【ロボットイベントレポート】第16回KONDO BATTLE【決勝トーナメント】
このあとは決勝トーナメント。
オープン・KHR、それぞれの上位6機が、勝ち抜きトーナメントで戦います。
オープンクラス第19試合
No.1メテオール・タイタン(芝浦工業大学SRDCチームメテオール) vs No.16クロムキッド(くぱぱ)
さあ、休憩のあとの決勝戦、最初はメテオールとクロムの対決。左右に機体を振りつつ、先に中央を占めたのはクロムキッド、メテオールが旋回しつつ背後を狙う、クロムキッドが一定の間合いの外に。膝を狙い仕掛ける、がちんと言う音と共に、メテオールの打撃が弾かれる。大きく下がった、メテオールの腕を弾くクロム、お互いに激しく動き回る、相手を正面に捉えて離さない。これは入った、クロムキッドの一撃が膝に入った、態勢をくずされてこれで1ダウン、1-0。
再開、遠い距離から、クロムキッドが再び攻撃の距離に近付いていった、打撃のやや外、打ち込み、下がった。クロムキッドが離れた距離から、間合いの睨みあい、打ち合い、これは打ち上げたメテオールの腕先を、さらにクロムが持ち上げて弾いた、これで2ダウン。2-0に。
さあ、睨み合い。クロムが追い詰めていく、猛打、スリップで後ろに倒れるクロムキッド。再開、左右に機体を振りつつ、 一気に打ち込む、横突きを凌いで下がるクロム、距離を計り直す。つっこんだ、腿に入る、クロムの突きは崩しきれなかった。スリップに。
突き、間合いの外だ、メテオールがうまく間合いを計り切れていないか、突っ込んだクロム、足首から倒した、これはスリップになる。
遠い距離から駆け込む、クロムの打撃、これはカウンターだ、メテオールが待ちかまえて胴体に一発、これで2-1に。一点返した。
復帰中ですが、ここで時間切れ。2-1、クロムキッドの勝利となりました!
オープンクラス第20試合
No.7モノリス(芝浦工業大学SRDCチームモノリス) vs No.12Metallic Fighter(森永)
オープン決勝、続いての対決はモノリスとメタリックファイター。
さあメタリックが中央に持っていった、モノリスが下がり気味に睨む、回り込もうとするモノリス、横に回った、突き、一気に飛ばした、あれ、これは有効にならない。横攻撃と言う判定だ。
メタリックファイターが中央に、弾き飛ばすが、後ろに下がるものの、崩れないメタリックファイター。ぐるりと回って位置が入れ替わる、つんのめってメタリックファイターがスリップ。
一回転して復帰、横突きで接近、突きの戻りに巻き込まれてスリップ、一回転して復帰、一瞬メタリックファイターが止まりかけたが、大丈夫そうだ。
ストレート、打ち合い、正面からの打ち合い、細かく左右に移動しつつ、正面に相手を捉えようとする、同時に打撃が伸びる、回転、これは、絡んだ、メタリックファイターの腰のあたりに打撃が絡まってスリップ。倒れた位置がリング脇ぎりぎりだったが、一回転してリング側に転がり復帰した。
さあ再開、近い、パンチ、まだちょっと遠い。近距離に詰める、打ち上げ、投げを繰り出す、打ち込んだ、両腕パンチを貰うが、投げのモーションで屈み込んで姿勢を戻す。肩への攻撃を放つが、モノリスが倒れない。
時間がない、モノリスが取った、メタリックファイターの投げの空転を捉えて、背後に、背後からの攻撃、腰を崩して1ダウン! この打撃と、ほぼ同時に時間切れ。
10カウント、しかしメタリックファイター復帰できず、これでモノリスの勝利となりました。
オープンクラス第21試合
No.15ガーゴイル キッド(吉田ファミリア) vs No.16クロムキッド(くぱぱ)
さあ、シードとして登場のガーゴイルキッドと、勝ち上がってきたクロムキッドの対決です。
開始、左右に揺らしつつ両者中央、ガーゴイルがやや下がり気味、クロムが詰める、突撃しての打ち上げ、ガーゴイルが凌いだ。一瞬で下がるクロム、打ち込み、両者の腕先が絡み合い、両者一瞬浮いた後、胴体から落ちる、ダブルスリップ。分けて再開、大きく下がったクロム、突撃していく、ガーゴイルもクロムも、普段は腕を脱力している恰好。これは、突き込んでいったクロムの胴体がぶつかり両方倒れる、これはどっちのダウンだ、クロムのダウンだ。1-0、ガーゴイル有利に。
打ち込む、交錯から腕先がぶつかりあった、いや腕を掴んで崩した恰好か、2-0になった。
クロムが小さく後ろに倒れる、吉田さんが改心の笑み。さあクロムが攻め込んでいく、リング中央から胸板を捉えた、これで1ダウン戻す、2-1に。
さあリング中央にクロム、慎重な打ち合いになった、仕掛ける、突っ込んだ両者、ガーゴイルが前にスリップ。残りは1分強、クロム突撃してつんのめった。これは近い間合いから、腿を掴みに行ったガーゴイル、一気にクロムを掴んでひっくり返した!
これで3-1、ガーゴイルの勝利となりました!
オープンクラス第22試合
No.7モノリス(芝浦工業大学SRDCチームモノリス) vs No.6玲(千葉工業大学文化会総合工学研究会柴田)
さあ、学生対決、芝浦工大対千葉工大。玲とモノリスの対決です。
ちょっとモノリスが倒れてしまっていますが、さあ、開始。左右に揺らしつつ、様子を伺う、玲が下からアッパー、モノリスも両腕でで正面突きを打つ。肩がスイングする構造の機体同士の戦いですね。
お互い間合いを計っている、探りの打撃を放っていく、モノリスが裏を取られた、スリップダウン。まだお互い有効打が出てこない、モノリスが仕掛けたところを、玲がカウンター気味に打ち込む。両者が吹っ飛ぶが、これはモノリスのダウン。1-0。
再開、モノリスが回り込みにかかる、突っ込んだ、玲の背後を捕まえた、これで1-1に変わる。
玲が肩をうまく使って復帰する。睨み合いが続く、お互い小刻みに動きながらの睨み合い、玲が詰めた、探りの一撃、がちんと当たる。お、これも外れた。当たってはいるんですが、重さが無いか。
玲が徐々に追い詰めていく、モノリスが回り込む、横突き、かわした、玲の反撃をかわす。残り時間がない、ファイトの声が飛ぶ。腕先同士がぶつかりあった、玲の攻撃、当たってモノリスがやや下がる。お互い攻撃していき、当たってもいるが、モノリスが背後に、玲も隙を与えない、
ここで時間切れ。1-1のまま時間切れとなります。
さあ、決勝トーナメントには引き分けはありません。この試合は延長戦となります。
モノリス必死の冷却に体し、玲はわりと余裕の構えでバッテリ交換。さあ、延長戦に突入です。
開始、両者再び間合いを伺う、徐々に近付いていく。先に玲が横に一撃、再び打つ、肩をかすめた、両腕パンチを繰り出すモノリス、しかしこの隙を捉えた! 玲の一撃がモノリスの正面を捉え、一気に吹き飛ばしてこれで延長戦決着!
決勝には玲が駒を進めました。
さて、このあとはいったんKHRクラスになります。
KHRクラス第19試合
No.11fighting-Δ(Tomorrow Leaf) vs No.7流血仮面レッド(ひっきー)
さあ、KHRクラス、最初の試合はデルタと流血仮面から。
中央で交錯、デルタが前に来にスリップする。反対に機体を動かしていくデルタ、下がり気味に構える、レッドがリング中央に陣取る、踏み込んでいった、両腕突きを凌いで、横突きを押し込む、スリップ、流血仮面が正面突きにスリップ、流血仮面のマスクがずれてしまった。
あー、歩き回っているうちに、突きをもらった、流血仮面、これで1ダウン。1-0。
半分脱げかけのマスクが、頭に引っかかったままで試合実行、突っ込んでいって打撃を放ちますが、待ちかまえたデルタのカウンターが入る、これで2ダウンに。
転倒した状態から、震えつつの復帰。最後は戻ったところで胸板に一撃、デルタがダウンを奪う、3-0。
マスクがずれたショックから戻れないうちに連発を貰い、流血仮面敗退となりました。
KHRクラス第20試合
No.2こめた(森永) vs No.6ダイナスター(クラフトマン)
さあ、通いての登場はこめた、そしてダイナスターの登場です。
開始、中央に陣取ったこめたに対し、肘打ちで突っ込んでいったダイナスター、正面突き、そこから肘を曲げて引き倒す、しかしこれはダウンとは見なされない。スリップ。
突き、両腕パンチを凌いだダイナスター、こめたがスリップ。正面、近付いたところをこめたが捉えた、投げの構えで崩し、これで1-0。
再開、投げを素早く下がって躱すダイナスター、こめたが近付いていく、両腕での打撃、浮くが倒れないダイナスター。反撃、こめたは倒れるが、しかしスリップに。
エルボーで突っ込んでいき両腕パンチ、反撃も、こめたの投げでスピンしながらひっくり返るダイナスター、しかし歩いていないということで、有効とならずスリップに。
抱えて背後に倒れるこめた、しかしスリップにある。こめたの攻撃は、入ってはいるのですが決まってはいない。ダイナスターが反撃で牽制、打ち合い、両者スリップに。
ダイナスターが肘打ちで近付く、両腕パンチで反撃するこめた。離れた、突き、しかしこめたたが崩れている。背後を取りに行ったダイナスター、横突き、ダイナスターが凌ぐ、背中に引っかかるがm崩れなかった。
こめたが下がっていく、リング脇ぎりぎり、ダイナスターの突き、しかしこめたが耐える。両者が中央に戻っていった、最後はぶつかり合いから、ダイナスターがこめたを押し崩したものの、これはスリップに。
時間切れ。1-0でこめたの勝利となりました。
KHRクラス第21試合
No.11fighting-Δ(Tomorrow Leaf) vs No.4バンボーカスタム(バトル・バンブー)
さあ、バンブーブリッジの同チーム対決。セコンドにはあずさぶろうの梓さんもついてチーム全員集合での対戦です。
まず詰めていったのはデルタ、中央を取ったバンボー、背後に回り込んだデルタ、真横、両腕パンチを打たせて、バンボーが横突き。しかしかわした。
リング脇ぎりぎりまで大きく下がるデルタ、バンボーが押していく、デルタが引き気味に構える、両腕パンチの打ち合いに、両者前へ、空打ち、これは入った、両腕パンチの打ち合いになったところで、遅らせて打ったバンボーがダウンを奪う。1-0。
さあ、ちょっと遠い距離から一気に詰めていった、背中を見せたバンボーを追い詰めていくデルタ、打ち合い、しかし空打ちしたところにバンボーが反撃、胸板に与えてダウンを奪う、2-0になった。
再開、バンボーが待ちかまえる、両腕、これは、お株を奪った恰好。先に打たせたデルタが、バンボーの隙をついてダウンを奪い返す、2-1に。
デルタが押して行く、バンボーをリング脇に追い詰めていく、打ち合い、お互い先を取ろうとする、打撃勝負、打ち合いからバンボーが先を取った。
3-1、同チーム対決はバンボーカスタムの勝利となりました!
KHRクラス第22試合
No.2こめた(森永) vs No.10コビス(ビスコ)
これはまた面白いカードになりました。森永さんとビスコさん、師弟対決状態です。
開始、まずはこめたが中央に、コビスと正面からの睨み合いになった。先に打たせたコビスが反撃するが、有効にならず、両者スリップに。
激しく動き回る両者、コビスが背後を取って素早く横薙ぎにかかるが、これは有効にならない。
分けて再開。横突きでの打ち合い、両者同時に投げの構え、弾かれて下がる、こめたが下がって距離を取る。コビスが背後に回りこもうとする、同時にタイミングで投げ、と言うか薙ぎ払い。打ち合いなんった、これは、投げを投げで押し崩され、こめたがダウンを奪う。1-0。
さあ、横から近付くこめたに対し、コビスが綺麗な投げで捕まえるが、捉えきれなかった。胴体を捕まえることころまではいくが、こめたを崩して倒すことができない。打ち上げるコビス、先に打たせた、こめたが払いつつ突っ込む、捨て身と言う判定に。これはダウンとなったとのこと、2-0になります。
さあ、こめたが背後を向けたまま近付いていく。コビスの投げで一回転するが、耐えたこめた、コビスの投げ、両者全く同じ投げ。後ろにスリップして吹っ飛ぶ。これは両者スリップに。
さあ、残り10秒、打ち合い、最後はコビスの伸ばした腕を、こめたが払おうとしたところで時間切れ。2-0、こめたの勝利となりました。
さあこのあとは。それぞれのクラスの決勝戦です。
オープンクラス第23試合
No.15ガーゴイル キッド(吉田ファミリア) vs No.6玲(千葉工業大学文化会総合工学研究会柴田)
これもさすがは面白いカード。猛攻で攻め込んでいくガーゴイルと、ワンチャンスを的確に狙っていく玲の対決です。
開始、ガーゴイルが前に出る、中央に賀ガーゴイルが持っていく。玲も素早く動いてガーゴイルに間合いを掴ませない、これは、玲がスリップしたかと思った直後、復帰とともに玲が素早く一撃、ガーゴイルを弾き飛ばしてダウンを奪う、1-0。
ガーゴイルが間近の距離、玲の打撃をかわしつつ機会を伺う、大きく下がった、遠い間合いに変わる。ガーゴイルが詰めた、一気に足首を掴んでひっくり返す、これで1-1に。
左右に機体を振りつつ、ガーゴイルが再び攻撃のチャンスを伺う。爪を開いた、詰めていく、掴んだ、これはどうだ、ちょっと投げる最中に離してしまったか。玲を投げ飛ばしたが、これは有効にならない。1-1のまま。
機体の向きを激しく変えながら様子を伺う両者、これは、一気にガーゴイルが詰めた! 足首を掴んで投げ飛ばす、これで2ダウン。2-1になる。
遠い間合いでの睨み合い、近付いたかと思うと爪を開いて掴みに出る。ちょっと遠かった、大きく屈んで、玲の攻撃を凌いでいくガーゴイル。残り時間も僅かだ、伸ばした、掴めたか、崩したがこれは有効にならない。ガーゴイルが最後に崩したところで時間切れ。
結果は2-1、決勝戦はガーゴイルキッドの勝利となりました!
さあ、このあとは本日最終試合、KHRクラス決勝です!
KHRクラス第23試合
No.4バンボーカスタム(バトル・バンブー) vs No.2こめた(森永)
さあ、最終試合。バンボーカスタムとこめたの対決です!
開始、両者、勢いよく突っ込んでいく、止まった。中央での睨み合い、リング中央にこめたが進む。待ちかまえるバンボー、まだ仕掛けていかない。ちょっと遠い距離を小刻みに走り回る、こめたが一気に詰めた、投げ、しかしこれは、投げの腕先をつついて崩した、バンボーでカウンターでダウンを奪う、1-0。
再開、こめたが突っ込んでいく、投げ、空転したところにバンボーが両腕パンチを繰り出す。睨み合い、徐々に下がるバンボー。リング脇ぎりぎりまで追い詰められている、投げ、しかいこめたの投げを捉えて、ひっくり返した。これで2-1に。
こめたが押し込んでいこうとするが、バンボーの反撃で背後に倒される。バンボー、大丈夫か、立ち位置がリング脇ぎりぎり、転落寸前に追い詰められたところに、こめたが追撃を入れたところを、うまくずらして横突き、これがカウンターとなった!
これが決勝点となり、3-1。
KHRクラスは、バンボーカスタムの優勝となりました!
このあとは表彰式と、写真撮影です。
さて、リング上にロボットを並べて表彰式です。
オープンクラス、準優勝は玲。優勝はガーゴイルキッド!
KHR準優勝はこめた、優勝はバンボーカスタム。「決勝で森永さんとやりたいと言っていて、本当にできてうれしい。また森永さんと戦いたい」と、バトルバンブーの大塚さんでした。
KONDO BATTLEはこれにて終了。
優勝はオープンクラスがガーゴイルキッド、KHRクラスがバンボーカスタムでした!
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