お次に控えしはブシドーシステム。(☆☆☆)
リンク: ロボット開発ニュース:ソフトバンクがロボット事業で二の矢を放つ、人とロボの橋渡しをする「V-Sido OS」 - MONOist(モノイスト).
なにしろ仕事をしていたもので、記者会見があったことは終わってから気がついた体たらくでしたが、へえー! と言うかええー! と言うか、つまりその、肝心の記者会見の内容がよくわからないという二重の体たらくなのですが(汗。この話の流れからすると、V-sidoが外販されるらしい、と言う事でいいんでしょうかね。
V-sidoと書いてブシドーと読むこのシステムは、アスラテックの吉崎氏が開発したロボット用のリアルタイム制御OS。ロボットを動かす際には避けて通れないソフトウェア的な制御、つまるところはモーションの作成などの省力化のため、機械の塊であるロボットの制御を行う、仲立ち的な役割を果たすシステム。水道橋重工が開発した、amazonで買える(今見たら品切れになってましたが)巨大ロボット、あのクラタスの制御にも用いられているロボット用のOSです。
ホビー用ロボットも含めて、現状のロボットのそれなりの部分は、パソコンに例えれば言わば、マシン語を直で打ち込んでコントロールしているような、匠の技で制御しているような形が多いのではないか、と思います。(もちろん制御用のソフトも多数あり、ホビー用ロボットのキットには、モーションをプログラムするための専用のソフトもついています)。
しかし、AT互換機におけるDOSがそうであったように、ロボットにもハードウェア的な相違を吸収するOSが発生する事は必須であるはずです。サイズも形状も多種多様なハードウェア、つまりはロボットの上でも走らせる事ができる、そんなプログラムを書けるようになるような、そんなロボット用のOSの嚆矢として。Pepperのわかりやすい押しのほうがインパクトは強くはありますが。この「OS」のお披露目が、うまいことこう。5年後、10年後の世界を、変えていくんじゃないかな、と言う。そんな楽しみな予想ににやにやしている昨今です。そりゃもうすごいですよ。変える変える。ごろごろってなもんですよ。もうねこう。
V-sidoのサウンドロゴを、ちょうど、そう、Intelのそれのように。もういいよってくらいテレビで聞く日が来るといいなと。そんなことを思った本日でありました。
記者会見はまだ見ていません。
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