【ロボットイベントレポート】わんだほーろぼっとか~にばる11観戦記【サイコロシュート】
さあ、続いてはサイコロシュート。
サイコロを使っての1on1のサッカー対決、シュートの出目がそのまま点数になると言う思い切った出鱈目ぶりは、今回も健在です。
対戦カードはこれまでの競技の順位によって決まり、実力拮抗の選手同士が戦う恰好になります。
リングにはすでに雪風とテルルがスタンバイ。しかし選手としてA4さんに呼び出しがかかると、A4さんは「テルルどこいった?」と一言。
簡易的な順位の紹介で、STAPサイボーグの健闘に言及される中、「ごまかしとかないですよね」と言われつつ。
さあ、サイコロシュートの試合開始です。
No.4 雪風(シムカ) vs No.18 テルル(A4)
さあ開始、いきなりだ! 開始と同時の強襲シュート、これで5点を雪風が先取。
再開、サイコロを持ち上げたテルルを、そのままリングの外、サイドへ押し出す雪風。再開、サイコロを抱え上げテルルが前進、雪風転落の間にゴールラインへサイコロを落とす。5点、5-5。
再開直後、強烈なファーストタッチで蹴り出す雪風、これは有効にならない、サイコロを挟んでの押し合いへしあいの攻防から、再び強襲のロングシュート、出目は6!
11-5、テルル、サイコロを抱えて離脱を図りますが、雪風の攻撃で転がってしまいオウンゴール、3点。14-5。
テルルがサイコロを抱えて反撃、しかし出目は1。14-6。最後、もう一度の超ロングシュートの構えを見せた雪風の足が逸れ、これで終了。14-6となりました。
No.1 赤風(まつしろ) vs No.7 オサル5号(オサル)
続いてのカードは赤風とオサル5号。「これちょっとずれれば雪風対赤風になったんですけどね」「テルル対オサルでもありますね」と解説席の声が飛ぶ。エクセル様は公平です、とも。
さあ、戦闘意欲満々の両者、あれ、ちょっと足が大丈夫でしょうか。
試合開始。同時に突撃する両者、サイコロを挟んで押し合い、赤風が押していく、サイドに出るか、サイコロがサイドに落ちた。
オサル5号、押され込み気味の状態から、押し合いが続く、サイコロがオサル五号の後方に転がった、キープできない、サイドに逃げた、さらに逆サイドへ、押し合いになっている。
サイコロを挟んでの押し合い。おっと、中央にサイコロが転び出る、赤風が転がった、起き上がる、赤風が転倒して、ちょっと復帰に手間取っている間、オサル5号がシュート、6点。
再開、赤風有利の位置から、蹴り出す、サイドに出た、足首がおかしいか、どうした。時計を一瞬止める。
しかしすぐに、残り11秒から再開。押し合いが続く、サイドに転がしたオサル5号、サイドから攻め上がっていく。
しかしここで時間切れ。シュートは一本ながら6点を叩き出したオサル5号が、6-0で勝利となりました。
No.2 で・か~る(道楽、) vs 助っ人 流血ホワイティ(イガア)
さあ、でかーると流血ホワイティ。しかし問題はですね。
「審判はどうします?」「いや自分でやります」「イガアさんは自分に優しいタイプですか?」「この場合は自分に甘くやります」 なんかすごい展開になってきました。
さすがにそういうわけにはいかないと、いしかわさんが気合一喝。レフェリーとしてフィールドに登場。TOBBYさんが席ひとつずれて解説に入る態勢で、試合スタート。
さあ、でかーる、いきなり押しに入る。いろいろ蹴り飛ばす構えのでかーる、ぐるりと回りながら起き上がる。
転げ回っている隙に、あれ、流血ホワイティもおかしいか、足首をちょっとさわるイガアさん。流血ホワイティはそのままサイドに寄り気味に押していく、シュート、6点。
今度はでかーるが反撃していき、サイコロも体ももろともゴールラインへ飛び出していく。身長に機体をどけて、下の出目は6点。
でかーると流血ホワイティ、激しい押し合い、ホワイティを押していたでかーるが流血押し戻す、サイコロを取られた、しかしコーナーへリングアウト。
でかーるが巻き込み気味にサイコロを落とし、再開、しかしその隙に流血がゴール、出目6点!
12-6、再開からでかーるが独走の構えでまっすぐシュート、しかし綺麗に決まったシュートの点数は出目1。
ここで時間切れ、12-7で流血ホワイティとなりました。
No.14 ヒスイ(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs No.8 W3(人力研究所)
さて、続いてはヒスイとワンダーさんの対決。、「ワンダーさん目が光ってますね」「相手震えてますよ」 確かにヒスイがだいぶぶるぶる振動しています。
ファーストタッチから、ヒスイがサイコロを転がり出す。中央での交錯でワンダーさんが苦戦しているうちに、ヒスイはサイコロから逸れ、リングから落ちてしまう。復帰してから再開、4-0。
再開、中央での押し合い、ヒスイが転んで、復帰している隙に、サイコロを脇で押しつつワンダーさんが進んでいく。ヒスイ追う、これは! ワンダーさんのドリブルを、サイコロを掴み上げてヒスイ止める、そのまま担いで持ち上げ、一気にゴール! 出目は1、しかし見事なカットです。
さらに押された状況から、ヒスイがサイコロを奪った、サイドへとカット。素早い横歩きで回り込み、ワンダーの前のサイコロを奪っていく。
最後は睨みあいになっているうちに時間切れ、試合終了、この試合、5-0でヒスイの勝利となりました。
No.13 梅・小鉢(c4crono) vs No.23 ゼルファー(白風M(しらかぜえむ))
続いてはゼルファーと梅小鉢。開始、中央で押すゼルファー、かがんだ梅小鉢は、下段払いの構え、あれ、これはちょっと不調のようだ。時計を止めて調整に入る。無線のようです。復帰。
再開、横向きのドリブルで仕掛けるゼルファー、梅小鉢がダウンしている好きにサイコロを奪う、ちょっと前に転倒、横歩きでサイコロを押していき、そのままシュート。出目は3点、3-0。
梅小鉢は転倒していましたが、復帰。再開から、アンダースローの構えで腕を振り抜く、サイコロを弾こうとしますが、うまく当たらない。ゼルファーがガードしつつ、サイコロを奪い逆襲に入る、サイドに転がるサイコロ。
再開から、中央へ。横向きに出したサイコロを、背中から押す構えのゼルファ、残り5秒、ここで大きく足を開いて沈み込んだゼルファー、咄嗟の動作で足をぶつけて、サイコロをぎりぎり転がして、出目が6!
9点のゼルファー、9-0の勝利となりました。
No.16 RB-2000(BOLT-NUT) vs No.12 ガングリフォン(koba)
RBとガングリフォンの対決です。
開始、まずまっすぐ突っ込むガングリフォン、サイコロが横に転がる中、RBが転倒させられる。戻ってサイコロにかかるグリフォン、RBがサイコロを小脇に抱えたが、起き上がっていこうとしたところで転倒。サイコロを離してしまう。
展開はRBが押し込まれ不利、グリフォンが押し込んで行くが、絡んだ、両者絡んだところから分けてしいきあ。 コーナー、再び絡まって転んでしまう。回り込むグリフォン、サイコロの後ろにつけた、RBを正面から押していき、躱してそのままシュート、出目は…… 1!
1-0から、RBのシュートチャンスを、体ごと飛び込んで阻止するRB。ここで時間切れ。1-0でガングリフォンの勝利となりました。
No.26 STAPさいぼーグ(ぴしい) vs No.15 Fugaku(ぱぱっち)
さあ、先程の試合のときからなんか企んでいた様子のSTAPサイボーグチームなんですが、一体なにをしてく………… あれ?
STAPサイボーグが、なにやらすごいことに。ガワを被せてサイコロ状態になっています。「ぱぱっちさんやりにくいだろうなあ」「これ面白いことしないとダメですか」とぱぱっちさん。
さあ開始、サイコロを無視してSTAPにのしかかるフガク、そのまま転倒してしまう。復帰、スタップサイボーグはゴールの手前にサイコロを転がす。サイコロのほうを確保したフガク、しかしその隙にSTAPサイボーグはちょこちょこと、自らゴールに転がり込む。しかし転がったSTAP、サイコロの面がないところが上になってしまう。
「これ…… 0点?」 ぱぱっちさん、サイコロを狙うのかサイボーグを狙うのか迷っている、最後はフガクがサイコロを蹴りだそうとしてしたところで時間切れ。
これ一体、0-0なのか1-0なのか、と言う話になりましたが、イガアさんのジャッジにより1-0ということに。いろいろ企んだSTAPサイボーグの勝利となりました。
No.21 ROBOXERO(ZERO) vs No.9 ハクリュウ(アキツカ)
「噛み付きすると出場停止になるから」とW杯ネタでいじられつつ、ハクリュウ登場。試合開始、体を左右に振るハクリュウ、腕を上げて、そのまま転がるロボゼロ。ハクリュウは屈んで、口を開いて…… サイコロに噛みついて、そのまま持ち上げた!
そのままサイコロを咥えてロボゼロに突っ込んでいくハクリュウ、ロボゼロは調子がよくないか。ハクリュウがゴールへとサイコロを運んで行く間に。タイムがかかる。
時間を止めて、シュート寸前で整備待ちとなるハクリュウ。修理ののち、再開、このあいだずっと咥えていたサイコロを、再開と同時に口から離す。しかし放り出したサイコロの出目は…… 1。
ロボゼロは赤外線操縦のようで、うまく反応してくれていないようです。ハクリュウは待ち構える構えから、正面から入り、「匂いかがれてる」「ジュラシックパークにこんなシーンありましたよね」と言われている中、両者が同時にアピールしたところで時間切れ。1-0でハクリュウの勝利となりました。
No.3 メカコーギー(たけい@こぎ) vs No.19 くろがね(B作)
さあ、続いてはコーギーとくろがねの対決です。「工事現場のおじさんと犬みたいですね」「幼稚園児みたいですね」と言われ散る中、開始。
正面からの押し合いで、サイコロがそれたところを一気に横歩きで押し込み、コーギーが3点。
再開、くろがねが押していったサイコロに追いつくコーギー、サイコロはゴールラインぎりぎり、このままではオウンゴールになってしまう。くろがねはコーギーに殴りかかるが、反動で転んでヘルメットが半分取れてしまう。この隙にサイドに逃がして、仕切り直し。
正面から睨み合いの両者、しかしくろがねが転倒している隙、コーギーが6の目のままのサイコロを押していく、転がったところで出目は5。8-0。
最後はなにやら妙な軋みのようなものが聞こえてくる中、睨み合いで時間切れ、8-0で終了となりました。
No.17 MG(Zak) vs No.20 虎胤(芝浦工業大学ロボット技術研究サークル)
続いてはMGと虎胤の対決。MGのほうが頭ひとつ以上大きい感じ。
開始、まずは虎胤が押していく、MGが下がって待ち構える。投げの構えで足を広げて近付く虎胤、MGが後退しつつ、サイコロをサイドへ逃がす。
仰向けに倒れた虎胤、ゴール前でゆっくりとした押し合い、浅い頃はサイドへ、睨み合い状態で再開。
MGが押していく。裏に回った虎胤、残り30秒、しかし躱して、ゴールへのラインはクリアしているが、MGシュートができるか、残り1秒、最後の最後でドリブルコースから自分がそれ。そのままゴールラインから倒れる!
あー、と言う声が飛ぶ中、時間切れ。0-0の引き分けとなりました。
No.25 Vespine(小型ロボット製作所) vs No.24 初代タイガーろぼっくま(上田)
さて、ヴェスパインがちょっと調整に苦慮しているようですが、……え、イガアさん采配の初期配置がすごいことに。ろぼっくまがかなり押し込んでいる状態から開始です。
ゆっくり、ゆっくり、とサイコロを運ぶろぼっくま、徐々に、着実に押していく。横からヴェスパインが妨害に入り、カットに入るも、そのままゴール! 2点。
再開の配置、今度は逆に、ヴェスパインが圧倒異的に優位の配置で再開、回り込むようにろぼっくまを躱し、そのままゴール! 6点
6-2、今度はまたろぼっくま優位で再開、と思ったら、ヴェスパインの調子がおかしい。配線が抜けてしまった、と言う事で、時計が止まる。
調整して、再開。徐々に徐々に、ものすごくゆっくりとサイコロを押していくろぼっくま。腕を振り上げ、ちょい、とサイコロを転がし、これがゴール。出目は5。
ここで時間切れ、スコアは7-6。ろぼっくまの勝利となりました。
No.6 たかろぼ(原毅(はらたかし)) vs No.22 RAIRE(T.Braian)
さあ、身長差の大きく違う最後の対決。
開始、まずたかろぼが一礼…… いや、違う。違った、大きくおじぎをした構えから、眼前のサイコロを持ち上げ、持ち上げて転がした! その反動で後ろに転倒してしまうたかろぼ。転がったままのサイコロに、徐々に徐々に近付くライレ。
サイコロに辿りついたライレがドリブルをしていくが、その前にたかろぼが壁のように立ちはだかる。やや調整したたかろぼ、しかしやや斜め方向にドリブルを繰り出し、ライレ、しかしたかろぼを抜けきれないまま、ここで時間切れ。
最後の試合、これは0-0となりました。
さて、これでサイコロシュートは終了。
続いての競技キューブは、15時30分からの開催となります。
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