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2014.09.15

【ロボットイベントレポート】第9回ROBO-ONE Light観戦記【二回戦】

 さて、立て続けに二回戦です!

二回戦第1試合
No.8 パンプキン(YaMaTo歌劇団) vs No.50 クーポス(東京電機大学ヒューマノイド研究部)

 さてさて、不気味な叫び声をあげつつ、パンプキンがリングに登場です。
 積極的に中央に持っていたパンプキン、クーポスの攻撃は躱すもスリップ、クーポスが歩み寄っていく、踏み込み、ぶつかっていた、これはスリップ。やや下がったパンプキン、電子音を軽快に響かせながら接近していく、動作のたびにいろいろ響きます。なんかいろいろ音が入ってますね。クーポスがスリップ。接近した、真横でパンチ、さらに突き上げた、クーポスのカウンター、こちらは凌いだ。放ったクーポスがスリップ。積極的に仕掛けていますが、意外に有効打が出ていない。
 再開、パンプキンが下がって、接近、接近、クーポス、突きの構えでしかかったが、そのまま崩れた。横突き、これはパンプキンが横突きでダウンを奪う、1-0。
 腕の突き込み、パンプキンが倒れる。スリップしたところから、あっと、これは大丈夫か、復帰できるか。怪しい姿勢ながら、パンプキンが復帰! 1-0で凌いでぎりぎり立ち上がり、不調のままながらパンプキン、勝利を勝ち取りました。

二回戦第2試合
No.57 クリーク(大阪産業大学ロボットプロジェクト) vs No.28 ロドリゲス(高等工科学校)

 続いてはクリークとロドリゲスの対決です。しょっぱなでスリップしつつ、クリークのところへ駆け寄っていくロドリゲス。クリーク、動き出そうとするとスリップしてしまう、大丈夫でしょうか、調子がおかしい。屈み込むとスリップしてしまう。
 横向き、滑っている。安定して歩いているロドリゲスですが、横に構えて、肘打ちっぽい構えから、正面パンチ。離れた、間合いを取られる恰好のクリーク、ロドリゲスは歩き回りつつ、機会を伺う、横突き、これはうまく入らなかった、これはどうだ、跳ねつつの起き上がりの最中に、クリークの体がロドリゲスにぶつかり、リングの外まで弾き飛ばしてしまう! これは有効とはなりませんので、スリップに。
 再開、交錯からの引っかけのクリークの攻撃、しかしこれも有効とならない。0-0のまま。ここで時間切れに。

 1分の延長戦です。至近距離から、腕を振り出す攻撃を連打するクリーク、ロドリゲスが接近したところに、胸板へと一撃、これが決着に、クリークの勝利となりました。

二回戦第3試合
No.3 こしひかり(ISAMARO MARKⅡ)(新潟職業能力開発短期大学校ロボワンサークル) vs No.30 コビス(ビスコ)

 続いてはコビスとこしひかりの対決。
 開始、足踏みから、大きく旋回しつつ接近していくこしひかり、両腕パンチを繰り出しつつ接近して行くコビス。スリップするこしひかり。腕立て伏せのような恰好から、復帰した。ややぐらぐらしている、前に出た瞬間にスリップ。ちょっと不安な恰好です。足首がぐらぐらしているか。
 両腕を振り上げる突き、背後を見せたコビス、体当たり気味にぶつかる、スリップ、大丈夫か、前後にちょっと揺れつつも、起き上がるこしひかり。交錯ざまにダウンを奪う。コビスが1-0。
 やや離れて復帰、再開。突進していくコビス、真正面から肘打ち、正面突き、のしかかるような恰好ながら、これはスリップ。
 残り10秒、起き上がったこしひかりが、再びスリップしたところで時間切れ、この試合はコビスの勝利となりました。

二回戦第4試合
No.36 シンプルファイターlight(zeno) vs No.14 Loretta(大阪産業大学ロボットプロジェクト)

 4人いるシード選手の一番手、ロレッタがここで登場。シンプルファイターと戦います。ロレッタは随分と背の低い構造の機体ですが、さあ、引いて待ち構えるシンプルファイター。交錯からファーストタッチで吹っ飛ばし、ロレッタを腕先でひっくり返す。1-0。
 再開、直後にロレッタの腕先にぶつけるが、これは凌いだ。ロレッタ飛ぶが、着地する。これは弾いた、シンプルファイター、連打でロレッタをリング脇に追い詰めていく、手を緩めぬ猛攻、そのままリングの外まで弾き飛ばす。
 ロレッタをリングアウトさせ、2-0。シンプルファイターの勝利となりました。

二回戦第5試合
No.26 漣(波崎高校電気部) vs No.24 ガングリフォン(koba工房)

 今度はKHRベース機同志の対決です。素早く中央に持っていった漣、やや待ち構える構えのガングリフォン、詰めていく、漣はユニークなナックルガードが目立つ。
 ガングリフォンが攻め、漣が引いて構える、横向きでの小競り合いの距離、腕が引っかかって引き倒すが、これはスリップに。
 リング脇ぎりぎりに立つ漣、ぶつかっていった、両腕投げの構えのガングリフォンにカウンターを入れ、これで1ダウン。1-0。
 再開、しゃがんだ構えで待ち構える漣、立ち上がってのガングリフォンとの打ち合い、ガングリフォンの攻撃を凌いでいく構え。そして動いた漣、ガングリフォンの背後を取りに行き、両腕パンチで、これで2ダウン。
 2-0、漣の勝利となりました。

二回戦第6試合
No.42 オカボット零(NKロボット研究会) vs No.32 渦潮(波崎高校電気部)

 続いてはオカボットと渦潮の対決です。まず先に渦潮が中央を取っていく、両腕パンチを連続で繰り出すオカボット、胸板に貰いますが、凌いだ。横向きの突き、離れた黒潮、仕掛けるが、スリップになった。オカボットの胸のLEDがどうなってるのか、明るくてよく見えないのが残念なところですね。
 仕掛けようとして渦潮がスリップ。横向きに小刻みに向きを変え、前に出て行く。リング中央からオカボットを狙いに行く、横パンチ、さらに両腕パンチを繰り出すオカボット、やや距離を待っていた渦潮、一歩寄ってのパンチがオカボットを崩す。1-0。
 再開、背後から接近、横突きの打ち合い、横突きから凌いだ、正面突き、残り10秒を切った、ここで時間切れ。
 1-0で渦潮の勝利となりました。

二回戦第7試合
No.22 零(神戸市立科学技術高校) vs No.16 エムサ女王様 ~僕と雪の女王~(大同大学ロボット研究部)

 これは面白い対決、変わった構造同士の機体。零とエムサの対決です。
 開始、素早く中央まで突っ込んでいく、やや姿勢を引いて待ち構えるエムサ、横突きを貰うが、踏みとどまった、復帰。しかし直後に零が妙な姿勢に。タイムが入った。
 零、足の異常かと思ったら肩みたいです。あちこち調整に入っています。大丈夫でしょうか。あ、再開するようです。
 1分30秒からの再開。1-0に。一気に突っ込んだ、待ち構える姿勢、やや姿勢を引いて零の攻撃を凌ぎ、そのまま反撃に転じる構えのエムサ、凌ぐ、零の攻撃を凌いでいった。
 反撃、早い。凌ぐかと見せて今度はカウンターを入れていった、腕先同志がぶつかりあい、そのままエムサが弾き飛ばす!
 2-0、エムサが零を下し、そのまま勝利となりました。

二回戦第8試合
No.20 八咫烏(神戸市立科学技術高校) vs No.13 SmallSword(大阪電気通信大学自由工房HRP)

 さ、スモールソードはシード選手として登場。軽快な動きで押し込んでいく、腕先の大きさを除くと、だいたい似た背格好の両者です。ややスモールソードが横幅が広いか。
 左右に機体を振り、それぞれお互いの間合いに入らないようにしながらも、移動しつつ攻撃を繰り出していく。これは取られた、ヤタガラスがスモールソードの腕先を捕らえた、ひっくり返す、1-0。
 再開、ヤタガラスが遠く構え、スモールオードが一気に駆け込みを仕掛ける、がちりと交錯、スモールソードがスリップ。押していくスモールソード、ヤタガラスが押し戻した、打ち上げ、これは、股の間に腕を突っ込んだような構えで、ダウンを奪い返すスモールソード。1-1に。
 再開、遠い距離、残り10秒、遠い距離から一気に駆け寄ったスモールソード。残り3秒で仕掛けた、しかし崩しきれなかった、ここで時間切れ。1-1で、1分の延長です。

 リング中央で開始。下がったヤタガラス、スモールソードが左右に機体を振りつつ、迫っていく。立ち止まらない両者、八咫烏の下からの攻撃、スモールソードが交錯ざま、下がった八咫烏の攻撃を凌ぐ、後ろに回った、しかし入れなかった。
 残り30秒、仕掛けるスモールソード、八咫烏が凌ぎ止まった、接近、やや遠い距離、追い詰めていく。残り10秒、間合いのぎりぎり外に。これは! スモールソードが一瞬先に踏み込んだところを八咫烏が捕らえた、一瞬で捕らえて持ち上げ崩す!
 延長を制し、八咫烏の勝利となりました。

二回戦第9試合
No.41 ヒスイ(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs No.12 スーパーKARATEKA(チームKARATEKA)

 さあ、軽量ヒスイとカラテカの対決です。
 中央へ激しく駆け寄ったヒスイ、これはうまい、大きく回り込んでカラテカを沈めるが、どうした、直後に足がおかしくなったヒスイ、タイムを申請した。開始と同時に、一瞬にしてスコアは1-1に。調整に入るヒスイ。
 さあ、調整時間のぎりぎりまで使ったのち、ヒスイが復帰。再開、中央から攻めるヒスイ、あー、やっぱり足の角度がヒスイおかしい感じか。一気に近寄った、パンチを凌ぎ一旦引く、大きく旋回しようとするが、カラテカが様子を伺う、やや遠くから寄り、ダッシュ、交錯して入れ替わる。横突き、旋回してスリップしつつの横突き。しかしこれは有効とならない。
 あー、ヒスイ横突きからなんとか復帰したが、これはどうだ、腿がおかしいか。立ち上がってはいるし歩いてもいるが、しかしカラテカが攻めきれない、この構えからさらに投げを打つヒスイ、カラテカの突きを間近でかわす、残り10秒、カラテカが構えて横突き、しかし凌いだ、立ち上がれるかヒス。、起き上がった。だがここで時間切れ。1-1のまま時間切れ、1分延長となります。

「いけます?」と聞かれ、悩みつつも、そのまま延長に入るヒスイ。
 延長、開始、のしかかるカラテカ、パンチを押し戻すヒスイ、凌ぐ、これは! 片腕を突き上げたヒスイがカラテカの突進の勢いを殺し、そのまま弾き返してダウンを奪う! ヒスイ、不利を跳ね返しての勝利となりました。

二回戦第10試合
No.37 銀狐(チームACT) vs No.25 FUGAKU(ロボゼロ部)

 幻の勝利も含めすでに2勝の銀狐、今日も三脚PCでの操縦のフガクに挑みます。試合開始、フガクがやや下がって構えつつ、一気に突っ込んだ攻撃、銀狐これを掴みに言った、フガクの腿をがっしりとホールドしつつそのまま転がした。1-0。
 再開、フガクが押されている、狙い澄ます銀吉、腕を広げて打ち込んでいく、これは、掴みにいった腕がそのままストレートに、銀狐に胸板に貰い、フガクが沈む。
 銀狐の爪がレギュレーション的にOKか、と言う話題が出ますが、ともあれ銀狐の勝利となります。

二回戦第11試合
No.10 TriCrows(大阪電気通信大学自由工房HRP) vs No.23 黄金(神戸市立科学技術高校)

 続いては黄金とトライクローズ、またユニークな構造の機体同士の勝負です。黄金は片腕の構造、そのかわりものすごく大きな腕を持っています。
 お互い腕先を狙いに行く両者、トライクローズが積極的に寄っていく、黄金が掴み、捻りに行きますが、お互いまだ相手を捕らえ切れていない。
 トライクローズが引いた、これは腕の掴み合いから、絡んで転倒した。これは交錯ですが、黄金がダウンを奪う。1-0。
 復帰できるか、わりと豪快な感じの起き上がりで黄金が復帰。アームの向きを90度変えて掴みに行く、トライクローズがスリップ、再開。腕先を伸ばし、スリップ、トライクローズの肩の羽根がぱたぱた動きます。踏み込みつつの攻撃、トライクローズが攻め込んでダウンを奪う、1-1。てことは、1-1で延長戦です。

 さあ、延長戦。近距離から掴み合い同士の仕掛け、開始から、両者腕同士をがっしりつかみ合って倒す、スリップ、黄金が大きく伸ばして掴みにかかろうとする、トライクローズがスリップ。
 あー、これは掴んだ。黄金がトライクローズを掴み、機体を手前に引き倒して倒す。どちらがどちらに有効な打撃を入れたか難しい勝負ではありましたが、この勝負は黄金の勝利となりました。

二回戦第12試合
No.33 千本桜(吉野高校ロボット同好会) vs No.31 ちびめた(森永)

 さあ、かなり小さいちびめた。KHRの千本桜との対決。千本桜は先程もガルキッドと戦っていますが、サイズ差はほぼ同じ。もう背丈で二倍くらい大きさが違います。
 背中に回り込んで投げを打とうとするちびめた、頭を抱えて悩んでいる。投げ、しかしいかんせん腕が短い。回り込み抱えたところに腕でぶつけて一撃、1-0。ころりと転がって復帰するちびめた。
 ちびめた横突き、しかし突き上げたところに綺麗にカウンターを貰って、綺麗にそしてやわらかく転がって2ダウン。
 2-0、ちびめたを下し、千本桜の勝利となりました。

二回戦第13試合
No.19 ドラグーンs(神戸市立科学技術高校) vs No.27 AP(AP)

 続いては、いかにも軽量級同士らしい機体の対決。APつまりはアクセルペダルとドラグーンの勝負です。
 開始、まず積極的にドラグーンが中央に、AP構える、姿勢を落としつつ突進するアクセルペダル、ドラグーンは隙を狙う、カウンター気味に突っ込むが、これはスリップに。やや下がるアクセルペダルしし一発入った、胴体に突っ込んでダウンを奪う。1-0。
 再開、ちょっと動きが止まったドラグーン。しかしアクセルペダル、近くに立っていたところを一発で持って行かれた。
 2-0、この勝負はドラグーンの勝利となりました。

二回戦第14試合
No.11 KHR 煌(HIRU) vs No.40 優磨ロボ(チームドラゴン)

 さあ、まず先に中央を占めたのは優磨ロボ。KHR対決です。
 接近したKHR、しかし両者スリップに替わる。のしのしと接近するKHRに、蹴りを繰り出す、横突き、後ろに回り込んだ優磨ロボ、左右にパンチ、足にキックを貰う。やや離れた。横向きから離れ、突き上げを躱す。背後に綺麗に回り、腰に両腕パンチ。1-0になった。
 やや離れてKHRの復帰を待つ。再開、残り30秒。横向きで接近、真横についた、後ろに、いい位置だ、ぶつかっていく、しかし両腕パンチの前にスリップしてしまう。
 ここで時間切れ。1-0、優磨ロボの勝利となりました。

二回戦第15試合
No.55 KHR-AS(電気通信大学ロボメカ工房HRU) vs No.21 GM05 Centauro(大同大学ロボット研究部 モリっち)

 さあ、続いてはKHRのチェンタウロ、ASとの対決。
 中央に構えたチェンタウロ、踏み込んでからの横突き上げ、KHRは旋回して位置を伺うが、立ち止まった隙に一発貰ってしまう。1-0。
 再開、今度は歩行しているところを狙った、後頭部に一撃を突き込み、チェンタウロが2連発。
 立て続けに2ダウンを奪い、チェンタウロの勝利となりました。

二回戦第16試合
No.58 キャプテンDT(大阪産業大学ロボットプロジェクト) vs No.52 ヴァリアント(神戸市立科学技術高校OB)

 続いてはキャプテンDTと、最後のシード選手・ヴァリアントの対決。これもスマートな構造の機体です。
 開始、とんでもない素早さで中央に寄っていくヴァリアントですが、そのまま吹っ飛んでしまう、スピードはものすごいが、安定がなかなかおっかない感じのヴァリアント。
 待ち構えるキャプテン、ヴァリアントはくいっ、と突き上げる一撃ですが、キャプテンにカウンターを貰う、1ダウンを失う。1-0。
 キャプテンが連打、しかしこれはスリップとなる。一旦離れたヴァリアント。キャプテンがスリップ。近い距離での起き上がりから、大きく離れる、ファイト、の声の前に、しかしスリップするヴァリアント。
 どうしたんでしょうか、ヴァリアント脱力してしまった。機体不調、しかしすでにタイムを取れば負けとなる状況。
 ここでTKOを宣言。最後は機体の不調で、キャプテンの勝利となりました。

 さて、休憩はさまずそのまま三回戦です。

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