【ロボットイベントレポート】ロボットプロレスできんのか!33 in maker faire tokyo 2017【一日目】(2017/08/05)
今年の夏のメイカーフェアは、8月の5日と6日の二日開催。なんと今年は同じビッグサイト内にてデザインフェスタも開催されていると言う豪華な二日間。恒例の勝手ステージイベントことロボットプロレスできんのか、今年もメイカーフェア内で開催となります。
初日、土曜日は13時から、一回目の公演が行われます。
さて早速、一回目の公演のお時間。リングアナのスペル松田さんのコールのもと、流血仮面がリングに登場。松田さんの掴みと諸注意のトークと、リングの上の流血仮面が掛け合いを演じます。
〆に流血仮面が失神する安定の落ちで、オープニングトークは終了。さあ、本日はこのあと二試合。試合開始です。
第一試合 プロレスルール
トコトコ丸 vs アフロ
本日の第一試合はトコトコ丸vsアフロ。まずはトコトコ丸がリングに登場。一礼し、堤の音とともに、扇を広げて演舞を繰り出します。しかしちょっと調子が良くないか・滑ってしまう、トコトコ丸。ちょっと調子を見ております。足の様子を見ておりますが。難しいとの声が。大丈夫でしょうか。
どうもトコトコ丸の調子が良くないようですが。試合の開催が…… あっと、トコトコ丸が動けない。と言うことで、アフロが単体で登場して自己紹介。アフロが正面の観客席に、側面にしゃぼん玉を盛大に吹き出し、単体でのデモが行われます。
アフロのデモと、不戦勝のコールのあと、第一試合はトコトコ丸の試合放棄により、アフロの勝利となります。
第二試合 格闘技ルール
雪風 vs サアガ
さあ、そんなわけで早速の第二試合、いきなりクライマックスのメインイベントです。
まずはリングに雪風が登場、両腕で逆立ちする倒立のデモを繰り出して。続いてはこんもりとマッシブになった大型サアガがリングに登場。目元に胸元に、今日はいつにも増して光っております。
レフェリー機によるボディチェックのあと、いよいよ試合開始。こちらの試合は格闘技ルール、4分2ラウンドのポイント制による勝負です。
さあ開始、スリップしつつ前進する両者、横突き。雪風もスリップした。仕切り直して真正面に。雪風が掴みに行ったが掴みが甘い、抜けてしまった。雪風が立ち上がったが、その拍子になにやら長いネジが抜けてしまった。サアガがすかさず突き、これで4ポイント。4-0。
さあ、近付いた所に打ち込んだサアガ、これは入らなかった、雪風がレフェリーに攻撃してしまう、サアガが追撃して、これで6-0に。
雪風が伸びる突き、背後から、これは入らない、突きの打ち合い、雪風がめくれて倒れる、これはスリップ。サアガが掴みにいった、雪風を掴んで横に崩れる、これは投げが決まらなかった、6-0のまま。
サアガが突きかかる、足を抱えた、雪風を持ち上げ、一気に頭上を半回転させて投げ落とす、これで2ポイント、8-0に。
再開、サアガが回り込みにかかる。雪風が背後への突き、大きく伸びる突き同士の打ち合い。雪風スリップ。サアガが正面、ローラーダッシュだ、車輪で駆け寄った、立った状態、これは、足払いだ、大きくのしかかったサアガ、ロープがからんでしまった、背後から突っ込まれ、雪風がロープに突っ込む、これはブレイク。
大きく打ち下ろす打撃のサアガ、左右への突き、バックブロウを左右に打ち分けてフルセット。雪風が崩れた、復帰できるか、あれ、どうした、雪風が復帰できない。スリップしたままだ。いったん脱力させて復帰させた。
再起動して試合再開。サアガ、サアガが突っ込んだ、正面、掴みに行った雪風、投げられなかった、足を引っかけられた格好で、離脱するサアガに雪風が引きずられてしまう。
仕切り直し、これは、雪風の突きの下をかいくぐる低いがぶり寄り、サアガが掴んで低い軌道でで投げた。これで1ポイント。9-0か。
さあ、残り10秒。サアガがロープに向けての突き、絡まった、一旦離す。ダッシュから一気に投げに行った、時間ぎりぎりでサアガが腿を掴んで横に崩すが、これで1ポイント。
ここで時間切れ。11-0だったようです。どこかでポイント見落としたみたいですね……。
さあ、1分のインターバルのあと、第二ラウンドです。
インターバル、サアガは両拳を突いた姿勢で待ちかまえる、雪風もリングイン、さあ、第二ラウンド。
サアガが迫る、雪風の背後、ローラダッシュで押して崩した。雪風が向きなおった。睨み合い、サアガが伸びる突き、長距離での打撃の打ち合いに。さあ、一旦離れたサアガ、雪風が掴みに行く、持ち上げられない、雪風の投げが崩れて、倒れたままだ、いったんブレイク。雪風がふたたびリセット。
雪風が復帰する間、サアガが足払いで一回転してデモンストレーション。雪風はちょっと苦労したが、復帰した。サアガが再び詰め寄る、突き、大きく伸びる打撃で詰め寄る、雪風がスリップ、復帰。サアガが、突きを繰り返しながら打ち込んでいく、雪風が崩れる、これは有効になった。2-0だ。
さあ、雪風は低い軌道からの突き、掴み、掴んだ、横に転がった、ブレイク、サアガが横抱きに投げたが、これは有効にはならなかった。
睨み合いから、姿勢を下げてローラーダッシュで突っ込む、突き、ぐんと伸びる、背中を見せたサアガ、すかさずバックブロー、雪風がスリップ。サアガ、大きくリングを左右に駆ける。
サアガ、姿勢を落として近付いていく、仕切り直し、リング中央、がぶり寄りで行った、掴みに行く、雪風を掴まえられない。雪風、背後から掴みにかかる、行った、掴みに来た雪風を捕らえた、持ち上げるサアガ、しかし持ち上げられた雪風が、ロープに思いっきり絡まった! これはロープブレイクで無効となった。
直後に捕まえたサアガ、片腕で強引に雪風を持ち上げ、そのまま絡まって投げ飛ばした、これで1点、3-0か、大きく胸板を突きながら突っ込むサアガ、雪風がたまらず崩れるがスリップ。
さらに横、捕まえに行くサアガ、捕らえた、真横にぐるんと転がす、これで5-0に。
さあ、ロープに絡んで試合が止まる、お客さんがロープを押さえてくれたりのヘルプもあって雪風が脱出、中央に両者が戻したところで、ここで時間終了。
第1ラウンド、第2ラウンドともにサアガが落とし、これでこの試合はサアガの勝利となりました!
このあとは15時30分、そして18時から、あと2回公演行われます。
一回り見物して戻ってきたら、すでに結構な人だかりができておりました。プラレス大会の宣伝が行われていたようですね。リングの上で動くロボットがいるとやはり違います。それに加えてキング・ボヘミアンの宣伝効果たるやかなりのもの。
このあと15時30分からは、第二回公演が行われます。
さて第二回。お客様の集まりも4、50人といったところでしょうか。BGMが鳴り響く中、流血仮面がリングに登場。リングアナの松田さんと軽妙な掛け合いを行いつつ、試合中の諸注意が行われます。
試合がないと聞いて流血仮面が失神する鉄板の展開のあと、さあ、第一試合から開始です。
第一試合 プロレスルール
トコトコ丸 vs アフロ
先程はちょっと足の調子が悪かったトコトコ丸、今度は元気にリングに登場です。まずはデモンストレーション、扇を広げての優雅な舞いから、髪を振り回す連獅子の舞い、頭を振り風を巻いて桜吹雪を飛ばすデモンストレーション。
続いてはアフロがリングに登場です。レフェリーは白いウサギのロボットまねぎ。さあ、試合開始です。
まずは一礼したと、ややアフロが回り込んで近付いていく、ちょっと距離が離れている。近付いた、トコトコ丸が扇子を開き、密談を始める両者。さあ、正面からぶつかった、のけぞる両者、ヘッドバット、もう一発、三発目、頭同士がぶつかった、トコトコ丸が仰向けに倒れる。トコトコ丸が再び扇子を開き、再び密談。なにやら頷きかわした勝者、アフロが泡を吹いた、アフロのシャボン玉が顔面に当たっている、トコトコ丸が嫌がっている。アフロが観客に拍手をねだっている間に、盛大にシャボン弾を吹いたアフロ、扇子だ、これはきちんと戻っている。扇でシャボン玉が戻っていく、扇ぎ戻されて仰向けに倒れたアフロ。痙攣していたが復帰した。密談をしつつ、両者、何かリングに落ちていますが、三度密着した両者、トコトコ丸がアッラマをm和した、桜吹雪を吹き出した、ぐるぐると頭を回しての攻撃から、いよおー、の音とともに、決めポーズで倒れるアフロ。
さあ復帰したアフロ、リング上での打ち合わせのあと、さあ、密着から回転しての連獅子攻撃、アフロがかわす、正面に風が来た所で、しゃがんで回避するアフロ。頭を回しすぎて、倒れたトコトコ丸、アフロが横に回り込んで、両腕を振り上げ、そのままフォール!
アフロがそのまま押さえ込み、トコトコ丸を下して勝利となりました!
「両者ともに頭からいろいろ不思議なものが飛び出す不思議なロボットだったんですけども」と言われつつ、アフロの勝利で試合終了となりました。
第二試合 格闘技ルール
雪風 vs サアガ
さあ、続いては本日のメインイベント、雪風対サアガの対決です。まずは雪風が登場して倒立し…… 倒立したあと、いったん再起動しました。ちょっとびびりましたが大丈夫そうだ。
続いてはベルトを巻いたサアガが堂々のリングイン。今度のレフェリーは黒いウサギのねぎたです。
今度の試合はポイント制の格闘義ルール。サアガが行った、サアガがローラーで突っ込んだ、コーナーに追い詰められた雪風、2ポイントが入った。雪風がバックブローで反撃、サアガも後ろを見せつつも突っ込む。サアガが3ポイントを先取した状況、
さあ、中央に戦場を移し、打撃の打ち合い。ショートアッパーで詰めるサアガ、雪風がストレートで凌ぐ、伸びる、サアガが顔面にいった、雪風が止まっている、大丈夫か、いったん試合を止めた、タイムが入る、雪風にメンテナンスが入った。雪風をリセットさせて、仕切り直し。
3-0から再開、雪風がロープに突っ込んだあと中央に、サアガの背後から掴みに行った、足を抱えこんだが、離してしまった、サアガがロープでブレイクしている間に、距離を開いて、再開。雪風、神の手で復帰、突っ込んでいったサアガ、横に崩した、2点、これで5-0に。
さあ、選手同士が絡まった状態から分けて、近い距離、サアガのストレートが胸板に、雪風が回り込みにかかる、滑った、くたっと転がる、復帰した。待ちかまえるサアガ、さあサアガが行った、ホールドした、完全に抱え込んでバックドロップ、1ポイント。投げられた雪風のかかとがサアガの肩に引っかかったままになって逆立ち状態、サアガの歩きに顔面を引きずり上げられる格好になってしまう。
サアガ回転蹴り、スリップした雪風、大きく離れて、突進するサアガ、これは掴みに行った、浅かった、再びホールドを狙った雪風ですが、捕まえることができなかった。
これはどうした、雪風のその場旋回が止まらなくなってしまう。再起動して、再開。サアガが後方に立つ雪風を狙う、雪風の突き、掴んだサアガが投げた、雪風を横抱きに抱え低い軌道で叩き付ける、これで8-0に。
ここで時間切れ、第1ラウンド終了。8-0で、第一ラウンドはサアガの勝利となります。
さあ、調整時間を挟んで、再開です。
開始、挑発するサアガに対し、雪風が徐々に前に出る。ローラーで一気に詰めたサアガ、いきなりの突進から雪風の胴体を抱えて転がした。これで2ポイント。雪風がその場旋回を始めてしまう、ちょっと調子が良くないか、周囲の無線の影響か。いったん点検が入ります。
さあ再開、雪風のストレート、やや遠い間合いからの打ち合い、これは、入った、雪風が打ち込んでポイントとなった。2-2に。雪風、この試合初めてのポイント、しかし直後に雪風を抱え込んだサアガ、胴体を横に転がして、これで2ポイント。4-2に変わる。
さあ雪風にまた再起動が入る。サアガが突っ込んだ、突進して、ホールドにかかる体勢からその場ジャンプを繰り出す。雪風が調整に入る。チェックに入る、動くか、テストしているが、はかばかしくない。無線が混乱しているんでしょうか、これは、復帰できなかった。雪風、復帰できず棄権ということに。
ここで試合は中断、サアガの勝利となりました。
また二時間ほど開場をひととおり見回ってきまして、このあとは最終公演。
10分前からプラレス大会の宣伝をはさんで、18時からの開演です。
その最終公演ももうあと5分ほど。一日目の締めくくり、もういよいよ開催です。
お時間、流血仮面がリングに上がって参りました! 何気なく決めポーズを繰り出す流血仮面、リングアナ松田さんとの掛け合いで、ロボットに触らないで下さい等々の諸注意が行われます。お客さんの入りはおおよそ30人くらいというところ。
さて、試合が無い事実に、流血仮面が本日三度目の失神を決めたところで、さっそく第一試合開始です。
第一試合 プロレスルール
トコトコ丸 vs アフロ
さあ第一試合、先陣を切って入場してきたのはトコトコ丸。まずはトコトコ丸単独のデモンストレーション、演舞からスタートです。続けて二曲を演じ、頭を激しく振りかざす連獅子の舞いを出したところで、トコトコ丸のデモは終了。対して軽快なBGMと共に、アフロがリングに登場します。
さあ、試合開始。まずは一礼した両者、回り込みつつ位置を入れ替え、アフロが寄った、中央、トコトコ丸が扇子を開いた。密談に入った両者、離れて正面を向いた、両者反り返った、頭突きの打ち合いだ、二度目、正面から密着して、さらに三度目。頭突きがきれいに当たり、トコトコ丸が仰向けに倒れた。
起き上がったトコトコ丸、髪の毛がちょっと取れてしまった。トコトコ丸が拍手を要求している間に付け直して、試合再開、
再びの密談のあと、離れた両者。正面、近付いていった。アフロが真正面でうつむいて、頭からシャボン玉を吹き出した、トコトコ丸が頭を抱えている、アフロが喜んで客席にアピールする。正面にむきなおり、アフロが頭突きを繰り出す、ちょっと遠かった。
さらにシャボン玉を飛ばすアフロ、トコトコ丸が扇子を開いて扇ぎ返す、アフロの頭にしゃぼん玉が乗った。仰向けに倒れるアフロ。
トコトコ丸が喜んでいる間に、アフロが復帰、正面、再び接近。密談を決めて、大きく離れた両者。正面で向き直った、トコトコ丸が頭を振り回し、頭上のファンから大きく風を吹き出した。松田さんの、いよおー、の声とともに、決めポーズでアフロがダウン。
起き上がったアフロ、正面、さあ、今度は正面、トコトコ丸が風を吹いて吹き出す、アフロがしゃがんでかわしている、髪の毛が落ちてしまったトコトコ丸、仰向けにダウンした、横に回り込み、両腕を小さくちょこんと広げたアフロ。そのままのしかかった、フォール! このままカウント3を数えたアフロ、トコトコ丸を沈め、アフロの勝利となりました。
第二試合 格闘技ルール
雪風 vs サアガ
さあ、続いてはポイント制の第二試合。まずは雪風がリングに登場、倒立デモからのリングインを決める。調子はだいぶ良くなってきた様子です。対するはサアガ、チャンピオンベルトを巻いてリングに登場です。ベルトを運営に預けて、さあ、試合開始です。
ずんと構えたサアガ、そのままローラーで一気に突っ込んでいった、コーナーに走ったサアガにロープが絡んだ、いったんロープから分けて、さあ中央で相対。雪風が打ち込む、スリップして、前に崩れる。
サアガも打撃で反撃、パンチにパンチを重ねるが、これは有効打とならない。正面、突き合い、胴体に当てる雪風、崩せない、サアガ、あっと、ダッシュしたサアガの一撃が、レフェリーをかすめて崩す、そうこうしているうちに、試合は中央での打ち合いに。足のローラーで回転しつつの、ひねりを加えたブローを繰り出すサアガ、雪風が打撃でスリップしてロープ脇ぎりぎりまで飛んでしまう。大きな突き、打ち合いで押し込まれる雪風、コーナーまで押されている、バックブローで崩れ、ロープに絡まった。打ち合い、サアガが押している、ワンツーを繰り出す、逸れたかと思ったところから、後方への突き上げで首を狙う。胸板への打ち合いから正面での掴み合いへ、サアガはまだ打撃中心の攻めだ、投げを出して行かないか、入った、サアガが片腕で雪風をひっくり返した、上体がロープに突っ込んだ雪風、1ポイント。直後に追撃のバックブローが決まり、これで2点、これで3-0。
さあ、雪風に先に打たせる構えのサアガ、雪風の打撃の伸びたところを狙っていった、真正面、打ち合いで崩し4点、これで7-0に。
いったん絡みかけて、分ける、駆け寄ってバックブローを左右に打つ雪風、真横の打撃が雪風の胴体を崩した、これで1点。8-0。
雪風も打撃を狙っているが、上段へのパンチがサアガの頭上へ抜けてしまう、ここでサアガが投げに入った、掴んだ、一気に持ち上げて脳天から落とす、これで10-0。
サアガがが投げを解禁したところで、ここで時間切れ。第1ラウンドはサアガの勝利となりました。
さあ、1分の調整のあとは後半戦となります。
アナウンスによれば、雪風、ボディにヒビが入っているとのことなのですが、大丈夫でしょうか。
後半戦開始、サアガが突撃、勢い余りつんのめった。真横を取った、掴みにいった、いきなりがぶり寄りにいったサアガ、雪風がロープに押しつけられた格好。
分けて再開、サアガが突っ込んだ。掴んだ、胴体を掴んだ格好で雪風がロープに絡み、避けたサアガが掴んだ、投げる、しかし雪風の足首がロープにぎりぎり引っかかって抜けた!
しかしどうした、雪風の股が開いた状態のままだ、復帰できない。これはどうだ、だめだ、復帰できないか。ゴングが鳴り響いた。ここで試合終了。
雪風、試合続行不可能と言うことで、ここで試合終了。第二試合はサアガの勝利となりました。
これで三回の公演はすべて終了! ロボットプロレスできんのか。初日の公演はこれにて終了となりました。
明日はカードを変えて、全三回の公演を行います。
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