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2017.08.20

【ロボットイベントレポート】第1回プラレス大会【オープニング~一回戦】

リンク: 開催案内 | プラレス3四郎連載開始35周年記念 第1回プラレス大会.

リンク: 「プラレス3四郎」連載開始35周年記念 第1回プラレス大会 - YouTube.

 夢を現実にする一日が、いよいよやってまいりました。
 本年2017年は、漫画作品「プラレス3四郎」の連載開始より35周年。それを祝しての記念ロボット大会を、8月19日、ここサンピアン川崎で開催いたします。
 登場する選手・チームは、原作通りの機体からオリジナルの機体に、原作キャラを新解釈したインスパイア系、各々織り交ぜ計15体。この15体のプラレスラーが、王者の栄冠を目指して争います。
 なんとプラレス3四郎の作者である両先生、原作者の牛次郎先生と、作画の神矢みのる先生をゲストに迎え、言わば御前試合となるこの大会。参加者もスタッフも気合は充分。いよいよこのあと、もうすぐ大会開始です。

 さあ開会です。会場にアニメ版オープニングのイントロが流れる中、リングアナ松田さんのコールから、大会の開幕です!
 まずはゲストのご紹介。特別審査員のお二人、牛次郎先生と神矢みのる先生が審査員席に入場。続いて、主催者の石川さんより、開会の挨拶が行われます。

 開会の後は、選手入場。今大会に登場する選手が順々にコールされ、一人一人、全選手の入場となります!
 打ち揃った選手達を前に、牛次郎先生、続いて神矢先生から激励の御言葉を頂き、記念撮影の時間に。今回は大会前に集合写真を撮影します。試合前の万全の状態で、ということですね。
 オーナーもプラレスラーも、全員整列しての記念撮影の後、解散、となりかけましたが、そのまま流れで参加者による記念撮影が行われます、さりげなく写真を撮りに行く神矢先生。

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 いったん選手が退場し、ルール説明とともにリングの整備が行われた後、さあ、いよいよ試合開始。今回、レフェリーはオマタ氏が務めます。
 ちなみにこのあと、選手の写真があったりなかったりしますが、他の仕事をしながらだったので、たまたま取れた方のぶんだけ写真が載っております。ご容赦下さい。

一回戦第1試合
No.11 No.8 カーボナイトD(ダーク)(あるば~と) vs 柔王丸・V2(ナッキィー)

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 さあ、まず登場したのは黒いボディのカーボナイトダーク。円型と球形とを多様したデザインの、黒と金色がシックな機体です。対するのは、3四郎仕様の赤い帽子、ナッキィーさんの操る柔王丸です。

 第一試合の最初のラウンドは、実戦と言うよりも、お互いの技を観客に見せ合うエキシビジョンのラウンド。
 開始、と同時にヌンチャクを振るい襲いかかる柔王丸、早くも頭が取れたカーボナイトですが、なにやら青いエフェクトが首から出ている格好に。「仕込みでありました!」との声が。頭が取れる構造だったようですカーボナイト。
 ヌンチャクを振り回し、カーボナイトを薙ぎ倒す柔王丸。悪役らしい外見と言われたカーボナイト、それなら悪役らしい技を、と言うことで、技を披露。胸から黄色く強めのフラッシュを放ったかと思ったら、ドリルになった両腕を突き出す。
 さらに両腕をくねるような動きから、その場旋回しつつ、さらに胸から怪光線と、怪しいムーブを繰り広げるカーボナイト。本来はオーナー、つまり操縦者をフラッシュでくらます戦法だったのだそうです。
 最後は繰り出したヌンチャクとともに、柔王丸がカーボナイトにのしかかって倒し、ここでラウンド1が終了。

 第1ラウンドはエキシビジョンと言うことで、第2ラウンドとのここのインターバルだけは、バッテリの交換が認められています。柔王丸のバッテリ交換が終わり、第2ラウンドです。

 ラウンド開始。今度は柔王丸、ヌンチャクを置いて無手になった。近付いていく、カーボナイト、ドリル攻撃の両腕突きですが、その腕の間をかいくぐる柔王丸。胸板をついて、沈めた。カーボナイトがダウン。起き上がったが、肩のパーツが取れてしまった。
 ドリルは当たっているが、柔王丸があんまり押されていない。怪光線を放つも、両腕で突き返され、カーボナイトがダウンする。技の出が遅く、潰されてしまっている格好。
 怪光線を放ちつつ回転するものの、カーボナイト、そのまま転倒してしまった。ゆっくり起き上がるのを見守る柔王丸。
 横向きに距離を緒詰めていく、腕を小刻みに突き出すカーボナイト、うまく当たらない、と言うところを、カウンター気味に薙ぎ払われ、カーボナイトが三度倒れる。仰向けから復帰。怪しげな動きから、回転攻撃を柔王丸に引っかけるものの、仕掛けたカーボナイトが逆に倒れてしまう。
 くねくねしているカーボナイトダーク、もう時間が残り少ない、残り20秒、ドリル突きが、柔王丸の体の幅に合っていない、攻撃の勢いでスリップ、ここで第2ラウンド終了。

 さて、第2ラウンドのあとのインターバルでは、調整は出来ますがバッテリの交換は行えません。軽く調整のあと、再開を待ちます。

 最終ラウンド。さあ、柔王丸が詰めていった、両腕で突き上げるパンチ、しかし押して行く構えでカーボナイトが耐えている。のしかかって柔王丸が倒した、諸共に倒れ、これがダウンに。
 小刻みに両腕ドリル突きを繰り出すカーボナイト、仰向けに倒れた、起き上がりに巻き込んで柔王丸を倒したが、あれ、おかしい、柔王丸の足首がおかしい。足が伸びない、バランスを崩したままの柔王丸、斜めに立った格好で止まってしまう。
 カーボナイト、くねくねしているが、柔王丸を攻めあぐねている、動けない柔王丸にダウンが宣告された。
 まだ柔王丸は動ける、と言う判断でファイトは続行。カーボナイトもなぜか攻めあぐねている。転がった柔王丸、カーボナイトが上に倒れ、のしかかった格好。
 残り20秒。カーボナイトが攻めていったが、ここで押されてリングアウトした柔王丸。偶然ロープに絡まって落下はまぬがれたが、リングの外に出てしまった。

 ここで時間切れ、試合は終了。勝敗は、これまでの両者のダウン数などを勘案し、レフェリーが判定することになります。レフェリーの判定は柔王丸に! 柔王丸の勝利となりました!

一回戦第2試合
No.6 No.15 ダイナー(ぽかたん) vs プロトタイプタコガールパワード(ざき)

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 続いては、小型プラレスラー同士の対決。先程の柔王丸よりも、一回り小型のダイナーと、フィギュアが別のロボットに乗っているような構造の機体、タコガールパワードの対決です。いずれにせよ超のつく軽量級のプラレスラー同士の対決です。

 まず第1ラウンド。ひょこひょこと中央に寄っていったダイナー、タコガールはその場で仰向けに倒れてしまった、動かない。
 横歩きでダイナーが距離をつめていく。参加プラレスラーは皆、体のどこかに強制停止回路を取り付けていますが、ダイナーはこれを胸につけています。この電飾の感じはなるほどのアニメ版感。
 うつ伏せに倒れ、倒れているタコガールに対し、フォールを敢行するダイナー、しかしエキシビジョンマッチなので、残念ながらフォールが有効になりません。ダイナーの方も転倒した拍子に、四角い頭のフタが開いて電池が飛び出てしまう。
 「デモンストレーションタイム終了」と、ここでレフェリーの審判。インターバルとなり、両選手が1分間の調整に入ります。

 インターバル。ダイナーが頭のフタを直し、タコガールは松田さんの要請で、せっかくだから作り込みを見て欲しい、と配信カメラにアップになっております。

 さて、つづけて第2ラウンド。ダイナーが横歩きでひょいひょいと近付いて、腕を上げての体当たりの格好。
 タコガールパワードが仰向けに倒れる。「立って」の指示とともに…… レフェリーがちょっと介入。復帰させます。しかしあっと、仰向けに倒れたパワードの上に、腕を広げてダイナーがのしかかり、フォールした!
 そのままカウント、1、2,3! 体固めにより決着、ダイナーの勝利となりました!

 敗れたタコガール、車輪で走る格好をやりたかったのですが、準備が色々遅れて機能が実装できなかったとのことでした。
 この試合、フォールをしっかり決めたダイナーの勝利となりました。

一回戦第3試合
No.3 No.9 エル・ウラカン(くまま) vs キング・カニカン(PON)

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 続いては、原作再現の対戦カード。まずはスマートな機体エル・ウラカンの登場。緑、赤、青の三色のカラーと、金色の頭が目映いエル・ウラカン。対するは白く丸い外骨格を纏った、コンパクトなボディのキング・カニカンです。
 カニカン、四本の足を小刻みに動かして寄っていく、ウラカンは、ちょっと調子が良くないか。起き上がり中にロープに絡まってしまう。起き上がった直後、再びロープへのしかかていってしまった。ロープに自ら体を振ったような格好で転倒したものの、リングへ復帰。
 横突きを繰り出すウラカンだが、「(カニカンの背が)低すぎて攻撃当たらないですね」と神矢先生。しかしその直後、下段からの打ち上げでカニカンがひっくり返された。
 ウラカン、さらに浴びせ蹴り、しかしウラカンの方も、ちょっと上体が重いか、バランスを崩して、うつ伏せにロープに突っ込んでしまう。
 復帰して挑発するウラカン、カニカンも上半身を振って牽制する、ウラカンの蹴りが空を切り、ここで時間切れ。第1ラウンドはこれで終了となります。

 両者リングに戻り、ラウンド2です。ウラカンが横歩きで接近、こちらものしのしと近付くカニカン、上半身を左右に振り回しながらカニカンに接近する。
 さあ、これは、投げのような格好でのしかかったウラカン、転倒に巻き込んで、カニカンの腕というか脚というか、一本もぎ取ってしまう。動力は入っていなかったみたいですが、カニカンは足下へと詰めていく、ウラカン、うつ伏せに。ダウン。
 低い位置へと突きを繰り出すウラカン、カニカンは姿勢が低すぎてなかなか打撃が当たらない。
 またもパーツが取れたカニカンに対し、ウラカンが屈み込んでの横突き、カニカンが横倒しに転倒した、カウントが進む中、レフェリーから救いの手。カニカンを起き上がせた、と言うか普通の向きに復帰させた。
 しかし、さらに追撃を狙うウラカンから打撃をもらう、カニカンの背中にあった甲羅が取れ、背中が真っ平らになった上体で、上下さかさまに。鉄壁の安定感で、完全にひっくり返ってしまった。
 上下逆になったカニカン、必死に脚をばたつかせる。ロープに足が引っかかり、これがロープブレイクと言う判定に。
 ここで第2ラウンド終了。インターバルになります。

 さあ、最終ラウンド開始。ウラカンが慎重に詰めていく、後退しようとした拍子に倒れてしまった、カニカンも接近していく。ウラカンが後転して距離を開き、これは、後方回転浴びせ蹴りだ、ウラカンがリングの上で一回転した。しかし打点がずれた、カニカンから軌道がそれてしまった。
 上体をぶんぶんと振り回すカニカン。ウラカンが屈み、打ち上げる、ひっくり返す、カウントの途中で、レフェリーの介入で、そっと起き上がりをさせてもらうキングカニカン。
 ウラカン、ダブルキックを放ちつつ至近に接近、カニカンが踏ん張る、しかしまた何か取れてしまった。ウラカンが転げつつ、接近、突き、転がした、横向きになってしまったカニカン、カウント9まで必死に這っていき、ロープに到達。ロープブレイクにより復帰。
 残り10秒、開始、ウラカンが仰向けに倒れ、復帰したところで終了。圧倒的なダウン数で、ウラカンの勝利になりました!

 「ロボットコンテストは始めてですが、神矢先生がいらっしゃると言うことでやってまいりました。作中の3四郎と同い年で、作品の影響でエンジニアの道に進みました」と、キング・カニカンのPONさんでした。

一回戦第4試合
No.13 No.4 アルバトロスQ(たけい) vs リキオー(ダイダラ)

 続いてはスマートな機体同士の対決。青いボディに白いヘッドのアルバトロスQ、対するは青いボディの、原作よりはいくぶんかマッシブな機体、リキオーの対決です。
 一礼してアルバトロスがリングを歩き回る。ちょっと首がぐらぐらしていますが、対するリキオーは、コーナーで立ったまま。
 マイクを持ったオーナーのダイダラさんからのコメントによると、「会場に着いた時点で、基板がショートしてしまった」とのこと。本来であれば蹴り技を準備していた、とのことでした。
 このような事情で、この試合はこの時点で終了と言うことに。アルバトロスQが不戦勝、と言うかTKOとなります。

「昨日まで絶好調だったのに、ってありますよね」「あるあるですね」と、神矢先生と松田さんでした。

一回戦第5試合
No.7 No.5 キング・ボヘミアン(コバ) vs 柔王丸(タイキ・バンセイ)

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 さて続いては総合再現対決。ソバージュにサングラスにソフト帽と、オーナーのコバさんの扮装もばちっと決まった、六本腕の機体キング・ボヘミアンが登場。対する柔王丸も、オーナーのバンセイさん、ツナギに赤いサンバイザーと3四郎スタイルでの登場です。
 最初はコバさんの解説付きで、キング・ボヘミアンのデモンストレーションから。
 原作通りの六本腕を駆使しての舞いを繰り出します。腕を回転させての連続パンチを放つインドラの舞い、腕を回転させつつスクリューのように突き出すルドラの舞い、腕三本で一気に突きを放つシヴァの舞い。
 さらにサーベルその他の武器を装備しての反則技も。サーベルの他、先端に円盤のついた、鎖分銅というかチャクラムでしょうか、それに鞭。サーベル以外は長い腕と相性が良く、遠心力がついて、結構な勢いで武器が振り回されます。
 「ちょっと殴られて貰っていいですか」と、攻撃のデモ。柔王丸に寄っていきます。位置を調整してますが、なにぶん髪の毛が邪魔でよく見えない。ところが攻撃は取りやめに。
 ここでマイクが、柔王丸のバンセイさんに。「外見に力を入れすぎて、制御回路まで間に合いませんでした」とコメント。そういった理由で、攻撃のデモも止めてもらったとのこと。
 つまり柔王丸は動けない、と言うことで、ここで試合は終了。この試合は、キング・ボヘミアンの勝利となりました。

一回戦第6試合
No.2 No.12 ナガレゴールド(KENTA) vs キング・カニカン(道楽、)

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 続いての勝負は、野生対決と言うべきでしょうか。まず入場は全身金色、金色に輝くぴかぴかボディが目映い、ドラゴンヘッドの黄金の機体ナガレゴールド、対するは、キング・カニカンなのですが、カニカンというか、赤い。真っ赤なカニの外装を被った四足の機体、カニカンというかカニそのものというか、かに道楽の看板と言うのが一番しっくりくるキング・カニカン。オーナーの道楽、さんも、原作のキング・カニカンのオーナー、スパーク石松の出で立ちです。ちゃんと眼帯に「目」って書いてある。

 第1ラウンド開始、妙になめらかな動作で寄っていくカニカン。上体を持ち上げて攻撃を仕掛ける。対しては、爪と牙をかちかち鳴らす、余裕の動作を見せるナガレゴールド。
 鋏を繰り出すカニカンを、ぐいぐいと足で押していったナガレゴールド、中央でなにやら押し合いに。カニカン、きびきびと素早い動きで歩き回って掻き回す。
 ナガレゴールド、腕を振り上げて止まる、大きく溜めを作った、万全にパワーを溜めてからの、ナガレゴールドモンゴリアンチョップ! 立て続けに二発目を貰ったカニカン、上体を持ち上げた体勢でこの攻撃を貰い、そのまま倒れて逆さまになってしまう。
 上下逆でもがいているカニカンに対し、屈んでマウントを取った格好で、下段パンチをばちばちと入れるナガレゴールド。カニカンが滅多打ちになっているところで、ここで時間切れ、
 デモンストレーションですよー、と松田さんの声の飛ぶ中、第1ラウンド終了です。

 眼帯の「目」を強調する道楽、さん。ナガレゴールドは意外にも慎重な調整。さあ、時間いっぱいで第2ラウンドです。

 第2ラウンド、カニカン、素早い動きでゴールドの足下へ、体を持ち上げて、攻撃の構え。起き上がって仕掛けたが、ナガレゴールドのパンチで仰向けにひっくり返った! またしても上下逆になったカニカンに対し、ナガレゴールドがカニカンにフォール!
 まさかのカニカンがフォールされると言う展開で、そのままカウント3。試合決着。決着後、なぜかいつのまにか体が入れ替わって、カニカンがゴールドに乗っかる格好になっていましたが、ともかく上がるゴールドの勝ち鬨。咆哮とともに、ナガレゴールドの勝利となりました!
 リングに飛び散ったカニの甲羅や爪などを回収しつつ、試合終了となりました。

一回戦第7試合
No.1 No.14 キングカイザー(MARU Family) vs バイオニクサー(イガア)

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 さあ、つづいての対決は…… 対決は。この勝負、一回戦でやっちゃっていいんでしょうか。
 様々な格闘大会で数々のタイトルを手にしてきた、威名赫々たる帝王キングカイザー。相対するのは、ロボットプロレス関東ロボットヘビー級王者・サアガのオーナー、イガアさんによる王者バイオニクサーと言う対決です!

 まず第1ラウンド、両者マイクを使ってのデモンストレーションから。
 キングカイザーの丸さん。圧縮空気を使ってジャンプできる、とキングカイザーの瞬発力をアピール。メキシコプロレスが大好きで、空中戦をやりたい、と丸さん。バイオニクサーに協力を要請し、ばしゅっと言う音とともに、カイザーが完全に宙を飛ぶ、ドロップキックを繰り出します。
 続いてはバイオニクサーのデモ。左右、ワンツーのチョップから、足首の車輪を使ってのローラーダッシュからその場旋回、足を低く広げての、旋風脚を披露します。両者技を披露して、第1ラウンドは終了。

 インターバルで、キングカイザーがボンベの交換、ぶしゅっと言う音に観客の注目が集まる中、調整は終了です。

 さあ第2ラウンド開始、両者開幕から全力の展開。バイオニクサーが脚の車輪で一気に詰め、ロープに絡みかけたカイザーが、立ち位置を中央に戻したところで打ち合いに移行。、パンチを繰り出すカイザーをかいくぐり、屈んだバイオニクサーがキングカイザーの胴体を抱え込んだ、投げた、頭から叩き付ける!
 再開、距離を開いたところから、バイオニクサーが抱えにかかる、これは、キックの圧縮空気の音が次々と響く、脱出を試みるカイザー、しかしバイオニクサー、投げを崩さなかった。
 投げを狙い組み討ちに行くバイオニクサー、カイザーはドロップキックで迎撃、しかしこれは倒せなかった、バイオニクサー、低い姿勢で耐えて跳ね返した。
 みたび投げを狙う、交錯、部品が取れながらも、諸共に倒れる。
 カイザー至近からのドロップキック、これをパンチで迎撃するバイオニクサー。これは、キックだ、跳び蹴りだ、しかしバイオニクサー、低い姿勢で凌ぎきった。
 背面跳びだ、カイザーが突如後方のバイオニクサーめがけて飛んだ、バックプレスキックを繰り出す。しかし背面跳びに飛び出したカイザーを、バイオニクサーがしゃがみからの車輪移動で回避した、
 再び投げの構え、腕を大きく開いた、がぶり寄りの姿勢でカイザーを捕らえたバイオニクサー。抱えられ、投げられかけたところを、体が浮いたところでカイザーがドロップキックで脱出を試みる、それでもバイオニクサーが投げ落とした!
 攻防が続くところですが、ここで時間切れ。第2ラウンドが終わり、インターバルになります。

 慎重な冷却のあと、最終ラウンドに。
 第3ラウンド開始。、バイオニクサーの接近、これを打ち崩しにかかるカイザーのドロップキック。バイオニクサーの攻撃のタイミングを狙うが、崩れない。突っ込んで来たところに再度真正面からのドロップキックだが、しかしバイオニクサーなおも崩れない。
 キングカイザー、投げにきたところを狙うカウンター戦術だが、バイオニクサーを崩し切れない、バイオの投げ、そのまま決まった。
 バックプレス攻撃に切り替えたカイザーだが、バイオニクサーを倒せない。二発目、これはきれいに入った、カイザーのバックプレスアタックがバイオニクサーを押し崩す、大きなガッツポーズが出る。
 再開、即座にバイオニクサーが投げにかかった、捕まえて投げる。
 睨み合いから、一瞬の降着。姿勢を極限まで下げ、投げの構えで捕えにかかるバイオニクサー、対しては背中を向け、背面飛び直前の体勢のカイザー。レフェリーのファイトの声とともに両者が同時に動いた、カイザーの背面跳び、これを堪えたバイオニクサー、さらにカイザーがドロップキックへ、バイオニクサーが耐えた、カイザーがちょっとトラブルか、レフェリーの注意が飛びつつ、ちょっと脚のシリンダーの調子を調べたカイザーチーム。
 残り10秒か。しかし試合再開直後、競り合いの最中、キングカイザーがリングから落ちてしまう。復帰して、再開、しかしその直後に時間切れ、試合終了となりました。

 キングカイザーが飛びまた飛び、バイオニクサーが隙あらば投げる、目も指も追いつかない、目まぐるしい高速戦でありました……。
 「とにかく倒れない……! 優勝して下さい」と丸さんでした。

一回戦第8試合
No.10 ニンジャスター(holypong) ※不戦勝

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 さて、最後の登場は、シード選手として登場するニンジャスター。一回戦は試合がないため、デモンストレーションのみ行われます。
 原作で登場した、と言うか言及のあった、3四郎の父親である素形博士が製作した、プロト柔王丸的存在・ジャスター。そのジャスターを原形に、忍者のモチーフを取り込んで作成されたプラレスラーがニンジャスターです。マスクの下に柔王丸似の顔があるのを、マスクを開いて見せてくれます。

 肩が前に入る機体構造を生かし、空手の方を披露。突きのあとは、体をひねりつつの回し蹴り。ちょっと滑ってしまうものの、続いてはローリングソバットを。リングと足裏が遭わないのか、こちらもちょっと滑ってしまいますが、技を披露してデモを終了。
 「バイオニクサーと試合が出来ると言う事で喜んでいます」と、オーナーのhloypongさんでした。

 さてこれで、一回戦の試合はすべて終了。
 このあとは、特別審査員の両先生による総評とトークショーです。


特別審査員 総評&トークショー

 さて以上で、一回戦7試合、すべて終了。ここまでの感想を、先生方に頂きます。
 牛次郎先生はエル・ウラカンがお気に入り。非常に個人的なことで申し訳ないんですが、名前が好きなんです、と牛次郎先生。
 神矢先生はキングカイザーとバイオニクサーの試合を激賞されておりました。

 さて、このインターバルに、両先生への質問タイムとトークショーが行われます。司会は引き続き松田さん。質問は事前に参加選手から集めたもの。
 お話の内容については、できるだけ聞き書きするよう努めましたが、お話の内容については、「とまあ、だいたいそんなことを仰有ってました」と言うニュアンスでお読み下さい。内容の不正確さについては、何卒ご容赦願えればと思います。

 まず最初は、今プラレス3四郎のような作品を描くとしたら、どのような作品にしたいか、と言う質問。
 両先生ともに、宇宙や月を舞台にした作品、と。原発事故のような極限状況でも活動できる機体が作れるのではないか、とのお話でした。

 プラモとプロレスとマイコンを組み合わせる、プラレスのアイデアはどこから来たのか、と言う質問。
 牛次郎先生より、元々プロレスが好きだったのだが、それを人間をやるのではなく、非常に身近なもの、プラモやマイコンのようなものを組み合わせて行う、夢物語のようなものを考えていた、と。神矢君が描いてくれた絵がイメージの通りだった、と牛次郎先生。
 いろんな先生のところに聞きに云って、これは出来るよ、と思っていたが、こんな早くできるとは思わなかった。35年で出来るとは、とのお話でした。。
 神矢先生は、お話を聞いて、どひゃあと思った、と。なんでこれ、俺が思いつかなかったんだろう、と。

 どんなことに興味を持っていた子供でしたか、と言う質問。
 牛次郎先生は、当時新聞配達少年だった。新聞を配達できるロボットがあるといいなと思っていた、と。
 動くロボットのプラモデルを作っていた、とは神矢先生。20世紀中に二足歩行はできないと思っていたらこれですよ。科学の勝利はすごいですね、と。

 連載当時のこぼれ話や苦労話についての質問に対しては。
 「無機質になりがちだった」と牛次郎先生。色っぽいのを出したいな、と思って桜姫を出したら、これがフィギュアになりましてね、と。「桜姫が大好きなんですよ。非常に可愛い子でしたね」と牛次郎先生。
 当時はそれほどでもなかったけれど、フィギュアになりはじめてから急に人気になりはじめたと。
 「いつも入稿は最後のほうだった」と、神矢先生のお話はやはり〆切。いつも輪転機を止めて待って貰っていたが、当時のチャンピオンには、手塚先生と言う最終デッドラインがあった。ところがエル・ウラカンとの決着の時には、手塚先生の原稿が早く上がったため、血の気が引いた、と。
 「正直言って、原作も遅かったんですよ」と牛次郎先生。「彼(神矢先生)には罪は…… あるんですよ?」と、会場爆笑でした。
 その牛次郎先生、このあとどうなるの?、と神矢先生に聞かれるのが嫌だった、とのお話。そんなこと考えてるわけないじゃないかと。神矢先生も、カラーの時は〆切が早いので…… と。
 そんなときには、孤独なところで考えるのがいい、と牛次郎先生。実際、トイレで考えて出したのが、他でもないキング・カニカンで、これが思ったより人気が出た、と。
 そのキング・カニカンは、なんと手塚先生のヒョウタンツギから発想されたのだそう。そう思っていたら台所にカニカンがあったので、キング・カニカンが生まれた。カニカンはそのあといただきました。とのことでした。

 「来週からプラレス大会」と言われるのが一番困る、とは、神矢先生。10体も20体もデザインをいっぺんに出さないといけないから、と。一回目は判らなかったが、二回目からは作り溜めておくようになった。とのことでした。

 おおむねこんな感じで、トークショーは終了。残念ながらお仕事が入っていたため、牛次郎先生はここでお帰りになります。

 さて、このあとは休憩のあと、ベスト4による二回戦となります。

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