【ロボットイベントレポート】わんだほーろぼっとか~にばる11観戦記【決勝トーナメント】
さあ、最終トーナメント。
上位四機による直接対決で、本日の優勝者が決定することになります。最終フェイズ、あと四試合です!
「私決勝戦見る野初めてなんですよ、いままでは商品のふりわけしてたんで」といしかわさん。「天気もいいですしね」「天気の話はしないで」ともいしかわさん。実行委員長が自らいじられる中、いよいよ試合開始です。
準決勝第一試合
No.4 雪風(シムカ) vs No.7 オサル5号(オサル)
試合に先立っての、意気込みのインタビュー。朗々と意気込みを語るオサルさんに、「オサルさんも大人になりましたね」としみじみコメント。
さあ開始、まずは仕掛ける雪風、背中に廻るオサル5号に対し裏拳を繰り出すが、背中から掴んでオサル5号が崩す、引き倒して1ダウン、1-0。
再開、接敵、今度は後ろに回り込んだオサルに体し、雪風鋭い裏拳が飛ばす、オサル5号が飛んだ、これで1-1。
再開、踏み込みを伴う突きを繰り出す雪風、しかし仕掛けたところをオサルが掴みに行く、胴体をがっちり掴まれてしまった。再開、離れた位置から、大きく胴体と腕を伸ばしてぐうっと掴みにかかるオサル5号、しかしこれうはどうだ、左右に移動しての攻撃、交錯した一瞬に雪風が足首を狙う、1ダウンを奪った、これで2-1に。
交錯しつつの攻撃の打ち合い、最後は交錯ざまに雪風が一撃、これでリングの外までオサル5号が滑り出て、これで3-1!
雪風がオサルを下し、勝利を収めました。
このオサル5号は皆さんから貰ったサーボでできている。受験も終わり、これから戻ってきて巻頭ロボット練習会で頑張りたい、とオサルさんでした。
準決勝第二試合
No.23 ゼルファー(白風M(しらかぜえむ)) vs No.18 テルル(A4)
続いてはゼルファーとテルル、ショーマンシップ溢れる選手同士の対決です。
「ほんとは今日はランブルの三連覇を狙っていたんですが、ここまできたらやるしかないと思っています」と白風Mさん。「写真を撮るなら今しかないです。五体満足の最後のシーンです」とA4さん。
さあ開始、テルルが前進、腕を振って誘う、首を横に振る。さあ真っ正面、ゼルファーの両腕パンチに、両腕パンチで対抗するテルル、叩き合い、と言うか、近距離での腕の繰り出し合い、テルルがすたんと倒れる、これで1ダウン。1-0。
横から押していくテルル、腕を横に崩す、ゼルファーと腕が交錯した。あぶね、とA4さんの声が飛ぶ、ぶつかり合いで衝突、これはスリップ。
横突き、腕をk売り出し、攻撃を攻撃で凌ぐテルル、これは、ゼルファーと移動しつつの攻撃、接近しざまに胸板に一発入れて、ゼルファーからダウンを奪う、これで1-1。
テルルが有利になったか、やや離れた距離、テルルが移動し、ゼルファーが追う、駆け寄りざまの一撃を繰り出すテルル、ゼルファーが倒れる。
左右に機体を振るテルル、近付いていった、ゼルファーの両腕パンチ、横パンチ、背中から近付いていく。ゼルファーの横突き、一撃するテルル、ゼルファーの構えのやや外から叩く、これはどうだ、ゼルファーが姿勢を崩すが、これはスリップ。
横から近付くテルル、やや遠い距離、リング脇に追い込んでいく、残り10秒、左右に腕を広げてパンチ、ゼルファーが乗り切った、ここで時間切れ。
1-1のまま、延長戦に突入します。
さあ、テルルが電池を交換し、ここから延長戦です。延長は3分、最初にダウンを奪った方の勝利となります。
開始、さあ、テルルがなぜか敬礼を切ってから開始。回り込みつつ接近するテルル、ゼルファーも回り込み、まるで渦が二つ廻るような恰好。一撃、テルル倒れる、これはスリップ。再び旋回しつつ、横突き、耐えるゼルファー。
これは、綺麗に入った。移動しつつ懐に飛び込んだテルル、至近距離から、胸板やや下に一撃、これでゼルファーが吹き飛び倒れてダウン! これで延長戦を制し、テルルが決勝に進みました。
さあ、続けて三位決定戦です。
三位決定戦
No.23 ゼルファー(白風M(しらかぜえむ)) vs No.7 オサル5号(オサル)
インターバルなく三位決定戦、開始。
まずは中央を占めたのはオサル五号、腕を突き出して突進する。ゼルファーと絡むがスリップ。大きく下がって、後ろに旋回攻撃を繰り出すオサル5号、ゼルファーが凌ぐが、しかし向き直る隙に大きく接近する、ゼルファーが腕を振るのを回避する、かいくぐって掴みに入り、掴んで横に引き崩す、これで1-0。
再開、今度は後ろから接近したオサル5号が、ゼルファーをキープ。なかなか崩せない、ようやく倒したが、これはスリップになった。再開、ゼルファーの投げを躱したオサルが踏み込んで一撃、ゼルファーを仰向けに倒し、これで2-0。
再開、あっと、なにか変な音がしているが大丈夫か、転倒から復帰した拍子にがちんと音とが聞こえた、オサルの攻撃を胸板で受け、押し戻したゼルファーがダウンを奪い返す、2-1。
残り1分、胴体を掴んで投げかかるオサル、一旦投げかけ、逆側に転がしますが、これは有効とはならない。
しかし最後に掴みにいったオサル5号がゼルファーを掴み、そのまま引き倒して崩す
これで3ダウン。これでオサル5号が三位となりました!
さあ、いよいよラスト。雪風とテルルの対決となります。
「決勝戦て棄権できないんですか」と、意気込みを語るA4さん。
決勝戦
No.4 雪風(シムカ) vs No.18 テルル(A4)
さあ開始! 中央に占める両者、横突きを繰り出すテルルに、いきなり豪快な前蹴り! 強烈なキックで吹っ飛んだテルル、これで1ダウン、1-0。
大きく踏み込んで踵落としを仕掛ける雪風、屈み込んでの両腕突き、次々と違う打撃を繰り出す雪風、前方への蹴り、ぶんと振り上げる、テルルを捕らえ切れていないが、横に倒した、これはスリップだ。
回り込もうとするテルル、これは、真正面から入った、雪風の蹴りに、吹っ飛んで後方に倒れるテルル、2-0になる。胸が半分空いてしまった、とA4さん。接近しつつ仕掛けていく、これは、胴体へ薙ぎ払いを入れたところに、足下に一撃を貰って転倒するテルル、これはスリップと言う判定。
再開、近付いていく、蹴った、これはスリップ、しかし腕を繰り出した雪風の腕先を、テルルが掴み、引き崩す、これで2-1。
転んだ雪風の横に立ち、さらにちょこんと、追い打ちの蹴りを入れる雪風。雪風はダウンしたまま、このまま時間が終了。
試合終了、カウント2-1で勝利。しかし起き上がらない雪風に、「これ起き上がれなかったら負けになりますよ」とレフェリーのイガアさんの宣言。あれっ、とA4さんが一瞬喜色を見せたところに、雪風がぐるんと復帰。
これで雪風が起き上がったことで、勝利が確定。最終トーナメント戦を経て、雪風の優勝となりました!
「みんな見て手足がついてる! 俺の勝ちだ!」とA4さん。優勝のシムカさんは、あと一回の優勝で殿堂入りとなります。
さて、これにて全競技終了! 優勝は雪風、準優勝はテルル、三位はオサル5号となりました。
写真撮影のあと、このあとは表彰式となります。
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