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2015.11.05

やっぱり電池がEye-Fi Direct。(☆)

リンク: Eyefi(アイファイ)カード - WiFi内蔵カードでカメラからワイヤレス転送 | Eye-Fi Japan.

 無線LANつきSDカード、Eye-Fiのお話です。

 今となっては無線LAN内蔵のデジタルカメラも珍しくなくなりましたし、スマートフォンのカメラの性能も向上いちじるしいものがありますが。Eye-Fiが初登場した頃合いは、それはもうかなりのインパクトがありました。
 いちいちメモリカードを抜き差ししなくても、Wi-Fiで写真を自動的に転送する、と言うそのスマートなやり方と、そのためにSDカードに無線LANモジュールを押し込む、と言う力技過ぎる解決方法には大変しびれたものです。これでQiのような無接点充電に対応すれば完全ワイヤレスなんですが、そっちのほうはまだまだですね……。
 ともあれ、ドコモのブランドからもオプションとして発売されたりと、いまだに利便性を持つカードなのです。

 発売後かなり経ってから手に入れたんですが、気に入ってそれ以来ずっと使っております。カメラが代替わりしてもSDカードはそのまま使う、みたいなスタイルで。使いすぎなのか最近ちょっとへたれている気はしますが、それでもメンテナンスフリーな気軽さは手放せません。
 とはいえ、買ってからずいぶん経つのに、一回も試していないことがありまして。それが今回試した、ダイレクトモードでの運用であります。

 そもそもEye-Fiにはふたつの動作モードがあります。ひとつめは無線LANのアクセスポイントと通信し、指定のPCやクラウドに自動で写真をアップロードする、アップロードサーバとしての機能。あらかじめネットワークの設定を登録しておき、指定のネットワークの圏内に入ると、自動でアップロードを開始します。外出しているときに写真を撮りだめて、家に帰ってまとめてアップ、みたいなイメージですね。
 もう一つのモードが、ダイレクトモード。予めスマートフォンやタブレットとEye-Fiカードをペアリングしておき、アドホックで通信させることで、デジカメで撮った写真を、スマホやタブレットへとアップロードする、と言うモードです。
 これだけ見ると、なにに使うんだろうこれ、と言う感じなのですが。つまり、デジタルカメラを、スマートフォンの外付けカメラとして活用できる、と言うことですね。デジカメで撮った写真が(もちろん無線LANを入れておけばですが)、自動でスマホに転送され、まるでそのスマホ自身が撮ったかのようにメモリーに記録されていく。
 それを使って、その場で写真をSNSにアップしたり、あるいは大きな液晶で内容を確認して、不要な写真を整理したりできるわけです。タブレットを使っている場合であれば、逆に、デジカメに特大の液晶画面がついた、と言う解釈もできるわけですね。
 ついでに言うと、Eye-Fiには「Eye-Fiモバイル」と言うアプリがついてきて、これを使うと、Eye-Fiで撮った写真と
同様、スマホで撮った写真も、同じ理屈で、自動でPCやクラウドサービスにアップロードできます。 この対象には、ダイレクトモードで転送された写真も含まれるわけで。
 つまり、デジカメで撮った写真でもスマホで撮った写真でも、いったんスマホですべて一本化したあとで、いっしょくたにPCとかクラウドとかに自動で保管しておけるわけですね。あの写真はあっちでこの写真はこっちで、と、こんがらがりがちな状況においては、非常に便利。

 てなわけで、草加のロボットプロレスに出掛ける前に、Eye-Fiの設定を変更して持っていったわけでした。
 結果としては、これはなかなか、というか非常に便利。シャッターを切ったり電源を入れたりするたびにネットワークを探しに行き、そのタイミングでスマホの無線LANがオンになっていれば、ネットワークをつなげて写真を転送してくれます。転送した写真はスマホのカメラロールに入っていくので、そこからそのまま、ツイッターなんかに送ることができます。これはなかなか。
 気をつけなくてはいけないのは、ジオタグの扱いではありますが。これはスマホ単体でも同じことですしね。

 ひとつだけ、事前に気になっていたしやっぱり問題になったのは、電池の持ちの問題でしょうか。
 そもそもうちのデジカメがいい加減古く、電池もだいぶ劣化している上に、電池を食う無線LANをひんぱんにオンオフしているわけですから、これで電池が減らないわけがありません。三時間くらいで、40枚かそこいらしか撮っていませんが、すでに7割近く電池を食ってしまっておりました……。
 最近のカメラなら、Eye-Fiに連動させて省電力で動く機能なんかもあるみたいですけども。そうなると新しいカメラを買わなくてはならず、新しいカメラはけっこうな割合で自分で無線LAN通信したりするので、なかなか痛し痒しですね……。

 ともあれこう。数年越しに試してみたら、思ったより便利でしたと。そういうEye-Fiのお話でありました。

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