【ロボットイベントレポート】第11回ROBO-ONE Light観戦記【三回戦】
さあ、休憩を挟みまして。このあとはベスト16による三回戦です。
突然見どころを振られて、解説者のお二人が斜めの方向に解説を行った後、いよいよ三回戦です。
三回戦第1試合
No.288 イレイザー(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs No.351 T・F・M(大同大学ロボット研究部)
さあ、第一試合! イレイザーとTFMの対決です。ここまで的確に勝利を収めてきたイレイザー、対するTFMは若干不安定さが見られましたけども、この試合は大丈夫でしょうか。
開始、まずは中央に陣取ったイレイザー、横突き、滑ったような恰好。TFMも綺麗に歩いている、大丈夫そうだ。中央で打ち合い、イレイザーが打ち込んだ、下から一気に持ち上げて飛ばした、これでダウン。1-0。
さあ、突き上げを狙うイレイザー、TFMも同じ恰好。ちょっと打点がずれた、ぶつかった、お互い弾いて、離れる。突っ込んだ、これは綺麗に入った。TFMを横に吹っ飛ばしてイレイザーが2ダウン目を奪う。2-0。
再開、睨み合い、イレイザーが押されている、交錯、崩れた。これはスリップ。リング脇ぎりぎりに追い込んだイレイザーが逃がさなかった、追撃、これで3ダウン。
TFMを崩し、3-0。イレイザーの勝利となりました。
三回戦第2試合
No.383 リトル・プニ(大阪産業大学文化会テクノフリーク部) vs No.77 八咫烏(神戸市立科学技術高校)
さあ、これも速度戦だ。八咫烏とリトル・プニの対決です。
開始、素早く突っ込んだ八咫烏が勢い余ってスリップ、プニに突っ込んでいて持ち上げる攻撃、下がった、一瞬姿勢を落として打ち込む、プニが反撃、これは分かれたが、八咫烏にイエローが出る。
さあ、立ちあがった。一気に突っ込む、外れた、両者攻撃を反対方向に打ち込む、プニの攻撃に、これはどうだ、当たったようだ、八咫烏がダウンを奪った。1-0。
再開、さらにお互い突っ込んでの打ち合い。お互い低い打点から、プニが打ち勝った、これで2ダウンに。
これは、横を向いての、立っての打ち合いになった、プニが打ち合いで突き崩して一気に3ダウン、3-0。プニの勝利となりました。
三回戦第3試合
No.377 桃 太郎(大阪産業大学文化会テクノフリーク部) vs No.333 STANDING麦茶(青山学院大学ロボコンプロジェクト)
さあ、続いては勝ち進んできた、桃太郎と麦茶の対決。……あれ、桃太郎がちょっと調子がよくないか。胸のあたりの飾りを手動で開きますが、どうも無線が切れてしまっているようだ。大丈夫か。あ、通信とれたようです。開始。
さあ開始、やや遠い距離、背中を向けた麦茶、桃太郎が攻め込んでいく、回り込んで、いったん離れた、桃太郎が再び遠い距離から狙う。突き。あれ、桃太郎のモーションに確認が飛ぶ。旋回に対する注意のようです。
あー、しかし再開直後、立ったままの麦茶の腕先を打ち上げる桃太郎、立ったままの姿勢で飛んだ麦茶、これで1ダウン、1-0。
残り1分。桃太郎が打ち込んでいった、これで麦茶2ダウン。
これは、桃太郎が打ち込んだ、足下にいったか、桃太郎の方に倒れた麦茶、これで3ダウン。3-0、桃太郎の勝利となりました。
三回戦第4試合
No.368 すかいはい・はい(大工大 ロボットプロジェクト) vs No.236 Mythical crow(神戸市立科学技術高校)
さあ、続いては神戸チームのミシカルクロウ。すかいはいはいとの対決です。
開始、中央での交錯、スリップ。片腕をうまく使い、すかいはいが復帰、しかし直後にまたスリップ。これはどうした、部品が取れたんじゃないか、と言う声が飛ぶ。バランスを崩したところに、ミシカルクロウが打ち上げた、これで1-0。
起き上がれるか、すかいはい、基板がぶらぶらしてる、と言う声が飛ぶ。復帰できない。このままテンカウント。
TKO、すかいはいはい復帰できず、ミシカルクロウの勝利となりました。
三回戦第5試合
No.394 鏑(mota) vs No.114 コビス(ビスコ)
さあ、KHR系同士の対決。鏑とコビスの対決です。赤い頭と猫の頭の対決です。
開始、まずは中央に持って来た鏑、コビスが横向きに迎えうつ。睨み合い、正面、両腕パンチの応酬、お互い崩れなかった、スリップ。これは肘打ちか、肘打ちのようだ。絡んだ状態から、やや離れて復帰。鏑が下がった。
再開、コビスが駆け寄って、投げの構え、しかしこれは有効にならない、スリップ。
慎重に近付く、鏑が詰めた、コビスの投げ、しかし空転、コビスが中央で様子を伺う、横突き、外れた、投げ、今度は綺麗に入った! 相手だけを投げて自分は踏みとどまれるかと思うほど綺麗な投げ、これで1-0に。
再開、打ち合い、胸板にお互い攻撃が入るが、崩れない。肘打ち、これはうまい。狭いリーチで打ち上げた恰好、打ち合い、1-1に。
残り時間が少ない、鏑の打ち込み、さらに胸板へのエルボー、しかしこれをさらにコビスが打ち上げた! 2-1。
最後はこのまま時間切れ、鏑を崩し、コビスの勝利となりました!
自ら拍手して、試合終了です。
三回戦第6試合
No.141 バンボー・カスタム(バトル・バンブー) vs No.385 ボルテック(芝浦工業大学SRDC)
さあ、こちらもKHRカスタム機同士の対決だ。気合も飛びつつ、試合開始です。
まずはつかつかと中央に詰めたのはボルテック、待ちかまえるバンボー。一歩、ちょっとずつ詰めていく、機体を振りつつ、ボルテックが誘う。真横、下がって真横につけた、近い、密着距離、レフェリーからファイトの指示が飛ぶ。これは、バンボーの攻撃に対し、ボルテックが両腕パンチでのしかかる恰好、これで1-0。
再開から、ボルテック胸板への攻撃、うまく入った、バンボーが背後に崩れる、これで2-0に。
再開、打ち合いを凌いだバンボーだが、後ろに廻ったボルテック、バックパックに引っかける投げ、これは外れた。
ボルテックが攻める、胸板へ鋭い突きを繰り出すボルテック、背後に回り込んでいった、背後、両腕パンチ、しかし決まれなかった。大きく離れた、背後を取り続けるボルテック、しかし崩しきれない、カウンター気味に打ち上げを狙うバンボーだが、ボルテックが凌いでいる。そしてそのまま時間切れ!
2-0、ボルテックの勝利となりました!
三回戦第7試合
No.31 笹だんご(KHR-3HV)(新潟職業能力開発短期大学校 ロボワンサークル) vs No.74 Rhapsody(神戸市立科学技術高校)
第7試合、KHR-3の笹だんごに対し、速攻型のラプソディの対決です。
さあ、横向きにがちっと構え、中央に持っていったラプソディ、一気に体当たりのように突っ込んでいく、ラプソディが先に崩れてしまった、これはスリップ。
再開から足下を狙っていくラプソディ、笹だんごが足下を狙われて崩れるが、これは有効ではない、ダウンにならない。ラプソディには捨て身の注意が飛ぶ。
突っ込んでいっての攻撃、空振り、大きく下がるラプソディ。スリップしていた笹だんごが復帰する。
これは、両腕を捻って突き出すラプソディに対し、笹だんごが仰向けに転倒してしまう。突っ込んでいくラプソディ、打ち上げ、しかし笹だんごが重い、崩せない。スリップから復帰に苦しんでいたが、リング中央に戻した。
ここでちょうど時間切れ、延長戦になります。
静かに待つ笹だんごと、調整を行うラプソディ。さあ時間が終わった。延長戦開始です。
延長戦、突っ込んだラプソディ、跳ね上げた、あ、しかし跳ね上げ攻撃にイエローが出た。
突っ込んでいくラプソディ、止まってひねる、外れた。しかし追撃、今度は綺麗に弾いた!
延長戦、サドンデス勝負を制し、ラプソディの勝利となりました。
三回戦第8試合
No.290 焼き鳥(チームACT) vs No.307 innocent(神戸市立科学技術高校OB)
三回戦、最後の試合。焼き鳥とイノセントの対決です。
開始、一気に突っ込んだイノセント、駆け寄って足下から打ち上げる、焼き鳥が打ち上げられた。1-0。
小さな焼き鳥、かなり身長差が違いますが、イノセントの打点が充分に低い。一気に駆け寄って2ダウン、2-0に。
再開から一気に寄ってひっくり返すものの、これは有効にならない。焼き鳥の攻撃、同時にスリップするイノセント。打ち上げ、躱した、しかし追いついた、離脱する焼き鳥の胴体に一撃、これで倒して3ダウン!
3-0、イノセントの勝利となりました!
このあとはベスト8、準々決勝です。
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