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2017.02.07

【ロボットイベントレポート】ROBOT JAPAN 13TH観戦記【フライ級・一回戦~準決勝戦】

 さあ、ロボットジャパン恒例の大型リングの上に、最初の選手が呼び込まれる。
 まずは第一競技。軽量級のフライ級からスタートです。

一回戦第1試合
No.11 ランプランサス(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs No.12 スパイラル(千葉工大総合工学研究会吉岡)

 いきなり片手を高々と上げたポーズで登場のランプランサス。ロボゼロの頭部を積んだスマートなロボット。対するスパイラルはずんぐりとしたスタイル、安定感のある機体です。
 片腕を突き上げた格好のまま動き出すランプランサス、右腕と左腕とで非対称な構造の機体なんですね。攻撃と防御で腕を使い分けている感じでしょうか。スリップするランプランサス、やや遠い距離での読み合いをする、らんらん指す、地面すれすれまで腕を下げ、おじぎするような格好を時々繰り出す、距離を計る、あ、スパイラルの突きが先に入った。ランプランサスがダウン。1-0。
 さあ腕を下げた格好で狙いを取るランプランサス、あれのけぞってるんですね。横にしばらく歩いて、ぐっと上体を起こす。これで腕を引っかけて転がす狙いでしょうか。
 スパイラルは移動し立ち止まり狙いを定めさせない、腕を繰り出すスパイラル、密着、近い、しゃがんで凌ぐランプランサス。横に構えた腕を正面に向け直し、ぐっと伸ばして押しに掛かる。なるほど、二種類の攻撃を切り替えて攻める構え。
 あっと、ランプランサスが腕を下げての攻撃、これがを伸びきったところをスパイラルに狙われて崩れる、これで2-0。
 残り30秒。近付いてくる所を狙うなおも狙う、ここで時間切れ。緒戦はスパイラルの勝利となりました。

一回戦第2試合
No.13 ごぶ(千葉工業大学文化会総合工学研究会) vs No.15 KHR(T)

 さあ、二回戦は非常に小さくまとまった構造のごぶ、対するのはノーマルな構成のKHRですが、これは大丈夫でしょうか。ちょっと前屈みな格好です。足首がちょっと頼りない感じですけど、大丈夫でしょうか。あれ、ここでレフェリーから特別ルールが発表に。こちらのKHRに関しては、横攻撃OKと言うルールが摘要されます。
 一方ごぶにもトラブルが。無線コントローラーがペアリングできないようです。急いでコントローラーの電池を取りに行くごぶチーム。ちょっと待機です、と思ったらもう戻ってきた。早い。さあ、動いた。
 両者一礼から、開始。旋回しながら近付いていくごぶ、ものすごい身長差があるが、回り込んだごぶ、後ろからアッパーで突き上げ、これでKHRがダウン。1-0。
 片足の付け根をひねり、素早く旋回するごぶ、後ろに回り込んで両腕で突き上げる、回り込んだところにKHRがべたりと倒れ、お尻に巻き込んで倒したような格好、これは攻撃とは見なされず、両者スリップ。前方に捨て身技、というか、立ったまま起き上がりを出してしまったKHR、これはスリップ。
 ちょっと苦労したものの、なんとか立ちあがった。突っ込んでいったごぶが巻き込まれ、起き上がりに巻き込まれてスリップ。ちょっと危なかったが、ごぶも復帰した。全身して突っ込むKHR、両腕パンチを繰り出す、ごぶが背後に回り込む、まだ遠い、残り10秒、あっと、スリップ。あれ、大丈夫、あー、ちょっとはらはらしたが、ごぶ復帰。カウント9で復帰。
 ここで時間切れ。試合終了。1-0、ごぶが1ダウンで決めて勝利となりました。

一回戦第3試合
No.23 NUX(ニュークス)(千葉工業大学文化会総合工学研究会) vs No.16 ヒスイ(東京電機大学ヒューマノイド研究部OB)

 さあ軽量級の名手、地を飛ぶヒスイの登場です。対するニュークスは前回フライ級王座、一回戦から好カードの勝負。ヒスイ、気のせいかちょっと前より大きくなってませんかね。
 さあ開始、まずは旋回、やや横向きで接近するニュークス、スマートな格好の綺麗な機体です。ヒスイがスリップ。加速して左右に旋回しつつ、くいっと胴体を捻って突き上げる、これは、のしかかる格好でニュークスが押しのけ、これでダウンを奪う。1-0。
 さあ再開、ヒスイが回り込みにかかる、駆け抜けてスリップ。さあ後ろに回り込み、ニュークスが腕を大きく振り上げながら向きを変え追撃にかかる、近付いた、ヒスイが腕を突き上げての攻撃、これは体を投げ出した格好、スリップに。すれ違いざまの攻防でニュークスが崩す、これで2-0に。
 さあ、近い距離から素早い安置を繰り出すニュークス、腕の繰り出しと戻りが早い、睨み合いになった、ヒスイがやや下がる、両腕でのしかかる、睨み合い、そこからややヒスイが離れ、ニュークスが追随、アッパー、しかし攻撃でのダウンではない、としてスリップに。ヒスイ、転倒した拍子になにか取れた、金属音が響く。
 攻撃、しゃがみこむヒスイ、攻撃が絡んでヒスイが横っ飛びに転がる、ニュークスの攻め、しかし脱力しているよな格好だが、起き上がった、コーナーに追い詰めるニュークス、ヒスイが裏を狙う、腕の交錯、バランスを崩してヒスイが倒れるが、もうその時点で時間切れ。
 この試合、2-0。ニュークスの勝利となりました。

一回戦第4試合
No.25 コビス(山本ビスコ) vs No.18 robo2(ろぼにぃ)(東京電機大学ヒューマノイド研究部)

 続いての登場は猫ヘッドのコビス、対するろぼにぃ、、これはなにかこう、面白い頭がついてますね、半球の頭に目がいっぱいついています。ちょっとエイリアンのていですがこれはいったい。
 さあ開始、待ちかまえるコビス、両者待ちの構えから、ろぼにぃが近付いて、離れた、両腕突きを繰り出して狙う、腕を綺麗に揃えて威力を出す感じでしょうか。さあ、まだ手が出ないコビス。、向きを変えるろぼにぃに、近付いた、突き、まだ浅い、ガードを固めるコビス、これは弾き返したような格好、ろぼにぃがダウンを失った。1-0。
 再開、コビスがのしかかるような格好だが、ダウンにはならない。胸板をかすめるパンチ、倒れtない、腕を広げた、ゆっくりした攻撃、コビスの攻撃でろぼにぃが倒れる。2-0。
 待ちか構えるコビス、これはなんでしょう。ゆっくりと斜めに吹っ飛んだ。さあ、横を取ったろぼにぃ、背後をとった、離れる。腕先のぶつけ合いに、これは、ダウンになった。
 ろぼにぃが伸ばした腕を叩かれて沈み、これで3ダウン。コビスの勝利となりました。

一回戦第5試合
No.20 釣り人(東京電機工業大学理工学部ヒューマノイド研究部) vs No.26 クルーセイダー(千葉工業大学文化会総合工学研究会)

 どういう機体か気になる名前の機体同士の対決。釣り人とクルーセイダーの対決。ザ・ロボット、と言う感じのごつごつした機体がクルーセイダー、釣り人は直方体の集合体のような、シンプルさを感じさせるデザインのロボットです。釣り人に仕掛けたクルーセイダーが転倒、スリップ。
 腰を捻りつつ接近するクルーセイダー、腕を畳むと、肩と腕先とでなにかを挟むような格好になります。攻撃の構えを取りつつ接近するクルーセイダー、やや引いて、釣り人が待ちかまえる。
 クルーセイダー、腕をスイングできそうな雰囲気もありますけども、お、正面から突き合いになった、がしがしと音が響く、再び引いた両者、どうも攻撃の糸口が掴めないか、突進した釣り人が、弾き返されて転倒した。クルーセイダーはどうも激しく振動している。
 コーナーでの小競り合いから、別れて、ここで終了。0-0のまま終了となります。

 カウント0-0のまま試合終了ということで、延長戦に突入。
 延長戦はサドンデスルール、先にダウンを奪った方がその時点で勝者となります。両者、一回電源を入れ直し、さて、再開です。

 回り込んでいく釣り人、密着していった、近付いた距離、競り合いから、のしかかるクルーセイダー。
 両者スリップとなる、復帰した釣り人、しかしクルーセイダー、復帰できない。どうか、これでこのまま時間切れ。テクニカルノックダウンにより、釣り人の勝利となりました。

一回戦第6試合
No.22 グリュック(芝浦工業大学SRDCチームグリュック) vs No.14 イオニア(千葉工業大学文化会総合工学研究会)
 
 さて続いての対決は、グリュックとイオニア。頭部のないKHRベース機と、オリジナル構造機イオニアとの対決です。
 さあ、やや低い姿勢から回り込んだグリュック、真横を取った、しかしイオニアを崩せず、一旦スリップして分ける。イオニアが肩をゆすりながらゆっくりと接近、グリュックが激しく走り回ってチャンスを伺う。両腕パンチを突き上げ、回り込んでいく、あ、後ろに回り込んで、イオイアが非常にゆっくりと突き上げてグリュックのランドセルを崩す、これで1-0に。
 さあ、腕を微妙に突き出した格好で接近するイオニア、にじりよると言った格好、グリュックが背後に回り込んで背中から突きを繰り出す、片腕、両腕、届かないコーナー、両腕を同時に振り上げて捻るイオニアの攻撃、徐々にグリュックをコーナーに追い詰める。
 グリュックの突撃、これでスリップ、あっと、しかしイオニアが復帰できない。どうした、起き上がれない、イオニア、ここで申告が。
 イオニアは復帰不能、この試合はグリュックの勝利となりました。

一回戦第7試合
No.24 Metalic Fighter(森永英一郎) vs No.17 フウケツ(千葉工業大学文化会総合工学研究会皆川)

 ここで登場は、ROBO-ONE殿堂入り戦士メタリックファイター。対するはフウケツ、腕が激しく振動していますけども。さあ、のしのしと接近するメタリックファイター、小さくアッパーを突き上げつつ接近する、フウケツは小刻みに震えつつ接近する、近付いてショートアッパーを繰り出す、離れていくフウケツ、コーナーまで下がっていく、小刻み歩行で詰める、これは、入った、片腕を挙げてのしかかる突進、フウケツがダウンを奪う。1-0に。
 再開、やや遠い距離から両腕突きで詰めていく、突進、パンチ、これは、弾き返された、メタリックファイターの攻撃を凌いだフウケツだが、反撃は有効にならない。スリップしたフウケツ、さあ、仕切り直し、突進したメタリックファイター、投げ、しかしこれは決まらなかった、これは、投げは崩れたが、ぶつけて倒した格好、1-1に変わる。
 さあ、睨み合いから、フウケツが前方にスリップ。これは捨て身技だ。再開、残り30秒、浴びせ蹴りを繰り出すメタリックファイター、これはスリップになった。これが外れたのは痛い、しかし直後に組み付いて崩した、これで2-1に。
 再開、直後にメタリックファイターがのしかかり気味に突っ込む、これがダウンに。
 3-1、メタリックファイターの勝利となりました。

一回戦第8試合
No.21 墨(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs No.27 superman(RND)

 続いての登場は…… 墨でいいんでしょうか。スミで合っているようです。墨の登場。その名の通り、真っ黒なフレームの機体の登場です。黒いのはフレームにカーボンを使っているからとのこと。重量と強度とを掛け合わせてきた機体です。
 対するは、韓国からの招待選手、チームRNDのスーパーマン。後ろからしか見えませんが、この時点だとあんまり機体にスーパーマンみはありませんね。たぶんキットの機体だと思うんですが。
 さあ、開始。軽快、そして突っ込んでいく墨、スーパーマンをいきなりがちんと捕らえた、両腕パンチでフライを返すように1ダウン。ちょっと今見えましたけども、顔と胸板がなるほどスーパーマンですね。と、スーパーマンの捨て身技、これで1-1に変わる。
 両腕パンチを繰り出す墨、のしかかる格好のスーパーマン、しかし捨て身技を出してしまう、何気なく当てた、墨が移動中に引っかけて倒す、これで2-1に。
 無線トラブルで復帰できなかったスーパーマンですが、近付いてなんとか復帰。墨が軽快にのしかかる、びしりと素早い突き上げで崩しにかかる墨、転んだ音もいかにも軽い。
 残り5秒、投げの構えを両腕の押しで凌ぐ、しかしここで時間切…… あ、あれ。まだ1分あったようです。
 再開、スーパーマンが投げにかかる、墨は横に素早く動いて弾く、これは、投げに伸ばした腕を捕らえて転がした墨、しかしこれはダウンにならない、スリップ。
 回り込みにかかる墨、スーパーマンが凌いだ、駆け寄った、乗り10秒、駆け込みざまに打ち上げにかかる墨、しかし低い姿勢でスーパーマンが凌ぐ。
 さてここで、今度こそ時間切れ。ダウンカウントは2-1、これで墨の勝利となりました。

 ここで一回戦のまずは8試合が終了。このあとはシード選手との勝負二試合でベスト8確定のあとに準々決勝、なのですが、まずは準々決勝戦を一試合先に行うようです。

準々決勝第1試合
No.12 スパイラル(千葉工大総合工学研究会吉岡) vs No.13 ごぶ(千葉工業大学文化会総合工学研究会)

 ちょっと順番が代わり、ごぶとスパイラルの対決、同じ千葉工大同士のせいなのか、サイズはだいぶ違いますがなにか似たような機体同士です。
 さあ、ごぶが回り込んでチャンスをうかがう格好、スパイラルが旋回しつつチャンスを狙う、お互い手を出さない静かな構え。ごぶが移動中にスリップ、やや離れて、復帰、ごぶが離れて、接近、スパイラルがなにげなく腕を伸ばして、ごぶを捕らえる。これで1-0に。
 再開、腕を出して牽制するスパイラル、両腕を伸ばして、これはごぶが当たりに行ってしまった格好、これで2-0に。
 さあ、再開、ごぶはなんとも手が出しづらい、スリップ。果敢に接近するものの、手が出せない。さあ、スパイラルが近付いた、スリップ、あー、ごぶが再開直後にスリップ。大丈夫か、残り5秒、ここで時間切れ。
 2-0、スパイラルの勝利となりました。

 さて、ここから二試合はシード選手との試合になります。
 
一回戦第9試合
No.25 コビス(山本ビスコ) vs No.28 batman(RND)

 コビスとシード選手、韓国RNDチームのバットマンの対決です。でもせめてバットボットに。そういう問題じゃないですね。僕はドゥームボットも見てみたいです。
 開始、徐々に近付く両者、まだ遠い、様子を伺う、小刻みに近付くバットマン、両腕パンチで突き上げるコビス。投げを狙うバットマンだがちょっと遠い、コビスの方が腕が長い、大きく構えて攻めを繰り出す。
 さあ、また寄った。小刻みに近付いていくバットマン、密着、先に仕掛けたコビス、態勢を崩しつつも投げた、これで1-0に。
 両腕パンチ、ちょと打点がずれた攻撃、ガードを固めるコビス、バットマンが投げにかかるが、ガードしたコビスは微動だにしない、あれ、なんだこれ、音が鳴ってましたが、今度は、警報を鳴らし、浴びせ蹴りを繰り出すコビス。これは外れた、打ち合い、これはどうだ、バットマンが、やや遅れてコビスが崩れるが、これはスリップになった。1-0のまま。
 残り30秒、睨み合い、近い、両腕で投げをぶつけ合う、コビスも崩れるが、これはスリップになった。駆け寄る両者、打ち合い、残り10秒から、突っ込んでいったところでバットマンがぎりぎり投げを決めた、これで1-1に。
 時間切れぎりぎりでダウンを奪い返し、延長戦になります。

 延長戦、両者睨み合いから、接近して行った、近い間合い、叩き合いになった、つんのめったコビスだが、これはスリップ。
 再開、横に離れたコビス、バットマンが追う。投げ、抜けた、スリップ、これは無効、さあ、真横、両腕パンチ、しかしバットマンの胸板になかなか当たらない、これは、伸ばした腕の下にバットマンが潜り込むが、有効にならない。
 投げ、投げに投げで返すが、有効打が出ない、打ち合い、ガードを固めて凌いだコビス、反撃の前に仰向けに、バットマンの投げ、しかしこれは引っかかったが倒したとはされない。
 これは、正面から組み付いた、完全に組み付いた格好だが、倒しきれない、長い勝負になった、打ち合い、打撃、しかし凌いだ、再び組み付いて、離れた、残り10秒、コビスが仰向けに倒れて、あー、ここで延長戦終了!
 延長戦も終了し、なおも0-0のまま。どうなるか審判の判断に。再延長戦に突入します。

 再延長、こちらも3分。累計で最大9分のバトルとなります。
 開始! 一瞬の停止のあと両者中央に、小刻みに突っ込んでいくバットマン、待っていくコビス、腕を弾いた両腕突き、バットマンが倒れない、投げで攻めるバットマン、コビス、ここは、これは狙っていった! そういえばこれがあった、ここで回転浴びせ蹴り。一気に飛び込んで遠距離からバットマンを倒す、これで決着。
 長い長い試合でしたが、コビスの勝利となりました。

一回戦第10試合
No.21 墨(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs No.19 スプライト(東京電機大学ヒューマノイド研究部)

 さあ、長い長い対決に続いて、墨とシード選手のスプライトの対決。こちらは東京電機大チーム同士の同門対決です。
 開始、中央に素早く寄った両者、どちらも軽快な動きの同士の対決、墨が仕掛けていった、スプライトを諸共に巻き込んで倒れるダブルパンチ、これで1-0、墨がダウンを奪う。
 再開、再び軽快に左右に動くスプライト、しかし移動が止まったところを、墨が鋭く狙った、腕先を捕らえて弾き、2-0に。
 再開、突っ込んだスプライトが引っかけにかかるが、これはスリップに。
 再開、左右に振りつつ突撃するスプライト、捕らえて崩しにかかりたい、墨がのそのしと回り込んで隙を伺う、同じスピードで移動して相対距離を保つ、墨の攻撃でスプライトが一回転、しかし耐える、リングの反対側まで移動したところで、しかし墨が突き上げて一撃。
 諸共に崩れてこれで3ダウン、墨の勝利となりました!

 さて、これでベスト8が確定。すでに一試合済んでいますが、ふたたび準々決勝戦に戻ります。

準々決勝第3試合
No.20 釣り人(東京電機工業大学理工学部ヒューマノイド研究部) vs No.22 グリュック(芝浦工業大学SRDCチームグリュック)

 さあ、釣り人とグリュックの対決。横向きに両者が津込む、回り込みにかかる吊りボト、グリュックも様子を伺う、まだ遠い、近付いた、もう少しか、お、回り込みかけたところに釣り人が仕掛け、これでグリュックがダウンを失う。1-0に。
 さあ、リング脇ぎりぎりを走る釣り人、戻っていった、グリュックがぶつかる、一瞬耐えたが、スリップ。復帰、横歩きで加速しながら突っ込む、両腕で突き上げる、KHR突きを繰り出すグリュック、引っかかった、スリップに。
 背中から接近、移動しながら牽制しあう両者、後ろに腕を伸ばしつつ移動する釣り人。残り時間が乏しい、ここで時間切れ。
 1-0。釣り人の勝利となりました。

準々決勝第2試合
No.23 NUX(ニュークス)(千葉工業大学文化会総合工学研究会) vs No.25 コビス(山本ビスコ)

 さあ、ここでストロングスタイルの機体同士の対決。ニュークスとコビスの勝負です。
 開始、さあ、拾い距離からのしのしと、睨み合いつつ詰めていく、コビスがやや待つ構える、あー、ニュークスが突撃しつつ、胴体にストレートを打ち込んだ、初接触で1-0に。
 再開、コビスがいきなりの浴びせ蹴り、しかしちょっと遠かった、1-0のまま。  おー、これはどうだ、いった、ニュークスの胴体を綺麗に挟み込んだコビス、宙を浮きましたが、ニュークスを倒した、これで1-1に。
 さあ再開、下から突き上げるニュークス、やや離れた、遠い距離で睨み合い、これはどうだ、ニュークスの攻撃の戻りに、コビスがひねりこむように投げを追い打ち、これで2-1に。
 横に転がしたような格好、さあ、再開。ニュークスが激しい音を立てつつ突撃、突っ込みざまのショートアッパーを、ガードを上げて凌ぐコビス。しかしコーナーまで追い込んだニュークス、崩した、これで2-2に。
 コーナーに追い詰められた格好から復帰、やや離れた、両者離れていく、時間切れが近い、これは時間切れを待つ格好か。ここで時間切れ。延長戦となります。

 さあ延長戦。お互い捨て身技が使用可能な状態に戻っての再開です。
 さあ、広い距離での睨み合いから、徐々に詰める、まだちょっと遠い、積極的に詰めてまだいかない、寄ってきた、一歩、あれ、ニュークスの足首がちょっとおかしいか、リング脇ぎりぎり、狙い澄ました! コビスの回転浴びせ蹴り、しかしニュークスがしゃがんで凌いだ。これで捨て身技を再び失うが、しかしニュークスの脚がやはりおかしい、左足が動いていない、なにか焼ける匂いがする、とリング上。
 やはり満足に歩行できていない、もう脚が取れそうになっている、ニュークスが、ニュークスが開脚した格好で伸びてしまった。延長戦はそうこうしているうちに時間切れ。
 選手の意志を確認し、このまま再再延長戦に突入します。

 片足がだめになってしまっていたニュークスチームが必死の調整。コビスはネジを締め直して待ちかまえます。さあ、ニュークスが立ち上がってきた。再開です。
 再開ですが、始まった瞬間にニュークスがスリップ、起き上がれるか、カウント7で起き上がったと言うか、起き上がり切れていない。これはだめか、棄権の判断が。ニュークスぎりぎりまで戦いましたが及ばず、コビスの勝利となりました。

準々決勝第4試合
No.24 Metalic Fighter(森永英一郎) vs No.21 墨(東京電機大学ヒューマノイド研究部)

 さあ、準々決勝最後の試合、墨とメタリックファイターです。赤と黒の対照的な機体。
 どちらも早い、中央で交錯、墨が回り込んで仕掛ける、スリップ、メタリックファイターが旋回しつつ墨を待ち構える。進んだ、墨がやや下がる、距離を狙う、近付いた、突き上げ、一瞬で通過しつつメタリックファイターがパンチを重ねるが、これはスリップになった。 
 回り込みにかかる両者、近付いていく、これは早い、墨が素早く両腕パンチで突っ込み、これで1-0に。バネのある攻撃です。
 さあ、離れたところから墨が再度接近、メタリックファイターがのしかかる、通過してしまった。距離を開いて旋回する両者、のしのしとメタリックファイターが詰めるが、有効な場所に捕らえられない。
 メタリックファイターが突っ込んだ、カウンターで打ち上げる、スリップになった。投げ、メタリックファイターが投げを繰り出す、これはうまい、技が出かかったところを墨が引っかけた、これで2-0に。
 再開、残り20秒、取り返したメタリックファイター、投げに引っかけて飛ばす、さすがに当たると飛ぶ、2-1。
 メタリックファイター、ぎりぎりで浴びせ蹴りを繰り出すが、ここで時間切れ。2-1、墨の勝利医となりました。!

 ここで一旦、お昼休憩となります。時間は13時30分まで。

 13時30分までということで、休憩開け。
 まずはフライ級の準決勝から続行となります。

準決勝第1試合
No.12 スパイラル(千葉工大総合工学研究会吉岡) vs No.25 コビス(山本ビスコ)

 さあ。準決勝の第一試合。これまで二回もの再々延長を戦い抜いたコビスと、安定した戦いぶりで勝ち抜いてきたスパイラルの対決です。
 開始、まずは様子見から、徐々に距離を詰めていく両者。さあ、慎重な接近から、初手でいきなり飛び込んだコビス、回転浴びせ蹴りですが、これは凌がれた、0-0のまま。
 再び睨み合い、1分30秒がすでに経過、スパイラルの間合いに掴ませないコビス、ガードを時折固めながら近付いていく、お、投げにかかった、引っかけたが、スリップになってしまう。まだ遠いか、横向きに接近していく、かなり近い、まだ腕先には遠い、スパイラルがのしのしと移動していく、すでに2分30秒。
 コビスが接近、カウンターを凌ぐ、やや遠くに、残り1秒、あれ、スパイラルが止まってしまったが、ここで時間切れ。すでに何度目か、延長戦に入ります。

 バッテリを交換して、さあ、再開です。
 開始、のしのしと接近するスパイラル、コビスが慎重に寄っていく、やや遠い距離を保って、相対位置を調整する。横に歩いていく両者。コビスが正面に捕らえた! これは、ちょっとゆっくりした感じの前蹴り、しゃがんで防御したスパイラルですが、受け止めた格好のままで、ゆっくりと後方に倒れる。大技を真正面から決めてガードごと崩し、これでコビスの勝利となりました!

準決勝第2試合
No.20 釣り人(東京電機工業大学理工学部ヒューマノイド研究部) vs No.21 墨(東京電機大学ヒューマノイド研究部)

 さあ、準決勝最後の試合は釣り人と墨の対決。
 まずは中央に寄った両者、墨がまず仕掛ける、打ち上げた、いったん離れたが、再度駆けよって捕らえにかかる、これで1ダウン。きいきい、と引っかける音を立てつつ復帰、1-0に。
 しかし再開直後、近付いたところに墨がすかさず突進これで、2-0。、
 再開、やや遠い距離で移動の試合、これはなんだ、何かが落ちた音がしたが、めくり挙げた墨、からんと釣り人がひっくり返され、これで3ダウン。
 3-0、墨の勝利となりました。

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