ロボスポット営業再開記念・ミニKONDO BATTLE観戦記【予選リーグ・前編】
最初はKHRクラスの試合からスタート。5機の機体による、総当たりリーグ戦となります。
第1試合
KHR-3HV(萬屋佑) vs GANGA(あたろう)
さあ、まず第一試合からスタートです。KHRとあたろうさんのガンガの対決から。
開始、まずは横を向いて責めていくKHR、頭のないブラックカラーの機体。倒れてスリップした間に、ガンガが中央に回り込みます。追いついてきたKHRに両腕パンチをかすらせ、ダウンを奪う。1-0。
再開、ちょっと安定がよくないかKHR、スリップして後ろに転倒する。間を開けて待ち構えるガンガ、横歩きで中央を占めて回り込む。KHRが詰める、やや避けてから近付く。ガンガの突き、凌いだKHRですが追い打ちでダウン。2-0。
再開、横に付けたKHR、両腕パンチの打ち合いから、倒れるが、これはスリップ。
再開、中央でガンガが待つ。やや下がった位置でKHRを待ち構える。回り込む、回り込みを計って、リングを横切ってきた。くるりとリングの周囲を回った、KHRに背後を取られる。両腕パンチ、凌いだ。離れて再び詰めていく。腕を振り合げるパンチ。連打、逃れたた。背中を向けつつKHRの前を横切り、一気に詰めた、KHRがしゃがんだでガードに入ったところを引き倒し、これで3ダウン。
3-0、初戦はガンガの勝利となりました。
第2試合
銀河(あさひ) vs Lancer(えまのん)
続いては第二試合、銀河とランサーの対決。黄色いラインのカラーリングのランサーと、やや背丈の詰まった銀河の対決です。
さあ開始、中央へと寄っていく両者、銀河が積極的に攻め込む、しかし攻撃の伸びきったところに、ランサーが一撃。胸板に貰い、1ダウン。銀河、後方に一回転して起き上がる。
再開、1-0から。横向きで近付く、横突きの付き合いで牽制、行った、狭い距離、胸板への一撃を今度は銀河が耐える。鋭い突き込みの応酬から、打ち上げる横突きに切り替える銀河。やや軸線がずれた叩き合いから、腕先同士がぶつかていく。あ、これはスリップだ。やや攻撃をそらされ、銀河がスリップ。
再開。近付いた銀河の一撃、躱す、ランサーが凌ぐ、押し崩し駆けるが、スリップに。遠い位置から、徐々に詰める、横突き、しかし銀河が凌いだ。逆にランサーが押し崩されて1-1に。
横突き、やや遠い。腕先にぶつける、ランサーが攻め込まれている、追い詰められた、リング脇、ランサーが姿勢を戻し、横突きの突き合いに、水平に薙ぎ払う攻撃を打ち込むランサー、スリップ。
距離を開け、再開。両者で一気に詰める。やや胸の前、離れた。届くかどうかの距離での打ち合い、ランサーが後ろ向きに倒れた、これはスリップ。腕を後ろに回して復帰。
一気に近付いて、両腕攻撃、ランサーが凌いでいる、下がった、あ、腰に入った、これはダウンだ。銀河がダウンを奪われる。2-1になった。
ここで時間切れ、カウント優位で、ランサーの勝利となりました。
第3試合
KHR-3HV(萬屋佑) vs こめた(四川会)
四川会チームによるこめたの登場。操縦はビスコさんです。二試合目となる萬屋さんとの対決。
開始、頭がトレードマーク、大きな電球のこめたが、徐々に近付いていく、回り込んだKHRに対し、横突きの連打を繰り出す、絡んだ、分ける。両者スリップ。開始、どうしてか体の向きを変えないまま、並行移動して接近するこめたですが、背後から貰った、これでダウン、1-0。
再開、横向きに押す、両腕を突き出すが、ダウンはならない、スリップ。再開、肩から突っ込むような構えになるが、これはスリップになった。
両者、お互いに角度を取って位置を横に構える。横に加速しはじめると早いが、リング脇まで一気に一定し舞う危なさがある、これは、こめたの肘打ちが飛ぶ。しかしスリップになった。こめたカウント不利のまま続く、投げの構えを撃つこめた、しかし相手を捕まえられない、リング上で横ダッシュが十字に交錯する、捕まえた、足に入っていったが、絡んだ、両足に腕を挟まれた恰好で、こめたがスリップ。試合を止めて、再開。
立ったKHRNい大して、角度を持って突っ込んでいくこめた、しかし攻撃で繰り出した腕先を、さらに下から持ち上げられた、2-0。
こめたが追い詰められたところで、向かっていく、しゃがんでガードを固めたKHR、しかし投げをガードされたこめたが打撃、膝下から 一発して持ち上げ、KHRは仰向けに。これで2-1。
再開、リング中央から攻めていく、ここで時間切れ。
2-1、KHRの勝利となりました。
第4試合
GANGA(あたろう) vs 銀河(あさひ)
第四試合は親子対決。ガンガと銀河の対決です。あ、そうか。ガンガとギンガなんですね。なるほど。ギンガの方がだいぶ手に入った感のある、身長の低い機体です。一礼から、開始。
まず中央に持っていたのはギンガ、ガンガが背中に回り込んで両腕パンチ、切り上げるパンチで素早く応戦して追い払う。追いすがっての横突きの応酬、しかし浅い位置で躱すガンガ。
ちょっと離れて、睨み合い、横歩きで位置を取らせないガンガに対し、ギンガが背中に回り込んだ、両腕パンチを背中から入れるが、諸共に倒れた。スリップ。今度はガンガが一気に攻め込む、待った銀河と、両腕パンチの正面交錯、やや離れた、打ち込むギンガ、両腕パンチを下がって躱したガンガ。もう一本、入った、ダウンを奪う。1-1。
再開、かなり近い距離、そこからやや離れるガンガ、挟みに行ったギンガ、しかし掴んだものの、倒し切れない。距離を計り直す。遅れて出した銀河の投げに、ガンガの腕の戻りがぶつかるが、これは両者スリップになった。
再開、パンチ、一気に突っ込んでからの横突きを繰り出すガンガ、しかし動作が出切ったところに銀河カウンターで反撃を入れ、2-0。
小競り合い、後転で起き上がる銀河、少し離れた距離から詰める、一旦両者下がって構え、様子を見る構え。攻撃、これは絡んだ、倒したがスリップ。
再開、遠いところから横向きに、一気に接近し投げを打ち込む、これはスリップ。待っていたガンガが、左右に機体を振りつつ打ち込む、背中に回った、しかしてここに銀河が反撃。猛烈に横突きを打ちこみ、ダウンを奪う、これで3-0。
この試合はギンガの勝利となりました。
第5試合
Lancer(えまのん) vs こめた(四川会)
続いては第五試合。こめたとランサーの対決です。四川会、今度は操縦者が代わり、森永さんがこめたを操縦します。
開始、正面から突っ込んでいく。横向きに変えるランサー、横突き、しかしかいくぐったこめた、横投げ、外れた、仕掛けていくところに、胸板にカウンター。ランサーがダウンを奪う。1-0。
再開。あっと、直後に同じパターン、開始直後の投げが入ったところを凌ぎ、横突きで反撃し、2-0に。
慎重な攻め、こめた、なおも投げに入っていった、掴んだか、浅かった、二度目、これも離した、三度目、今度は綺麗に入った。ひっくり返した、2-1。
ランサーの首が変な方を向いている。近付いてきたところに、移動中に掴んだ、これは! 綺麗に持ち上げてぐるりと半回転したランサー、2-2に。
さあ、両者とも中央に近付いていき、一気にランサーが攻め込んだ、こめた、これは掴みきれなかった。崩れたランサー、しかしこれはスリップ。
背中を取りに行くこめた、ランサーが離れて距離を取り、正面に向く、横突き、これはランサーが凌いだ。
今度はランサーが背中に、しかし回り込みかけたところを捕まえて、ランサーの胸板をこめたが捕らえる。
これで決勝、3-2でこめたの勝利となりました。
これでKHRクラスがいったん終了。
一旦切り替えて、オープンクラスです。
第1試合
シロガネ改(芝浦工業大学SRDCチームシロガネ) vs Cavalier(えまのん)
さあ、機体も大型化してのオープンクラスの対決。「なんか出た。なんか出た何これ」と、シロガネチームから不安な声が飛びますが、ともあれリングに上がった。試合開始です。気合入れをやりますか、と問われ、「ここは街中なんでやめておきます」と、ハチマキのセコンドさん。
開始、一歩横に踏み出したシロガネ、にじりよるように動くキャバリア、のそりのそりと近付いていく。あ、でも向きを変えるのは存外に早い。シロガネが大きく回り込む、セコンドのアドバイスを受けながら操縦者は機会を伺う。
中央に陣度るキャバリア、近付かない。キャバリア、その場で体が大きく伸びた。シロガネ、スリップ。離れて、再開。横を歩いて、真横から仕掛ける、これは、キャバリアが大きく、その、胴体を横に倒しつつ、両腕を振り回して大きくぐにょりと伸びた。なんて言えばいいのか、変形したような攻撃です。ダウンを奪う。1-0。
再開、これは、素早く寄ったシロガネが、キャバリアの腕先を捕らえてストレート、押して崩して、1-1に。
再開、両者、慎重な仕掛け。大きく距離を取ったシロガネ、キャバリエは待ち構え、のそりと隙を伺う。ストレート、寄ったシロガネが、ワンツー、キャバリアが大きく伸びての攻撃、これはミスとなった、派手に倒れる。
さあ、距離を取ってリングを大きく使うシロガネ、回り込んで、遠い間合いから、再び離れた、背中に行った、押していく、パンチ、攻撃の途切れたところを目掛けキャバリアとぶつかるが、これはスリップ。
おっと、シロガネどうした、蓋が開いてしまった、バランスがよくないか、離れて距離を置く、ここで時間切れ。1-1、この試合は引き分けとなりました。
第2試合
ガルー(くまま) vs レアルタ(東京電機大学ヒューマノイド研究部)
さあ出てきました、赤い猛獣ガルーがリングに登場。「若干操縦忘れてる」とくままさんが言い、「そんなことはないだろう」と周囲から一斉に声が飛ぶ。さあ、前哨戦のあと試合開始です。
始め、大きく両腕を広げたガルーが懐深く構え、リング中央に徐々に持っていく。レアルタは腕を上げて、軽快なフットワークで、距離を慎重に測っていく、徐々に押していくガルー、持ち上げる一撃、ファーストタッチで腕にぶつけてひっくり返した。1-0。
あっと、しかしどうした、攻撃を仕掛けてガルーの動きがちょっとおかしいか。肘がちょっとぶらぶらしていますが、復帰。
再開から、再び急襲の機会を伺うガルー、肘を持ち上げての一撃でレアルタを狙う。かするが凌いだレアルタ、遠い間合いに構える。狙って繰り出す攻撃を、肘にぶつけるガルーですが、めくり倒すところまではいかないか、ちょっと遠い。
左右に機体を振るレアルタ、寄った、ストレート、腕を振り上げ捻りを入れる、正面からの叩き合いになった、と思った瞬間にガルーが吹っ飛ばした! これで2-0。
起きあがりで苦労したレアルタが、転落しつつリングアウト。復帰して再開、軽快に体重を振りつつ、追い詰めていくガルー、これは腹に入った一撃ですが、レフェリーからは浅い、の判定。
2-0のまま再開、ひねりつつ打撃を繰り出すガルー、さらに引き戻して崩す、今のはちょっとケーブルか何かに引っかかった感じですけど、起き上がった。
再開、打ち合い、これは、競り合いから、肩からタックルを仕掛けるような恰好で、ガルーが一気にレアルタを押し崩す、これで3ダウン。
3-0、ガルーの勝利となりました。
第3試合
で・か~る(道楽、) vs クロムキッド(くぱぱ)
続いてはでかーるとクロムキッドの対決です。両腕のよさこいぱちぱちももちろん健在です。
開始、ですでに突撃体勢、屈んで突っ込むでかーる、クロムキッドが巻き込まれて倒れるが、これはスリップ。なんていうか交通事故気味に責めていくでかーる、立ち止まって腕をふりまわし、ぱちぱち鳴らしながら攻撃を仕掛ける、とにかくでかーるが騒々しい。クロムにひっくり返されるが、スリップ。一気にダッシュしてクロムの背中に回り込むでかーる、クロムキッドが回り込んで正面を向く、腕を振り回しての攻撃、でかーるも背後に回って、ワンツーを繰り出すが、微妙に外れた位置に立っているクロムキッド、これはどうなってるんでしょう、でかーるの攻撃をクロムキッドが突き崩す、これはスリップ。一気に突っ込んで言って攻めていく、突っ込んでいったでかーるが、クロムにぶつかったした瞬間、交錯して吹っ飛ぶ。「ダウン」のレフェリングに、「どっちが!?」と思わず疑問が飛ぶ。これはクロムキッドの攻撃が有効で、でかーるのダウンに。
なにやらヒモがリングに落ちています、でかーるの部品みたいですね。離れてからの再開、大きなダッシュで、突っ込むでかーる。しかしクロムの目の前で立ち止まったところで、ひょい、とクロムが腕先を持ち上げ、膝に引っかけてころんと転がし2ダウン。もう会場は拍手喝采。涙出そうです手元が狂う。
最後は再開直後、突っ込んでいったでかーるをひっくり返して、これで3ダウン。
終始爆笑の試合は、クロムの勝利となりました。
第4試合
エレクトロン(芝浦工業大学SRDCチームエレクトロン) vs サービス2号(石村)
つづいて登場のサービス2号は、近藤科学ワークスマシンのKHR。対するエレクトロンはこれまた大型の機体、かなりのサイズ差です。
開始、まずは中央に押し寄せていくエレクトロン。しかし大振りへのフックを凌いでかわすサービス、エレクトロンの強烈なパンチを凌いでいく、腕をふり上げますが、これはさすがに無理がある、頭に貰ってしまいダウン。1-0。
再開、ってこれは、吹っ飛んだ、至近距離からエレクトロンのパンチをもろに貰い、真横にほんとに吹っ飛んだサービス。これで2ダウン。
くるくりとリング脇ぎりぎりでその旋回をしていたサービス、復帰。よく見ると、ほのかにサーボにそこここに蒼いLEDがついてますね。一歩、二歩、詰めていく。これは、近付いたところを一気に一撃、貰ってしまった。これで3ダウン。
3-0でエレクトロンの勝利となりました。
第5試合
Cavalier(えまのん) vs で・か~る(道楽、)
さて続いて、代わった機体構造の機体同士の対決です、第五試合。
さあ開始、折れ曲がったでかーる一気に突っ込んだ、待ち構えるキャバリエの手前、これは、一気に突っ込んだでかーる、そのまままの勢いでキャバリアを押し崩しリング脇ぎりぎりに、しかしレフェリーがキャバリアを復帰させている間、崩したでかーるも起きあがりに苦労している、復帰。
リングを横切って一気に位置を戻すでかーるに体し、スリップするキャバリア。大きく胴体を伸ばし、キャバリエが攻撃をくりだすが、でかーるの突撃速度にうまく噛み合っていない、両者、スリップ、あー! でかーるが勢い余ってリングアウト、転落! クッションのない石畳に直接落ちてしまった、胸のクッションがずれてしまった。リングに戻り、走ってはいるよづえすが、大丈夫でしょうか。
再開、でかーる一気に突っ込んだ、迎撃をしかけたキャバリエが、自分の攻撃の勢いでで押し戻されてしまった、スリップになる。
睨み合い、上体をぐっと起き上がらせ腕を伸ばすでかーる、キャバリエも大きく腕を伸ばして攻撃する。待ち構えた姿勢からよいしょと大きく腕を伸ばす両者、でかーるがスリップしている間にキュアバリエも転倒している。リング脇ぎりぎりの危ない位置から、一回転しつつの起き上がりを図るでかーる。
分けて、残り30秒。体を大きく捻る攻撃を繰り出すキャバリエ、でかーるはここで起き上がりに苦労している、起き上がった、と思ったら、ころんと逆に転んでしまう、なんとかかんとか復帰したところで、ここで時間切れ。
終わってみたら、お互い有効打なしの0-0、引き分けとなりました。
第6試合
レアルタ(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs エレクトロン(芝浦工業大学SRDCチームエレクトロン)
つづいては学生チーム対決、レアルタとエレクトロンの対決です。
開始、まずは強くフックを繰り出しつつ、リング中央を占めるエレクトロン。レアルタの背中を強襲する、スリップ。大きく回転しつつ起きあがり、あれ、起き上がれない。あ、ちょっとひやっとしました。起き上がったエレクトロン、再開、しかし近付いた所に、狙い澄ましてレアルタがストレート。これで1-0に。
さあ、離して再開。一気に近付くエレクトロン、両腕パンチを繰り出すレアルタだが、攻撃の勢いを押し戻されてダウン、これで1-1に。
パンチの打ち合いになった、リング脇ぎりぎりでばちばちと激しい音を立てて、レアルタの腕とエレクトロンの腕がお互いを捕らえる攻防戦、反動で飛び出しそうになったレアルタを、レフェリーが空中でスーパーキャッチ。そのまま復帰させて再開、パンチ、肘を回転させつつの攻撃を繰り出すレアルタ、しかし打撃の勢いが出ていないか、エレクトロン中央に離れた、突進、一気に詰める、打ち合い、復帰、レアルタの攻撃を貰っているがエレクトロンが倒れていない。伸びたレアルタの腕を、エレクトロンがフックで捕らえた、これはそのままリングの外まで吹っ飛びかねない一撃、2-1。
再開からも、猛烈な打ち合いが続く、スピードの乗ったパンチを繰り出すレアルタ、しかし伸びきったところをエレクトロンが狙い、これで崩して3ダウン。3-1でエレクトロンの勝利となりました。
このあとは10分の休憩。
再びKHRクラスから再開となります。
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