【ロボットイベントレポート】ロボットプロレスできんのか！ in maker faire tokyo 2015【一日目・第二回公演】

　さていしかわさんと一緒にあれこれmake会場を回りまして、あとからあとから面白いものに耽溺してしまったのがこの二時間ほど。
そのお話はまたあとで。お昼の唐揚げ丼がおいしゅうございました。さてこのあと15時30分から、第二回の公演、二試合が行われます。

　第二公演も試合は二試合。第一試合でトコトコ丸とアフロが、第二試合がワルーと流血仮面の試合となります。
　さてお時間となりまして。まずは松田さんと流血仮面との掴みのデモンストレーションから。観客から声援を受け取ります。人も相当増えてきて、熱気のせいか、流血仮面がなにやら変調をきたしております。会場がすごい熱気が籠もっていろいますが、大丈夫でしょうか。
　流血仮面のデモも、ちょっと引っかかりがちですけども、大丈夫でしょうか。会場の無線の混雑状態も、ロボットのステータスに悪い影響を及ぼしているようなんですけども、ともあれデモを強引に切り上げて、さあ試合開始です。

第二公演第一試合
トコトコ丸 vs アフロ

　さあ、まずはトコトコ丸。軽やかな扇の舞から、豪放に髪を振りかざしての連獅子の舞を決めて、トコトコ丸がリングへ。続いてはファンキーに踊りながらアフロがリングに登ってきます。トコトコ丸が踊っているあいだにすごいすごいとお客さんの声が飛び続けます。

　さあファントムのボディチェックのあと、試合開始！
　まずは正面から一礼し、トコトコ丸がなぜかレフェリーに向かいあう、中央で距離を保っていた両者、トコトコ丸が扇子を開いて招く恰好。リングうえでの密談のあと、両者、背をそらせた、ヘッドバット、二回目、これは綺麗に当たった、最初はちょっとずれたが、これは綺麗に頭同士が当たった。三度目のヘッドバットで、アフロが後ろに倒れた。
　さあアフロが復帰して、やや距離を開いたと思ったら、またリングの上では密談モードが。
　睨み合いから、アフロ、シャボン玉だ、アフロが頭からシャボン玉を吹き出した。目を押さえて苦しむトコトコ丸、アフロが観客席に一礼、はしゃいでいるアフロ。
　両者、再度向きあった、泡を吹く、今度はトコトコ丸が扇子を出して扇ぎ返す、二掃射をあおぎ戻されて、アフロが後ろに倒れた、起き上がるか、アフロがかなりはげしく痙攣していたが、カウント7で復帰した。無線の環境がよくなさそうなので、本当に復帰できなくなってないかと心配になります。
　さあ再開から、密談のあと、左右に分かれて、今度はトコトコ丸が仕掛けた、頭を振り回して風を吹かせる。最後にびしりとポーズを決めて見栄を切ったところで、アフロがナイスタイミングであおむけに吹っ飛んだ。
　苦しんでいたアフロが復帰、さあ向かい合った、トコトコ丸が頭を振って連獅子を繰り出すが、アフロがしゃがんだ、回ってくる風を、タイミングを合わせて躱して行く。仕掛けたトコトコ丸が、逆に頭をふらつかせてひっくり返ってしまう。
　目を回した恰好で、トコトコ丸がひっくり返したところにアフロが詰める。そのまま一気にフォールしてカウント3、この試合はアフロの勝利となりました。

第二公演第二試合
流血仮面 vs ワルー

　声援とともにリングに登場した流血仮面、続いてワルーが挑発を繰り出しつつリングに登場です。すでに嫌がっている流血仮面。ファントムの指示で、試合開始です。
　まずは大きく下がったワルー、流血仮面が詰めていった、ローキック、スネ蹴りを連打さらにそこからチョップを決める、あっと、猛攻の流血仮面、スリップするものの、ワルーが後ろ向きにダウン。
　ダウンを奪った流血仮面、そのまま押して行きたい、倒れたワルーの真横に立って、肘を振るわせ流血エルボー、叩き込み……　あれ、どうした。両者ダウンしたままだ、復帰できない。
　流血仮面が先に起き上がり、ワルーが遅れて復帰した。大丈夫か、と心配されつつ、観客席に近付いていく流血仮面。喜んだり照れたりしている間に、遅れてワルーが復帰。
　「うしろー！」と言う観客席からの声に、、流血仮面が振り返るものの、ワルーのフックでダウンを奪われる。
　体を震わせつつう、復帰する流血仮面、しかしその復帰の直後、ワルーが背後に回り込んで、胴体を掴みこみ……　一気に持ち上げ、腰でリングに叩き付けた！
　綺麗なジャーマンで押さえ込み、ファントムのカウントが。そのままなすすべなくカウント3、ワルーの勝利となりました！

　さて、これで第二試合は終了。
　このあとは18時から、第三公演となります。