【ロボットイベントレポート】第十回ニソコンmini観戦記【バトル】
午前中のデータを整理したり、学園祭のお祭りムードをちょっとだけ楽しんできたりしつつ。最近は出店もカリーブルストとかあるんですね。
ニソコンはこのあと午後の部、バトル競技となります。レフェリーにガルさんが待機し、試合開始です。
一回戦第1試合
TKU-04改 vs レジナオキ
さて試合開始です。レジナオキのほうがだいぶん背が高い、両腕で持ち上げる攻撃を繰り出すレジナオキに対し、かいくぐって大きなストレートを打ち込む04。スリップする。
距離の睨み合いから、綺麗な正面突き、しかしこれは返された、伸ばした腕を弾かれて04がダウン。1-0に。
再開、コーナーに移動する04が、ぎりぎりの場所でスリップ。待ちかまえるレジナオキ。派手に跳躍して向きを変える、アッパーを打ち込む04、腕先のぶつけ合いになった。打ち合い、04の頭をつかまえた恰好のレジナオキ、しかし至近距離から04の反撃を浴び、レジナオキのダウンに。1-1に変わる。密着しての打ち合い、04が弾かれた、2-1に。
近い距離での打ち合いに持ち込もうとするが、04、震えながら後ろにダウン、大丈夫か、振動している。パンチ、倒れた。スリップになる。残り30秒を切った、
再開から両腕打ち、胸板に入って倒した。これで3-1、レジナオキの勝利となりました。
一回戦第2試合
ディザイア vs で・か~る
続いての勝負は、ディザイアとで・か~る。平べったい恰好に変形していたでかーるが、ぐにゃりと変形して立ちあがります。正確には立っていませんが、腰から半分曲がったままの、いつものポーズで試合開始です。
開始、曲がったまま明後日の方向に猛ダッシュするデカール、スリップする、大きくぐーっと伸びたあと、再び丸まるように姿勢を復帰。
ダッシュを仕掛けるが、転がるでかーる。そのままの姿勢から直上へ大きなキックを繰り出す。ディザイア、仕掛けきれない、噛み合いにくい、やりにくそう。これは、ゆっくり転がったでかーる、ディザイアが手を伸ばして、でかーるを転がすが、スリップに。
近い距離、にじりよるでかーる、曲がったままの姿勢でゆっくり寄っていく。どうもなにやら調子がよくないようだが、飛びかかるような恰好、向きを変える、上へと足を、、これはダウンだ。でかーるの大きく伸ばした足を、ディザイアが捕まえて弾く。でかーる、リングアウトする勢いでダウン、1-0。
再開、残り50秒。突っ込んでいってつんのめるでかーる、復帰して、大きくキック、前に転がる。前転しながら姿勢を戻す。ここでキックに捨て身判定が出てしまう。
ぴったり近付いてパンチを左右に繰り出すが、ネジが転がった、残り10秒、ここで時間切れ。
1-0、場を涌かせてで・かーる敗退、ディザイアの勝利となりました。
一回戦第3試合
Gardia vs クロガネ
続いての勝負は、小さなガルディアと、樹脂っぽいボディのクロガネの対決。
一気に詰めたクロガネが、いったん下がる、大きな両腕パンチを射程長く放った。ちょっと肘の角度がおかしい感じですけども、クロガネ、片手で打ち上げるアッパーを繰り出していく。ガルディアも短い腕で突き上げを出すが、まだお互いに相手を捕まえられない恰好。
残り2分、クロガネは距離を大きく保つ構え、前進して打ち上げようとする。ガルディアが巧みにかわしていく。クロガネが攻撃を放った隙に、のしかかるような攻撃をしかけて、がルディアがダウンを奪う、1-0。
あれ、どうした、クロガネが復帰できない。足を広げた恰好から復帰できない。苦しんでいる、途中でなにかが引っかかっているか、クロガネが立ち上がれない。カウントは進む、これで10カウント。
クロガネ復帰できず、ガルディアの勝利となりました。
一回戦第4試合
ヒスイ vs ガルー
さあ、超軽量のヒスイと、重量級のガルーの対決。この大会、重量差のある対決の場合ハンデがあります。このため、ガルーはすでに1カウント失った状態の上、スリップが0.5ダウンとなる、かなり不利な状況でのスタート。
しかし、いきなり詰めたガルー、腕先でヒスイを掴んで完全に持ち上げる、自らスリップしてはしまうものの、ヒスイが完全に宙に浮かんだ。持ち上げて崩し、これで1ダウン。スリップしてしまったため、1.5-1に。
さらに追い詰めて投げを決め、これで2-1.5。走っての打ち合い、ヒスイが捨て身技を打ち込むものの、これは有効とならない。
お互い近い距離を保ちつつ移動しあう、ガルーに隙を見せないヒスイだが、移動ざまに捕まえた。腕を伸ばして弾き飛ばす。これでヒスイが軽く飛び、3-1.5に。ガルー、押し切っての勝利となりました。
最後は倒れたまま、地団駄をこねるような動きのヒスイ。会場よりヒスイに大きな声援が送られつつ、これでガルーの勝利となります。
一回戦第5試合
Mr.フリーズ vs モノリス
続いてはフリーズとモノリス、これも重量差勝負。モノリスはスリップが半ダウンとなるハンデを背負っての試合となります。
両腕パンチを繰り出しつつ、左右に機体を振りつつフリーズを追い詰めるモノリス。フリーズがスリップ、復帰する。横向きに追い詰めていった、両腕パンチ、しかし巻き込まれてスリップ。0.5ダウンに。
移動しての睨み合い、しかし逃さなかったモノリス。真正面を通ろうとしたところを両腕パンチで捕まえ、1-0.5に。
さあモノリス有利になった。横歩きで距離を詰めつつ、かがみこんで大きなアッパーを放つ。お互い回転しながら距離を読み合う、モノリスが詰め、フリーズが避けていく展開だが、つかまえた、真正面に滑り込んで両腕パンチ、これで2-0.5に。
最後は再開直後、フリーズの横にモノリスが滑り込み、弾き飛ばして3ダウン。3-0.5。モノリスの勝利となりました。
一回戦第6試合
ゴウライオー vs RE2
レフェリーのガルさんと話していたところでは、RE2はレッツと読むみたいです。開始と同時にゴウライオーが詰める、片腕で打ち上げるパンチ、RE2は両腕パンチをひねりこむが、有効打とならない。交錯、絡んで倒れる。両者復帰。
さあ再開、横歩きで旋回するように徐々に近付いていく両者、これは大きい、ゴウライオーの伸びる横突きがRE2を捕まえた、これで1-0に。
上体を横にひねった恰好で突っ込むゴウライオー、RE2が捕まえて押すが、これはスリップに。再開、ゴウライオーが再び間合いに捕らえる。RE2を弾いて、これで2ダウンに。
2-0、ゴウライオーがリング中央に、RE2から遠い距離から、これはうまく入った。RE2の腕先を弾き飛ばす恰好でゴウライオーが3ダウン目、3-0。
一回戦最後の試合は、ゴウライオーの勝利となりました。
さて休憩時間。
サイコロ一号の勝手デモのあと、続いては二回戦、三試合です。
二回戦第1試合
レジナオキ vs ディザイア
二回戦第一試合、大型機同士の対決。ディザイアとレジナオキの勝負。レジナオキの横に回り込んだディザイア、両腕を突き上げてのしかかる攻撃、レジナオキを横倒しにして、諸共に吹っ飛ばして1ダウン。
しかし再開直後、今度はレジナオキがダウンを奪われた。1-1に。
懐に飛び込んで、お互い諸共に倒す構え。レジナオキが決めた、2ダウンに。2-0。
諸共に倒れ込むものの、再開直後に密着からの速攻。レジナオキの攻撃でディザイアが崩され、これで決着。
3-1、速度戦でレジナオキの勝利となりました。
二回戦第2試合
Gardia vs クロムキッド
続いての対決はガルディアと、シード選手のクロムキッドの対戦です。
開始、斜めに近付くクロムキッド、詰めていく、踏み込んで、軽く持ち上げるように腕を上げる、ガルディアを巻き込んで崩した、これで1ダウンに。1-0。
再開、クロムキッド、体を軽くひねって腕を突き入れていく、ガルディアはそのタイミングでカウンターを狙っていくが、これは届かない。
ガルディア、今度は背中から捕まった。軽く持ち上げられ、静かに崩れる。これで2ダウン。
気ウロムキッドが左右に機体を動かしつつ、指先をいったん広げてしぼりながら、相手を捕まえ持ち上げる構え。捕まえにいった、ガルディアかわす。仕掛けた、しかしこれは掴みきれないうちにガルディアが倒れた、と言う判定に、試合続行。
再開からクロムキッドが詰める、足首を掴んで横に。これで3ダウン、3-0。
二回戦最初の試合、クロムキッドの勝利となりました。
二回戦第3試合
モノリス vs ゴウライオー
さあ、続いての勝負はモノリスとゴウライオー。どちらの機体も大振りです。
慎重な構え、ゴウライオーがやや下がり気味。モノリスが徐々に攻めていく、まだ手を出さない。近い、先にモノリスが仕掛けた。ゴウライオーがリングの外に飛び、リングアウトした、これで1ダウンに。1-0。
再開、ゴウライオーは左右に機体を振りつつ様子を伺う。詰めた、アッパー、モノリスがかわす。横歩きでゴウライオーの攻撃レンジに入るのを避けるモノリス、ゴウライオーが今度は積極的に攻めていった、しかし踏み込んだところに両腕パンチを貰い、これで2-0に。
攻めていく、左右に機体を振り仕掛けを狙うゴウライオー、しかしモノリスが待ち構えていた。斜めに滑り込んできたところを捕まえて、これで3ダウン。
3-0、モノリスの勝利となりました。
三試合が終了、これに先程勝ち進んだガルーを加えた四機がベスト4。
さて、少しだけ休憩を入れまして。このあとは準決勝戦です。
準決勝第一試合
レジナオキ vs クロムキッド
さあ準決勝戦。第一試合はレジナオキとクロムキッドの勝負です。
早速開始、まずは両者距離を保つ、一日ずつ近付く、クロムの伸ばした腕を、レジナオキが捕まえに行く。外した。攻めていった、クロムが掴んだ! 足首を豪快に掴んでひっくり返した、1-0に。
再開、クロムキッドが詰めていく、レジナオキはやや外した構え、ちょっとクロムがスリップに。腕を伸ばす、攻撃を繰り出す両者、やや角度が合わない、近い、クロムのばした腕を、当たるぎりぎり、レジナオキがするりと横へとかわす、これはうまい。しかし今度は、レジナオキが攻撃を放った隙を掴んで、クロムが足をホールド、そのまま横に投げ転がす、2-0に。
再開、睨み合い、横から踏み込むレジナオキ、クロムキッド滑るが、転がらなかった。近い、これは待ち構えた、レジナオキの足を内側から捕まえて、クロムキッドが転がす! これで3ダウン、3-0でクロムキッドの勝利となりました!
準決勝第二試合
ガルー vs モノリス
続いての勝負はガルーとモノリスの対決です。開始、ガルーが前へ、詰めていく、モノリスが腕を前に伸ばしてはじき上げるが、やや遠かった。
ガルーが間合いに捕らえにいく、これはうまい、伸ばした腕がぎりぎりで掴んだ。転がす、これで1-0に。
再開、ガルーがフットワークを使いつつ、攻撃の隙にモノリスが打ち上げにかかるが、詰められなかった。ガルーの攻撃の構えが姿勢が低すぎて、モノリス捕らえることができない。睨み合い、左右に機体を動かして睨んでいく、ぶつかった、これはモノリスのスリップ。
コーナーから押して行くガルー、モノリスは回り込んで、背後から攻撃を仕掛ける狙い、お互い有効には捕らえていないか。これは、スリップしかかったモノリスの足首をガルーが掴むが、諸共にスリップした。
再開、コーナーまで移動していたモノリス、ガルーが中央から押す、ぐっと腕を伸ばすガルー、捕まえられない、やや遠い。モノリスがうまいことかわしている。
正面、モノリスが姿勢を崩す、スリップに巻き込まれる恰好だったがガルーが逃れた、残り10秒、睨み合い、ガルーが仕掛けた、モノリスの攻撃、逸れた。これでタイムアップ!
1-0、ガルーの勝利となりました!
さあ、決勝はひさびさの夫婦対決に!
インターバルのあと、三位決定戦、そして決勝戦となります。
三位決定戦
レジナオキ vs モノリス
さあ三位決定戦、まずは芝浦工大チーム同士の対決です! レジナオキとモノリスがリングに登場。対照的なカラーリングの両機です。……あれ、運営システムトラブルの様子。ちょっと調整タイムです。
モニタが映りました。試合開始です。開始、まずは機体をちょっとずらしたレジナオキ、モノリスが左右に機体を振りながら近付く。まだ仕掛けない、近い、先に仕掛けたのはレジナオキ、両腕を伸ばしててのしかかるが、スリップに。
再開、左右に機体を徐々に降る両者、腕先がぶつかる距離で交錯した、がちりとぶつかりあいのあと、レジナオキがスリップ。
お互い、手数を絞って距離を睨む。旋回しながら近付いていく、近付いた。モノリスの攻撃、これは届かない。レジナオキが詰める、近い距離で、狭い範囲を移動しつつの競り合い。モノリスが仕掛けた、レジナオキが押し戻す、これは、モノリスの足がリングから出てしまった、これはリングアウトだ。モノリス、リングアウトで1ダウン。
1-0、残り1分ちょっと。睨み合い、横に回りこむモノリス、攻撃、これは両者スリップになった。転げ回ったレジナオキ、復帰できずリングの外に、これはこちらもリングアウト、1-1に。
再開、モノリスが近付いていく、レジナオキの迎撃、胸板をかすめる。がちりと言う音が響くが、モノリスが倒れない。のしかかる恰好になったモノリスの攻撃、これはスリップに。
睨み合い、横向きに近付くモノリス、これは! 時間切れぎりぎりでモノリスが仕掛けた、残り1秒でダウンを奪取! レジナオキを倒して2-1に。
ここで同時に時間切れ。
三位決定戦、モノリスの勝利となりました!
決勝戦
クロムキッド vs ガルー
さあ、久々に見ましたこのカード。クロムキッドとガルーによる夫婦対決、三位決定戦です!
さあ開始、クロムが左にずれた、正面へ詰める、先に腕を伸ばしたのがクロム、まだやや遠い。距離感を保ったまま移動していく両者、ガルーが腕を伸ばす。クロムキッドが一気に突っ込んだ医、一撃、また一気に下がった。
腕を伸ばしてお互いの足を掴もうと狙う両者、クロムキッドがダッシュ、ガルーの足を掴みかけた。下がる。距離のぎりぎり、目まぐるしく移動し、立ち止まった瞬間に攻撃の腕を繰り出す。
大きく下がったクロム、コーナーからリング中央に舞台が戻る。ガルーが後ろを向いた、クロムキッドが追いすがる。リング脇ぎりぎり、これは、クロムキッドの伸ばした腕に、ガルーが打撃を乗せた、1-0になる。
再開、打ち合い、これはどうなった。クロムが仕掛けていった、ガルーの伸びた腕を掴んで横に転がす、これで1-1に。
再開、クロムが打撃、ガルーが下がった、やや遠い距離、追い込んで一撃、お互い間合いにまだ遠い、クロムキッドが突っ込んだ、これは! 観客の子供達からの盛大な「みーどーり!」コールが巻き起こる中、クロムが腿を掴んでひっくり返す。
今度はあーか! あーか!とガルーコール。クロムが詰めていく、爪の先同士がぶつかりあう、絡んだ、分けた。ガルーの踏み込み、ちょっとだけ遠かった。移動していく、打ち合い、腕先ぎりぎり、遠い、密着距離から、離れた。
同じ方向に同時に腕を繰り出す両者、残りは10秒を切った。クロムが追う、背中合わせの状態から、離れたところで時間切れ!
ここで時間切れ! 2-1、僅差の勝負、クロムキッドの勝利となりました!
目も指もとても追いつかない、激しい試合となりました。決勝戦はクロムキッドの勝利!
このあとは表彰式となります。
さて、表彰式。
アスリート、第三位はクロガネ。準優勝はヒスイ。そして優勝はクロムキッド。
続いてはバトルの方。三位はモノリス、そして準優勝はガルー。優勝は、こちらもクロムキッド!
そして会場で行われていた人気投票。
第三位はクロムキッド、準優勝はガルー、そして優勝はヒスイでした!
以上を加味した上で、総合順位が発表されます。
三位はヒスイ、準優勝はガルー。そして優勝はクロムキッドとなりました!
これで競技はすべて終了。
このあとはリングを開放しての、エキシビジョンマッチとなります。
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