【ロボットイベントレポート】第9回ニソコン観戦記【バトル】
さて、お昼を挟んで午後の部は、バトル競技の開幕です!
バトルは一対一によるトーナメント、14機による対戦、全14試合が行われます。三位決定戦やるんですよね。
シードは2チーム、2回戦からの登場。一回戦は6試合が行われます。まずはルールの説明から。3分1ラウンド、3ダウン制。また重量差により、1kg以上重量がある機体に関しては、重い機体に1ダウンのハンデが与えられます。
というルールの説明のあと、いよいよ試合開始です。
一回戦第1試合
No.2 ガルー vs No.14 モノリス
まずはいきなり緒戦から、決勝級のカードです! 三冠女帝ガルーと、そのガルーキラーたる芝浦工大のモノリスとの対決。しょっぱなからのこの好カードから、大会開始です。
さあ試合開始、まずは慎重な入り、睨み合いから、アッパーで牽制しつつ、間合いを、詰めていかない、広めの位置から、ガルーが牽制を入れつつ詰めはじめた。モノリス、ぎりぎりで外れている、徐々に詰まってきた、まだわずかに腕の外、ガルーが仕掛けた、のしかかるような恰好で膝に引っかけたが、これは倒しきれなかった、ガルーが前に詰めていく、カウンター、これはモノリスのスコアになった。1-0。
再開、ガルーが睨みつつ近付いていく、近い、踏み込んで、投げの構え、ガルーが打ち上げる、モノリスの反撃の前に離れていく、一撃離脱に切り替えたガルー、モノリスの膝を狙っていく、入った、モノリスの膝を捕まえ、ひっくり返す、1-1に戻した。
膝を左右で狙っていくガルー、モノリスが仕掛ける、半回転しつつ転倒した。スリップ、スコアそのままで再開。左右に機体を振るモノリス、ガルーが横向き、腕先を繰り出す、それぞれ腕を打ち込んで牽制勝負から、ガルーがいった、これは、有効になった。倒れ込みざまの膝への攻撃、突き崩してダウンを奪う、2-1に変わる。
カウントダウンとともに再開、ここで時間切れ。モノリス反撃も及ばず、2-1でガルーの勝利となりました。
一回戦第2試合
No.12 サイコロ一号 vs No.7 ヒスイ
続いては、打って変わって超軽量級の対決。サイコロ一号とヒスイの対決です。
出て来るなり「サイコロじゃん」と言われているサイコロ一号。まったくもってマーケティングの効果です。ヒスイもリングに登場。さあ、サイコロ一号が変形して、試合開始です。ヒスイがなぜか起き上がりでころころしています。
さあ、試合開始。横向き担ったサイコロに対し、大きく回り込んだヒスイ。旋回しつつ、離脱し再び接近。なにげなくサイコロを倒し、まずヒスイがダウンを奪う。サイコロ一号がパンチを放ちつつ移動しますが、ぶつかっていったヒスイ、あー、サイコロ一号、真っ逆さまになってしまった。
肩をぱたぱたさせて必死になにかをアピールするものの。復帰できるか、復帰できない。このままノックアウト、ヒスイの勝利となりました。
一回戦第3試合
No.10 ゴーライオー vs No.3 で・か~る
続いては、再び大型対決のカード。ゴーライオーとでかーるの対決です!
かなり下がって構えたゴーライオーに対し、でかーるは踏みだし過ぎくらいに前位置の構え、まずでかーるが突っ込んで言った、ゴーライオーが待ち構える、打ち合い、絡み合うような恰好で両方とも攻撃、絡まった恰好でスリップになる。
再開、おお、デカールが足を振り上げた、ハイキック、大きなハイキックを繰り出す、腕を繰り出しての攻撃、ゴーライオー、これはどうなった、カウントにならなかった。
接近していくでかーる、腕を伸ばす、これをゴーライオーが反撃で崩すが、これもダウンにならない。というかダウンなのかどうか、そもそもとても解りにくいでかーる。
ハイキックを後方に放ってから離脱、接近、蹴りざまにバランスを崩してしまう、回り込んだでかーる、足を持ち上げて、多少力を溜めてからの連続キック、それにしてもどちらも有効打が出せません。
両腕で崩そうとするゴーライオー、でかーるの腕が蹴りに絡まった。さあでかーるが詰めていった、一気に、そのまま、これは、押し出しだ! 1-0、押し出しででかーるがカウンターを奪った。
中央でぶつかりあい、絡まって倒れるが、両者スリップ、復帰したところで試合終了、最後はでかーるが操作ミスで後方に吹っ飛んだところで時間切れ。
試合終了、この試合は1-0、でかーるの勝利となりました。
一回戦第4試合
No.4 イレイザー vs No.11 ゼムネス
さて、トーナメントは後半ブロック。このあとはしばらく軽量級の対決が続きます。
ゼムネスのニナガワさん、もちろんファミコンを首から提げたスタイルなのですが…… ファミコンは懐かしすぎて、ちびっこの皆さんの食いつきはあんまり良くないですね。ともあれ、試合開始です。
横に回り込むゼムネス、滑るような動作でイレイザーが横へ逃れていく、ゼムネスが近付いたところに強烈なカウンターが入る、イレイザーが1ダウンを奪う。1-0、コーナーでの攻防、ゼムネスがリングの外に飛び出てしまう、2-0。
ゼムネス、距離を開いて慎重な攻め、前を通り過ぎかけたところにイレイザーが突っ込み、のしかかる攻撃で倒すが、これはノーカウント。
あー、イレイザーのパンチに、カウンターで合わせるゼムネス、これは外れた。ゼムネスの踵落とし、これは外れた、今度はがぶりよりで掴みにいったゼムネス、イレイザーのパンチをかわし、正拳突き、さらに横に踵落とし。
左右に機体を振るゼムネス、投げで掴みにかかる、イレイザーかわした。横から接近するゼムネス。踵落としを果敢に仕掛けるが、さすがに横向き相手では崩せない。両者交錯、分けて、再開。残り10秒、ゼムネスが投げに仕掛けたところで、試合終了。この試合は2-0、イレイザーの勝利となりました。
一回戦第5試合
No.1 クロムキッド vs No.6 スプラウト
さあ、続いての対決はクロムキッドとスプラウト。今度は重量級 vs 軽量級の対決、それどころか重量差が2kgに達する勝負です。ダウン差は1-0より開始。
さあ開始、クロムが仕掛けた、突き上げ、って、飛んだ、スプラウトが完全に空中に舞い上がって落ちた、豪快な一撃、1-1!
スプラウト復帰するが、どうした、足首の調子が悪い。立ちあがって歩こうとすると、足首から倒れてしまう、起き上がれるか、ぐるんぐるんとまるで飛び交うように起き上がろうとするが、苦戦した末にリングアウトしてしまう。2-1。
さあ、再開、狭い距離に追い込んで、クロムキッドの攻撃、旋回して転がるスプラウト再開。直後にクロムが一撃して沈め、これで3ダウン。3-1でクロムキッドの勝利となりました。
一回戦第6試合
No.9 カオナシ vs No.8 雪風
さあ、続いての勝負は、中量級同士の対決。KHR改造機のカオナシと、軽量雪風の勝負です。あれ、コーナーを入れ替えて。再開です。
まず両者接近、雪風がスリップ、後ろを取る雪風、それぞれキーパーモーションで足を広げる両者、なぜかひたすら開脚しているカオナシ、雪風は投げのがぶりよりで遠ざかりつつ、あー、方向転換中に転んでしまう、大丈夫でしょうか、突き、戻りの腕をぶつける雪風、肘打ちのような恰好でダウンを奪う。1-0。
再開、中央に陣取った雪風、カオナシはちょっと安定が悪いか、近付いて来たところを狙い、唯風がダウンを奪う、2-0。
再開、背後から両腕パンチを狙う雪風を押し戻す雪風、打ち合い、これは綺麗に入った。顔面を殴り倒すような恰好で、雪風がパンチを決めて、これで3ダウン。
3-0、雪風の勝利となりました。
このあとは第二試合、シード選手を加えて4試合となります。
二回戦第1試合
No.13 Gargoyle KID vs No.2 ガルー
さあ、ガルーは本日、強敵とのカードが続く。続いての勝負は、ガーゴイルキッドとガルーの勝負です。
開始、徐々に中央に詰めていく、両者、横を向いたガルー、先に仕掛けた、ガーゴイルが妙にゆっくりしたアッパーでカウンターを入れていく。詰めていく、ガーゴイル、打ち上げの勝負、まだ相手の体を捕らえてはいない、お互いまだ牽制の状態、睨み合いになった、ガルーが徐々に詰める、近い、ガーゴイルの掴み避けが機能しているのか、ガルーが掴みきれていない。ガーゴイルの攻撃、腕先にガルーがカウンターをぶつける、これはお互い崩れない。まだダウンどころかスリップもない両者、試合時間は半分を超した、ここで両者絡んでスリップ。
配線の絡みを分けて、再開。ガーゴイルがやや引いた構え、ぶつかっていった、ガーゴイルが背後を取った、ガルー、リング脇ぎりぎりでのスリップ、危ないが、復帰した。
正面での睨み合い、ガルーがガーゴイルの腕をがっちりホールドしたが、投げ切れなかった。両者スリップ、絡んでから再開。腕先を繰り出しての打ち合い、びゅんびゅんと間合いぎりぎりの勝負、膝を掴んで押したガルー、もろともに押し込むが、これも有効とならない。この間に、時間終了。延長戦となります。
延長戦は1分間、1ダウン先取で決着するサドンデスルール。
さあ、バッテリ交換から延長戦開始、近付いた両者、打撃の凌ぎ合い、腕同士が一瞬絡んだが自然に分かれた、残り30秒、腕を激しく振る両者、これは、交錯から崩れた、スリップか、有効だ、有効のようです。この勝負、延長戦はガルーの勝利となりました。
二回戦第2試合
No.7 ヒスイ vs No.3 で・か~る
さて、これは面白いカード。重量級 vs 軽量級、かつ、よく走るロボット同士の対決です。でかーるは1ダウンのハンデを負った状態での開始、巻き返しを図らなくてはいけません。
開始、いきなり折れ曲がって仕掛けるガルー、ヒスイに体当たりでぶつかっていった! これは、いいんだ、有効になった、体当たりでダウンを奪ったえかーる、1-0。
ヒスイが曲線的に回りこみ、でかーるが直線で走り寄っていく、角度を変えたでかーるに、ヒスイがぶつかって倒れる、スリップ、でかーるがその場旋回から、大きく足を振り上げるキックを放つ、ヒスイが突っ込んだ、これは、ヒスイの突っ込みざまに足を振り上げてぶつけるが、スリップになる。ヒスイが旋回して回り込もうとするが、でかーるも回り込んで間合いを捉えようとする、キックの反動で転倒するでかーる。転がって起き直る、ヒスイが離れて突進する。旋回して、いったn離れた、距離を置いたヒスイに、でかーるが突っ込んでいき、目の前で態勢を逆転させつつ突きを放つ、なんて言えばいいんだ、突撃姿勢から、逆側に態勢を折り曲げざまに、一瞬だけ通常の姿勢になって突きを放った。 これで2-1に。
中央での小競り合いが続く、移動しつつ蹴りを直上に繰り出すでかーる、ヒスイが駆け寄ったところで、これで試合終了。2-1、突撃ざまの攻撃を決めて、でかーるの勝利となりました!
二回戦第3試合
No.4 イレイザー vs No.1 クロムキッド
さて、再び重量軽量の対決。クロムキッドは再び軽量級との対決、ハンデを負っての登場です。開始時点で1-0。
開始、まずは飛び出たクロムキッド、牽制のアッパーを繰り出しつつ詰めていく、なぜかバンザイの恰好のイレイザー、あー、この状態でのしかかった。体重を乗せた捨て身技、しかしクロムは重い。スリップになる。
再びイレイザー、離れた状態で両腕を振り上げる、これは、クロムの突き、イレイザーが引っかけられて空中に持ち上がるが、そのまま足から落ちた。有効にならない。これは! のしかかったイレイザーが、完全にクロムに寄りかかった恰好から、クロムの突きが強引にひっくり返した! のしかかって万歳した恰好のまま、反対側へと吹っ飛ばされたイレイザーがダウンを失う。1-1。
再開、中央での競り合い、イレイザーがのしかかる攻撃を狙い、クロムキッドがそれに対して適確にカウンターをねじ込んでいく。再開、クロムの攻撃はイレイザーに当たっているが、持ち上げたままで降ろしてしまう、これは綺麗に入った。イレイザーが捨て身に入った瞬間に、クロムキッドが持ち上げて、そのまま一気に投げ崩した! ここでこのままカウントダウン、試合終了。2-1!
最後、クロムキッドが復帰できるかちょっとおかしな感じですが、無事に立ちあがりに成功。ここで無事に、クロムキッドの勝利となりました。
二回戦第4試合
No.8 雪風 vs No.5 ヴェルフェン
さあ、準々決勝最後の試合は、雪風とヴェルフェンの対決です。
開始、雪風が攻めていった、大きな突きを繰り出して詰めていく、ヴェルフェンが死角に逃れていく、これは入った、雪風の突き、一気にコーナーまで飛ぶヴェルフェン、1-0。なにか問い合わせがヴェルフェンサイドから出たようですが、試合続行。
雪風がヴェルフェンをコーナーに追い詰め、リーチの長い攻撃で追い詰めていく、リング脇ぎりぎり、両者スリップ。起き上がれるか、雪風は復帰、ヴェルフェンはどうだ、神の手で復帰。残り1分30秒。回り込みにかかる両者、渦を巻いて中央へ、ヴェルフェンが両腕パンチ、雪風がパンチを繰り出す、あ、正面から捉えた。胸板に一撃、これで2-0。
位置を変えつつ、雪風ががぶりよりで捕まえに行く、背後を取ったヴェルフェンに対し、背後へ打ち上げ攻撃を繰り出す雪風、これは、カウンターだ。雪風の腕先を捉えてヴェルデンが崩す。2-1に。
あれ、どうしたんでしょう。ヴェルフェン側が機体を引き揚げましたが…… 時間切れなんでしょうか。試合終了していたみたいですね。ともあれ、この試合、2-1で雪風の勝利となります。
さて、これでベスト4が揃いました。
このあとは準決勝です。
準決勝第1試合
No.2 ガルー vs No.3 で・か~る
さあ、異色というかなんというか、どういう勝負になるんでしょう。そういえば実戦で見るのは珍しい気がする、ガルーとでかーるの勝負です。道楽、さんが「え?」とか言ってるのが、ちょっと気になりますが、
いきなり突っ込んだでかーる、ガルーがはね除けるように横に転がす、スリップに、自力で分けて再開、至近まで詰めて、でかーるが起き上がりながらの回転パンチ。ガルーに向かっていたでかーるの進路が逸れた、そのままリングアウトしてしまうが、自力で復帰。ええと、たぶん1-0ですね。
でかーるが中央から連続突きで攻め、絡まって、分ける。でかーる、再開から、明後日の方へ、リングの外の方向へ一気に突っ走る、タックルのような構えで、でかーるを崩すガルー。しかしスリップに。
折れ曲がった姿勢から、突きを繰り出そうとするでかーる、後ろにスリップしてしまう、これは、相手が連打に入るのを待っていたガルー、綺麗なカウンターででかーるを転がす。これで2-0に。
さあ、でかーるが中央に突っ込んでいく、足を振り上げてのキック、ガルーが腕を搦めて、これを途中で崩す。駆け寄ったでかーる、蹴り、大きな蹴り、これは、蹴りを繰り出したままの恰好で前進していく、ガルーの肩に何度も足を乗せながらも、これはダウンにならない。
リングから足が半分はみ出ているような恰好から復帰するでかーるだが、小競り合いででかーるの足がガルーの腕に絡み、もがいているうちにでかーるの体が押し出されてしまう。
ここで時間切れ。2-0。ガルーの勝利となりました。
準決勝第2試合
No.1 クロムキッド vs No.8 雪風
さあ、続いての対決は、クロムキッドと雪風。クロムは今日はずっと軽量級との対決ですね。重量ハンデはどうなんでしょう。ないみたいですね。
開始、横を向いた雪風、腕を突き出し、攻めていく、クロムキッドが崩れるが、これはまだスリップ。
さあ、姿勢を建て直したクロムキッド、アッパーで雪風を牽制していく、後ろにクロムが回り込んだ。しかし雪風が素早く向き直り、ワンツーの連打、パンチをパンチで弾く。しかし直後に雪風の突きを弾き飛ばし、クロムキッドがダウンを奪った。1-0。
突き合い、雪風の突きを狙っていくクロム、二発目が入った。崩す、これで2-0に。
離れた雪風、遠い間合いでの睨み合いに変わる、回り込もうとするクロムだが、雪風が進路を塞ぐ、競り合いに戻る、パンチの打ち合い、雪風の一撃が、クロムを大きく後ろに弾き飛ばす。
後ろへ攻撃を放つ雪風、カウンターを狙うクロム、リング脇ぎりぎりでの攻防から、雪風をスリップさせて、クロムが押し戻す。移動合戦から、中央に戦場が変わった。アッパーの打ち合い、背中を取ったクロム、打ち合いから、離れた、
残り1秒、クロムの攻撃で雪風が倒れるが、これはスリップに。ここでそのまま時間切れ。2-0、クロムキッドの勝利となりました!
このあとは、休憩のあと。三位決定戦と、決勝戦となります。
三位決定戦
No.3 で・か~る vs No.8 雪風
さあ、三位決定戦です! これもまた異色の勝負。でかーると雪風の対決。両者仰向けの態勢から起き上がり、リングで相対です。道楽、さん、なぜか座ったままで操縦する構えです。
ああ、開始と同時に突撃したでかーる、かわした雪風が、これを一撃で横へと転がす、闘牛かなにかのように、これで1-0。再開、でかーるが転がりつつのキックを繰り出す、横倒しのような恰好から起き上がる、雪風がパンチを繰り出す、それを凌いだところで、でかーるが反撃の連打、雪風に先に打たせ得ている恰好。
回り込んだ雪風、でかーるが突き上げる、バランスを崩して転がる、これはどうだ、連打の最中に雪風とぶつかって転倒する、スリップになった、再開、直後に雪風が起き上がりを狙う。これがでかーると絡んだ、雪風、起き上がりで体を飛ばしてしまった。リングアウト。1-1。
再開、でかーるが中央に戻す、突き、横歩きで小刻みにかわす、雪風が大きく伸びる突きで追撃する、リング脇ぎりぎりから、エビのように跳ねたでかーる、派手な動きで若干戻した。リング中央に。突進、蹴りあげた、これは、雪風が蹴りを崩した、と言う判定ですか。2-1になった。
残り40秒、でかーる突っ込む、接触した姿勢から、でかーるが蹴りを放つ、同時に雪風が屈み、この蹴りが肩の上まで入る。足を肩に乗せたような恰好で、雪風がなぜかここで急に脱力する、あれ、となった瞬間、「電源が切れました」とシムカさんが。
ええと、でかーるの蹴りが、偶然雪風の電源スイッチに触れてしまい、これで電源を切ってしまったようです。まさかのヒモ切りキックで、雪風がタイムを申請。これで2-2に変わる。
復帰、ここで時間切れ…… 同点でしょうか。一回、でかーるの勝利の判定が出ますが、協議のあと、再度の判定が。雪風です。再判定は雪風の勝利に、てことはさっきのリングアウトがダウンじゃなかったんでしょうか。
ともあれ、雪風の勝利に。雪風、三位となりました。
このあとは、さあいよいよ決勝戦です。
決勝
No.2 ガルー vs No.1 クロムキッド
さあ、決勝戦。ひさびさの夫婦対決です。ガルーvsクロムキッド。
開始、さあまずはガルーが突っ込んでいった、途中で止まる、やや遠い距離、クロムが裏を取りに行く。近い、打ち合い、クロムがスリップ、まだカウントにならない、復帰、至近からクロムが下がる、腕先が絡んだ、転がった、両者分ける。再開、ここまでまだ30秒、
離れた位置からクロムの突き上げ、勢いがありすぎてスリップうする、ガルーが徐々に間合いを詰めていく、クロムが裏を取った、向き直る。やや離れて仕切り直しに。
下がり気味のクロムが後ろに、ガルーが突っ込む、打ち合いになってから、やや離れた、横に抜けるクロム、ガルーの突き上げ、連打、しかし捕まえきれない。のめりぎみの攻撃、これはスリップに。
残り1分30秒、至近、ガルーの突き上げ、まだ崩せない、絡んだ、やや止めて分ける。さあ、再開。離れるクロム、詰めていくガルー、横突きの打ちあいの構えになった、今度はガルーが大きく下がった、再突入、クロムの突き上げ、腕先ぎりぎりの間合いでの勝負になる、クロムの腕を捉えるべきガルーが突き上げる。ぎりぎり、ガルーがちょっと下がった、お、これは、クロムがやや深かったが、スリップした。
詰めるガルー、追い込んでいく、クロムはちょっと安定がよくないか、掴み避けに引っかかっているのか、がしがしと音がする、残り10秒、がルーが攻める、一瞬浮いた、これは! 残り2秒、クロムの腕がぐうっと伸びて、ガルーの足首を捉えた!
延長戦かと思われた一瞬の間隙、クロムの攻撃がガルーの足首を掴んでぎりぎりで崩し、これで決着! クロムキッドの勝利となりました!
ぎりぎり、これで1カウント差! ガルーを下し、クロムキッドが決勝の勝者となりました。
バトル競技は、クロムキッド優勝、ガルー準優勝。そして三位は雪風となりました。
このあとは、集計のあと、表彰式となります。
さて、表彰式。午前中のアスリートと、午後のバトル、そして人気投票の結果を合計した結果が発表となります。
まずは三位は同率で、Gargoyle KIDとゼムネスの二機。あれ、第二位はいないとのこと。同率で第一位が二人いるんだそうです。これはめずらしい。
その一位、片方は、なんとで・か~る! そしてもう一機は、もちろんバトル優勝のクロムキッドです!
そんなわけで、今回の入賞者は。一位が二人、三位が二人、と言う、実に珍しい形態となりました。
ちなみに賞品はじゃんけんで決まりましたが、じゃんけん勝負では道楽、さんが勝利。運まで含んで、道楽、さんがやや優勝ということで。ちなみに三位のじゃんけん勝負は、ニナガワさんの勝利。ニナガワさんがやや三位、と言う事になりました。
このあとも、体験操縦会が続きますが。第9回ニソコン、これにて終了となりました!
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