【ロボットイベントレポート】第9回ROBO-ONE Light観戦記【三回戦】
さてさて、ここまでで43試合、正確には44試合を消化。
ここからはベスト16、三回戦です!
三回戦第1試合
No.8 パンプキン(YaMaTo歌劇団) vs No.57 クリーク(大阪産業大学ロボットプロジェクト)
さあ、三回戦の一番手は、パンプキンとクリークの対決から。相変わらずいい電子音のパンプキンです。パンプキンの叫び声に対し、いきなりスリップするクリーク。
さあリング中央を占めたパンプキン、背後にまわった、これはいい攻撃、背後からの突きを決めて1ダウン。クリークが1ダウンを奪われた。
再開、中央で旋回しつつ様子を伺うパンプキン、仕掛けたクリーク、交錯ざまクリークが崩れ、これがダウンとなる。
2-0、パンプキンの勝利となりました。
三回戦第2試合
No.30 コビス(ビスコ) vs No.36 シンプルファイターlight(zeno)
続いてはコビスとシンプルファイターの対決。ぜのさんがちょっと遅れて登場です。
さあ開始、両者やや浅い構え、ちょっとシンプルファイターの調子が心配な感じですけども、コビスは立ち止まると、やや足を開いて姿勢を落とす独特の構え。その構えから、横に肘打ち、両腕パンチとつなげる構え、しかし攻撃に入ったところで正面から貰い、これで1ダウン。
再開直後、正面突きがコビスに入って投げ上げに、一回転しつつそのまま落下! コビスを投げ落として2-0、シンプルファイターの勝利となりました。
三回戦第3試合
No.26 漣(波崎高校電気部) vs No.32 渦潮(波崎高校電気部)
続いては、まさかでここの同門対決。漣と渦潮、同一チーム同士がここで激突する事になります。
開始、まずは中央に持っていく漣、渦潮はリング脇方向に持っていこうとする、中央に押せていった、さあ漣の横突き、渦潮はやや遠い。回り込んで攻める渦潮、漣は足を止め待ち構えて両腕パンチ。ダウンを奪った、1-0。
仕掛けた漣が、起き上がりに苦労しているが、復帰。向きを変え、渦潮が攻めかかるのを待ち構える。やや下がった、渦潮が前後に動きつつ攻撃の位置を狙う、横突き、腕先、渦潮の打撃、だが漣が耐える。立ち上がる。横突き、渦潮の打撃は若干浅いか、いや入った。1-1に変わる。
残り30秒、横向きに接近する渦潮、背後を取った、横突き、綺麗に背中を崩した、2-1。時間ぎりぎりで攻め切り、渦潮の勝利となりました。
三回戦第4試合
No.16 エムサ女王様 ~僕と雪の女王~(大同大学ロボット研究部) vs No.20 八咫烏(神戸市立科学技術高校)
続いてはエムサと八咫烏の対決。仕組み的にエムサはかなり神戸チーム対策をしてきている感じですが、今回も機能するでしょうか。
開始、中央に詰めた八咫烏、距離を開けて睨み合い、先に踏み込んだのはエムサ、誘いになったカウンターを躱すエムサ。止まっての睨み合い、お互いに攻めかかれない。
突っ込んだ八咫烏、やや遠いエムサ、これは、突き上げを凌いだかに見えたエムサが、そのままひっくり返った。ダウンになる。復帰できるかエムサ、苦労していたが復帰した。1-0。
再びの睨み合い、徐々に距離を詰めていく、打ち込む八咫烏、腕を振り上げて凌いだエムサ。しかしのしかかる反撃がスリップになった。
睨み合いが続く、残り30秒。打ち込む、凌いだ八咫烏、エムサが連打で攻め押す、やや軸がずれたか、空中で迎撃、エムサが落ちる、スリップ。向きを変えつつの猛攻、最後まで打ちかかり続けたエムサでしたが、八咫烏が凌ぎきった、ここで時間切れ。
1-0、八咫烏の勝利となりました。
三回戦第5試合
No.41 ヒスイ(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs No.37 銀狐(チームACT)
続いてはヒスイの登場、足はもう大丈夫でしょうか。現時点で今大会最多勝利の銀狐との対決です。
さあ開始、直後からの掴み、胴体を掴むが、これはスリップ。やや遠い間合いから、同じ方向への突き、引いて両腕パンチ、これは、攻撃を腕の下から捻り込み、ヒスイがダウンを奪う、1-0。
再開。直後に駆けよっての交錯から、下から持ち上げて落とす、これで2ダウン。
銀狐ここで沈んだ、2-0、ヒスイの勝利となりました。
三回戦第6試合
No.23 黄金(神戸市立科学技術高校) vs No.33 千本桜(吉野高校ロボット同好会)
続いては黄金と千本桜、異形の黄金の攻撃がどう機能するか。
アームをがっしりと千本桜に向けたまま、前進後進を繰り返す黄金、腕先を引っかけて崩すが、スリップ、横に腕を捻るが、空ぶった。ホールドしきれない。
腕を閉じつつ、伸ばすが、足首、これはうまいこと行った。自分の体の上に落とす恰好になりましたが、ともかく千本桜をリングに崩した。1-0。
再開、千本桜が駆け寄っての両腕パンチ、スリップ。
残り30秒。あっと、どうした、千本桜が復帰に苦労しているが、戻した。あー、転倒。黄金の腕に頭を突っ込んでしまう。腕の戻しに黄金を巻き込んでしまうが、これはスリップ。
試合終了。黄金、千本桜を下しての勝利となりました。
三回戦第7試合
No.19 ドラグーンs(神戸市立科学技術高校) vs No.40 優磨ロボ(チームドラゴン)
さあ、強豪神戸チームのドラグーンと、優磨ロボの対決です!
開始、まずは中央に駆け寄るドラグーン、優磨ロボは左右に移動しつつ待ち構える、背後を取った、一瞬で背後に回った優磨ロボ、しかしドラグーン逃れる。僅かな隙に回り込みを仕掛ける優磨ロボ、両腕突きは躱していった。横突き、わずかな間合いで外している優磨ロボ。リング中央に舞台を戻していく。
向きを変えるドラグーン、なにかネジが飛んでしまった。左右に機体を振るフットワークから、一気に優磨ロボに近付いた、両腕パンチ、しかしこれを凌いだ。逆にパンチを繰り出してしまい、その間に立て直す。
攻め込むドラグーン、外される、ドラグーンの連打を凌いだ、なぜかキーパーのモーションで着地する優磨ロボ。
残り10秒、どうなる、これは、ぎりぎりで背後に回り込んだ優磨ロボ、両腕パンチで背中から崩した! 残り10秒を切った段階で決勝ダウンを奪い、1-0。
優磨ロボの勝利となりました。
三回戦第8試合
No.21 GM05 Centauro(大同大学ロボット研究部 モリっち) vs No.58 キャプテンDT(大阪産業大学ロボットプロジェクト)
さあ、三回戦最後も興味深い対決。チェンタウロとキャプテンDTの対決です。
キャプテンDTからはレフェリーにルール確認が行われております。大技関係みたいですけども。
開始、と同時に、あなんでしょう、なにか変な音がしていますけど、これはどうなった、チェンタウロの仕掛けに、突っ込んだキャプテンがそのまま飛んだ。なにやらすごい音がしてまいますけど、あー、この音はやはり故障か。キャプテン立ち上がれない、腰が折れた、と言う声が会場から飛ぶ。キャプテン、ここでタイムを申請、2分間の調整となります。
キャプテンDTはバックヤードに走り、一方のチェンタウロはバッテリを切って再開を待つ構え。キャプテンが帰ってきました。しかし持って来たのは養生テープだ! 豪快に養生テープでキャプテンの胴体をぐるぐる巻きに、緊急対応で固定して、試合再開です。
やはりどうにも甲高い音が響いている。下がっていたチェンタウロ、交錯から、一気に弾き飛ばして、これで2ダウン。
満身創痍のキャプテンを下し、チェンタウロが八強最後に名乗りを上げました!
当初は「決勝まで休憩なし」と言うお話でしたが、さすがにここで休憩時間に入ります。
14時まで休憩のあと、準々決勝から再開です。
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