そんなわけでROBO-ONEを見てきました。(☆)
リンク: 二足歩行ロボットエンターテインメント - ROBO-ONE -.
レポートを上げるのはまず間違いなく時間がかかるので、とりいそぎ、大会のものもそうでないものも含めて、さばっとした感想だけでも。
つまるところまずは、横浜のROBO-ONE、見て参りましたー。
今大会も、初日はAutoとLight、二日目はROBO-ONE本戦の予選と決勝と言う構成。
春の神戸に続いて2回目となるAutoは、参加機体も着実に増え、それぞれの動きも良くなってきて、徐々に試合が成立するようになってきて、暖まってきた、と言う感じ。
基本的な動きが固まってきているけれど、まだはっきりとした勝ち筋が見えていない、と言う感じで、新戦術が出てきたら一気に席巻しそう。現状は、例えばリングからの転落防止とか、手堅い対策をきちっとやってきているチームが勝ち上がってきているのかな、と言う感想です。
色々な処理方法が見たくはありますが、とはいえ、殴ったり蹴ったりする前提のロボットに、高価なセンサーを取り付けるのもなかなか難しい話。このあたりの価格的な問題が解決してきたら、また新しい世界が開けてきそうです。
Lightはなんというか、ともかくも試合数が多く、とんでもない情報密度であっと言う間に始まって終わった、と言う感じでありました……。なにしろ2リング同時進行の上に、2時間ほどで80試合ほどこなしているわけで、もうその密度たるや。もう。
参加する機体数の多さは、それだけ色々な機体や組み合わせを実現します。とんがり方がユニークな軽量級の自作機体があれば、ほとんど素の市販キットがあり、複数機体を擁する強豪チームと、家族で参加してお子さんが操縦するチームが対決する、と言う、多種多様な顔合わせを実現させるマスの大きさは、全国大会と位置付けられるROBO-ONEの強みだと思うので。見る方は実際かなり大変なんですが、このお祭りな感じは続けていってほしいものだと思います。
AutoもLightも、それに本戦もそうですが、今回は入賞なり表彰なり、これまで独自のスタイルを築いてきた皆さんが、脚光を浴びた、もしくは再び評価された大会だったように思います。一方で、本戦で芝浦工大のチームが久々に優勝したのをはじめ、学生さんやOBの方のチームや機体が、上位に食い込んで実績を挙げてきている。
作るでもなく参加するでもなく、見るだけの身なので気楽なことを言いますが。これからの大会で、強さがスタイルを生み、またスタイルが強みになるような、そんなふうな相乗を見られると、とても楽しみだな、と思っております。とてもこれからも。
そんなわけで、、まだ日本語にもなってないレポートにも、徐々に取り組んでいきたいと思います……。今回ね。今回のね。
そうそう。今回の大会の試合、選手とかダウンカウントが表示されるモニタ、すごく見やすくて助かりました。観客席に近い横のモニタにも同じデータが表示されるのが、もう便利で便利で。2リング同時進行を見るのはかなり厳しかったですが、あの表示のおかげでなんとか目だけは追いついていけました。どなたか存じませんが、ありがとうございますー。
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