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2014.06.05

ペッパーポットがやってきた。(☆☆☆☆)

リンク: ソフトバンク、人型ロボット「Pepper」を発表 -INTERNET Watch.

 ちなみにタイトルは何とひっかけてるのかと言うと、トニーのスーパー秘書のほうじゃなくて、モンティ・パイソンに出てきたおしゃべりおばさん(のキャラ)の皆さんの方です。わかりづらいなあほんとにもう。
 というわけで、本日一番びっくりしただしぬけニュース。ソフトバンクがロボットにいきなり参入、と言うニュースでありました。

 歩行ではなく車輪駆動、主立ったインフォメーションは胸に貼り付けたipadみたいなものに映し出すような感じ。
 そしてコミュニケーションしやすくする、表情を示すための首や顔の光るギミックと。腕や指先がぬるぬる表情豊かなのが気になりますけど、これって身振り手振りでコミュニケーションするのがメインなのか、それとも力とか作業とかわりと出せるのか、気になるところではありますね。

 ちなみにこの機体をソフトバンクと協力して開発したのは、フランスのロボット企業であるアルデバラン・ロボティクスさん。カラフルなヒューマノイドであり、開発プラットフォームでもあるnaoを研究開発されている実績ある会社さんです。
 wikipediaを見ると、2年前にソフトバンクから出資されていたみたいですね。なるほど、これを作っていたのか、と納得。技術力と資金力が協力した結果と言うことでありましょうか。

 個人で購入する、と言うよりも、店舗やショッピングモールなどで、ある程度カスタマイズした上での接客や案内に使われそうな気配はあります。それこそ、ソフトバンクの店舗でデモ展示されるような恰好でしょう。
 企業で購入を考えるのであれば、破格の価格帯だと思いますし。同じようなことを考える企業が多く、多数のペッパーが面で展開していくとしたら。それこそ価格と、同じモデルが世間に多く流通している、と言う安定感(アフターサービスや部品の供給も含めて)も、特に企業にとっては、対抗心と安心感の両方で、後押しになるんじゃないかと思います。
 販売に限らず、リースのような様々な形での供給形態が揃い、例えば下取りなどの出口戦略が揃えば、踏み出しやすさはさらに上がると思いますし、供給元にはそれが出来る馬力があるんじゃないかな、と思います。
 
 それにしても、様々な人に接する機会が増える事で、接客ノウハウのようなものがクラウド経由で面蓄積されていくとしたら…… ちょっと想定できない、面白くもありおっかなくもありそうな気配はありますけども。
 pepperがロボット界のiphoneになるのか、それとも「あったねーそういうのー」とのちのち振り返られる存在になってしまうのか。
 続報を見守りつつ、まずは一回、実物を見物しに生きたいと思う次第です。

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