車道に迷いダートを担ぎ(☆☆☆)
自転車はスポーツカテゴリでいいのかな。
ともかく土曜日におうちにお迎えしました自転車の方。いまだ装備は不完全ではありますが。せっかくの日曜、手に入れたばかりの玩具を玄関先に高く吊したままというのは、あまりにも歯がゆいと言うもの。
生憎どころかとんでもない天候の翌朝。柄にもなく早起きして、アメッシュを睨み睨み。雲の様子を見届けて、いける! このタイミングならきっと! と割り切ったところで。ささっと自転車を出動態勢にして、善は急げ、と出掛けてまいりました。朝7時ちょっと過ぎ、初の自転車興行に出発です。
とはいえ、先程も言った通り、道具もまだ宇完全、ヘルメットもありません(取り寄せ中)。
肝心の本人が道路はどうにも気後れするし、だから車のあんまりいない朝とかの時間帯を狙っていたわけなんですが。これまであんまり意識したことはなかったんですが、幸いなるかな、うちの近所には自転車道がかなり通っており、そこをちょっと乗っていけば、ダム湖の周りを周回するサイクリングロードに合流できます。
車は通りませんから、スピードを抑え、自転車と歩行者にさえ重々注意を払えば、なんとかいけるはず。そんなわけで、自転車道伝いでずっと走ってきた次第です。
自転車道をひたすら進み、一時停止があれば止まる練習、発進する練習。もれなくよたよたしながら、なんとかかんとか、運転姿勢を見いだそうと四苦八苦。
足の先のほうでペダルを保持しよう、と思っていても、気がつくと土踏まずでホールドしてしまっていたり、腕が痺れるほどハンドルに体を預けてしまってたり。
マンホールにびくびくしたり踏切にびくびくしたり、だしぬけに出て来る下りにびびったりしつつ。湖畔の自転車道に合流。このあたりは子供の頃に遠足で来たりしていましたが、こうしてやってくるのは久しぶりです。
自転車道はきちんと整備されていて走りやすいのですが、わざとやっているのか自然とそうなったのか、小刻みな登り下りがものすごく多く、そのたびごとにひいこら言って加速減速ギア切り替え、と、もたもた苦労する状態。途中で息が切れてしまい、追い抜いたランナーの人(もちろん徒歩)に追いつかれてしまうのは、かなり気まずく恥ずかしいものがありました……。
もうひとつ困ったのは、雨がさっきまで降っていたせいで、路面の状態がたいへんによくないこと。全部のコースを走るのは無理だ、と判断して、ショートカットコースに切り替えたのですが、そちらは一部、車道を走る上、未舗装、と言うか土剥き出しの歩道を走らなくちゃいけないところがあります。
ランナーさん達に踏み固められるでもなく、かなりの泥濘状態となった…… しかも若干登りでもある…… 土は、もはや自転車で突破するとか考えられない場所。泥はねもひどいことになるはず。歩いて通っても滑って転びそうなレベルです。しばし考えた末、自転車をひょい、と持ち上げ、徒歩で突破する事に。
途中ランナーさんとすれ違い、道脇に避けて先に行ってもらったりしつつ、なんとかぎりぎり、歩いて突破。やっと舗装路に戻って自転車に乗ったときには、それはもう心底ほっとしたものでした。
ダム湖のまわりをぐるりと廻って、最後に辿り着いたのは、湖と坂下を一望する堤防の上。
湿った風を受けながら、まっすぐな堤防の上をスムーズに横断…… 途中で一回止まって写真撮りましたが…… するのは。これまで登ったり降りたり、曲がったり水たまりを突破したりしていただけに、最後に嬉しいご褒美でありました。道迷って堤防の下に行きかけたのは、なかったことにしましょう。ログ残ってるけど。
そうは行っても、気になるのは空模様なわけで……。
見下ろすとかなり遠くの街並みまで見えていて、これ天気の心配しなくてよかったら、かなり楽しいんだろうなあ、と思っておりました。
帰り道も、かなりびくびくと。これ絶対降られる追いつかれる、と思いながら、はらはらしながら帰宅したのですが。意外や、帰って見てみると、雲はあるものの雨雲はほとんどない状態で。
まだもうちょっと、と、勢い余って、隣の隣の駅の手前くらいまで逆側に走っていったあと。ようやく、もうこれ以上はやめておこう、と思い、帰ってきた次第でした。
帰ってきたら陽がが出てきて、ああ、こりゃもう少し遅い時間にしてもよかったな。と思ったのですが。その後しばらくして波状ゲリラ豪雨が襲来。ああやっぱり朝早くに行って置いてよかった、と。錦糸町で大雨で閉じ込められながら、思ったものでした。
そんなこんなで、自転車生活第一日目。
素振りのように通いたいコースに初挑戦したと言うお話でありました。
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