12月の読書録。（☆）

　もうすぐ今年も終わりということで、とりあえず〆られるところから〆ておきましょうかと。
　そんなわけで12月の読書録であります。

12月 の読書記録

【読書状況】 11 冊読了 / 17 冊購入

「かつて神だった獣たちへ（１）」
講談社
読了(2014-12-10) ☆☆☆☆★

「ディメンションW(7) (ヤングガンガンコミックスSUPER)」
岩原裕二 スクウェア・エニックス
読了(2014-12-12) ☆☆☆☆

「ノブナガン 5 (アース・スターコミックス)」
久 正人 アース・スターエンターテイメント
読了(2014-12-12) ☆☆☆☆★

「昆虫はすごい (光文社新書)」
光文社
読了(2014-12-15) ☆☆☆☆★
「昆虫はすごい」。各種昆虫の持つ尖りすぎの能力や生態を、これでもかこれでもかと言う量の事例で見せ続けてくれる圧倒昆虫絵巻。そこまでするのかと気圧される寄生や擬態、他人もしれっと同居する社会性昆虫の世間。その中におりおり顔を出す、「人間性」至上への脱幻想の薦めが心地良い。すてき。

「死体を科学する (アスキー新書)」
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
読了(2014-12-15) ☆☆☆
死体を科学する」。現実の事件、架空の作品を例にとり、人の死のメカニズムについて解いた解説書。それぞれの事例への踏み込みがもう少し深いと好みなのですが…… と言う感じ。同じ人の違う本を読んでみるべきか。

「結婚指輪物語 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)」
スクウェア・エニックス
読了(2014-12-15) ☆☆☆☆
「結婚指輪物語」。タイトル似てる（ってあとがきにも書いてあった）けど、指輪物語とは無関係でして。幼馴染みの少女ヒメを追いかけて、異世界に勇者として降臨する結果となったサトウ君の恋と冒険のライトファンタジー。登場人物が気持ちのいい人かわいい人ばかりで和めるお話であります。

「エンバーミング-THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN- 9 (ジャンプコミックス)」
和月 伸宏 集英社
読了(2014-12-22) ☆☆☆☆★

「ディズニー ベイマックス ビジュアルガイド」
KADOKAWA/角川書店
読了(2014-12-23) ☆☆☆☆★

「ベイマックス(1) (講談社コミックス)」
上野 春生 講談社
読了(2014-12-30) ☆☆☆★

「蒼き鋼のアルペジオ 10巻 (ヤングキングコミックス)」
Ark Performance 少年画報社
読了(2014-12-30) ☆☆☆☆★

「大砲とスタンプ(4) (モーニング KC)」
速水 螺旋人 講談社
読了(2014-12-30) ☆☆☆☆★

　「かつて神だった獣たちへ」と「結婚指輪物語」はどちらもめいびいさん新作。かつ神～は異形バトルではあるけど、本質的には帰還兵の物語。結婚指輪物語は思いっきりライトファンタジーな方向に顔向けてて、どちらも続刊が楽しみ。
　ベイマックスは映画が楽しみ過ぎて、ビジュアルガイドとコミック版も買っちゃいました。ビジュアルガイドは映画のあらすじが懇切丁寧に乗っているので見た人向け。ただし内容にはパンフと若干のかぶりがあるのでその辺気をつけましょう。コミック版は基本的な筋は映画版と一緒なんですが、細部がかなり異なっている印象。それにしても映画版よりも省略されている印象を受けるのは、それだけ映画の構成が図抜けてるんでしょうなあ……。
　「大砲とスタンプ」「アルペジオ」は楽しみの続刊です。マルチナさんこわい。ヴァンパイアひどい。アルペジオ、「紋章」の一覧は気になっていたので嬉しいですな。「ノブナガン」は驚愕の前巻ラストからこう引っ張るのかと。戴宗さんが意外なまでにアレだった……。「ディメンションW」はいよいよ大詰め、からの新キャラ登場。それはともかくエリーが女装なのかもともと女の子だったのか気になります。「エンバーミング」はある種の決着編なんですが、最近主人公見てないのが気になる（二度目）。
　ここのところ漫画ばっかり読んでたので、心を入れ替えてちょっと新書にも手を出しておりました。固め打ちにするかばらかして読むか、もうちょい突っ込んでみたいです。

　てなわけでてなわけで、今年最後の読書録でした。
　来年もこの調子で、というか、もうちょっと調子出してまいりたいと思います。

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