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2016.02.20

【ロボットイベントレポート】第28回ROBO-ONE観戦記【準々決勝~準決勝~三位決定戦~決勝】

 さて、ここからはベスト8。準々決勝戦です!

準々決勝第1試合
No.305 レジナオキ(芝浦工業大学SRDC) vs No.10 クロムキッド(Kupakuma)

 さあ、準々決勝最初の試合は、レジナオキとクロムキッドの激突。
 突進して倒れるレジナオキ、復帰できるか、ちょっと悩んだが立ち直った。左右に機体を振る、クロムキッドが様子を伺うところに滑り込んだ、腕先を狙って崩す、これはクロムのダウンになった、1-0に。
 レジナオキが背後を狙って回り込みにかかり、クロムキッドは駆け回って掴みにかかる、両腕パンチ、レジナオキが両腕パンチを打ち込む、これは前のめりに崩れてしまう。スリップに。
 さあクロムがきびきびと突進した、掴めなかったが、いったん離れる。突進、スリップした。再開、掴ませない、両腕パンチ、クロムが追いかけて掴みに行く、円を描いて廻る両者、いった、腕先でガードするレジナオキ、掴ませない。ちょっとずれた、クロムが移動する、今度はいった、レジナオキの両腕パンチの隙に腿に掴み、崩した、これで1-1に変わる。
 再開、クロムキッドが横から掴む、掴めなかった、いったん離れて突撃、レジナオキが距離を保ち突撃させない、前のめりにスリップ。両腕パンチに対して注意が飛ぶ。
 クロム突進、近付いていった、掴めるか、凌いだ、いった、足首を掴んでクロムが崩す、これで2-1に。
 さあ近い距離での叩き合いになった、クロムがやや距離を開ける、これは、残り10秒で一発返したレジナオキ、これで2-2に。
 クロムが突っ込んで仕掛けに行くが、ここで時間終了。
 2-2、この試合も延長戦となります!

 先程から延長戦が続くクロム。どちらのチームもうちわを出して、機体をあおいで冷却。それと並行してバッテリの交換が行われます。時間ぎりぎりまでセコンドが扇いでいる両チーム、さあ時間いっぱいだ。延長戦に入ります。
 さて、延長戦。開始と同時に突っ込んでいく両者、間合いを開いて止まる、クロムが仕掛けて入った、まだちょっとだけ遠かった、レジナオキが凌ぐ。掴み切れない、背後を取られた、素早く離れる.レジナオキが角度を変えて、いったん仕切り直しだ。
 大きく離れた両者、クロムが突進、これはしかし掴めなかった、再度の仕切り直しに、レジナオキも攻撃が繰り出せない、片腕を持ち上げるレジナオキだが、密着したところからでも倒していけない。
 クロムが突進する、まだ掴み切れていない、ちょっと外した、離れる、背後を見せてしまう、突進、これはいった! 腿の下にクロムの腕が入った、これは決まった。レジナオキを持ち上げ、クロムが倒す!
 これでクロムの勝利、延長戦終了。最初の四強に名乗りを上げました!

準々決勝第2試合
No.29 レグホーン(NAKAYAN) vs No.109 Neutrino-Rosso(飛騨神岡高校(ヒダカミロボ部))

 さあ続いての登場は、飛騨神岡チーム最後の機体ニュートリノ・ロッソ、レグホーンとの対決に挑みます。
 開始! ロッソがいったん下がって広い距離で睨み合い、中央を占めたレグホーン、突いた、ロッソが素早く下がってかわす。ロッソが左右に足を使い、レグホーンの間合いに入…… あ、掴んだ、レグホーンが一気に掴んだ、、これでダウン、ロッソがダウンを奪われる、1-0に。
 再開、レグホーンが姿勢を振りつつ近付いていく、ロッソとちょっと遠い距離での睨み合い、僅かずつ詰める、同時にスピン、スリップ。
 今度はロッソが仕掛けていった、近い、しかしレグホーンが密着した距離から仕掛け返す、これで2-0に。
 再開、ロッソが下がる、レグホーンが間合いを計る、これは外した、いったん離れる、ロッソが近付いていった、ちょっと隙があった。正面から近付いたところにレグホーンが下段から一撃!
 これで3ダウン、レグホーンの勝利となりました!

準々決勝第3試合
No.9 ガルー(くまま) vs No.95 Gargoyle KID(吉田ファミリア)

 さすがの準々決勝、優勝候補同士が激突。ガルーとガーゴイルキッドの対決です!
 開始! ガルーが素早くサイドに走る、ガーゴイルが肩を揺すって進んでいく。中央、接触、お互い腕を伸ばして掴み合いに。どちらも掴めなかった。ガルーが突進し、ガーゴイルが一旦下がる。
 中央に構えたガルー、ガーゴイルは下がって間合いを計り直す。腕を伸ばし、ガーゴイルが掴みに行った、これは掴めなかった。
 やや遠い間合い、腕を伸ばす、腕先同士が絡み合った。お互い転倒したが、これはどうなった、どっちのダウンか。いまのはダウンではないと言うジャッジ、両者スリップ。
 続行、睨み合い、先に腕を振り上げたガーゴイル、ガルーが隙を伺う、ガーゴイル宇が前のめりに構える。
 ガルーが一旦離れ、突進、引っかけにかかるガーゴイル、ガルー凌ぐ。詰まる、徐々に詰めていく、仕掛ける、これは、ガーゴイルが小突いて倒したが、これはスリップになった。
 中央にガーゴイル、再び腕先のぶつけ合いに、今度は絡まなかった、ガルーが後退、打ち合い、これは、これはダウンだ。仕掛けたガーゴイルが倒れた、ダウンだ、1-0になる。
 残り30秒、今度はガーゴイルがガルーからダウンを奪い返した、1-1に変わる。
 近い距離、腕先を繰り出しあう両者、接近戦、崩した、ガルーを腕先をガーゴイルがが崩した、2-1に。ガルーがつんのめって後ろに崩れ、ここで時間切れ!
 2-1、ガルーを倒し、ガーゴイルキッドの勝利となりました!

準々決勝第4試合
No.303 モノリス(芝浦工業大学SRDC) vs No.85 桔梗(千葉工業大学 文化会 総合工学研究会 下吉)

 さあ、準々決勝最後のカードは大学生チーム同士の対決! モノリスと桔梗の対決です!
 はじまりました、モノリスが突進していく、桔梗が慎重に待ち構える。かたかたと中央に寄っていった、モノリスがスリップ。
 再開、桔梗がちょっと遠めに構える、モノリスが様子を伺っている、まだ手が出ないか、広めの間合い、桔梗が伸ばした、モノリスの移にに爪を引っかけて倒す、これでダウン。1-0になる。
 再開、モノリスが詰めていく、桔梗に接近して突き、これは倒せない。両腕突き、どんどんと押していく、モノリスが反動でスリップしてしまう。
 中央に陣取った。打ち合い、これは、モノリスの双手突きに、桔梗が仕掛けた、持ち上がった、姿勢がゆっくりと崩れた、これでモノリスが2ダウン。2-0に。
 モノリスはなおも積極的、押して行く、桔梗との打ち合い、今度はモノリスが打ち勝った、2-1に変わりる。
 モノリス、攻めかかって押して行く、しかし仕掛けたところに桔梗がカウンターを仕込んだ、これで3ダウン!
 3-1、桔梗がモノリスを倒し勝利を収めました!

 さあ、これで準々決勝は終了!
 このあと、さらに続けて準決勝戦です。

準決勝第1試合
No.10 クロムキッド(Kupakuma) vs No.29 レグホーン(NAKAYAN)

 さあさすが安定の実力者同士、両者勝ち上がってきました、レグホーン、そしてクロムキッドの対決です!
 さあ開始、レグホーンがまず中央に、ウロムキッドも中央に行った、睨み合いになっている。近めでの距離の読み合い、徐々に近付いていった、これはどっちの攻撃だ、クロムキッドの腕をレグホーンが弾いた、これで1ダウン、1-0に。
 再開、クロムキッドが大きく左右に走ってチャンスをうかがう、レグホーンが待ちかまえて打ち上げ、クロムが慎重に行く、クロムの腕を弾き返すレグホーン、これはダウンにはならない。屈んで凌いだ、駆け寄るクロム、レグホーンがしゃがんで凌ぐが、これは入った、一気にひっくり返した、1-1に変わる。
 再開、中央に陣取るクロム、しかし直後に移動しざまを捕まった、レグホーンがひっくり返し、これでで2-1に。下がるクロム、レグホーンが一歩一歩近付いていく、膝をつついた、これは崩せなかったクロムキッド。
 すれ違いざまに腕をのばす、つんのめるレグホーン。遠い距離からクロムキッドが駆け寄った、これはレグホーンの移動の隙をとらえた、横に転がして、これでカウントは2-2に変わる。
 掴みを伸ばすクロムキッド、レグホーンが駆け寄った、クローズ、打ち合い、いったん離れた、真正面、打ち合い、レグホーンの打撃、これは、耐えた、腕先がぶつかりあう、クロムキッドは一旦下がった、レグホーンに駆け寄る、これは掴めなかった、ふたたび離れる。
 レグホンが仕掛けに行った、時間が乏しい、距離を取った、あー、離れて睨み合いになったところで、時間切れ。
 2-2、この試合も延長戦に入ります。

 クロムキッドはさきほどからずっと延長戦をやっている気がします。何度目かのうちわで扇いでいる姿。NAKAYANさんとくぱぱさんがステージを挟んでなにか話しています。レグホーンは横にして休ませていた格好。服着てるわけですけど、冷却は大丈夫なんでしょうか。
 さあ、調整時間も終わり。再開です。

 クロムキッドまずは中央へ、レグホーンが慎重に構え、捨て身投げ、クロムキッドが大技で頭から突っ込むが、これは空転してしまう。待ちかまえるレグホーン、下から行った、これは! 掴みにいったクロムの腕を捕らえて、一瞬の追撃でひっくり返す。
 サドンデスを制し、レグホーンの勝利となりました! 決勝進出です!

準決勝第2試合
No.95 Gargoyle KID(吉田ファミリア) vs No.85 桔梗(千葉工業大学 文化会 総合工学研究会 下吉)

 さあ、続いての勝負はガーゴイルキッド、学生チーム最後の一体、桔梗との勝負となります。
 開始、ガーゴイルが中央、距離が近い、近い距離での睨み合い、先に仕掛けたガーゴイル、桔梗を掴んで転がした、まずはガーゴイル、1-0に。
 再開、桔梗が慎重に近付いていく、ガーゴイルは時折飛び跳ねて待ちかまえる。桔梗の突き、前のめりにスリップした。桔梗が遠い距離で睨む、ガーゴイルが跳ねて近付いていく。睨み合いになっている、徐々に位置を変えつつ、ガーゴイルが回り込んだ、攻めていく、これは、腕先同士がぶつかりあった、しかしこれはスリップ。
 おっと、仕掛けた、これは、攻撃のぶつかり合いだが、ガーゴイルのダウンに。1-1。
 ガーゴイルが跳び跳ねながら近付いていく、桔梗が腕を振り上げて牽制する。同時に打ち上げ、いったん離れた。徐々にサイドへ詰めていくガーゴイル、これは掴んだ、腕先で掴んで、桔梗を転がす、腕で支えた桔梗ですが、ダウン、2-1になった。
 中央に戻して、桔梗が押して行く。腕をふり上げるガーゴイル、あ、これはスリップだ。ガーゴイルが掴みにいってスリップしてしまう。
 近い距離、残り30秒、桔梗が攻めていく、ガーゴイルが腕を振り上げての打ち合い、これは、桔梗が先に打ったところにガーゴイルが打ち返し、反撃で3ダウン!
 3-1、ガーゴイルが桔梗を倒し、これで決勝進出となりました!

 さあいよいよ残すは二試合。三位決定戦、そしての決勝戦。
 三位決定戦はクロムキッドと桔梗、決勝戦はレグホーンと、ガーゴイルキッドとの対決となります!

 短い休憩のあと。さあいよいよ、最後の二試合。
 審査員からは、ここまでの試合の講評が。とはいうものの、席の都合でほとんど聞こえません……。

三位決定戦
No.10 クロムキッド(Kupakuma) vs No.85 桔梗(千葉工業大学 文化会 総合工学研究会 下吉)

 さて、いよいよラスト2試合、三位決定戦です!
 まずクロムキッドがリングに登場、続いて桔梗が青コーナーに上がってきます。両選手が意気込みを語り、試合開始です!
 開始! まずクロムキッドが素早く詰めていった、桔梗が待ちかまえる、のしかかった、クロムキッドが仰向けに倒れてしまうが、これはスリップに。
 再開、桔梗が機体を振っている、クロムが静かに詰める、伸ばした、掴ませない、まだ遠い、腕同士がぶつかった。一度下がったクロム、桔梗がしゃがんで態勢を戻しつつ、徐々に押して行く、入った、桔梗が捕まった、クロムキッドが足首を掴んで倒す、これで1-0。
 再開、クロムキッドが押していった、桔梗がしゃがんだ、 強引に掴もうとするクロムですが転倒する、これはスリップ。分けた。いいところからクロムが詰めていく、桔梗がスリップ。
 間合いを狙うクロム、桔梗が逃れた、これはどうだ、桔梗が仕掛けたところに、クロムキッドが持ち上げにかかるが、これはスリップになった。
 桔梗の両腕突き、クロムがかわす。押していくクロム、桔梗の突き、いったん下がった、これはどうだ、桔梗の攻撃の隙にクロムが突き込む、これも有効とならない。突き、これは入った。クロムが腕を伸ばして桔梗にぎりぎり引っかける、これで2ダウン、2-0。
 真横、腕先同士がからまりかけるが、掴めなかった、衝突から攻撃、接触するが、入らない、クロムがやや下がった、桔梗の足首を掴みに行く、危ない、桔梗に狙われかけるが、下がった。桔梗スリップ。
 再開、クロムが横から言った、これは掴んだ! ゆっくりと持ち上がった桔梗、足の裏を見せて、ゆっくりと崩れ落ちた!
 これで3ダウン、クロムが掴みで押し切り、これで決着。
 3-0、クロムキッドの勝利となりました!

 さあ、このあとは最後の試合。決勝戦です!
 いずれ劣らぬ上位常連ですが、優勝の経験はない機体同士のカード。お互い初優勝を駆けての対決となります! さあレグホーンが声援を呼び、試合開始です。

決勝戦
No.29 レグホーン(NAKAYAN) vs No.95 Gargoyle KID(吉田ファミリア)

 開始、さあ、中央にレグホーンが持っていく、やや下がって構えるガーゴイル、跳ねて近付いていく、お互いちょっと似た動き、腕先のぶつけあい。応酬、三回、レグホーンの攻撃がガーゴイルの腕先を弾く、胴体ごと転がす、1-0になった。
 再開、やや遠い距離から、近付いた、一気にいった、レグホーンが突き、胴体へと突き込んで2ダウン目、2-0になった。
 再開、遠い、慎重な構え、詰めていく、近付いた、密着、腕を高く構え叩き合う、これはレグホーンのスリップ、お互いに分けた。
 横に走り、位置を調整する両者、近付いた、これはどうだ、再び高い位置での交錯、レグホーンがスリップ。
 近付いた、一気にいった、足下、これは綺麗に入った! レグホーンの足首を刈り取ってガーゴイルが奪い返す、2-1になった!
 再開、積極的に攻めていくガーゴイル、レグホーンが返す、これはスリップ、ガーゴイルつんのめる。再開、打った、繰り出す、イエローカードだ、ガーゴイルにイエローが出た。横攻撃でしょうか。
 再開、待ち噛めるガーゴイル、いった、やや遠い。レグホーンが近付いた、いった、これは、足首を掴んでひっくり返す、2-2になる、さらにレグホーンにもイエローが出た。
 再開、残り30秒、睨み合いになった、レグホーンが距離を嫌い、仕切り直した。
 残り20秒、ガーゴイルが腕を伸ばす、つかめなかった、これはいった、相打ちか、レグホーンの突きをがガーゴイルが絡め取ったが、同体、スリップになった、ここで時間切れ。
 2-2のまま、時間切れ! 決勝戦、延長戦に入ります!

 さて、お互いに静かな調整。スタンドに立ててガーゴイルが試合を待つ。レグホーンはバッテリ交換でしょう、か、ちょっと服を開いております。
 さあ、起き上がった。両者リングに戻り、いよいよ最後の対決です。

 開始、ガーゴイル迫っていく、レグホーンが引き気に待ちかまえる。ちょっと距離が遠い、中央にそのまま移動してきた。警戒している両者、近付いていかない、詰めていった、徐々にいった、下からガーゴイルが伸ばす、レグホーンが通過して反対側へと近付いた、レグホーン、密着からいったん離れる、仕切り直し、大きく離れた。
 睨み合いが続く、徐々に寄っていく、残り1分、近い、いった、打ち合い、レグホーンがかがんで凌ぐ、また離れた。
 近付いた、打ち込む、離れた、仕切り直し、残り30秒、睨み合いがつづく、お互い距離のを小さく調整しあう。時間が僅か、いけるか、レグホーンがいった、突っ込んでいった、これはしかしガーゴイルが一歩勝っていた! 突っ込んでいったレグホーン、腕先をひっかけられて転倒する!
 残り時間15秒を切ってのダウン、レグホーンがガーゴイルに引っかけられて転倒! これで決着、サドンデス!
 互いの初優勝を賭けての対決は、ガーゴイルキッドの勝利となりました!

 これにて本戦49試合、すべて終了!
 優勝はガーゴイルキッド、準優勝はレグホーン。そして三位はクロムキッドでした!

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