に飛び込んでいった我々でありました。

・後にして思うと、職員の人達も相当吃驚したんじゃないかと思います。あの雨の中を、観光客が三人、それも徒歩で飛び込んで来たわけですから。

・……かんたんなまとめのわりには、ながながとなってきちゃったので。とりあえず、中途ですがここまでで一旦。

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