【ロボットイベントレポート】ロボットプロレスできんのか!19観戦記【第二回興行】
さあ外のステージでのデモを挟んで、いよいよ14時、二回目興行のお時間。
本日二度目のロボットイベントステージ、できんのか!19、もうすぐふたたびの開幕となります。
さあお時間直前、いよいよ開始です。MC松田さんのコールとともに、流血仮面がリングに登場。皆さんへのご挨拶とともに、諸注意が行われます。ロボットに触らないでくださいの注意はたいへん重要です。重要なのです。
せーの、で、流血仮面と一緒に拍手の練習。試合を嫌がる流血仮面が頭打って失神する展開のあと、いよいよ話は戻って試合開始です。
第一試合(プロレスルール)
アフロ vs トコトコ丸
さあチップチューンなBGMとともに、ご機嫌に登場してきたのはアフロ。アフロヘアーに赤いシャツ、ゴーグルにシュノーケルのスタイルと、今日も丸くて可愛いです。続いてのリングインはトコトコ丸。正座の恰好からすうと立ち上がり、鈴を鳴らしてリングイン。トコトコ丸が一礼して、役者が揃いました。
ゴング! まずは一礼するトコトコ丸、アフロが横を回って、回りこむ様に接近、近付いていった、いきなりだ! いきなりトコトコ丸が髪を振り乱し頭を振り回す、桜の花びらを散らしながらの旋風、初手から大技の連獅子攻撃、アフロが倒れる、そしてトコトコ丸も仰向けにひっくり返る。
さあトコトコ丸が扇子を出して、密着したアフロとなにやら密談モード。試合中です。さあ移動して正面に向き直った、再び髪を振り回すトコトコ丸、アフロがうつ伏せに倒れて頭突き、扇子を広げ、見栄を切るトコトコ丸。
うつ伏せに倒れるアフロ、復帰して、離れた、正面は変わらない、ぶつかった。アフロの頭突きがごつッと胸板に入り、頭突きの同時打ち、トコトコ丸が仰向けに倒れる。
がんばれー、の声が飛ぶ中、またなにやら密談する両者。いいんでしょうかこれは。頭を繰り出すアフロ、しゃぼん玉だ、シャボン玉がシュノーケルから飛び出てくる、トコトコ丸が顔を覆って嫌がっている。横に回ったアフロがさらにシャボン玉を繰り出す、トコトコマルが嫌がっているところにシャボン玉の飽和攻撃、さあ、距離を取って、トコトコ丸が扇いだ。シャボン玉が扇がれ飛んでいく。シャボン玉を弾かれて、仰向けに倒れるアフロ。
さあ復帰したアフロを捕らえたトコトコ丸。頭突き、打ち合い、トコトコ丸が、アフロが、頭突きをがちがちとぶつけ合う。思いのほかプリミティブな勝負になった、頭突き、アフロが仰向けに倒れ、トコトコ丸の歩行に押されていく。頭突きの打ち合い再び、今度はアフロが押し戻した。仰向けに倒れるトコトコ丸、アフロがそのまま押さえ込んだ! 頭突きの打ち合いから、アフロが仰向けに倒れたトコトコ丸をフォール、そのまま決着。第一試合はトコトコ丸を下しアフロの勝利となりました。
試合終了後もシャボン玉を飛ばす、アフロでありました。リング上は飛び散った花吹雪を片付けております。
第二試合(プロレスルール)
メタリックファイター vs くまたろう
さあ、続いては第二試合。レフェリーこめたが一足先にリングに登場し、花道から手を振りながら、メタリックファイターがリングに登場です。さあ続いては、古豪の完熊、くまたろうがリングに登場。くまたろうに付き従い、謎の箱がリングインしますが、そこについては特に言及は行われません。
さあファイト、くまたろうが一礼し、メタリックファイターが詰める。両腕突きから肘打ちを繰り出してくまたろうを追っていく、くまたろうが踊る。メタリックファイターが追いすがるが、しかしくまたろうが足の速さで振り回す。
エルボー、入らなかった、くまたろうが逃げ回っていることに注意が飛ぶ。さあそうこうしているうちにメタリックファイターが追いついた。踊り始めたくまたろう、背後に寄ったメタリックファイター、張り手からの蹴り、起き上がりに巻きこんで倒すメタリックファイター、打ち合いになった、メタリックファイターのエルボーとくまたろうのローキックとが交錯する。離れたメタリックファイター、突進するが、スリップ。ぶつかったくまたろうがスリップしてしまう。
仰向けから、大きく復帰。さあ真正面からメタリックファイターがパンチ、チョップを次々と繰り出して、どんどんと加速していく両腕、最後は右の左の張り手から、離れて回転浴びせ蹴り、連撃でくまたろうが仰向けに倒れてしまう。さあレフェリーこめたのカウントが進む中、観客にアピールするメタリックファイターを尻目に。箱が、箱が動き出した。箱から出てきたクマが、ハンマーでレフェリーを暴行する。あっと、レフェリーが倒れた!
メタリックファイターが背中を向き、箱の中に若干雑なかんじで隠れるクマ。いろいろはみ出ています。後ろを向く。蓋を下げて隠れる。だるまさんが転んだの後、さあ、背後からハンマーの一撃、メタリックファイターが一発貰って崩れてしまう。
リング上は選手もそれ以外もみんなしてノックダウン状態。レフェリーがなんとか復帰、くまは再び箱に隠れている。ダブルノックダウンの構えから、レフェリーがカウントを開始。くまたろうとメタリックファチアーも、苦戦したものの復帰。試合再開!
正面からの小競り合いから、ダウンを奪うメタリックファイター、再びの激突でメタリックがスリップする。やや距離を置いたくまたろうに対し、大きく横突きを繰り出すメタリックファイター。スリップが多くなってきた、ローキックを次々と繰り出すくまたろう、ロープ脇ぎりぎりから、繰り出したのは回転浴びせ蹴り!
痙攣するメタリックファイターを尻目に、出現したコーナーポストに上る。拍手を要求したくまたろう、そのまま一気に回転落下、倒れたままのメタリックファイターを直上から強打! そのままボディプレスで固めてファイヤーバードスプラッシュ完成、これで決着、第二試合はくまたろうの勝利となりました。
第三試合(プロレスルール)
流血仮面 vs ワルー
さあ、続いては第三試合! 流血仮面、大きく胸を広げて登場。レインメーカーポーズと言うそうです。そして対戦相手、続いての入場は最強の野獣ワルー、実力差対決です!
さあ試合開始、コーナーでなぜか流血仮面が拍手を要求しているところに、ワルーが背後から接近して、後頭部に一発、流血仮面がスリップ。
愛想を振る流血仮面が後ろを向いた、やっと試合が成立しそうだ。ひざ下にローキックを次々と繰り出す流血仮面、ワルーがちょっと揺らめいている。さらに胴へとエルボーを打つ流血、しかし自分がスリップしてしまう。
再開、さらに密着して、肘を次々と打ち込む流血仮面、ローキック、しかしワルーはびくともしない。自分が倒れてしまう流血仮面、横に回り込んだ、膝蹴り、ワルーが大きく腕を上げて効いていないアピール。ワルーが正面、流血仮面が待ち構えてエルボー これは入った、ワルーが沈んだ、倒れたワルーに対し、大きく立ち上がって肘を上げた流血仮面、そのまま肘を上げ、溜めて、耐えて。一気にいった! エルボードロップ綺麗に炸裂、くの字に折れ曲がるワルー、流血仮面が勝ち誇る。
さあ、リング脇ぎりぎり。観客にアピールする流血仮面、しかし復帰したワルーが後頭部に一撃、一発撃ち抜かれてうつ伏せに倒れてしまう。震えながらも、観客からの声で復帰する流血仮面、頭をかかえた流血仮面に対し、ワルーが投げに入った!
これは綺麗に決まった、ホールドされた流血仮面、セコンドが離す。カウントが進む中、一足先に復帰するワルー、流血仮面、復帰できるか、カウントは9、片腕を上げて震えているが、観客の声援が飛ぶものの、震えた流血仮面が、そのままリングへと…… 沈む。
流血仮面、力及ばず。この試合、ワルーの勝利となりました。
第四試合(格闘技ルール)
メインイベント 関東ロボットヘビー級選手権試合
ヨコヅナグレート不知火 vs サアガ
さあ、最後の試合は選手権試合。関東ロボットヘビー級王座を賭けた一戦となります。まず登場してきたのは、初代ヘビー級王座・ヨコヅナグレート不知火! 不知火型の土俵入りとともに、不知火がリングに参戦。
そして続いての登場が対戦相手、無敵の起重機、現ヘビー級王座のサアガが、続いてリングイン! まずはサアガより、ヘビー級のチャンピオンベルトが、お手伝いロボットに預けられまして。いよいよ試合開始です。
さあ、不知火、サアガがそれぞれコールされ、いよいよ試合開始です! この試合は格闘技ルールのポイントマッチ、12点の差がついた時点で決着のルールとんります。
まずはリング中央、裏拳を弾き返す不知火、いきなり4ポイントを先取。前に後ろに打撃を繰り出すサアガに対し、強烈な両腕打ち上げを繰り出す不知火、激しい打撃戦、両者長い間合いを持つ突き、スタイルの違う突きを繰り出していく、サアがの蹴り、両腕での突き上げを繰り出す不知火。しかしサアガが凌ぐ、後ろからの打撃、入った、サアガが取り返した。4-4に変わる。
さあ、サアガがいよいよ投げの構えをを出してきた、駆け寄った、サアガが腿をがっしり掴み、一気に持ち上げて諸共に崩れた、これで6-4。
2分経過、横を向いた不知火との打ち合い、やや不知火が起き上がりに苦しんだ、いったん掴んだが離れた。掴むが離してしまう、ロープ際まで追い込んだサアガ、しかし破片を飛ばしつつ不知火がロープに絡んだ、ブレイク、ロープでブレイクした。
これは、再び掴んだサアガ、不知火が転がった、ロープに絡まる、白煙が上がったようですが大丈夫でしょうか。大丈夫か、サアガがロープに突っ込んで反動で戻った。中央、タックル、掴んだが、不知火が転がり離脱する、足首、大丈夫でしょうか、不知火復帰、両腕パンチ、サアガが離れかけたところに背後から打撃を重ねた、これで2ポイント、今度はサアガが背後から、凌ぐが、持ち上げた、2ポイント。
10-6、残り1分。サアガのタックルで足を掴まれたが、うまく切った不知火、再開からバックブローを繰り出す、ロープに叩き込むサアガ、不知火がポイント失い。14-6、8ポイント差になった。残り30秒、バックブロー、サアガにさらに2ポイントが入る、のしのしと歩く不知火、コーナーから戻る、サアガが背後から、凌いだ、残り5秒、ここで時間が終わった!
16-6、サアガ優勢のまま1ラウンドが終了。さっきベルトを受け取ったお手伝いロボがラウンドボーイとなってリングに登場。ちょっと苦心しつつラウンドを告知しています。
さあ、1分のインターバルをおいてスコアはリセット。第二ラウンドの開始です。
さあ、第二ラウンド開始!
再び寄っていく両者、激しい両腕パンチを繰り出す不知火、これを凌ぐサアガ、右左とストレートから、高いキックを放つ不知火、出がスリップ、ダウンはまだない、0-0のまま。打撃をかいくぐり背後から迫る不知火に、サアガがバックブローで4点。4-0。
さあ不知火が離れた、サアガが不知火を掴んで、崩れながらも投げ飛ばし、これで2ポイント、6-0。
再開から殺到、駆け寄るサアガ、不知火の足首を掴むが両者崩れた、これは無効となる…… あっと、どうした。発煙だ。煙が出たようだ。不知火の肩から発煙し、一時試合が中断。ここで調整が入りましたが、試合は続行となりました。1分6秒、6-0からの再開となります。
突っ込んでいく不知火をストレートで迎撃するサアガ、これはどうした、やはり肩がおかしいか。不知火が起き上がれない、復帰した不知火をサアガが掴みに行く、胴体を掴み、一気に持ち上げた、そのまま投げる段になってやや離れてしまった、肩から崩すような恰好で落とす、これはサアガのスコア、8-0に。
ロープに逃れた不知火を追いかけるサアガ、崩れた、中央に戻す、組んだところでタックルのように低い軌道の投げ、これで2ポイント、10ポイントに。10-0になる。
サアガがなおも掴みに行く、横から掴んだサアガが崩して投げにかかる、スリップ、これは大丈夫か、不知火、もう肩が駄目なのか、立ち上がれない、離れていく、サアガが掴んだ、がっちり掴んで頭から落とした! 掴み上げ、そのまま頭からリングに叩き付ける。不知火の頭が欠け、赤い破片がリングに転がった!
これで2ポイント、ポイントは12-0。肩の故障を引きずったままの不知火に対し、サアガの圧倒的攻勢が緩むことはなく。第二ラウンドを圧倒し、この試合、サアガの勝利となりました!
ファイナルマッチ、不知火とサアガの対決はサアガの勝利。防衛戦成功により、ヘビー級のベルトはふたたびサアガのものとなりました。
これにて第二回、興行完遂! せたがや産業物産フェスタ内できんのか!19、全日程を終了いたしました。
このあとは、自由な雰囲気の記念撮影会となります。
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