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2015.03.24

【ロボットイベントレポート】第26回ROBO-ONE観戦記【一回戦】

 試合開始を待つインターバル、リングの上は不思議な静けさではありますが。さて、まずは一回戦!
 参加全48機のうち、まずここで32機が登場。一回戦の16試合を競います。

 商工会議所の会頭さんからご挨拶いただいたあと、愈々以て、試合開始です。

一回戦第1試合
No.223 YOGOROZA(だうと) vs No.177 クロガネ(芝浦工業大学SRDC)

 さては本日最初の対決。先陣を切って登場するのは、関西の雄ヨゴローザ、対するは学生強豪、芝浦工大チームのクロガネの登場です。ハチマキ団長の気合入れの後、試合開始です。
 まずは中央へ、先に中央を占めたのはクロガネ。ヨゴローザが左右に機体を振って様子を伺う、いきなりの腕の応酬、ヨゴローザの振り上げが、クロガネの攻撃を捉え、クロガネのダウンを奪う、1-0、
 再開、離れてから背中合わせに、突き合いになった両者、一旦離れた。ヨゴローザがマ真横を掴んだ。クロガネの攻撃、だが倒れない、一旦離れた、ヨゴローザの振り上げ、これを捉えたクロガネ、打ち返した、1-1に。
 打ち合いになっている、ヨゴローザが追いかけるが、クロガネが下がっていく。ヨゴローザの前攻撃に注意が飛ぶ。追撃、ヨゴローザがスリップ。打ち合いからヨゴローザがダウンを奪われる、2-1。
 離れて、再開ヨゴローザが回り込む、横に付けた、クロガネとの打ち合い。これは両者倒れたがスリップに、一旦レフェリーが分ける。残り30秒、ヨゴローザが詰めた。これをクロガネが弾き返し、3ダウン。
 3-1、クロガネの勝利となりました。

一回戦第2試合
No.321 MUN SEONGJUN(MUN SEONGJUN) vs No.190 MAXIMUM JOKER(電気通信大学 ロボメカ工房OB)

 続いては第二試合、韓国チームのウンソンジュン。対するは電通大OBチームの紫のロボット、マキシマムジョーカーの登場です。ウンソンジュンはバッテリを背中に背負った恰好のロボット。ジョーカーは、これ、なにか喋ってますね。
 試合開始、両者慎重な攻めから、回り込もうとするウン、中央を取ったのはジョーカー、待ち構える。先に仕掛けた、しかし横移動ざまにスリップ。復帰、待ち構えるジョーカー、攻撃を仕掛けたが、ジョーカーが勢い待って後ろに倒れてしまう。
 打ち合いになる、攻撃が弾き返された恰好、ジョーカーがダウンを失う。再開と同時に一撃、これで1-1に。
 スリップ、分けた。あれ、どうした、ジョーカーが起き上がれない、大丈夫か。復帰した。中央に立つジョーカー、どうしたんでしょう、後ろに倒れたウン。ネジかなにかが落ちてしまったが、背後を取ったウンに対し、後ろに突きを放つジョーカーだが、これは絡まった恰好。両者スリップ。ウンソンジュンは大丈夫でしょうか。ここでタイムを申請、2-1に変わります。
 ウンソンジュン、コネクタが緩んでしまっていたかどうかしていたようです。ジョーカーもこの時間を生かしてちょっと調整。やっぱりジョーカー喋ってますね。
 さあ再開、通り距離から、ジョーカー、左右に機体を振りつつ詰めていこうとする、スリップ、ウンソンジュン、その場で足が滑った様な恰好でスリップしてしまう。これはどうした、腕が足の内側に入ってしまっている。ウンソンジュン腕が動かない、もうタイムは取れない。移動して距離を取るが、ジョーカーが詰めていく。
 回り込もうとするウンに詰めていく、ジョーカーも攻撃しかねているか、時間はもうない、このまま時間切れ。2-1、ジョーカーの勝利となりました。

一回戦第3試合
No.127 シンプルファイター(zeno) vs No.66 流血仮面(ミステルタマオ総統)

 さあ、前回覇者シンプルファイター登場! そして余裕の態度で流血仮面、覆面のミステルタマオ総統とともに登場です。
 「毎回云うんですけど、シンプルファイターって名前のわりに複雑ですよね」と云われつつ、試合開始です。
 さあ相対してから、腰を振る流血仮面、あっと、ぶつかりあった。両者衝突から、流血仮面が仰向けに倒れる。立ちあがった、後ろを向いて帰ってきてしまう。首を振って、バトルを嫌がっている流血仮面。ミステルタマオ総統に抗議している、操縦者とロボットで言い争いが行われる中。後ろからやってきたシンプルファイターの突き上げ、一回転して転がる流血仮面、2-0。
 流血仮面、苦しんでいる、震えているが流血コールで起き上がった! 「あの能力を違う方向に使って欲しいですね」と云われつつ、接近、積極的にローキックで攻める流血、逃げ回るシンプルファイターに、ローキック、当たった、スリップするが、シンプルファイターが効いていない、と腕を振ってアピール、あっと崩れた。シンプルファイターがちょっと粘った後でスリップ。
 そして倒れたシンプルファイターに、エルボーを打ち込む流血仮面! 綺麗に決まって、そしてイエローカード。倒れた相手への攻撃と云う事で、流血仮面にイエローカードが出ます。
 観客に喜びをアピールする流血仮面に対し、後ろから回り込んだシンプルファイター。ようやく観客席から横を向いた流血に対し、後ろから一発! これでシンプルファイターの勝利となりました。

「阿吽の呼吸が必要ですからね」「相手がシンプルファイターなのでやりやすかったですね」と云われつつ、拍手で退場の流血仮面でした。

一回戦第4試合
No.170 ダイガックOB(大同大学OB アキツカ) vs No.292 銀狐・狼(チームACT)

 続いてはスマートな機体同士の対決、紅白のダイガックOBと、腕を振り上げた恰好が独特な銀狐の対決です。
 開始と同時に銀弧がスリップ、ダイガックが左右に機体を振って待ち構える、どうだ、銀弧どこかバランスがよくないか、後方に倒れてしまう。ダイガックもスリップ。どうした、まだ間合いが遠い、中央に徐々に持っていく、銀弧の左脚首が弱い気がする、起き上がったが角度がおかしい。腕が開いたが、どうだ、ダイガックの外装に話が飛ぶ中、タイムの申請。銀弧のタイム申請で1-0に変わった。
 ドライバーを出して足の修理にかかる銀弧、大丈夫か、ダイガックは待ち構えます。調整時間中、銀弧のオリジナルコントローラーに話題が飛ぶ。残り40秒、銀弧立った。おお、行けそうです。
 さあダイガックも立ち上がり、再開! 開始、銀弧の腕が開いたままなのが気になりますが、さあダイガック詰めた、突き、躱した、ダイガックがスリップ。
 再開、あー、またおかしくなったか、銀弧が後ろにスリップ。離れたダイガック、さあ詰めていった、左右に位置を取る、銀弧がスリップ。やはり銀弧の足がよくないか、あー、起き上がったと同時に再び飛んでしまう、これは復帰できないか、カウント9で復帰、続行。
 腕を開いて突きを出すが、腕先がついてしまう、スリップ。、両者スリップ、すでに10秒前。足首が駄目か、立てない、横倒しで動けなくなった。カウント10、復帰できずKO! この試合はダイガックの勝利となりました。

一回戦第5試合
No.10 クロムキッド(Kupakuma) vs No.138 阿斌(阿斌)

 続いては、さあ登場してきましたクロムキッド! 台湾チームのアビンとの対決です。台湾チームの機体、黄色と黒のコントラストが美しいロボット。大きさはクロムが一回り大きいか。さあさあ、試合開始です。
 さあ開始、激しく振動しつつ向きを変えたアビン、クロムキッドが中央に、あっと、転がってしまったアビン、横に転がって足を伸ばし、これが蹴りの恰好に。捨て身技と見なされます。腕で体を持ち上げ、片足で落ちて復帰! これはまたすごい復帰の仕方。
 さあ近い、クロムの攻撃、これはスリップ。それにしてもアビンの振動するような移動は音がすごいです。横への攻撃、これはスリップ。クロムキッドが徐々に詰めていく、突き上げ、しかしアビンが先に攻撃でスリップしていていた。
 再開、左右に機体を振り間合いを伺うクロム、アビンが下がって距離を伺う、突き上げ、位置を変える、クロムがスリップ、ちょっとクロムの腕が変な角度で起き上がってますが、大丈夫なんでしょうか。追い詰めていくクロム、リング脇から横キックを繰り出すアビン。これは捨て身の二度目と云う事で注意になります。
 あー、ちょっと低いんでしょかねアビン。クロムがうまいこと攻撃を入れられていない、クロムが連打で押して行くが、ここでレフェリーが試合を止める。これなんでしょう、構造への注意になるようです。
 バッテリが剥き出しになっている、と云う事で、構造への注意が飛びます。カバーかなにかをつけてほしい、と云う事で、急遽養生テープでの調整が入ります。さらにこの注意でレッドカードが出ます。1-0に。
 さあ再開。中央に寄っていったクロム、突き上げ、打ち合いになった、クロムが倒れるがこれはスリップに、クロムちょっと起き上がりに手間取ってはらはらしましたが、復帰。そしてそのまま時間切れ、1-0のまま。
 クロムキッド、レッドカードの分カウント有利となり、勝利となりました。

一回戦第6試合
No.69 スカルヘッド(大同大学ロボット研究部) vs No.108 NeutrinoーBlu(飛騨神岡高校(ヒダカミロボ部))

 さあ、どんどんいきます。続いては異色の機体、片腕軽量スカルヘッドと、伝統の古豪チーム、飛騨神岡高校ロボ部ニュートリノブルの登場です。
 さあ開始、まずは中央に持っていく両者、ニュートリノが詰めていく、左右に機体を振って攻撃の機会を伺うスカルヘッド。しゃがんだあとに攻撃している、として注意が飛ぶ。交錯、ぱたりと倒れ、スカルヘッドがダウンを失う。
 さあ、スカルヘッドを徐々に追い詰めていくブルー、近付いた、隙を見せたところに詰めて一撃、これで2ダウン、2-0。
 再開、ブルーに対し、左右に機体を素早く振るスカルヘッド。突き、入ったがブルーが押されただけで、倒れない。これは仕掛けた、スカルヘッドが倒れ込むようにブルーの攻撃の出掛かりを潰し、これでダウン、2-1。
 再開、ブルーがやや下がり気味になる、スカルヘッドも攻撃を控えて様子を見る、突っ込んで攻撃の交錯、スカルヘッドが吹っ飛ぶが、これはスリップになっていく。ブルーの攻撃、スカルヘッドが自爆気味に横に吹っ飛ぶ、これもスリップ。
 ブルーが徐々にリングを移動していく、スカルヘッドが押し戻され、スリップ。近い、これは、パワー勝負になった、スカルヘッドと正面での突き合いに、これで2ダウン目。2-2になる。
 これは、審判が時間を止めた。ええとこれは…… スカルヘッドの技が現在使った技が捨て身認定になり、そして他に攻撃手段がないと。なので、有効なダウンを取れる技が無くなってしまった、と云う事みたいです。なので、唯一の攻撃モーションが使用できなくなったため、試合続行不能でレフェリー判断により終了、と云う事みたいです。ふむう。
 ということで、この試合はニュートリノブルーの勝利となります。

一回戦第7試合
No.189 Frosty(FrostyDesign) vs No.303 モノリス(芝浦工業大学SRDC)

 さあ、予選では姿を現さなかったスピードスターの登場だ! 音速のフロスティに対してモノリスが…… あれ? フロスティさんがリングに来ません。来ていないんでしょうか?
 この場合、リングに対して1分の遅刻で1ダウン、と云う勘定になります。いやフロスティさん来てないみたいですね。この試合、モノリスの不戦勝となります。

一回戦第8試合
No.60 スーパーKARATEKA(チームKARATEKA) vs No.284 PalettaMund(立命館RRST)

 さあ、前半最後の試合です。ライトにも登場したタイニーウェーブ、スーパーカラテカ登場。対するは、なるほどパレットムントって読むんですね。銀色のフレームに甲冑のようなデザインが印象的な機体です。……あれ、あのカラテカ、片腕しかついてないですね。昨日もああだったかな。
 さあ、開始です。慎重な両者、まず中央にダッシュ、取ったのはパレットムント、振動しつつスリップするカラテカ。パレットムント、後ろに倒れたが、復帰。再開、カラテカの横パンチに注意が飛ぶ、正面からの突きに変わる、パレットムントのバランスが崩れたあたりに入り、1-0に。3歩歩くように注意が飛ぶ。
 パレットムントが正拳突き、走り回っていたカラテカがリング脇ぎりぎりで踏みとどまる。やや間合いが遠い、のしのしと近付くパレットムント、近付いた、正面だ、横へ突き、これは入った、正面突きだ。パレットムントが1ダウン返した。1-1に。
 再開、やや広い距離、徐々に詰める、睨み合いから、先に打ったカラテカ、ワンツーを放つパレット。これは、浅かったか、吹っ飛んだパレットだが、スリップ。
 再開から、詰めていく、これはカラテカの位置だ、正面突き、パレットムントが倒れた。2-1。
 再開、走り回って掻き回すカラテカ、追っていくパレットムント。徐々に詰めていく、至近距離。パレットが投げのモーション、戻りに攻撃が重なり、スリップに。
 復帰、残り1秒、左右に機体を振って離れていく、待ち構える正拳、ここで時間切れ。2-1、カラテカの勝利となりました。

一回戦第9試合
No.95 Gargoyle KID(吉田ファミリア) vs No.109 Neutrino-Rosso(飛騨神岡高校(ヒダカミロボ部))

 続いて今度は、パワーとパワーの対決です、ガーゴイルキッドと、飛騨神岡高校の赤いニュートリノ、ニュートリノロッソの登場です。
 さあ、両者立ちあがった。開始、中央に持っていく両者、ガーゴイルの方がやや小さいか、横を向く、睨み合いから、ガーゴイルがスリップ。まだ遠い、ニュートリノが中央を占め、ガーゴイルが大きく伸びたパンチ、これは外れた。ロッソの打撃、あれ、配線がひっかかった、と云う事でレフェリーが分けます。まだ遠い、角度をお互い変えて攻撃の機会を伺う。
 ガーゴイルの出がぶらぶらしているところに注意が集まります。ロッソの打撃、弾かれる、スリップ。睨み合いになった、近付いていく、ガーゴイル近付いた、打ち合い、離れた。近付いていく、打ち合いになった、両者腕のぶつけ合い、ガーゴイルが下がる、ロッソの攻撃、これはスリップでガーゴイルが倒れる、スリップ。真横から接近、ガーゴイルが下がった空間を、ロッソの腕が薙ぎ払う。なにか部品が落ちたようだ、近付いた、これは入った、ガーゴイルの爪が腿を掴んでひっくり返す、1-0。
 お互円を描いて回る、これはだめか、ガーゴイルが足首を掴んで転がるが、両者スリップになった。攻めあぐねている恰好、ニュートリノのストレート、外れた、ガーゴイルが腿をつかみに行った、掴めなかった、離脱。
 時間切れか、時間ぎりぎりでガーゴイルが足を掴んで横に転がすが、これはダウンにならない。
 1-0、そのままガーゴイルの勝利となりました。

一回戦第10試合
No.291 フツヌシ(ゆうきぶつ) vs No.147 ヒスイ(東京電機大学ヒューマノイド研究部)

 続いては、腕が思いっきり豪快に曲がった金属板のフツヌシと、軽量高速のヒスイの登場です。
 さあ試合開始、遠い、慎重な攻めから入り、ヒスイがダッシュしていく、スリップ、さあ真ん前に来た、若干横に滑りながらヒスイが位置を測っていく。前後に同時にパンチをを放つヒスイ。腕をちょっと繰り出すフツヌシ。ファイトの指示が飛ぶ。両腕同時に振り上げるフツヌシ、しかしその攻撃が上がったところにヒスイが攻撃を重ねた、これがダウンに。1-0。
 横歩きで近付くフツヌシ、徐々に距離を御詰めていく、ヒスイが回り込もうとするが、両腕パンチで牽制のフツヌシ、お互い位置を狙っていく、フツヌシも詰めていく、近い、これは、のしかかるような恰好になるヒスイ。これは捨て身技となる。1-0のまま。
 これはどうした、両腕を突き上げた恰好のヒスイ、そのまま歩いて行く、フツヌシが仰向けに倒れる。腕をばたつかせるヒスイ、どうしたんでしょう。腕を振り上げた恰好からパンチ、これが当たった、フツヌシもなぜか時間差でスリップダウン。
 復帰、両者同じ恰好に。両腕パンチを繰り出すヒスイ、フツヌシの仕掛けに詰められないか、これはヒスイにイエローが出た。消極的と云う事でイエローが出ます。
 フツヌシが復帰、突き、これは! 盾を繰り出し持ち上げたところに、ヒスイが追撃を重ね、2-0! ヒスイが相手の隙を適確に崩し、勝利となりました!

一回戦第11試合
No.115 Metallic Fighter(森永) vs No.145 優磨ロボ(チームドラゴン)

 さあ殿堂戦士の出陣、メタリックファイターが登場です。KHRベースの優磨ロボとの対決です。
 ファイッティングポーズを取るメタリックファイター、先に中央を占めたのはメタリックファイター、様子を伺う両者、詰めていった、先に詰めた、ストレート、かっこいいストレートだが、打ったメタリックファイターが後ろに思いっきりスリップした。
 パンチ、メタリックファイターが突きを繰り出す、優磨ロボ倒れない。スリップしてしまう、密着した、近い距離、優磨ロボが近付いたところにパンチが頭に入った、これはダウンになる。1-0。
 再開、左右に機体を振るメタリックファイター、ぐるりと回り込もうとする優磨ロボ、凌いだ、そこからストレートで打ち込むが、これもスリップに。メタリックファイターにイエローカードが出る。
 綺麗に入った、ストレート! 優磨ロボが倒れ、2ダウン。2-0。しかしメタリックファイターの頭が半分取れてしまった! 落下物につき1ダウンを失い、これで2-1に。
 会場がどよめくうちに、メタリックファイターの攻撃が優磨ロボを捉え、これで3ダウン。
 3-1、メタリックファイター、頭が破損しつつも勝利となりました。


一回戦第12試合
No.281 アレセイア(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs No.265 Virgo(リュウ太郎)

 東京電機大チームのアレセイアが登場。紺に銀のカラーリングが渋いヴィルゴとの対決です。試合前から挑発を繰り出すヴィルゴ。
 さあ試合開始、中央に持っていく両者、腕の振り上げで、まずは交錯、こんどは左右に機体を振る両者。逃がさない、ヴィルゴが正面突き、押し崩して1ダウンに。1-0。
 再開、ヴィルゴが廻りつつ待ち構える。アレセイアの攻撃、これは自分が崩れしまう、スリップ。一気に詰めていたアレセイアに、近付くヴィルゴが一撃。2-0に。
 スリップから再開、正面、睨み合いになった、一瞬立ち止まり両者、離れたアレセイアが正面に捉えようとする。ストレートに対しアレセイアのストレート、両者スリップに。
 やや離れた、パンチ、これは! 先にヴィルゴに打たせた腕に、アレセイアが遅れてパンチを重ね、2-1に。
 最後は再開直後、倒れ込むようにヴィルゴが打撃を伸ばし、これで3ダウン。この試合ヴィルゴの勝利となりました!

一回戦第13試合
No.106 HAUSER(クラフトマン) vs No.92 ヴェルミオン(福岡工大ロボットプロジェクト)

 さあ、今度は九州勢対決です。ハウザーとヴェルミオンの勝負。ヴェルミオンが腕を伸ばしてアピールを行います。余裕の挑発から、試合開始。
 中央に持っていく両者、ハウザーが左右に行き、一気に詰める。お互い両腕を突き出す攻撃、これはハウザーのスリップに。ヴェルミオンが打撃を伸ばしたのを外させ、その隙にハウザーが攻撃をねじ込み1-0に。
 ハウザーが早く突っ込む、中央での打ち合い、ヴェルミオンの見せた隙にハウザーが体ごと突っ込んでいくが、これはスリップ。横攻撃と云うことで注意が飛ぶ。ハウザーの両腕パンチ、しゃがんで凌ぐヴェルミオン。ハウザーが立ったままでの攻撃、と云う事で注意が飛ぶ。打ち合いになる。ヴェルミオンを徐々に追い詰めてハウザーの追撃、これでダウンに。2-1になっている。ダウン一つ見落とした。
 さあハウザーが左右に機体を擦りつつ、両腕パンチを使う、ヴェルミオンが凌ぐ、横歩きからのストレート、これは綺麗なハウザーのパンチだが、浅い、と云う判断に。再開、両腕でのパンチ、ヴェルミオンのダブルパンチがハウザーの腕を叩き、これで2-2に。
 ヴェルミオンがしゃがみを織り混ぜて回避し、ハウザーと距離を取る、打ち合いに、最後はヴェルミオンの攻撃を腕ごとハウザーが弾いて、これでダウン!
 3-2、ハウザーの勝利となりました!

一回戦第14試合
No.279 イトさん(QUHP) vs No.72 Sky hopper(神戸市立科学技術高校)

 続いては九大チームのイトさんが登場。対するは神戸チームの大型機、スカイホッパーの登場です。黄緑色のボディを持ったクロムキッド風の機体です。起き上がりのチェックの後、試合開始。
 さあ、機体を横に振ったスカイホッパー、近寄った、しかし距離を詰めたところにイトさんがカウンター、1ダウンに、1-0。
 中央に寄っていくスカイホッパー、追い回すイトさん、これは打ち合いになった、イトさんが読み買って押し崩す、これで2-0に。
 再開、イトさんが腕を出しつつ待ち構える、打ち込むホッパーが攻撃してから離れようとするが、横攻撃と注意が飛ぶ。離れたホッパー、近付いて腕を繰り抱いたところにイトさんのカウンターが決まり、これで3ダウン。
 3-0、スカイホッパーを下しイトさんの勝利となりmした。

一回戦第15試合
No.114 コビス(ビスコ) vs No.239 ナハトムジーク(神戸市立科学技術高校)

 続いてはコビスの登場。対するはこれも神戸チームの大型機、ナハトムジークの登場です。
 開始、横を向いたナハトムジークが中央に、そして徐々に押して行く。コビスが待ち構える構えから、パンチをぎりぎりで躱す。位置を変えていった、高さが合わない,屈んで横フックを繰り出すムジーク、捕まえられない、横攻撃が出ている、と注意が飛ぶ。コビスが離れた距離から近付いてくが、ストレートを貰った、頭に当たって軽く飛んだ。1-0。
 再開、パンチを繰り出すムジークの隙を抜けて、スリップするコビス。再開、ちょっと距離を置いた、移動していく、背中を向けていたが、これは、頭に当たったが、浅い、と云う声でスリップに。
 攻撃の戻りに合わせて詰めるコビスだが、戻りに巻き込まれて倒れる、スリップ。
 打撃を凌いだコビス、これは、ダウンか、カウンター、ムジークが攻撃を弾かれた、倒れた、1ダウン、1-1に。
 ムジークの攻撃、腕の間に挟まった恰好のコビスが耐えた、ムジークが後ろに倒れる、これはスリップに。
 さあ、復帰、残り30秒を切った。コビスが位置を伺う、パンチを外させカウンターを狙う。なにかが飛んだ、後ろを取ろうとするムジーク、外れた、戻りに巻き込まれてスリップ。
 ここで時間切れ! 1-1のままで時間切れと云う事で、延長戦に突入します!

 時間ぎりぎりまで慎重な調整を続けるナハトムジーク、時間終了。さあ、試合再開です、とその直前。「ネジが落ちてる!」「ネジ? ……でか!」 なんだか結構大きいのが取れてたみたいです。
 さあ、延長戦、横向きで詰めていくムジーク、中央から移動して離れていく、ストレートを放ちつつ 狙うムジーク、そこへの反撃を狙うコビス。ちょっと浅いか、やや遠い、いい位置に立とうとするコビス、ストレート、ぎりぎり躱した、なにかが取れた、ぶつかった。ムジーク、近付いていく、これは、詰めていったコビスをナハトムジークが正面に捉えた、正面突きを頭に入れてダウンを奪う!
 これで決着、ナハトムジークの勝利となりました!

一回戦第16試合
No.107 Neutrino-Nero(飛騨神岡高校(ヒダカミロボ部)) vs No.262 Neamhain(大同大学ロボット研究部)

 さあ、一回戦最後の試合。ニュートリノネロと、神様の名前でしたっけか、ネヴァンとの対決です。
 開始、ネヴァンがいきなり前方へスリップ。復帰して再開、左右に跳ねるように移動していく、ニュートリノネロの突き上げる攻撃を躱し、跳ねるように詰めていくネヴァン、これはスリップになる。
 中央に行くネヴァン、一撃して離れるネロが突き上げる攻撃、さらには片腕攻撃と両腕パンチを繰り返していく、ネヴァンの反撃の攻撃ですが、スリップになる。
 ネヴァンが近付いては一撃し、ネロは待ち構える構え、なかなかネロの攻撃レンジに捉えられない、突進ざまのネヴァンの攻撃、これは横攻撃と言う事で無効に。
 再開、リング脇ぎりぎりから中央に。ネロのパンチ、ネヴァンがスリップする、起き上がれるか、うつぶせに倒れた、これは、起き上がりの最中に前向きにたおれてしまう、テンカウントが進む、ここでタイムを申請。1-0に変わり、調整に入ります。
 さあ、1-0からの再開です。再び中央での打ち合い、腕先が交錯して両者スリップ、しかしカウントにはならない。分けて復帰、回り込もうとするネヴァンが走り抜けざまの一撃、これはスリップ。リング脇ぎりぎりまで行ってしまう。
 打ち合い、これはスリップ。ネヴァン、まずい。再び舞え向きに崩れてしまう、復帰できた。打ち合い、攻撃してからネヴァンがスリップしてしまう。残り10秒、左右に機体を振りつつの打撃勝負、再開、ここで時間切れ。1-0。
 タイム分の差で、ニュートリノの勝利となりました!

 さて、これで第一試合、16試合が終了。
 ここで一旦、お昼休憩となります。このあとは1時15分から再開となります。

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