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2015.03.21

【ロボットイベントレポート】第10回ROBO-ONE Light観戦記【四回戦】

 さて、続いては四回戦。ベスト16による8試合です。

四回戦第1試合
No.47 Type-D(Shamrock) vs No.36 Rhapsody(神戸市立科学技術高校)

 開始、中央に素早く持っていくラプソディ、大きく踏み込むタイプDですが、カウンターを貰い、1ダウンに。
 再開、打ち合いになっている、小刻みな歩行で詰めていく、これはダウンになった、両者1ダウンに。1-1に。
 脱力させて分ける、再開、開始ざまに打ち上げ、これで2ダウン。2-1でラプソディの勝利となりました。

四回戦第2試合
No.74 NAM HYEONSU(NAM HYEONSU) vs No.57 イレイザー(東京電機大学ヒューマノイド研究部)

 さあ、続いては韓国チームのナムと、豪腕イレイザーの対決です。
 イレイザーが徐々に慎重に詰めていく、ナムがちょっと待ち構える構え、素早く突っ込んだ、ちょっと浅かった、打撃で吹っ飛ぶイレイザー、しかし攻撃がファイトのコールの前、というころで、これは無効扱いに。
 一歩一歩詰めるイレイザー、持ち上げて崩す、これはちょっと有効にはならないか。踏み込んでから打ち上げるイレイザー、ナムを捉えた。1-0。
 再開、打撃を凌ぐイレイザー、あっと、どうした、ナムがタイムを申請…… いやタイムはできない。ナムが動かなくなってしまった、なんとか復帰、20秒前、しかし動き出したが、仰向けに倒れてしまった。復帰出来るか、残り10秒で戻ってきた、これは! ナムが横突きで倒した、これでぎりぎり3秒前、1-1に変わった!
 ぎりぎりでスコアタイに、延長に変わります。電池を交換する両者。

 さあ延長戦開始。両者一歩一歩、慎重に間合いを埋めていくか、中央、踏み込んだ! 開始と同時に踏み込んだイレイザー、ナムを一気に突き崩し、延長を制しました!

四回戦第3試合
No.66 PARK SIHYEON(PARK SIHYEON) vs No.29 Worst Juraru Queen(大同大学ロボット研究部)

 さあ、ワルサ女王が登場。操縦者が背中をどんどん叩かれております。ロボットではなく操縦者の体調が心配されている様子。主にプレッシャー的に。変則戦法は韓国チームを崩せるか。
 開始と同時にぐるりと変形、徐々に距離を詰める、打ち上げを詰めていく、さすがにタイニーも攻めあぐねているか、積極的に詰めていく、打ち上げる、打ち合いなりつつ移動する、ひっくり返しかけるが、揺れたものの凌いだ、しゃがんで躱す、横攻撃、お、いった! 一気に詰めて、膝の厳しいところを狙った、1-0。
 打ち合い、堪える。パクが正面からの突き、しかしそれを捉えた、崩れたところをひっくり返す、ワルサ女王の勝利とんりました!

四回戦第4試合
No.68 CHOE YONGJUN(CHOE YONGJUN) vs No.63 innocent(神戸市立科学技術高校OB)

 さあ開始、赤いタイニーのチェと、イノセントの戦い。ってあれ、開始と同時にタイムを申請、チェがタイムを申請。1-0に変わります。
 しかしすぐに再開になります。試合再開。踏み込むチェ、バランスを崩しかけたところでイノセントと絡む。腕を大きく広げて復帰するイノセント、一瞬起き上がりに苦労しかけた様子が見えましたが、チェが復帰した。しかし動き出そうとうするところで、仰向けに倒れてしまうチェ。ちょっと安定がよくないでしょうか。
 横付き、股下をくぐりぬける、追撃に攻撃を重ねてイノセントが凌ぐ、パンチの応酬、イノセントが下から狙う、やはりチェの攻撃が旨く合っていない。腿に当たっても、倒すまで至らない、奪っていけない。
 これは、攻め込んだところにイノセントの上でが、うまいこと膝に入った。! 2-0、イノセントの勝利となりました。

四回戦第5試合
No.14 SIFAR=ZERO(神戸市立科学技術高校) vs No.40 デンジャーざむらい(高等工科学校)

 さあシファールゼロとデンジャーざむらい、高校生チーム同士の激突です。
 一気に攻め込んだゼロ、ぶつかるようにリング脇で崩す、これはスリップダウン。中央に持っていくデンジャー、かがむ、ゼロの打撃を躱していく。ゼロの攻撃が浅い、スリップして半回転してしまうゼロ。あまり積極的に手を出していけないデンジャー、横突き、凌いでいる。真横、裏に回ったシファール、打ち上げ、凌いだ、真横に入り、打ち上げ、しゃがんで凌ぐ、これはどうだ、屈みこみざまの一撃が崩れたところが当たるが、これはスリップ。
 さあ、ちょっと距離を開き、打ち合い、これはいった! 大きく踏み込んだシファールの腕先がデンジャーを捉えた、1-0。
 残り10秒を切った、横薙ぎを繰り出すデンジャー、追い詰めるが、詰めきれない、これで時間切れ、シファールの勝利となりました。

四回戦第6試合
No.41 ニャンたろう(高等工科学校) vs No.26 GANGA(あたろう)

 ミリタリー全開のデザインにニャンたろうという名前、ちなみに操縦者さんの実家の猫の名前だそうです。ガンガとの対決。
 まずはお互い移動しつつのリング脇、ぐるりと回ったガンガの背後に、ニャンたろうが回り込む、背後から一撃を入れ、これで1ダウン。1-0。
 再開、ニャンたろうが位置を大きく使って引っ張っていく、追いかけていくガンガ、下がった、打点を躱す、両腕パンチの打ち合い、これは綺麗に崩した!
 2-0、ニャンたろうが同型対決を制しました。

四回戦第7試合
No.70 PARK DAEWON(PARK DAEWON) vs No.11 Symphony(神戸市立科学技術高校)

 つづいてはパクとシンフォニーの対決です。リングを引っ掻きつつ立ち上がるシンフォニー。
 大きく屈みこんで伸びる突き、だがちょっとずれた位置に立っているパク、やや遠い間合い。シンフォニーがチャンスを伺う、レフェリーからファイトの指示が飛ぶ。
 交錯しつつ打撃を打ち出す、さらにパクの打撃、これはシンフォニーがかわしますが、ここでタイムが申請される。傍目にはなんの異常もないようですが、という声が解説席からも飛ぶ中、どうしたんでしょう、あ、すぐに復帰しました。
 突っ込んでの打撃、これは両者スリップに。残り30秒、あれ、どうした、シンフォニーが立ち上がれない。仰向けになったまま苦しんでいる。復帰できなかった、これで試合は終了。
 ノックアウトでパクの勝利となりました。

四回戦第8試合
No.19 シンプルファイターlight(zeno) vs No.18 ゼムネス(ロボゼロ部)

 続いては四回戦最後の試合、シンプルファイターとゼムネスの対決です!
 回り込もうとするゼムネス、投げの構えから接近しますが、低い位置からのシンプルファイターの打ち上げ、一回転する、落ちて転がるゼムネス。1-0。
 再開、なおも攻めていくゼムネス、これは! ゼムネスの持ち上げたハイキックの最高点に、シンプルファイターの持ち上げ攻撃が重なった! 最高打点でのぶつけ合い、ゼムネスが崩されて、これで2ダウン。
 八強最後はシンプルファイターが名乗りを上げました!

 さて、続いては準々決勝です。

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