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2014.08.16

【ロボットイベントレポート】ROBO-ONE甲信越大会観戦記【決勝・準決勝~決勝】

 さて、引き続いて準決勝戦です。

準決勝第一試合
オベリスク vs クロムキッド

 さあ、つづいては準決勝戦。しかしこれは、本大会の決勝戦であっても決しておかしくないカード。クロムキッドとオベリスクの対決です。
 開始、さあ横向きに接近する。先にオベリスクが仕掛けた、クロムキッドが転倒。これはダウンではなくスリップ。両者分けた。離れたところで,今度は慎重な攻めに変わる、腕のぶつけ合い、これはスリップだ。
 オベリスクが攻撃を仕掛けたが、胸板に当てただけで崩れた。再開、左右離れたところからの突き、突いた腕を、ぐっと上に伸ばしたオベリスク。回り込むクロムキッド、これは、一瞬で弾かれたクロムキッドがダウンを失う、1-0。

 再開、横へ通り過ぎ戻って来る、突き崩しかけたが耐えるクロムキッド、離れたオベリスクに接近していく。攻撃と同時に捻り込む攻撃、これはどうだ、交錯から、クロムがオベリスクの腕の出がかりに当てて崩した、1-1。
 今度はオベリスクがダウンを奪う、2-1。離れた。オベリスクが攻めかかる、腕を弾いた。今度はクロムキッドがオベリスクの懐に飛び込む、攻撃を出した後を崩す、2-2。
 さあ近付いていく、下がって攻撃を躱す両者、オベリスクの攻撃範囲ぎりぎりを下がって躱し、クロムが接近するか、下がった、外した。これは腕同士がぶつかってもつれるように倒れる、スリップだ、2-2のまま、離れて再開。
 一気に駆け寄る、オベリスクの攻撃を下がって躱すクロムキッド、スリップしたところで、一寸時間をかけてクロムが復帰。割り込んだ、クロムが背後に迫る、しかしオベリスク離れた、スリップ。
 クロムキッドが離れるように復帰して、あれ、どうした、あっと、起き上がりに苦労したクロムキッド、残り2カウントで復帰。
 横向きいに接近する両者、これは入った! クロムの動体にオベリスクの腕が突き刺さり、そのまま押し崩してダウンを奪う! これで3ダウン目。3-2でオベリスクの勝利となりました。

準決勝第二試合
ガルー vs ガーゴイルキッド

 さあ準決勝第二試合は、ガーゴイルキッドとガルーの対決です。
 中央に進み出た両者、さあ、試合開始、入りはまずは慎重な攻め。横に歩き、横に角度を変えた、中央、まだちょっと遠い。近付いた、同時に腕を繰り出す。さあ中央に寄せてきた、まだ打撃は出ないか、これはうまい、ガーゴイルの出した腕を掴んで、くるりと半回転、1-0。ガルーがダウンを奪う。なるほどうまく入るとこうなるんですね。
 再開、小競り合いから接近、腕を打ち上げる、やや離れた。睨み合いから詰めた、一気に詰めて突きの打ち合い、これはうまい、打ち合いから、先にガーゴイルに打たせて後から持ち上げる、2-0に変わる。
 下から突き上げるガルー、これは、今度はガーゴイルのハサミがガルーの腿を掴んだ、倒して、これで2-1に。
 さあ接近から、腕を振り上げつつ睨むガルー。ガーゴイルが遅れてぶつかったが、これはスリップ。ダウンにならない。左右に機対を振る、睨み合いが続く、さあ同時に打ち上げた、攻撃、腕同士がぶつかる。ハサミを開いて掴みにかかる、お、これは、ガルーの腕先をガーゴイルが掴んでしまった。掴みっぱなしでスリップ、崩れる、スリップに。
 最後は交錯ざま、ガーゴイルの体が移動で浮きかけたところに追撃を一発、これで3ダウン。
 ガーゴイルキッドを破り、ガルーの勝利となりました。

敗者復活戦(敗者復活戦勝者)
シンプルファイター vs ニュートリノ

 さあ、シンプルファイターとニュートリノの勝負。「先生対決です!」とコメント、言われて見れば確かにそうです。シンプルファイターが最後まで慎重に調整のあと、構えた両者。試合開始です。
 開始、中央でぶつかりあう、いきなり仕掛けたニュートリノ、背後に回り込んだ恰好で肩で突き上げ突き崩す、1-0。
 再開、やや遠い距離からニュートリノが正面に、接近、下がったシンプルファイター、転倒したニュートリノが復帰。離れた場所で試合再開、ぐうっと近付いたニュートリノ、これは、やや遅れて倒れた、シンプルファイターが倒れる、ダウン、1-1に。
 両者交錯、スリップ、ニュートリノの頭が取れてしまった。大丈夫なんでしょうか。頭をぶら下げたままで続行、シンプルファイターの打撃で、ニュートリノがダウン、これで頭が完全に飛んでしまった。ケーブル一歩でぶら下がっております。試合再開から、ダウンを奪い返す、2-1。
 最後は競り合いから、中央での激突、両者同時にスピンするように攻撃がぶつかり合い倒れる、これはどちらのダウンになるのか。ニュートリノのダウンだ。
 シンプルファイターがニュートリノを下し、3-1。シンプルファイターの勝利となりました。

敗者復活戦(準決勝試合敗者)
クロムキッド vs ガーゴイルキッド

 続いての対決は、クロムキッドとガーゴイルキッドの対決です。両者これまで連戦だけに、時間をかけてしっかり調整のあと、リングに登場です。
 開始、まずは横にやや向き直り攻め込んだクロムキッド、正面突き、腕を振り上げての小競り合い。まずはダウン、これは横向きに歩み酔って、胴体に引っかけるような恰好で通りざまに1ダウンを奪う。1-0。
 再開、睨み合いから、やや距離を置いて、見えない壁を挟むように睨みあう。向かい合った、腕を振り上げての応酬、最後に向き直り当てた、2ダウン、2-0。
 腕を突き出し合う、これは倒れたがスリップ。遠くに分けて再開、横向きで睨むガーゴイル、アッパーを繰り出すクロム、下がったクロムキッド。バックから、叩き合い、衝突した、脇に入れる恰好で掴み崩す、ガーゴイルが1ダウンを返す、2-1。
 再開、やや遠い距離。大きく回ってリングを使うガーゴイル、スリップ、再開。クロムが詰める、胸板への一撃を凌いだクロム。一瞬しゃがんでからの急襲、離れた、再び近づく両者。打ち合ううちに背後に回り込みかける。
 徐々にコーナーへと追い詰めていくが、ここでスリップ。リング中央まで戻す。やや間合いに注意を伺いつつ、中央での激突、これはガーゴイルがダウンを奪った。2-2。掴み投げだ。イーブンになった。
 再開。慎重な攻めから激突、ちょっと浮いて一瞬静止する、腕を両者引き揚げた。徐々にクロムキッドが追い詰めていくが、ガーゴイル躱して、これは、遅れて繰り出したガーゴイルの攻撃に、クロムキッド重ねてさらに一撃、これで3-2、3ダウン。
 ガーゴイルキッドを下しての、クロムキッドの勝利となりました。

 さあ、ちょっとインターバル。休憩時間。
 三位決定戦の5分前、先程も登場したダンスロボット・シゲちゃんによるようかい体操第一が行われます。
 さあ、MCのあと三位決定戦が行われます。「三位決定戦の賞品はウコンの力です」「会場ではお父さんばっかり喜んでますね」と。さあ呼び込みのあと、試合開始です。

三位決定戦
シンプルファイター vs クロムキッド

 奇しくもこの組み合わせは、一回戦第二試合のカード。同じの組み合わせの試合が、ここでもう一度再現です。シンプルファイターとクロムキッドの対決が、再度三位決定戦で行われます。
 開始、まずは横向きに突っ込む両者、向きを変えて、両腕を突き上げる両者。お互い横向きに突きを打ち合う、ほぼ同時のタイミング。やや離れた、スリップから牽制で突き上げるクロムキッド、ややスリップが多いか。待てを取られがちな両者。起き上がった、再開。横向きにかすめ合う、ぶつかりあった、これはダウンだ、クロムキッドを仰向けに倒し、シンプルファイターがダウンを奪った。1-0。
 大丈夫か、大丈夫でしょうか、クロムキッドが起き上がれない。復帰できない、大丈夫か、あっと、シンプルファイターが近付いた、近付きすぎてしまった。シンプルファイターにイエローカードが出て、クロムキッドがここでタイムを申請し、1ダウンを失って調整に入ります。
 かなり細かいところまで分解している感じなんですが、大丈夫なんでしょうか。ぜのさんも心配そうに覗き込みつつも、一方でシンプルファイターのバッテリの様子を見ております。さあ、どうやら治ってきたようだ。これで2-0から、再開です。

 さあ、横歩きで突っ込んで行ったクロムキッド、待ち構えるシンプルファイター、腕をすり抜けて追撃、ここでスリップしてしまう。シンプルファイターの打ち上げ、耐えた、反撃するが、スリップ。
 踏み込んでいく、腕を振った、腕を振り上げて打撃、これは、のしかかるような攻撃で仰向けに倒した。これで2-1。クロムが返した。
 再開、腕を突き上げる、やはりクロムちょっと安定が悪いか、逆立ちをするような恰好で復帰した。遠い距離から、再開、近付いた、かなりまずい距離、投げのモーションで回避したクロムキッド、スリップ。横歩きで正面、分けた、再開、お、これは。シンプルが伸ばした腕の,伸びきったところを捕らえて崩した恰好、2ダウン。2-2。
 シンプルファイター崩れるが、これはスリップ。分けて再開、近付いた。横向き、しかし崩しきれなかった、真横に捕らえたシンプルファイターだが、これをクロムが耐えた、行った! 足首に引っかけたクロムキッドの攻撃が、一気にシンプルファイターをひっくり返して3ダウン!
 3-2、2ダウンからの逆転劇で、クロムキッドの勝利となりました。

「イエローカードを取られなければ勝てなかったんだけれどー」と、塩を贈ったぜのさんのコメントでした。……あ、甲州っぽいですねこれ。

決勝
オベリスク vs ガルー

 さあ決勝戦は、関東の狼ガルーと、一回戦の宣言通り、決勝まで上がってきたオベリスクの対決だ! 芝浦工大伝統のハチマキ気合入れを済ませ、さあ両者リングイン。試合開始です。
 開始、さあ横向きに突っ込んでいくオベリスク、待ち構える構えのガルー。静かな睨み合いから、腕の突き上げに、打ち合い、下がる、間合いの探り合い。静かな展開だ、ちょっと動いては止まり、睨み合いになる。腕を振り上げ、下がる、リング脇から同時に腕を振り上げる、やや遠い間合いを維持する。
 オベリスクが下がってから 突進した、あっと、これは入った! オベリスクの持ち上げに弾かれた、ガルーが倒れる、1-0、再開。
 もう一撃貰って、ガルーがスピンしかかるが、踏み留まった。持ち上げる、ガルーが凌いだ、接近して打ち合い、ガルーが徐々に押していく、一旦下がって仕切り直す、遠い間合いになった、近付いた。一撃、これを躱した、下から打ち上げる。交錯、腕先の掴み合いに、あっと、腕先を広げての突き、ややバランス崩し賭けたが、オベリスク復帰した、スリップ。両者スリップからの復帰。戻った、再開。
 さあ遠い距離から、慎重に距離を詰める両者、打ち合い、ガルーが手数を増やしつつ押していく。振り上げる、切り上げを貰ったガルー、腕がぶつかりあう、肩がからまった、これはスリップ。
 あれ、どうした。スリップしたガルーが起き上がれない、大丈夫か、……あー、起き上がれない。カウント、ナインまで粘ったところで、タイムを宣言した途端にガルーが復帰。レフェリーの診断で、さっきのタイムはなかったことになりました。
 さあ、打ち上げ、しかしこれは! 完全に持ち上がった、胴体が浮いて落ちた、これで2ダウンになった。2-0。
 ガルーが追い込まれている、打ちこみから崩れかけたが、これはスリップ。
 攻め込む、あー、これは、腿から打ち上げる攻撃が入った、これで3ダウン。

 終わってみれば3-0、オベリスクが3ダウンを奪い、勝利となりました!

 このあとは表彰式となります。

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