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2015.10.04

【ロボットイベントレポート】第27回ROBO-ONE観戦記【準々決勝~準決勝~三位決定戦~決勝】

 続いて準々決勝。このあと決勝戦まで一気に行われます。

準々決勝第1試合
No.109 Neutrino-Rosso(飛騨神岡高校(ヒダカミロボ部)) vs No.10 クロムキッド(Kupakuma)

 さあいよいよ準決勝。ロッソチームの気合入れのあと、試合開始です。
 開始、ロッソが中央に、いきなりつんのめったクロムキッド、復帰した。横を向く、まだ遠い距離。近付いていった、振り上げたが、からぶった。クロムキッドが腕を振って牽制しつつ詰めていく。これはどうだ、クロムの腕をロッソが弾いて、両者倒れたが、スリップに。
 あれ、これはどうした、タイムのようです。あー、クロムキッド、足首の掴み避けのガードが曲がって接地してしまった様子。調整するようレフェリーの指示、タイムにより、これで1-0になります。
 さあ再開、同時にクロムが突っ込んでいく、一気にひっくり返した、これで1-1に戻した!
 再開、残り2分、スリップしたクロムキッド、立ちあがった。近付いて、足下から持ち上げる攻撃、下がった、ロッソが下がって、しゃがんで凌ぐ。クロムキッドが下から狙う、近い、ロッソの攻撃を下がってかわす、クロムが圧力をかけていく、追い詰めていく。掴み、ロッソが凌ぐ。起き上がったクロム。仕切り直し、再度詰めていく、これはどうだ、入った、入ったとジャッジ。クロムの攻撃、2-1になった。

 残り1分、睨み合い。突き、下がった。再び突進、ロッソの攻撃を下がってかわす、詰めていたクロム、弾こうとする、届かない。腕先ぎりぎりでかわしている。逆側がにまわった、大きく踏み込む恰好のクロム、攻め込んでいく、近い、弾かれた、ここで試合時間切れ。
 2-1、クロムキッドの勝利となりました!

準々決勝第2試合
No.369 Neutrino-Giallo(飛騨神岡高校(ヒダカミロボ部)) vs No.106 HAUSER(クラフトマン)

 さあ、ニュートリノチームが生き残ってきている。しかしここまでくると、対戦相手ももはやなにぶん強豪ばかり。ニュートリノジャッロとハウザーの対決です。
 さあ突進したハウザー、ジャッロが下がってかわす、ハウザーが攻め込む。睨み合いになった。ちょっと遠い間合い、ハウザーが打った、かわした、大きく下がるハウザー。
 再び一触の距離、左右に機体を振るジャッロ、手が出せていない。ハウザーも様子を伺う、厳しい距離感、回り込んだ、ジャッロの攻撃、ハウザーに届かない。真横、これは、ハウザーの両腕パンチ、しかしこれはスリップだ。0-0のまま。
 さあ再開、ハウザーが一気に詰めた。真横、ジャッロの攻撃、凌いだ。ハウザーが両腕パンチで押す、これも届かない、横突き、捕らえた、ジャッロの攻撃が撃墜され、これはスリップ。
 お互い手数は出ているが、有効打になっていかない、パンチ、遠い、引き倒した、これはブレイク。あっと、絡んだ状態で動いた、と言うことで、ハウザーにレッドカードが出ました。1ダウンに。
 1-0での再開。近付いていった、残り1分を切った、ハウザーのパンチ、接近、両腕パンチ、まだ倒れない、ジャッロの攻撃をかわす、これは両腕パンチ、凌いだジャッロ、パンチ、胸板に入った! 綺麗に胸板から崩し、ダウン。1-1になった、ここで同点。
 再開から睨み合い、反撃、これでひっくり返された、ジャッロの攻撃でハウザーが飛び、これで2-1に!
 ジャッロチームに注意が飛ぶ。さて再開、となったところで時間切れ!
 2-1、ニュートリノチームの勝利となりました!

準々決勝第3試合
No.356 ナガレゴールド(ナガレンジャー関東支部) vs No.265 Virgo(リュウ太郎)

 さあ、勝ち上がってきましたナガレゴールド。こちらも的確な攻撃で勝ち上がってきたヴィルゴとの対決です。試合前、咆哮を上げるナガレゴールド。これも一種の気合入れですね。
 開始、まだ遠い距離での睨み合いから、ゴールドが腕を振りかざしつつ接近していく。至近、中央で接触、パンチ、腕を振り上げての攻撃。パンチの打ち合い、ちょっとずれている。正面、密着した、いやちょっと遠いか、近付いていった。パンチ、あれ、ヴィルゴが崩れた、スリップだ。
 かなり離れた位置から、再び寄っていく。パンチ、腕先がぶつかりあうが、静かな攻防が続く。ヴィルゴの攻撃、勢い余ってスリップに。
 再開、攻めていく、パンチを繰り出しながらの接近、ヴィルゴが打ち上げた、外れた、これはスリップになった。
 遠い、ヴィルゴが突っ込んでいく。攻撃、これを潰した恰好のナガレゴールド、しかしこれは有効打にならない。あれ、これはどうした、スリップから、ナガレゴールドが立ちあがったが、ヴィルゴ、なにか光っているものがもげている、大丈夫か、腕がもげてしまっていた。
 タイムが取れるが、取らないか、腕が取れてしまっているんですが…… レフェリーのカウントが10を取り、これでTKO決着。
 ヴィルゴを下し、ナガレゴールドの勝利となりました!

準々決勝第4試合
No.110 Neutrino-Verde(飛騨神岡高校(ヒダカミロボ部)) vs No.303 モノリス(芝浦工業大学SRDC)

 さあ、準々決勝最後の試合は、飛騨神チームのヴェルデと、大学生チーム最後の機体、芝浦チームのモノリスの対決です。
 開始、中央での交錯、静かな入り、ヴェルデが徐々に詰めていく。モノリスが両腕パンチ、ちょっと時間差、しかしこれは有効に。ヴェルデがダウンを奪われる。1-0。
 際開、両腕パンチ、ヴェルデちょっと動きが鈍い。モノリスが回りこみ、両腕パンチを打ち込みつつ接近、攻撃が絡んだ、これはスリップだ。
 再開、なおも回り込みにかかるモノリス、ヴェルデが一生懸命操縦者が腕を伸ばしているのが気になるところ、捕らえた、モノリスが両腕パンチ、崩した恰好、ひっくり返してこれで2ダウン。
 最後は再開直後、移動するヴェルデを捕まえてダブルパンチで崩し、これで3ダウン。
 3-0、モノリスの勝利となりました。

 これでベスト4が確定。このまま続けて、準決勝2試合です。

準決勝第1試合
No.10 クロムキッド(Kupakuma) vs No.369 Neutrino-Giallo(飛騨神岡高校(ヒダカミロボ部))

 ニュートリノチーム最後の一機となった、ニュートリノ・ジャッロ。クロムキッドとの対決となります。
 さあ開始、中央に持っていくジャッロ、クロムキッドは好調な入り、やや遠い位置から、だんだんと詰めていく、中央、近くなった、これはどうなった、攻撃同士がぶつかり合った! お互い後ろに吹っ飛ぶ、両者スリップになった。0-0のまま。
 さあ、近い距離、クロムキッドが足下まで詰めていった、ジャッロが左右に機体を振りつつ様子を伺う、遠い、詰めた、しゃがんだ、横にかわしたジャッロ、打ち上げる、まだ遠い、リング脇ぎりぎり、引っかけた! ジャッロが追い込まれてダウンを奪われる。1-0。
 再開、大きく下がったクロム、ジャッロが向きを小刻みに変える、クロムが近付いて来た。近い、クロムうつぶせに転がった、復帰できるか、起きた、下がって再開。
 ちょっと遠い位置、ジャッロが前にスリップ。移動しつつの睨み合い、ジャッロが小刻みに左右に移動しつつ待ちかまえる。クロムキッドが近い、打ち上げた、ワンツー、遠い、クロム突進、引っかけた! 膝裏に引っかけて崩した、これで2-0。
 さあ打ちあいに、絡まった、爪が離せずブレイクに、中央での打ち合い、クロム、ジャッロの打ちこみをかわして足下にねじ込み、残り7秒でひっくり返した!
 これで3-0、クロムキッドの勝利となりました!

準決勝第2試合
No.356 ナガレゴールド(ナガレンジャー関東支部) vs No.303 モノリス(芝浦工業大学SRDC)

 さあ、もはやご神体とまで言われている金色のナガレゴールド。ここまで上がってきました。芝浦工大チームモノリスとの対決…… あ、なんかちょっと気合入れが噛んじゃったみたいですね。
 試合開始、一気に攻めていったモノリス、ナガレゴールドが下がり気味に構える、パンチ、両腕パンチ、胸板を狙った突き、ゴールドはモノリスに先に打たせ、反撃するスタイル、両者まだ当たっていない。胸板を狙うストレートだが、まだ有効打を取れない。モノリスが回り込みにかかる、大きくぐるりと回って仕掛けにかかるが、モノリス、仕掛け切れていない。スリップ。
 再開、近い、モノリスのダブルパンチ、モノリスの密着からのダブルパアッパー、これを耐えるナガレゴールド、これは、さすがに凌ぎきれなかった、ナガレゴールドがダウンを失う、1-0。
 さあモノリスが回り込む、戻った、接近しつつダブルパンチ、アッパー、これは遠かった。詰めていく、これは届いた、間合いに踏み込んで一撃、これで2ダウン。2-0。
 残り1分、モノリスが接近した、離れて、再度近付いた、のしかかる一撃! これで3ダウン、
 3-0。ナガレゴールドを下し、モノリスの勝利となりました!

 さて、ここで5分の休憩に。このあと決勝戦になります。

 5分後。もうちょっと休憩に。30分まで休憩となりました。このあと三位決定戦、そして決勝戦です。

三位決定戦
No.369 Neutrino-Giallo(飛騨神岡高校(ヒダカミロボ部)) vs No.356 ナガレゴールド(ナガレンジャー関東支部)

 さあいよいよ三位決定戦! ニュートリノジャッロと、ナガレゴールドの対戦カードです!
 開始、勢いよく飛び出た両者、ジャッロが中央に持っていった、ナガレゴールドがパンチを打ちつつ待ちかまえる。ジャッロが突っ込んだ、スリップ。起き上がった、一気にコーナーまで行った、いったん戻って、あれ、ちょっとジャッロの調子が悪いか、アッパーを打ち込んだところでスリップしてしまう。
 睨み合いになった、横に歩きつつジグザグに近付くジャッロ、ナガレゴールドが横に動いて間合いを保つ。打ち上げた、遠い、ゴールドが凌いでいる、小さなパンチ、ジャッロのストレート、ぎりぎりで届かない恰好、フックを繰り出しつつ、これは、ジャッロのストレート、ゴールドの胸板に当たったが崩れなかった、打ち込んでいったジャッロがスリップ。
 復帰、大きく下がって仕切り直し。ジャッロが突っ込んでいった、正面から一撃、引っかけて手前に倒す、しかしこれも有効にならない。0-0のまま。
 残り1分、やや遠い距離を保ちつつの睨み合い、ジャッロが入った。近い、打ち合い、ジャッロの腕を撃ち落とすナガレゴールド、スリップさせるが、有効にはならない。
 さあ再開、攻め込んだナガレゴールド、打ち込むジャッロ、これは引っかかったが倒れなかった、ナガレゴールドが倒れない。パンチ、小刻みに拳を出すゴールド、誘い込む、時間切れ。0-0のまま時間切れ!
 三位決定戦、延長戦に突入します!

 慎重に調整する両者、バッテリを交換しネジを締め直します。さあ両者調整を行い、いよいよ延長戦突入です。
 開始、勢いよく突っ込んだ、止まった、様子を伺う両者、ナガレゴールドが中央に戻った。小刻みに近寄るジャッロ、近い、睨み合い、大きく攻め込んだ、一撃、離れたジャッロ。打った、ジャッロの打撃、早い、しかしスリップしてしまう。
 復帰、大きく下がって再開。パンチを繰り差しつつ、ナガレゴールドが近付いていく、これは、立ち位置が良くない、転がってしまったジャッロ、リング脇ぎりぎりだったが、起き上がりに成功した。
 中央に急いで戻ったジャッロ。打ち込む、ジャッロの打撃をかわすゴールド。打ち合いから下がる、ジャッロがスリップ、残り5秒、攻めきれなかった、0ダウン。両者0-0のままだ、延長戦終了!

 さあ、これは審査員による協議となります。結果は…… ニュートリノ・ジャッロ!
 スリップ数はニュートリノの方が多いものの、手数の多さと、必ず最初の攻撃を放っていることから、ニュートリノ勝利と言う判定となりました!

「二年ぶりの登場で知らない子も増えたが、こんなところまで来られて嬉しい」とナガレゴールドのKENTAさん。「三年間頑張ってみんなの支えもありここまで来れた。すごく嬉しいです。応援ありがとうございました」と、ニュートリノ・ジャッロチームでした。

 さあ、このあとはいよいよ決勝戦です!

決勝戦
No.10 クロムキッド(Kupakuma) vs No.303 モノリス(芝浦工業大学SRDC)

 さあ。「絶対勝つぞ!」と言う芝浦工大の気合入れのあと、試合開始です!
 開始、下がり気味にかわすクロムキッド、打ち込んだモノリスが回り込もうとする、クロム掴めた、足下を狙った、早速ダウンを奪う、1-0。
 さあ、モノリス突っ込んだ、クロムキッドを押したがこれは崩れなかった、後ろに崩れたもののモノリスが復帰。再開、回り込む、モノリスが正面から突っ込んでいく、密着、クロムキッドを正面からひっくり返す、1-1になった。
 さあ、ダウン数をイーブンとして再開。睨み合い、ちょっと離れたモノリス、打ち上げた 遠い、クロムの攻撃、かわされた。すかさず離れるクロム、モノリスの反撃をかわす、これは離れかけたところに、モノリス追撃、両腕パンチ、持ち上げた、これはダウンに。2-0になった。
 再開、突っ込む、足下を狙う構えのクロム、スリップになった。再開、近い位置から両腕パンチ、やや遠かった、ちょっと足首を掴み損ねたクロム、いった、持ち合えて、落とした、ブレイク。これはどうだ、完全に腕を持ち上げたが、これはダウンにならなかった。足の間に腕が入ってしまい持ち上げた恰好だった。危ない。
 背中に付けたモノリス、近い掴み、ちょっとずれた、クロムキッドが攻めていく、近い、両腕パンチ、かわす、打ち上げた、追い込んでいく、掴みきれない。モノリスが下がる、ここで、やめ止、の声。試合終了、時間切れ!
 2-1、クロムキッド猛追撃も及ばず、モノリスの勝利となりました!

「今回は3日前くらいに機体を変更して、(くままさんと)ふたりと関東のみんなと練習してここまで来ることができました。今回はガルーが整備ミスで負けて仕舞って申し訳なかったので、ここまで来れて本当に良かった」とくぱぱさん。
「応援ありがとうございました。今回は勝てましたが、ガーゴイルもシンプルファイターもクロムキッドも本調子じゃなかったようなので、また次も挑戦したいと思います」「勝てたのは操縦した彼と部活のメンバーのおかげです。来年度以降もSRDCは頑張っていきますので、ご指導ご鞭撻宜しくお願いいたします」と、モノリスチームの皆さんでした。

 これで全日程終了!
 優勝はモノリス、準優勝はクロムキッド。三位はニュートリノ・ジャッロでした!

 このあとは表彰式です。

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