【ロボットイベントレポート】法政大学ROBOTGENERATION2016観戦記【バトルトーナメント】
さて、30分ほど小休止のあと、第三競技はバトルトーナメント!
機体数が八機なので、綺麗なピラミッドでのトーナメントが行われます。
ルールは重量により、ROBO-ONE及びROBO-ONE Light準拠。1kg以下の機体が試合をする場合は1ダウンのハンデが与えられます。
第一試合
で・か~る vs メタリックファイター
さあ、第一試合はでかーるとメタリックファイターの勝負。いきなり構えの段階でつんのめってしまうでかーる。
開始、まずちょっと下がったメタリックファイター、でかーるが攻める、あっと、メタリックファイターがスリップ。場外に出かかりましたが、復帰します。
回り込むメタリックファイター、あ、今回は場外なしのルールになったようです、でかーるのハイキック、メタリックファイターが下がって間合いを開く、駆け寄ったでかーる、打ち合い、でかーるの突進を止めた、でかーるが転げ直して復帰。
メタリックファイターが寄った、下に対して攻撃、でかーるがハイキック、膝に入る、しかしどちらも打点が合わない感じの勝負、でかーるが起き上がる、座り直す、キックを伸ばすメタリックファイター、転がってしまう。大きく距離を開いた。
駆けるでかーる、腕を広げて挑発したあと、オーバーヘッドキックを繰り出すメタ位クファイター、しかしこれは空転した。絡み合い、両者ダウンにならない。分けた、方向を取り直し、あれ、でかーるが脱力しかかったが、復帰した。大丈夫でしょうか。
再会、打ち合い、あ、なにか予想しないおかしな状態のでかーる、脱力と復帰を繰り返している、ハイキック、でかーるのハイキックを狙って突きを繰り出すメタリックファイター、有効なダウンを奪えない、ここで時間切れ。
0-0のまま、これはどうなるんでしょうか。
さあ、同点の場合は延長戦とのこと。というわけで延長戦。
浴びせ蹴りを繰り出すメタリックファイター、しかしでかーるに絡んでしまった、でかーるは屈んだままで、上から貰い打撃を耐える。再び大技、前転浴びせ蹴りを繰り出すメタリックファイター、そのまま姿勢を落として、アリキックの構えだ、これはいいんでしょうか。
押し出しにかかる、でかーるを押し出した。しかし今回リングアウントではダウンにならないルール。でかーるが中央に、下がっていった、メタリックファイターが腕を伸ばして牽制する、気合とともに、突き、しかし転倒してしまう。びっくりするくらいネジが落ちている。蹴りを繰り出すでかーる、蹴りの連打にメタリックファイターが突きで攻め込んでいく。残り1秒、ここで時間切れ。
延長戦も0-0でしたが、これ、どうするんでしょう。おっと、再延長だ。再延長戦になりました。
さあ、バッテリを交換しての再延長戦。
開始、でかーるが中央に、のしかかる、ハイキックを繰り出す。メタリックファイターがその足を狙いに行ったが、バランスを崩した。今度こそネジが落ちたでかーる、上げた足を狙うメタリックファイターですが、さすがにそう上手くは当たらない。
やや距離を開いて、でかーるが、旋回する、駆け寄った、ハイキック、これは、蹴りの上からオーバーヘッドキック、しかしこれもダウンにならない、今度はいったか、でかーるの蹴りの隙にメタリックファイターがネジ込み、これでダウン!
メタリックファイターの勝利となりました。
第二試合
クロムキッド vs ごぶ
続いての対決は、クロムキッド対ごぶ。重量差で1-0からの開始となります。ハンデは1ダウンですが、重量差、実に3倍もの勝負。
開始、クロムが徐々に中央に、ごぶも積極的に詰めていく、しかし通りすがりざまに横殴りに貰う、これで1-1に。
再開、左右に機体を振るクロム、旋回しつつ移動するごぶ。スリップした。やや間隔を開けて待ちかまえるクロム、起き上がりを間って再開、なにげなく腕先で引っかけた、これで2-1に。
ごぶの起き上がり、一瞬の静寂。クロムキッド押し込んで行く、これはぶつかってしまった。スリップに。さあ、大きくリングを使いつつクロムが攻めていく。やや離れて、振り上げる、これはすり抜けた。近い、クロムの間合い、左右の腕を振り上げていく、ごぶがやや間合いの外、しかしこれは引っかけた。
腕先に引っかけられて、ごぶが半回転しダウン、これで3-1。クロムキッドの勝利となりました。
第三試合
コビス vs ガルー
さあ、続いての勝負はコビスvsガルー。開始、様子を伺う両者、ガルーが突っ込んだ、足下からひっくり返しにかかる。外装、と言うかコビスのフリルに引っかかり、スカートめくりのような格好になってしまいますが、ガルーが1ダウンを取った。
さらに押していたガルー、リング脇まで追い詰めて2ダウン目。2-0に。
再会、中央に、コビスの投げの構え、これは外れた、二回目、スリップ。再会、やや遠い、ガルーの打ち合いに対し、コビスは投げの構えで待ちかまえる、ただちょっとスリップは多いか。
ガルーの腕を掴みにいったコビス。遠い、回り込むように接近、ガルー、これは入った!
足首からひっくり返し、3-0。ガルーの勝利となりました。
第四試合
竜鬼Ⅱ vs EXYS
さあ、一回戦最後の試合は竜鬼Ⅱ対イグジス。重量差により1ダウンのハンデ、1-0からのスタートとなります。ちょっとイグジスが最終調整を行っております。
どうも調子があんまり良くないようです。イグジスが整備に入ります。
さあ、試合開始。両者挨拶から試合開始、押して行く竜鬼Ⅱ、つんのめってしまった。復帰して、後ろへ居発、かちんとイグジスが滑っていった。
かなり距離を開いて両者、イグジスは逃げ切りを狙う構えか、詰めていく竜鬼Ⅱ、イグジスがかわして行く、近い、離れていった。竜鬼Ⅱが追い詰め、イグジスが離れていく構え。
竜鬼Ⅱが追い詰めていった、やや逸れた。イグジスがスリップ、復帰を待って、あー、またスリップしたイグジス。復帰できるか、動けない、無線か、どうした。ここでタイムを申請。
ダウンカウントは1-1に変わる。調整に入るイグジス、あー…… イグジス復帰できませんでした。リタイアの宣言。これで試合終了。
一回戦最後の試合は、竜鬼Ⅱの勝利となりました。
準決勝第一試合
メタリックファイター vs クロムキッド
さあここからは準決勝。メタリックファイターとクロムキッドの対決です。ファンファーレとともに軽快に飛び回るメタリックファイター。開始。
さあ、左右に走りつつ間合いを計る両者、中央にクロムが走った、メタリックファイターの引き倒し、これはスリップだ。有効ではない。
両者復帰、再開。さあ、睨み合いから、動き始めている。両者徐々に詰め寄り、立ち止まっての競り合い、腕を伸ばしての打ち合い、これはスリップだ。つんのめったがダウンにならない、メタリックファイター、ここからいった! 足首を掴んだクロム、ひっくりかえした。 これで1-0に。
再開、クロムが詰める、今度はどうだ、これはスリップに、浴びせ蹴りを繰り出すメタリックファイター、しかしクロムの肩の上を、転がって落ちた。若干屈んでクロムが耐えた、
パンチの打ち合い、これはメタリックファイターがスリップした。掴みに行くメタ理クファイター、突きを打ち返した、これもスリップにある。
クロムが左右に、徐々に詰める、足首、その上を狙うメタリックファイター、しかしかいくぐった。メタリックファイター側が足首をすくわれて、これで2ダウン。2-0に。
足首狙いを続けるクロムに、回転浴びせ蹴りを繰り出すメタリックファイターです、これは崩せない。
残り3秒を切った、伸ばした腕先を打ち返すメタリックファイター、しかしブロック、崩れない。再会、足首を狙う、入った! 3-0。
メタリックファイターをひっくり返し、これでクロムキッドの勝利となりました!
準決勝第二試合
ガルー vs 竜鬼Ⅱ
続いての準決勝はガルーと竜鬼Ⅱ。開始と同時に中央、睨み合い両者、ガルーが足首を狙う、これはスリップになった。竜鬼Ⅱが復帰する。
正目んからの睨み合い、竜鬼Ⅱの腕先を捕まえて崩すが、これはスリップになった。ガルーが詰める、両腕パンチで持ち上げる竜鬼Ⅱ、これは、横から打ち込んで崩したが、これもスリップになた。
再開、ガルーが伸ばす、足首、これは掴みきれなかったが、スピンして倒れた。ガルーがダウンを奪う、1-0に。
再会、間合いぎりぎりから足首を狙う、これをかがんで、竜鬼Ⅱが凌ぐ。先回りして屈みに入る戦術を取る竜鬼Ⅱ、あー、しかしかがんだところを押し崩され、爪が接地してしまう。2ダウン、2-0に。
腕先をがちがちと打ち合わせ、膝を掴みに来たガルーしかし引き倒しきれたかどうか、ジャッジの判定は、スリップだった。
2-0のまま再会、腕を繰り出すガルー、挨拶のような構えでガードする竜鬼Ⅱ、足首、ちょっと間合いの外だ。打ち込む、竜鬼Ⅱがスリップ。ガルーはなおも足首狙い、竜鬼Ⅱ凌ぐ、スリップに。
中央、行った、これは入った! 竜鬼Ⅱが寄せていったところの足首を狙って崩す、これで3-0!
竜鬼Ⅱを崩し、ガルーの勝利となりました!
10分間の休憩。突発的に体験操縦会が始まります。
さて、三位決定戦です。
三位決定戦
メタリックファイター vs 竜鬼Ⅱ
三位決定戦、これは珍しいカード。メタリックファイターと竜鬼Ⅱの対決です。
さあ、中央を先に占めたのは竜鬼Ⅱ、回り込む構えのメタリックファイター、鋭い突きを中段に、二発、三発、撃ち込んだところでメタリックファイターがスリップ。
再開、睨み合いからメタリックファイターがのしのしと詰める。
近い、竜鬼Ⅱが正面、しかし両腕突きがつんのめる。スリップ。再開、回り込んだメタリックファイター、戻った。竜鬼Ⅱの横に回り込む。竜鬼Ⅱがスリップ。
再開。メタリックファイターの突出が早い、近くまで回り込んで一気に詰める。下へ突き込む鋭いストレート、しかしうまく当たらない、これは、打ち合いになった。
両者倒れたが、これはスリップになった。場外は取られないルール。
さあ、竜鬼Ⅱ、ちょっとよろめきつつも接近、至近距離から、今のはなんだ、メタリックファイターが飛びかかった格好か、これもスリップ。猛攻で押し込むメタリッファイター。両者スリップに。近付く、歩いている最中のメタリックファイターの移動中を竜鬼Ⅱが両腕パンチで崩す、これで1-0に。
再開、メタリックファイターが詰める、竜鬼Ⅱが迎え撃つ、下から持ち上げる構えの両者、打ち合い、これは耐えた、竜鬼Ⅱの背中から光るカバーが取れてしまった。今のはメタリックファイターのダウンだ。2-0になっている。
交錯から竜鬼Ⅱが倒れる。2-1に。
残り1秒、スリップした竜鬼Ⅱ、メタリックファイターが近い、一旦下がって、浴びせ蹴り、綺麗に当たった! 前転浴びせ蹴りがこの状況で見事に決まり、一気に2ダウンで3-2に!
鮮やかな逆転の空中殺法、メタリックファイターが三位となりました!
決勝戦
ガルー vs クロムキッド
さあ、決勝戦は夫婦対決、兄弟機同士の対決だ。クロムキッドとガルーの対決、まだ始まっていないのに、両者走る走る。
試合開始、さあ、クロムが接近、ガルーが左右に機体を振る、中央での打ち合い、腕先がぶつけ合いになる、これはスリップに。クロムが若干苦労したものの、起き上がる。これは、つんのめったがスリップに。
ガルーが引き気味に構えたところから、中央での睨み合い、クロムが牽制、ガルーが伸ばした、しかし崩し切れなかった。
さあ、一瞬静かな情勢、しかしクロムの隙に、ガルーがねじ込んでひっくり返した。これで1-0に。
離れて再開。ガルーが駆け寄る、前のめりに走り抜けて転倒したが、これはスリップ。角度を変えて待ちかまえるガルー、クロムが腕を振り上げて、ひっくり返しにかかる、詰め寄るクロム、腕先がぶつかった。膝を狙うガルー、あー、いった、かいくぐって入った! ガルーがひっくり返す、これで2-0に。
再開、駆け寄る両者、クロムがつんのめった、さあ、ちょっと下がった間合い、真横まで詰めた構え。ガルーが掴もうと伸ばした腕でクロムを押し戻してしまう、
間合いがやや開いた。ガルーが行った、今度は反対の足だ、膝を狙って持ち上げてひっくり返した!
これで3-0、クロムキッドをストレートで崩し、ガルーの勝利となりました!
これでトーナメントバトルは、ガルーの優勝、クロムキッドの準優勝。三位はメタリックファイターとなりました。
これにて全競技は終了。
15分後より、表彰式と閉会式となります。
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