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2014.09.20

【ロボットイベントレポート】第25回ROBO-ONE観戦記【一回戦】

 さて本日はROBO-ONE本戦、決勝トーナメント格闘四十八番勝負なのですが…… すいません遅刻しました!
 出遅れたので会場着がちょっと遅刻。もうすでに西村代表のお話が、始まって終わっておりました。

 そんなわけで決勝戦のレポート、いきなりしょっぱなから試合からです。一回戦は16試合、その勝者が二回戦でそれぞれシードの16選手と戦い、ベスト16を決定します。ちなみに前回までは予選順位で組み合わせ&シードが決まっていましたが、今回は特にそういうことはありません。ランダムで組み替えになったようですね。
 というわけで、早速の一回戦からです。

一回戦第1試合
No.70 らいお(神戸市立科学技術高校) vs No.94 鳳仙花(木下@ID61)

 開始、まずは中央を先に占めたのは大柄ならいお、鳳仙花がやや下がりつつ当たっていった、ぶつかった。鳳仙花、歩く途中のポーズでそのまあ倒れる、スリップ。
 転がり直して起こり直そうとする鳳仙花、「まちがえた!」と言う声が木下さんから飛ぶ。長いナインカウントのあと、復帰。正面に立ったところをらいおが狙う、ばしりと倒して1ダウン。1-0。
 復帰した鳳仙花、後ろ向きに接近して向き直る、らいおがワンツーを当てて倒した、これで2ダウン。2-0。
 ファイト、横向きに追いかけるらいお、鳳仙花がリング脇へ逃げていく、追いつかれてしまった。
 追撃の三発目で3ダウン、3-0で、らいおの勝利となります。

一回戦第2試合
No.174 エレクトロン(芝浦工業大学SRDC) vs No.189 Frosty(FrostyDesign)

 第二試合、さあハチマキ隊長がやってきました。芝浦工大チームの一番手はエレクトロン。対するはROBO-ONEのスピードスター、フロスティ。
 ……なんですが、選手がまだ来ていないようで、この試合は後になります。

一回戦第3試合
No.190 MAXIMUM JOKER(電気通信大学 ロボメカ工房OB) vs No.89 EXAM(日本工業大学ロボット創造工房 EXAM班)

 先に行われることになったマキシマムジョーカーとエグザムの試合、なのですが、現在ちょっと選手の呼び出しが行われております。
 さあ紫のボディ、マキシマムジョーカーと、日本工業大のエグザムの対決です。マキシマムの方がやや大きいか。真横に構えたマキシマム、横歩きで接近し、正面に滑り込んで正面攻撃を放つ。ちょっとまだ遠い。両腕突きを繰り出すエグザム、しかし横から崩されダウンを奪われる。1-0。
 再開、徐々に近付く両者、体当たりをしてしまうジョーカー、離れて向きを直す。素早いパンチで攻勢にするエグザム、正面突き、おかわり、これは自分がスリップ。
 横歩きで回り込みを図るジョーカーに対し、スリップしてしまうイグザム。横歩きで接近、突っ込みざまの一撃。ダウンとなる。2-0。
 離れた位置、イグザムが徐々に左右に機体をずらしていく、横から突っ込みざまにジョーカーが一撃、これで3ダウン。
 3-0、マキシマムジョーカーのストレート勝利となりました。

一回戦第4試合
No.120 ゼムネス(ロボゼロ部) vs No.95 Gargoyle KID(吉田ファミリア)

 続いての勝負は、ファミコンロボット・ゼムネス。ロボゼロ部はぱぱっちさんがセコンドについています。続いて足首の掴み避けもがっしりした、バトル仕様のガーゴイルキッドの対決です。
 両者大きさの差はかなりのもの。ゼムネス最初から前後逆の構え、後ろ向きです。背面から接近して行く、横にパンチ、ガーゴイルが大きく跳ねて回り込む、パンチ、スリップしたところにガーゴイルのパンチが遅れて入った恰好。スリップ。
 再開、フックで接近するゼムネス、しゃがんでガード、ガードの上から叩くガーゴイルですが、ゼムネス弾き飛ばされたものの倒れない。しゃがんでガードを固めるゼムネス。肘打ち、足を大きく広げてキック。このキックにレフェリーから注意、キックは自分の足よりも高い位置ではないと無効となるそうです。レフェリーチェックの際、テストのキックで起き上がれなくなってしまったゼムネス。神の手で復帰。
 接近するガーゴイルに対し正面突きのゼムネス、スリップ。ガーゴイル回り込んだ、フック、胸板に入った! 軽く吹っ飛んだゼムネス、1ダウン。1-0。
 再開、ガーゴイルが突っ込んでの攻撃、見事に吹っ飛んだゼムネスですが、これは横攻撃ということで無効になる。しかし再開直後、横跳びに飛び込んでガーゴイルのフックで吹っ飛び、2ダウン。2-0。
 最後はリング脇に追い詰められたゼムネスが、そのままリングから落ちてしまう、これで3-0。リングアウト決着、この勝負はガーゴイルキッドの勝利となりました。

一回戦第5試合
No.11 MP-01A3 Frau(Prototype) vs No.114 コビス(ビスコ)

 続いての勝負は、肩パーツもかっこいいフラウと、改造KHRコビスの対決です。
 開始、のしのしと中央に寄るフラウ、コビスは真ん中へと進み、足をやや広げての構えを時々取りつつ前進。待ち構えるフラウが突っ込んだ、両腕パンチを繰り出すコビス、両者スリップに。
 大きな動きでフラウが復帰。詰めていく、正面突き、見事に腰に入った、コビスが崩れ1-0。
 再開、フラウが下がってから中央に、横歩きでコビスを追っていく。コビスが中央に逃れた、フラウがスリップ。復帰。肩のフレームは、あれは起き上がりに使ってるんですかね。次よく見てみます。中央で交錯、パンチ、コビスが走って逃げ切った。横パンチ、あっと、ここでレフェリーから注意。フラウの横歩きが、しゃがんだままの移動になっていると言う指摘が。
 正面歩きで追い詰めるフラウ、大きく肩の羽根を広げながらの攻撃、これで2ダウン。2-0。
 その場ジャンプを一発、復帰するフラウ。コビスがぐるりと円を描くのを、フラウが回転しつつ追い詰める、近い、正面突き、耐えた。ブレイク、絡んでしまった。試合を止めて、両者分ける。
 ブレイク開け、両者復帰。残り1分を切ったところから再開。フラウが正面から突っ込み、前方突き。あっとこれは有効じゃないと言うジャッジ、続行です。
 コビスが下がる、突っ込んで言った、正面から向き合い、コビスの投げの構え、掴ませないフラウ、正面攻撃、凌いだ、再び離れたフラウ、攻撃のチャンスを狙う。スリップになる。最後の1ダウンがなかなか奪えない。
 コビスが両腕パンチからの投げ、ここで時間切れ。2-0、フラウの勝利となりました。

 あ、選手大丈夫そうですね。ここで第2試合です。

一回戦第2試合
No.174 エレクトロン(芝浦工業大学SRDC) vs No.189 Frosty(FrostyDesign)

 そしてなんともインパクトの強いデザインの機体同士の対決。芝浦チーム名物の気合入れも済み、試合開始です。
 フロスティがやや斜めに腰をかがめた恰好、中央に寄っていく。エレクトロン、フロスティと交錯、転倒、なにかほこりみたいなのが飛んだ気がしますが、ともあれゆっくりと復帰するフロスティ。前後逆に突っ込んでいったエレクトロン、腕をひねりつつのパンチ、これが入ってフロスティのダウンとなる、1-0。
 立ち上がれるか、途中まで時間をかけましたが、跳ねるような素早い起き上がりで復帰したフロスティ。きびきびと歩いてリング中央からリング脇まで移動していく、これはどうした、様子がおかしい。フロスティの足がずっと動いたままだ、復帰、リング脇ぎりぎりでずっと足踏みをしている、復帰したがが、しかしまだなお足踏みが続いている。そのまま転落、リングアウトしてしまう。2-0。
 ちょっとフロスティデザインさんが機体の中の様子を見ております。無線かなにかでしょうか。あれ、どうしたんでしょう。電源が入らなくなってしまったようです。2ダウンなのでもうタイムも取れない、復帰できるか、無線が通じていないか、コントローラーが反応していない様子。エレクトロンは中央で待ち構える。復帰できないか、これはいけない、あ、立ち上がった、再開です。
 しかし残りすでに2秒。試合再開と同時に時間切れ、2-0でエレクトロンの勝利となりました。

 レフェリーから代表に、ルール確認が行われております。

一回戦第6試合
No.99 automo 08(Badge)(holypong) vs No.173 オベリスク(芝浦工業大学SRDC)

 続いての対決は、予選46位通過のオベリスクと、ホリポンさんの新型オートモバッジの対決です。…………あれ、なんか調整してますけども、あ、コントローラーに電池入れてたんですかね。無線トラブルのようです。動いてはいるようですが……
 ちょっとこの試合、後に回されます。

一回戦第7試合
No.2 BJ05 ASURA(大同大学OB) vs No.107 Neutrino-Nero(飛騨神岡高校)

 さあ見応えのある大型機同士の激突、気合入れ充分のアスラと、飛騨神岡チームの先鋒・ニュートリノネロの対決です。
 さあ開始、両者勢いよく中央に、横歩きでで滑るように接近するアスラ、ネロも中央に持ってきた、横歩きで左右に機体を振りつつ詰めていく、正面突き、瞬時に姿勢を沈めるアスラ、二発目、勢い余ってスリップになった。
 復帰。中央に陣取るアスラ、ネロが睨む、近付いて言った、打ち合い、両者スリップ、やや軸がずれたか、徐々にアスラが詰めていく、時計が動いていない、と言う指摘が飛ぶ。あー、これは入った。ニュートリノが腕をねじ込みアスラを持ち上げる、1-0。
 再開、両者中央に、ハイキックを繰り出すアスラ、しかしこれはネロに当たらなかった、 あー、ハイキック二発目、その瞬間を狙われてカウンター。アスラ、2ダウン。
 振り上げるネロ、その隙に詰めていくアスラ、正面突き、諸共に崩すような恰好で、2-1に変わる。
 左右に機体を振りつつ、やや遠い距離から一気に詰める、挟んで持ち上げようとするニュートリノ、交錯からスリップ。アスラが待ち構える。アスラが正面突き、打ち合い、絡まった、両者密着から転がる、スリップ。
 アスラが下がる、リング脇から中央、アスラに対しネロが腕を振り上げる。連続して攻撃を繰り出すが、スリップしてしまう、
 ネロが中央に覆いかけるアスラ、しかしスリップしたところで試合時間切れ。
 2-1、ネロの勝利となりました。

一回戦第8試合
No.72 PHENOM(神戸市立科学技術高校) vs No.44 ibox(ibox)

 「よっしゃああ!」と言う気合とともに登場し、勢い余って反対のコーナーに行ってしまったフェノムチーム。対するiboxは、台湾チームの一番手として登場です。
 両者距離を取って構え、開始、さあ中央にのしのしと突っ込んでいくアイボックス、左右に機体を振るフェノムに突っ込んでいく、正面突き、あー、これはアイボックスの移動ざまに横薙ぎを入れるが、有効では無い、としてスリップになる。
 やや遠い、近付いていかない、お互い移動しつつ牽制している構え。狙っている、まだ少し遠い。ファイトの超えが飛ぶ。両者なかなか手が出ない、近付いた、アイボックスが腕を繰り出す、横からワンツーを繰り出すフェノム、腕を捻りながらのパンチ。フェノム、パンチが当たった時に振動している気がするんですが、あれはあいう狙いなんでしょうか。腕を打ち込むフェノム、どちらもパンチ力がもう少し欲しいか、パンチ、同時のパンチ、これはぶつかりあった。押し切った、フェノムがダウンを奪う。1-0。
 再開、リング中央で睨み合い、残り1分。徐々に寄っていく、駆け寄りざまのパンチ、交錯して外れた、再び距離を取る両者、詰めていく、捻り込むパンチ。近付いていった、アイボックスが攻撃に入る寸前に貰い、2-0に。
 残り30秒、近付いていくアイボックス、移動から攻撃に転じる瞬間にちょっと隙があるか、ファイトの超えが飛ぶ。残り10秒、移動しつつ牽制する両者、フェノムの打撃、追いかけるアイボックス。
 ここで時間切れ、2-0でフェノムの勝利となりました。

 ここで台湾チームの皆さんの紹介が。台湾の大学(たぶん)から、学生さんチームから11台の機体が参加されているとのこと。このうち8機が予選を通過しております。台湾では台北と高雄で盛んとのこと。
 台湾では2012年から競技会が立ち上げられ、一年に3、4回の大会が行われているのだそうです。過去に6回の大会が行われ、毎回平均で45台の参加機体があるとのこと。現在は企業・社会人と、学生さんが半々くらいの参加なのだそうです。やはり個人参加が多いみたいですね。
 今後ROBO-ONEとしては台湾とは協力していきたいし、そのほかの国々、例えば中国とも交流を図っていきたい、と、西村代表の談話でした。

 さあ試合再開です。つづいては先程中断となった第6試合です。

一回戦第6試合
No.99 automo 08(Badge)(holypong) vs No.173 オベリスク(芝浦工業大学SRDC)

 さあ皆さん盛り上がってきました、気合合戦のあと、試合開始です。
 中央に持っていったオートモ、左右に機体を振りつつ様子を伺う、横向きに突っ込んだオベリスク、まだ打ち合わない、回り込むオートモが正面突き、屈んで十機、横薙ぎ、これは入った、オートモが吹き飛ぶ、これはすごい、オートモ、肩が前後にスイングするんですね、詰めた、打ち合い、なんだ、なにか破片が飛びました。オートモが先に復帰、横向きで追い詰めるオベリスク、オートモは背後に、追い上がる、横突きを回避、正面、これは掴みにいったが貰ってしまった、ダウンになった。2-0。
 横向きに接近、しゃがんだオートモ、下がって打撃を逃れる、突っ込んで言った、両腕を突き出す、これはスリップ。横打ち上げ、腕を伸ばす、これはスリップ。両腕前の攻撃が捨て身技と言う扱いに、打ち上げ、これは凌いだ、下からの突き上げ、しかしなかなか当たらない。オベリスク凌ぐ。
 再開、さらに詰めるオートモ、突き上げ、正面からの打ち合いになった、両者倒れる、しかしこれはオートモのダウン! 3-0、オベリスクの勝利となりました。

一回戦第9試合
No.136 阿旺(阿財) vs No.145 優磨ロボ(チームドラゴン)

 再び台湾チームより、ええとなんて読むんでしょう、アワンの登場。対してはライトで健闘を魅せた優磨ロボがリングに登場します。
 開始、まずは中央にのしのしと持っていくアワン、優磨ロボは待ち構える、リング脇からさらに下がる、さあ誘い込む構えか、横歩き、接近、離れたアワンがさらに攻める。その場旋回、回り込むに入る優磨ロボ、のしのしと言う動作で歩くアワン、あれ、ここでレフェリーが時計を止める。2分26秒です。
 レフェリーから注意が飛ぶ。審議になりました。結構大事みたいです。代表席にロボットが持ち込まれます。もれ聞こえるところでは、木ネジかなんかの頭が露出していて危険、ということみたいですけども。
 審議の結果が出たようです。予選とロボットの形状が異なっていることと、その形状が危険である、と言う事で、1ダウンのペナルティと。当該部品の取り外しが行われ、試合再開となります。それがあのネジかなにかだったんですね。1-0。
 さあ、再び中央に持っていくアワン、正面突き一発、腕をぱたぱたさせながら、左右に回っていきます。横転、スリップ。優磨ロボは大きくリングを使う構え。
 スリップからアワンが復帰、腕を激しくばたばたさせながら追い詰めていきます。詰めててきた、後ろを通り抜けた優磨ロボ、間合いを計る、あれ、足首がなにかちょっと力弱い転び方をしたアワン、近付いて言った優磨ロボ、腕をばたばたと動かしつつ詰めていく、優磨ロボがあおられて倒れるが、これはスリップになる。
 真横、両腕パンチ、優磨ロボが躱した、真横の危険な位置、躱していった。横パンチ、これをぎりぎりで凌ぐ優磨ロボ、真後ろ、しかしその場旋回で正面にむき直るアワン。ここで優磨ロボにイエローカード。待ち構える、しかしこれは真正面だった、ダウンになる。1-1。
 起き上がったアワン、打ち合いになりかけたところで、ここで時間切れ。2分間の延長戦となります。

「バッテリは大丈夫ですか」「たぶん」 たぶんと言いつつ、そのまま延長戦です。
 のしのしと近付くアワン、詰めていったところで、下からわしわしと煽る攻撃の連打、これに煽られて優磨ロボが崩れ、サドンデス決着。アワンの勝利となります。

一回戦第10試合
No.147 ヒスイ(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs No.115 Metallic Fighter(森永)

 続いてはライトの雄ヒスイと、殿堂メタリックファイターの対決です。さあ中央に陣取ったメタリックファイター、大きく広げた腕を構えて、ぐるぐると回るヒスイを睨む。転倒したメタリックファイター、スリップから遠く遠く回り込んだヒスイ、体当たり気味に両者崩れるが、これはスリップ。
 ヒスイの頭が憩い余ってもげてしまった。一方でメタリックファイターにイエロー。転倒した相手を巻き込んでの起き上がり、ということで注意が入ります。様子を伺うメタリックファイター、ヒスイは素早く走り回るが突っ込んでいけない、あ、ヒスイ、目の前でしゃがんでしまうが、メタリックファイタの月の前に逃れていく。大きな爪を開閉させながら掴みパンチを連打するメタリックファイター、ヒスイが周囲を一回転、ヒスイの両腕パンチ、追い詰めるメタリックファイター、ヒスイは走り回って捕らえさせない、早い早い、詰めていくヒスイ、攻撃がスリップ。後ろに近付いた、しかしメタリックファイターが向き直る頃にはすでにヒスイは離れている、両腕パンチ、スリップ。再開、倒れ込むにように倒すものの倒せない、ヒスイがキック。これは捨て身技となった。
 横に詰めていくメタリックファイター、一瞬止まってのしかかる、これがスリップになる、決め手がなかなかに出ない勝負、ヒスイを捕らえてスリップさせるが、ここで延長戦。0-0のまま延長となります。

 そのまま延長に入ります。開始、中央にメタリックファイター、ヒスイが回り込む、捕らえようとするメタリックファイター、拳での一撃、連打、ようやく捕らえた! メタリックファイターの連打がヒスイを捕らえ、サドンデス決着。
 ヒスイを下し、メタリックファイターの勝利となりました。

一回戦第11試合
No.184 メテオール・タイタン(芝浦工業大学SRDC) vs No.66 流血仮面(ミステルタマオ総統)

 さあ芝浦チームのメテオールタイタンに対し、流血仮面とミステル・タマオ総統、大きな拍手と大きなブーイングとともに登場。試合前の握手を、わざわざ相手サイドまで行って、自分から持ちかけて自分で拒絶したあと、さあ、いよいよ試合開始です。
 開始、流血仮面まずは腰を振る。メテオール背後から一撃、いきなり倒れてしまった、背中の蓋が開いてしまった流血仮面、会場からの流血コールとともに、震えながらも腕を振って立ち上がった、ぎりぎり9カウント、背中の蓋もなんとなく閉まった。あー、頭を抱えている流血仮面、メテオールが突っ込んでいく、横突き、逃げ回る流血仮面、首を振っている、横歩き、逃げた、ここでタマオ総統がタイムを申請、2-0になる。
 あー、説教です。流血仮面に説教をはじめたタマオ総統。流血仮面倒れた。ペットボトルを蹴飛ばす流血仮面、そのペットボトルをなぜか自分で飲んだ後、会場に頭を下げるタマオ総統。「きっちり1分です」とレフェリーA4さん。
 さあ再開、回り込む流血仮面、左右に機体を振る、ともあれ詰めていくメテオール、一発、横から綺麗に倒すが、「無効」とレフェリーの声。起き上がれるのか、変な角度に曲がってしまった流血仮面、腕を振るわせながら、復帰した。
 ガッツポーズを繰り出す流血仮面、残り時間あと1分。パンチだ、流血小さなパンチ、そこから胸を突き上げ、ボディプレス、あー、頭を抱えている。大丈夫か。復帰、のっそりとした近付き、キックを入れる、避けられている、と言うか当たらない、メテオールが当たらない、走り回るメテオール、そしてこれが流血仮面のエルボーだ、必殺のピープルズエルボーが炸裂する! 特に誰もいないリングに! 壮絶な自爆に加えて「これは横攻撃なので」ときっちりジャッジを取られ踏んだり蹴ったり流血仮面、復帰できるか、テンカウント、腕を振るわせ立ち上がろうとする流血仮面でしたが、テンカウントであえなくリングに沈没となりました。
 皆さん大喜びで、ええとなんでしたっけ。そうそうこの試合、メテオールタイタンの勝利となりました。

一回戦第12試合
No.135 阿財(a chi) vs No.21(L) GM05 Centauro(大同大学ロボット研究部 モリっち)

 さあ、前日優勝のチェンタウロ、ここで登場。台湾チームのアーチーとの対決です。チェンタウロだけは重量ハンデのかわりに横攻撃OKと言う、ライトルール適用での対決となります。。
 さあ開始、両者まずは慎重な攻め、中央、やや距離が広い、近い、打ち込み、両者スリップ、これはスリップになる。さあ中央に陣取ったチェンタウロ、打ち上げ、これもスリップ。打ち合い、頭から何か取れてしまった。アーチーが復帰。横向きでの睨み合い、打ち合いになった。アーチーが姿勢を戻した、交錯になった、頭で一回転したアーチー、しかし両者これはスリップ。
 スリップ、大丈夫かチェンタウロ、なにか不安な起き上がり方でしたが。戻した。横向き、これは、うまいこと入ったかと思ったがこれもスリップだった。両者スリップ。
 沈み込んでの攻撃、持ち上げきれなかった。両者崩れた、しかしアーチーがワンダウンを得た、1-0。
 両腕パンチを繰り出すアーチー、横から攻め込むチェンタウロ。打ち上げを試みるも、持ち上げきれない。上から猛烈に打ち込まれた恰好で、だんだんとチェンタウロの後頭部の文字が削れて取れていってしまう。残り30秒、突き上げ、ブレイクに入った。
 再開、下から突っ込み腕がぶつかった、スリップ、離れて再開、詰めていくチェンタウロ、アーチーが下がる、ここで時間切れ。
 接戦でしたが、1-0。アーチーの勝利となりました。

一回戦第13試合
No.46 max(max) vs No.137 A-MAO(A-MAO)

 これは興味深いカード、台湾チーム同士の対決です。台湾での試合がどんな雰囲気なのか、この試合で見られそうです。
 さあ開始、中央にのしのしと詰めていく両者、リング中央で向きを変える、復帰、パンチの打ち合いからマオが倒れる、スリップ。
 再開、詰めていく、屈んで耐える両者、ストレート、マックが倒れるが、これもスリップに。ぶつかり合いが続く、正面から 突き合い、腕を掴みに行くマオ、あー、足首の様子がおかしいか、マオが転倒してしまう、起き上がれるか、マックスが離れて起き上がりを図る、正面からの睨み合いになった、突き、躱す、やや遠い間合い、下がるマックス、これは入った。マックスがダウンを奪った。1-0。
 これはカウンター、今度は直後に腕を広げて、マオが突き崩しマックスを崩す、1-1。
 今度は再び同じ展開に、腕を広げたマックスがダウンを失う、そいて三つ目、マオが腕を広げて突撃しマックスを崩す、これで3ダウン。Aマオの勝利となりました。

 ……途中でどっちがどっちなのか、若干わからなくなりかけたことをとりあえず申し上げておきます。レポートが若干混乱しているかも知れません……。

一回戦第14試合
No.71 Grenouille(神戸市立科学技術高校) vs No.29 レグホーン(NAKAYAN)

 神戸チームのグレノリアと、黒革手袋のダンディ雄鳥レグホーンがリングに登場。「両者準備はよろしいですか」「コケ!」「ありがとうございます」と試合開始。
 さあ先にリング中央を占めたのはグレノリア、しかし構えたレグホーンが一発ねじこんでダウンを奪う。1-0。
 手羽の形状がコンパクトになった印象のあるレグホーン、正目からぶつけ合い、押し戻す、グレノリアが倒れるが、こちらはスリップ。レグホーンが旋回を仕掛けしつつ、これは綺麗に入った、腕先で胸板を一発、2ダウン。2-0。
 鋭い打撃で適確に仕留めるレグホーン、機体を左右に振り、間合いを取る。レグノリア、攻撃するがスリップしてしまう。起き上がりに近付くレグホーン、これは凌いだ、横歩きで突っ込んでいくところに一撃だが、やや軽いか。グレノリア凌ぐ。のっしのっしと横歩きで距離を詰めるグレノリア、レグホーンが素早い動きで躱していく。
 最後は正面に来たところにレグホーンが正面突き、絡んだ拍子に部品が欠けて吹っ飛ぶ一撃。
 3-0、レグホーンが着実な試合運びで勝利を収めました。

一回戦第15試合
No.47 Raising Heart(Raising Heart) vs No.177 クロガネ(芝浦工業大学SRDC)

 レイジングハートとクロガネの対決。そういえば気合が省略されてた気がします。
 まずは中央を占める両者、クロガネは仕掛けを入れては引いていく。待ち構えるレイジングハート、当たったが崩れる様子がない、踏み込んで突き上げるクロガネ、レイジングはちょっと待ち構える構え、腕のぶつけあい、下がる。耐える、クロガネの攻撃が胸板をかすめ、かなり経ってから倒れたが、これはスリップになる。
 クロガネが仕掛け続ける、レイジングが様子を伺う構え、近付いた、打ち上げる、攻撃に打撃を重ねるレイジング、踏み込まない距離での維持が続く、一気に突っ込んで、一撃、すぐさま距離を置くクロガネ、かがんで防御を取るレイジングハート。おお、これはいった。腕先を出しかけたと所に腕をぶつけ、そのまま転がるレイジング、1-0になる。
 残り40秒、打ち込みにかかるレイジング、クロガネがやや下がり気味に待ち構える、。カウンターを狙う構え、ややずれた、打ち込む、残り10秒、やや離れた。
 ここで時間切れ。1-0、クロガネの勝利となりました。

一回戦第16試合
No.49 ROBOPI(robopi) vs No.131 竜鬼Ⅱ(AZM LAB)

 さあ一回戦、午前の部最後の試合。竜鬼Ⅱとロボピーの対決です。さあ、音声入りのセルフチェックとともに立ち上がった竜鬼Ⅱ。試合開始です。しかし竜鬼Ⅱの腕についているパーツはなんなんでしょうか。両腕にそれぞれ形の違う、大きな武装パックみたいなのがついています。
 開始、正面突き、これはスリップ。ロボピーが向きを小さく変えつつ詰める、パンチ、打ち合いになった、やや離れた。踏み込む、これはスリップ。やや反動を使い起き上がるロボピー。打ち合い、竜鬼Ⅱのスリップになった。
 再開、ロボピーが詰め、竜鬼Ⅱは投げの構え、これは捕らえきれなかった。正面、のしかかった恰好の竜鬼、スリップ。パンチ、ロボピーのパンチを凌ぐ竜鬼Ⅱ、反動で転がるロボピー。これはスリップ。
 掴みかかって投げに入る竜鬼Ⅱ、打撃に変わる、これはスリップに。なかなか井相手を崩しきれない、お互い手数は出ているのですが、これは、投げに入りかけたところにパンチを貰い、竜鬼Ⅱがダウン、1-0。
 再開、移動中のロボピーを狙う、逆襲に転じますが、これはスリップになる。再開から、竜鬼Ⅱ、残り30秒、腕を前後に振る竜鬼Ⅱ。詰めていけるか、投げの構え、カウンターで転がる、これはダウンにならない、残り10秒。
 竜鬼Ⅱが正面から詰めていったところで、打撃、ダウン、なんと滑り込みでの一撃、タイムぎりぎりでの1ダウン、1-1! 延長戦に入ります。

 竜鬼Ⅱ、先程と同じくセルフチェックのあと試合再開、爪を広げつつ中央に寄る竜鬼Ⅱ、パンチ、これは! ロボピーがパンチを繰り出して姿勢を崩したところに、竜鬼Ⅱが小さく押し込み、これがダウン! サドンデスを制して竜鬼Ⅱの勝利となりました。

 ここで午前中は終了。
 午後は12時45分から再開となります。

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