【ロボットイベントレポート】Robot Japan 10th観戦記【バンタム級一回戦~準決勝】
さて続いては重量級の勝負。バンタム級の試合なのですが、いろいろトーナメントの組み替えがあった様子。
先に第二試合が行われ、そのほか選手の組み合わせが一部変更となります。
一回戦第2試合
ガーゴイルキッド vs 桔梗
本来の選手であるへカートが棄権となったため、シードだったガーゴイルキッドが緒戦に登場。調整しつつ登場の桔梗との対決から、バンタム級開始となります。
試合開始。まずはガーゴイルが腕を振りつつ接近して行く、掴みを繰り出すが、先に桔梗が仕掛けた、がちんとの音を立てつつ弾かれる。さあ、距離を保って接近する両者、桔梗のパンチをカウンター気味に崩すが、これは横攻撃ということで無効となる。続いてガーゴイルが腕を繰り出す、胸板を押し崩すように倒した、これで1-0に。これは有効になった。
大きく爪を伸ばして繰り出すガーゴイル、両腕パンチで迎撃する桔梗。左右に機体を振りつつ、すれ違いざまの一撃を狙う。ガーゴイルが横歩きで場所を取る、桔梗が打ち込む、崩れた、スリップ。
残り1分ちょっと、左右に機体を振りつつ接近、横攻撃と両者にレフェリーから注意が飛ぶ。腕をスイングさせ真正面に両腕パンチを繰り出す桔梗、肩が前にスイングしている感じですが。横歩きで回り込むが、しかしガーゴイルの仕掛けを桔梗が崩した、1-1に変わる。
残り30秒、ガーゴイルが近付いていく、これは、絡まった恰好で崩すが、横攻撃か、スリップになる。ガーゴイルが立ちあがって離れる。
さあ再開、ガーゴイルが詰めていき、待ちかまえる、真横に相手を捕らえる両者、すれ違いざまに正面に近付いていく、しかし、ここで時間切れ。
1-1のまま時間切れになった。延長です。この大会初の延長戦となります。
延長戦は2分間のサドンデス方式、相手からダウンを奪ったらその時点で試合終了となるルールです。余念なく調整を行う両者。
さあ延長開始。真横に、やや距離を開いて恵近付く、すれ違いざま両者、腕を広げて攻撃を仕掛ける、スリップ、あっとどうだ、桔梗が立ちあがるが、反対に崩れてしまう。
腕を振り上げ迎撃に入る桔梗、ガーゴイルが姿勢を直しつつ機会を伺う、近付いた、桔梗の一撃をかわした、いやまだ密着している。これは桔梗がさらに追撃、倒した、ガーゴイルを仰向けにひっくり返して決着!
接戦を制して桔梗の勝利となりました。
一回戦第1試合
Frau vs メテオール・タイタン
さて順序が変わりましたが、第一試合。ウィングがなくてもかっこいいフラウと、名門芝浦の一番手、メテオールの対決です。
さあ開始、中央に素早く寄っていくフラウ。あっと前にひっくり返った。メテオールが待っている。中央を占めたメテオール、位置を読み合うが、ちょっとバランスがよくないか、足首から崩れるメテオール。
打ち合い、フラウがひっくり返したが、これはスリップだ、これはどうした、復帰できるか、フラウの腕がねじれてしまった。腕が持ちあがった恰好のままですが、フラウが、そのまま復帰、しかし直後にダウンを奪われる。1-0。
これは変な形になってしまった、どうにも妙な音も聞こえてくる。フラウ大丈夫か、あー、かなりいやな感じだ。肩がねじれたままで復帰できない、あっと、レフェリーの確認の間に、フラウ復帰した。
腕がよじれたままで復帰したフラウ、そのまま試合を続行する、しかしどうした、ネジが落ちた、どこかからネジが落ちてしまった。
左右に機体を振りつつ、それでも試合を続行しようとするフラウ、スリップ、転倒した、起き上がれるか、苦しんでいる、下半身を回転させて転げ回っている、苦しんでいるが、カウント10までいってしまった! これで試合終了!
あ、ええー!? フラウの上半身と下半身が分離してしまっている。いくらなんでも、これでは起きあがれない。
満身創痍ながらも戦いきったフラウ、勝者はメテオール・タイタンでした。
一回戦第3試合
ディザイア vs 玲
続いての登場は重量感溢れるディザイアと、鞭のようにしなる腕を持つ玲。
リング真ん中で転倒したディザイア、にじりよるような動きで寄っていく玲、これは打ち上げた、玲が接近ざまでを打ち上げてすくう、これでディザイアが転倒した。
どうした、起き上がれるか、ぴくりとも動かない。タイムを申請するが、ダウン中なのでタイムは取れないルール。
どうした、起き上がれないか、そのまま試合終了。玲がTKOで勝利に。
ダウンから復帰できなかったディザイア、モーションにも注意を受けてしまいつつ。ワンアタックで玲の勝利となりました。
一回戦第4試合
クリーガー改 vs ゴウライオー
さて第四試合、これはまた重量感ある対決ですね。クリーガーとゴウライオーの勝負です。さあ、操縦者の立ち位置に注意が飛びつつ、機体同士が中央で交錯。
クリーガーが、トンファーと言うか、隠し腕のような構造の腕先で打ち込みつつ、ゴウライオーに打ち込んでいくクリーガー、しかし攻め込んでいくもののスリップしてしまう。崩せない。ゴウライオー、ケーブルが一本外れている感じがするんですけど、あれ大丈夫なんでしょうか。さあ離れての指示が飛び、両者詰めていった、あー,腕だ、腕が片方動いていないクリーガー、しかしクリーガーの攻め口を狙って、ダウンを奪う、1-0になった。
さあ、クリーガーが攻め込んでいくのを、ゴウライオーがカウンターで迎え撃つ構え。打ち上げにかかるクリーガー、しかしこれはどうだ、肘の下に貰った、クリーガーが倒れる、これで2-0に。
あー、ゴウライオー起き上がれるか、だめだ、起き上がれないゴウライオー、逆立ちした恰好になってしまった。ここでタイムを申請。カウントは2-1に変わる。
ケーブルを止め直しにかかるゴウライオー、「誰かドライバー持っていませんか」の声に、すかさずクリーガーチームがドライバーを差し出す。いい光景であります。どうも腕のケーブル、最初の接触の際にケーブルが抜けたみたいですね。ともあれ整備が進んでおります。クリーガーはしゃがんで待っています。腕をわきわきさせつつ。こうしてみると綺麗な機体ですね。
ゴウライオー、修理………… あれ、ケーブル抜けたままですね。間に合わなかったんでしょうか。タイム終了、残り1分。
再開、中央に両者、クリーガーの打ち上げ、反撃に備えてしゃがみ込むクリーガー、ゴウライオーが、機会を伺う、スリップした両者、天を仰いだ、起き上がれるか、起き上がった、しかし腕がさらに変な角度になったゴウライオー、ケーブルが絡まっているような恰好、前進しかかったが、倒れたゴウライオー、復帰した、クリーガー、詰めていく、密着した距離、突き込んだ、正目から崩して、2-2に。
さあ復帰、しかし復帰と同時に時間切れ! 2-2のまま、延長戦となります。
いったんドライバーを返したゴウライオーのコバさんのところに、工具箱を持ってくぱぱさんが駆けつける。延長までの2分で修理できるかどうか、一方のクリーガーもこの時間に調整を行っています。
さあ、両者調整が終わって、再開です。両者慎重に中央へ、先にクリーガーが仕掛けた、やや遠い、位置を入れ替える両者。
睨み合い、これはどうした、足首からごろりと転がったクリーガー、伸びる腕をうまく使って起き上がった。復帰、ゼロ距離、近い距離からクリーガーが打ち込んだ!
これでサドンデス決着、クリーガーの勝利となりました!
一回戦第5試合
ギルマン vs ガルー
さあ登場、優勝候補一番手のガルーに対するのは、ちょっと鳥脚っぽい、面白い構造のギルマンの登場。なのですが、ギルマン、なにやらコントローラとうまく通信できていなかったようです。あ、動いたようだ。しかし腕を振るわせて挑発のポーズ。
さあ、開始、両腕を振るわせてまた挑発のポーズのギルマンですが、ともあれ中央に構えた両者。左右に距離を保ちつつ、踏み込もうとするギルマン。仕掛けたが、スリップ。ガルーが復帰を待つ。
やや遠い距離、復帰したが、また動かなくなったギルマン。大丈夫か、棒立ちになっているところに、ガルーが一撃。これでひっくり返る。1-0。
しかし倒れた拍子に通信が復帰したか、起き上がったギルマンだが、また棒立ちになってしまった。レフェリーに促されて。ダウンを奪うガルー、2ダウンに。
ちょっと遠慮がちに仕掛けにいったガルー、ケーブルに引っかけて崩す、これはスリップとなるが…… 通信が復帰しない、ギルマンがそのまま棄権を申請。
これで試合終了、ガルーの勝利となりました。
一回戦第6試合
クロムキッド vs クロガネ
続いてはこれも好カード。クロムキッドとクロガネの対決です。
クロムキッドが積極的に攻めていく、クロガネの腕にぶつけるような恰好、スリップになった。クロムが復帰し、試合再開。
左右に機体を持っていく、クロム、攻撃しては外れていく、リング中央に詰める、クロムが掴みに行く、ちょっと遠かった、両者ぎりぎり、腕の届くか届かないかの距離を走りつつ攻撃を繰り出して、クロガネの攻撃をぎりぎりでかわすクロム、スリップした。
お互い手数はかなり出ているが、これは、接触しざまに仕掛けた、クロムがクロガネをひっくり返してダウンを奪う、1-0に変わる。
掴みにいくクロム、あぶない、腕を狙われたが、入り切れなかった、カウンターを狙う、クロガネの一撃が、がちっと音を立てて弾かれる。クロムに腕が打ち落とされる、これはスリップ。
詰めていったクロガネ、掴みに出たクロムキッド、これはまずい、クロガネの攻撃をかわしたクロム、やや離れた、ふたたび密着した距離に詰めていった、掴み攻撃、クロムが掴みにいっているが、まだしっかり入っていない、ややクロガネの打点が高いか、クロムが徐々にコーナーに押していく、切り返しかけたところで、ここで時間切れ!
1-0、僅差の勝負でしたが、クロムキッドが勝利を収めました!
クロガネの背中に張ってある「熱中症対策」のステッカーに、インタビューで話題が集まりつつ。試合終了となりました。
さて全選手が出揃って、ここからは事実上二回戦となります。
一回戦第7試合
メテオール・タイタン vs 桔梗
芝浦対千葉工大、学生チーム同士の対決となります。お互いパワフルな機体同士の対決です。
さあ両者中央、メテオールが詰めていく、迎撃に入る桔梗、メテオールがスリップ、復帰して再開。
両者、お互い角度をつけての睨みあい、桔梗が詰めていった、突き崩す、しかしこれは有効にならない。横パンチになるかどうかが判断の難しいところ。桔梗の一撃、腰に入るが、これは有効にならない、スリップ。
両者分けた、再開。ぶつかった、桔梗がスリップ。突きの打ち合い、真横に捕らえた桔梗、横パンチの間合い、桔梗が倒れる。
再開から、腕をぶつけての打ち合い、しかしお互い、横攻撃の間合いにどうしても相手を捕まえてしまうのか。メテトールの方が背がちょっと高い、お互い攻撃の位置がうまく合わないか、後ろにも両腕パンチを繰り出す桔梗。交錯、しかしメテオールが崩れた、スリップ。
お互い有効打が繰り出せない、睨み合い、詰めていった、両腕を繰り出す桔梗、ぶつかって崩したか、しかし有効にはならなかった。このまま延長戦に入ります。
お互い機体の状態を確認する両者、そのまま試合再開です!
さあ開始、ぶつかった、がちっと桔梗がぶつけるが、自分がスリップしてしまう。近い距離、姿勢を崩しつつも打ち込む桔梗、メテオール崩れない。
慎重な攻めに変わる、向きを変える両者、スリップ、位置を小刻みに切り替えつつ、打ち込む桔梗、これは、有効か、いや桔梗のスリップになった。両腕を振り上げる恰好。
胸板にメテオールの一撃、しかし崩しきれなかった、逆に桔梗が倒れ込むように一撃、しかしこれもスリップに。突き、桔梗スリップ、さらに突き、微妙に入らない、メテオールがスリップした。これは、同時に繰り出した攻撃がぶつかるが、桔梗が押し切り、メテオールを崩した!
難しい勝負でしたが、これでサドンデス決着! 桔梗の勝利となりました。
一回戦第8試合
クリーガー改 vs ガルー
さあ、続いては一回戦最後の試合。クリーガー改とガルーの対決です。クリーガー、まだちょっと調整しているようですが、大丈夫でしょうか。
試合開始、ガルーが中央に持っていく、クリーガーが背中を向けた。お互い徐々に詰めていく。近い、クリーガー、しゃがんで凌ぐ構え、打ち上げ、ガルーが大きく下がってかわす。
交錯ざま、クリーガーがスリップ。再開、近い、密着した距離、しかしクリーガーがスリップした。ガルーの打ち上げ、掴むにはやや遠い、攻め込んでいった、両腕パンチ、腕先をぶつけ合う。
背後から接近するガルー、クリーガーに背後から絡む、絡まりかけたが、離脱した、クリーガーが背後に突きを繰り出していく。打ち合い、攻め込んだ、
真正面からクリーガーの一撃を貰うが、ガルーが崩れない、クリーガーがちょっとスリップするが、正面から打ち合い、今度はガルーが打ち込んでいく。前方向きに崩れた。
両者スリップから、再開、お互い決め手を打ち込みきれない対決。かと思った瞬間にこれだ、足首を捕らえて、クリーガーをガルーがひっくり返した。
再開から、さらにクリーガーの足下をガルーが掴める、持ち上げて崩す、2ダウン。
速攻だ、最後は復帰ざまに駆け寄り、クリーガーの尻のあたりを、駆け寄りざまに持ち上げて3ダウン! 3-0、クリーガーを速攻で下し、ガルーの勝利となりました!
さて、このあとは準決勝戦です。
準決勝第1試合
桔梗 vs 玲
さあ同門対決は、ちょっとタイプの違う機体同士の対決。掴み対応の桔梗に対し、腕を振り上げる玲の勝負です。
まずは中央に持っていった桔梗、玲が寄っていく、なにやらいきなりネジが落ちたようですが、大丈夫でしょうか。腕を振り上げる玲、桔梗にぶつかってカウンターに。これはスリップになった。
立ちあがって、再開。桔梗は面白い起き上がりかたしてますね。一撃振り上げつつ、お,これは綺麗に入った、仕掛けに入った桔梗の胸板を小突いて崩した、これがダウンに。1-0。
再開、なにやら腿あたりの動きがおかしい感じの桔梗ですが、腕を振り上げつつ牽制して近付いていく。その隙に胴体に腕をねじ込んだ、しかしこれはスリップに。
やや遠い距離から徐々に詰める、同時の打ち上げ、桔梗がしゃがんでかわした。後方への両腕攻撃、しかしスリップになった。
徐々に、距離を読み合う両者、正面からの睨み合い、かと思った瞬間に、玲の腕が動いた。桔梗の胸板を打ち飛ばし、これで2-0に。
爪を広げて踊る桔梗、大丈夫でしょうか、玲が待ちかまえる、時折腕を振り上げて牽制しつつ、ここで時間切れ。挑発モーションを繰り出して、勢い余ってスリップしたところで時間切れとなり、2-0。
桔梗を下し、玲の勝利となりました!
このあとはひさびさの感のある夫婦対決、クロムキッドとガルーの勝負。なのですが、機体調整でちょっと時間が。
レフェリーから、バンタム級のバトルについてのルール説明補足が入ります。
準決勝第2試合
クロムキッド vs ガルー
さあ調整が終わったようだ、両者リングに上がってきた! クロムキッドとガルーの勝負、毎回目が追いつかない超高速対決です。
さあ両者中央。クロムキッドが回り込みにかかる、いったん離れた、正面を向けての睨み合い、ガルーが一歩詰めた。また離れた、ガルーが踏み込んだ。ガルーがスリップ。やや離れた。クロムキッドが回り込みにかかる、腕先が絡まったクロムキッド、ひっくり返されダウンを奪われる、1-0に。
再開、クロムがやや下がった、ガルーが踏み込んで打ち上げる。角度を変え、二歩歩く、ほぼ同時の動き、機体を左右に、ちょっとくぱぱさんが焦った、何かあったのか。
やや遠い距離での腕の打ち合い、クロムがスリップ。クロムキッドとガルーの、わずかな構造の違いに解説が飛ぶなか。ガルーが離れて胴体にねじ込む。これは有効にはならかなかった。ぶつかりあって両者スリップ。離れた、詰めていった。クロムが腕を伸ばす、これは有効にならない。両腕をぶつけ合う構えから、離れた、クロムがスリップ。
両者下からの打ちこみ、交錯ざまの攻撃。打ち込まれた、クロムが後ろにスリップ。ガルーがやや後ろを狙った。しかし崩しきれない。離れた、ガルーが再び詰める、腕を掴んで引き倒す、しかし両者スリップになった。あー、ここで時間切れ。
時間いっぱい、ラリーのような攻撃の応酬を制し、1-0。
クロムキッドを下し、ガルーの勝利となりました!
さて、ここでいったん休憩。三位決定戦と決勝戦は、ライトと同じく午後の部に。
このあと午後は、ロボットダンス部門から再開となります!
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