ぼくらのからだは年中無休:はたらく細胞(☆☆☆)
お話の舞台は、都市に見立てた人間の体の中。そこで人体のために日々働いているのは、赤血球に白血球といった(擬人化された)さまざまな細胞たち。
病気になったり怪我をしてみたり、出血してみたりウィルスにやられてみたり。日々のちょっとした(あるいは結構命に関わる)体の出来事は、そこに暮らす細胞たちにしてみれば、都市が壊れる大騒ぎ。
つぎつぎやってくる様々な災害に、頑張り屋だけど空回りしがちなルーキーの赤血球に、一見のとっつきは悪いけどなんだかんだで面倒見のいい白血球といった面々が、立ちあがったり振り回されたりといった、そんなお話。
出て来る細胞達の魅力というか可愛らしさ(特に白血球がこう)に、次々と出て来る細胞達の振る舞いや役割に関する豆知識、そして身に覚えのある、あるいは聞いたことはある体調不良について、体の中で具体的には何が起こっているのか、とわかりやすく読ませてくれる、面白い作品です。
見開きで登場しているけれど、まだ本編に登場していない細胞たちの出番も楽しみで。続刊が楽しみな作品でありますー。
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