【ロボットイベントレポート】ROBOT JAPAN 11TH観戦記【フリースタイル】
ダンスのあとはフリースタイル部門の競技。
ちょっと順序が変更となり、Spiritからスタートです。
No.2 Spirit(山口自動機械)
さて リングの上には、ボーリングのピンが並べられております。Spiritによる競技は、自律ボーリング。Spiritが自力でボーリングのピンに狙いを定め、ボールを投げてタオします。
解説のあと、ボールを掴んでまず早速一投目。のしのしと歩いたあと、首を傾けてピンを探すスピリット。ボールを掴んで歩いた後、まずはボールが手から離れます。コースはピンから逸れてしまう。
空中を睨みつつ、全身して見に行くスピリット。しばらく睨んで角度を動かし、二投目。これはピンの方へ。3本を倒します。「韓国の大会の時もこんな感じでした」と山口さんでした。
No.3 RND-RC、RND-ZS(韓国RND)
さて画像認識についての説明などが行われつつ、リング上ではRNDチームによる背艇が続いております。
リングの上にはシートが引かれ、舞台後ろの膜も引かれたかたち。リングの上には塩ビパイプでのゴールが設けられ、一対一でPKO戦というか、ハンドボールを行う、自律で、とそういうデモンストレーションのようです。
ステージ上には液晶モニタも二台設定され、それぞれのロボットの視界がモニタに映り出されます。会場の照明を調整して、センサーに合わせて会場の明るさを調整しています。ロボットがコースの上に置かれ、その視点で調整が行われております。
大会の告知などを集めているあいだ、紹介が続いております。どうも今度はセンサー側ではなく、ロボット側、機体にトラブルが起きていたようです。
しばらく修理の時間となりましたが、一機はトラブルを起こしているけれども、もう一機は問題はないということで、ロボット一体によるデモが行われます。
まずは一体による、投げるほうのデモンストレーション。ゴールの前にもう一体を立たせておき、ボールを掴んでゴール脇ぎりぎりに投げます。が、下に敷いたシートに皺があったのか、ちょっとゴール脇ぎりぎりで外してしまいます。
続いて、同じ機体をキーパーとして行うデモ。
うーん。やはり照明の具合か、あれこれ調整してみましたがうまく動かなかった様子。いったんここは中止となりました。
続いては、ふたたび山口さんの登場です。
No.1 逡巡(山口自動機械)
さて、山口さんの逡巡が登場。アームロボットですね。
アームの先には筆が装着されており、墨汁などの準備が。横には月影が、盾が鏡になっている格好。鏡を構えて準備しております。
そしてリングの上には、墨汁と、そして紙、文鎮が。「今日はこれを使って書き初めを」と言うデモンストレーション。
「彼はロボット界の三大山口の一人に数えられてまして」と、唐突に登坂さんが話を持っていく中、さあ動き出しました。墨汁を筆に含ませて、柔らかい筆致で書いていきます。するっと書き上げて持ち上げると、「進」の一文字が。なぜか封筒に。
今回に関しては、モーションを記録して再生することで字を描いていたが、今後は自律的に文字を書けるようにしていきたい。その意志を込めて「進」にした、ということでした。
和子さんのコメントが、終始書道道具の方に集中しつつ。これにてフリースタイル部門は終了となります。
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