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2017.06.02

アメ懇ボードゲーム会オブザギャラクシーおぼえがき。(☆☆☆)

リンク: 5/27アメ懇ボードゲーム会オブザギャラクシー - TwiPla.

 ぼさっとしているうちにもう先週のことになってしまいましたが、去る5/27はアメ懇ボードゲームの会にお邪魔してまいりました。みんなでアメコミの話をしつつ、アナログゲームをたしなむ、愉快な会合であります。
 場所は飯田橋、ゲームバー・グリュックです。こちらのお店にお邪魔するのも初めてのこと(一回お店の前まで行った事がありますが、折悪しくお休みでした)。
 二次会まで残っていろいろなゲームをやらせていただきましたが、駆け足でゲームの紹介など感想などいろいろを。

 まず最初に参加させてもらったのはサンダーバードCO-OP。もちろんあの国際救助隊サンダーバードがモチーフのゲームです。もっとも卓に参加した3人が3人とも、サンダーバードにはそれほど詳しくなかったと言うまあまあのオチがあったのですが。
 ともあれこちらは協力型のボードゲーム。サンダーバード隊のメンバーからひとりを選び、サンダーバード1号~5号を初めとするスーパーメカと、他のプレイヤーを含むサンダーバード隊のメンバーと力を合わせ、つぎつぎと世界各地で起こる災害や、その影で暗躍するフッドの陰謀をくじくため、世界中を飛び回ることになります。
 で、プレイした感想ですが、ものすごく頭を使うやりくりゲームと言う感じ。基本的に、それぞれのプレイヤーの手番に増える「災害」を、解決条件を満たして片付けていき、これが一定数溜まるとゲームオーバー、と言うルールなのですが、この事件の解決がなかなか厳しい。
 災害が起きている地域(「北大西洋」とか)に移動して、サイコロ2個を振って7以上を出すとか、おおむねそんな感じなのですが、このサイコロ、6の目がないのです。6の目のかわりにフッドの絵が描いてあり、これが出るたび、フッドの陰謀が徐々に徐々に進んでいって。ある程度進むとイベント(サンダーバード1号が故障するとか)が起きて、さらに放置していると、陰謀が完成してゲームオーバーに。
 なので、災害を解決しつつ、フッドの陰謀を阻止するための条件(これも開始時に提示されいてる)を満たさなければいけないのですが。それぞれの事件(原作のエピソードに準拠しているもよう)には解決のための条件があり、たとえばサンダーバード2号を持っていくとダイスの目にボーナスとか、ジョン・トレーシーがアジアのマスにいるとボーナスとか、そういうのが次々と出てくる訳です。
 なので、この事件を解決するには2号をここに持っていって、ここで乗せている4号を降ろして、次の(他の人の)手番で1マス移動して1号に乗り換えて…… と言うことを、始終ずっと考えながらプレイしないといけないわけで。いやはや、頭の普段使わないところをフル稼働させて挑んでおりました。そうそう、サンダーバードメカはみんなかっこいいミニチュアで、2号はちゃんと貨物室が開いて、4号とかの小型メカを搭載できるようになっている(ゲーム的にもきちんと意味があって、2号は他のメカを搭載して一気に移動させる能力があるのです)。このあたりが実にかっこよくて嬉しい。
 結果は残念ながらフッドの勝利で終わってしまいましたが、頭のいろんなところを稼働させて挑んだ作品であります。

 続いては、ボードゲームの会で毎回楽しみにしているレジェンダリー。マーヴルヒーロー達をスカウトしてデッキを構築し、次々荒荒れるヴィランやボスを撃破して勝利点を競う、協力型競争型のゲームです。今回はガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー記念なので、ボスはサノス、ヒーロー達のカードはスターロードやロケットなど、ガーディアンズの面々。さらに設置して永続的に効果を得られるアーティファクト、消費型だけど一時的に火力を足せるシャードなどなどの追加ルールを盛り込んでのトライです。
 新システムはどちらも面白く、特にシャードは通常ルールで感じていた、どうしても火力が足りないと言う絶望感を払拭できる点で、非常に使いやすく有難かったです。サノスが金の力で倒せるとか、もうすてきですよね。ガーディアンズの面々が、なにかにつけて小銭(シャード)を集めてくるのも、それっぽすぎて楽しい。
 結果は見事サノスを撃破。一回撃破して、2位につけられました。よしよし。

 続いてプレイしたのは、tottokoさんが買ってきた新作のゲーム、シュレーディンガーの宴
 プレイヤーが白猫陣営と黒猫陣営に分かれ、手札を出してそれぞれの陣営にポイントを積んでいく、と言うタイプのゲームなのですが、ひねりがすごいのは、それぞれのプレイヤーがどちらの陣営なのか、確定していない、ということ。
 決まっているけど伏せている、とかじゃなくて、そもそも確定していません。プレイヤーが出す手札には「黒猫20%」とか「白猫40%」とかが書いてあり、それを他のプレイヤーの(あるいは自分の)前に積んでいくことで、黒猫か白猫かのどちらかを確定していくのです。
 白猫が優勢だと思って白猫にポイントを積んでいったら、他の人の介入で黒猫になってしまう、なんてことも有りえるし、白猫優勢で、自分も白猫になろうと思ったけど、もう白猫の席が埋まってしまいそう、となったら、途中で黒猫に乗り換えてポイントを積むこともできる。
 とまあ、わかったような口を聞いたものの、「ルールは判ったけど、勝ち方が判らない……」と、みんなで試行錯誤したゲームでありました。一回プレイしたけど、正解だったのかどうかいまだにわかりません…… というか、自分が勝ったのかどうか覚えていない。最後の追い込みで白猫→黒猫→白猫、って傾いていた気がしますが……。

 ここまでで一次会、ここからは二次会に。
 つづいてプレイさせていただいたのは、NJさんが鋭意作成中のLEGOアベンジャーズのテストプレイ。ボードもレゴならユニットもレゴ、もちろんヴィランもレゴですし、ライフやエネルギーといったゲージも全部レゴ。もちろんカードのイラストもレゴと、とてもとてもレゴづくし。そして主役はアベンジャーズ。
 舞台は、あちこちに街が点在するレゴのフィールド。ボスの陰謀でつぎつぎと街にヴィランが押し寄せてくるこのレゴワールドを、プレイヤーたちはアベンジャーズとなり、都市にひそんだヴィランを倒して、悪の陰謀を砕くことになります。
 ヒーロー達の性能はさまざまで、例えば僕はホークアイだったんですが、安定した攻撃力があり射程が伸びる。アイアンマンはアイアンアベンジャーを呼び出して、一緒に戦える。キャプテンは(確か)ダメージ軽減ができる、と言う具合。ただ、強力な必殺技を使うにはエネルギーが必要で、それを蓄えるには、積極的に都市に入るか、あるいは雑魚を蹴散らして勝利点を蓄えなくてはいけません。

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 とにかくレゴの力がすごい。実在の圧倒的な力を、フレーバーにすきなく注ぎ込んで仕上げている。このサイコロのわかりやすさもいいですよね。
 ホークアイの特技を使って、射程外からひたすら攻撃してレッドスカルと戦ったりしつつ。なぜか途中で任侠映画みたいなノリになっておりました。今じゃあキャップの兄貴ィ。
 また遊べる機会があったら是非挑戦してみたいdすね。ポップで楽しかったです。

2017060202

 楽しい感想タイムのあと挑戦したのは、これも楽しみにしていたビンジョー×コウジョー
 プレイヤーはそれぞれが工場のオーナー。生産ラインを整えて受注をこなし、お金を貯めて増資することで、誰よりも早く大企業の座を目指します。
 お金を出すことで生産設備を買い、その生産設備をラインに並べることで、自分のターンにやってくる受注に対応できるようになります。ラインは最大で3つ、それぞれに生産設備を置けるので、最大で12個まで設備を拡張できる。たとえば一番難しい受注の「電子製品」を受注するには、ひとつのラインに4つの指定の設備を並べる必要があります。
 しかもこれ、並べるだけではダメで、設備は使えるようになるまでに時間が必要。待っていれば使えるようになるので、感覚的にはエネルギーのチャージに近いかんじ。それも設備にも高い安いがあり、高い設備を買えば買うほど、早く使えるようになる。たとばがんばってラインを完成させても、それが使える状態になっていないと受注はできないのです。
 これがコウジョー。じゃあビンジョーはなにかって言うと。他の人の手番で、誰かが受注に成功したとき、その受注条件の一部を満たしていれば、便乗を宣言して、本来のプレイヤーさんの取り分とは別に、自分も資金を貰う事ができるのです。下請けに入るイメージになるんでしょうかね。
 もちろん、どんどん便乗したほうが資金が稼げて有利になるのですが、便乗するにはやはり工場のラインの生産力が必要で、便乗するとそれまで溜まった「時間」はチャラになってしまいます。なので、安いものに便乗ばっかりしていると、いざ自分の手番にいい受注が来たときに、泣く泣く逃すことになりかねないのです。

 とまあ、シンプルなのに考える事が多く、カードの絵柄の記号化も判りやすく可愛らしく。評判が良いのも頷ける、非常に楽しいゲームでありました。ちなみに二回やって二回とも勝ってしまいまして、あれどうしたんだろうこれ。こんなところで運を使っていいのか。
 などとひきつっていたら、案の定グラスを割ってお店に迷惑をかけてしまいました。浮かれるのはたいがいにして、人様に迷惑をかけないようにしましょう……。

2017060203

 時間もお酒も回ってきて、最後にプレイしたのが私の世界の見方
 お題カードが繰り出すお題に、なるべく面白い答えを返して琴線を狙う大喜利ゲームなのですが、問いも答えも手札から出す、と言うのが最高に面白いところ。とにかくすっとんきょうな答え札が、使い道に困るくらい貰えるので、偶然の力とくふうの威力が、うまいことミックスされて爆発する感じで、まあ充分に飲んだ上でやると非常に楽しいです。
 この日のベスト回答は、写真のこれらでありました。あまりのことに記念写真を撮りたくなるくらいの威力を、軽く持っております。うむ。

 そんなわけで駆け足ではありますが、これだけのゲームを遊ばせて頂きました! 楽しかった!
 手触りが良くて小回りが利くので、私の世界の見方やビンジョーコウジョーは、ひとつ買ってきて手元に置いておきたいところ。ほしいものもいろいろ出てきた、楽しい会でありました。

 次の機会があったら、また参加させていただきたいなと思った、アメコミ&ボードゲームの会のそんなお話でありました。

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