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2017.09.18

【ロボットイベントレポート】第23回・第24回KONDO BATTLE観戦記【予選リーグ戦・前半】

 さて、まずはそれぞれのリーグで、総当たりの予選が行われます。
 まずは休憩まで前半戦。KHRが3試合、オープンと学生選抜がそれぞれ6試合。併せて15試合が行われます。

KHRクラス予選 第1試合
コビス(ビスコ) vs ブレイザー(ブラック河野)

 さあ、まずは第一試合。とりあえずコーナーのコールが逆だったりなどもありましたが、ともあれ緒戦。試合開始です。
 開始、さて、まずは一礼から入ったコビス。慎重に詰めていく両者、一定の距離を保っている、まだ広い距離。
 ブレイザーが寄った、徐々に近付いていく、待ちかまえるコビス、止まって、攻撃の構えを取りつつ待ちかまえる。徐々に移動しつつも、まだ手が出ない両者、間合いを慎重に計っている。まだ手が出ない。
 1分経過。慎重な入り、ブレイザーは回り込みを狙う構えか、徐々に寄ってきたが、まだ手が出ない、リング脇に寄せたブレイザー、コビスが動いたが、再びブレイザーが距離を開く。相手が先に打つのを待っている構え、動いた、両者両腕パンチを繰り出す、コビスが行った、近付いて来たブレイザーを掴んで転がす、これで1-0。
 さあ、近付いた、寄ってきたところにコビスがすかさずひっくり返す、これで2-0。
 残り1分を切った、ブレイザーが寄って行った、コビスが空を打つ、ブレイザーが投げに構えた、これは掴み切れなかった。
 これは、いった、ブレイザーの腕がコビスの胴体を捕まえて、転がす、これで2-1に。
 残り10秒を切った、コビスが距離を掴み、時間切れと同時にコビスが浴びせ蹴りを繰り出す!
 時間ぎりぎりですが、入ったと言う判断。これで3-1、コビスの勝利となりました。

KHRクラス予選 第2試合
こめた(チーム森永) vs じゃこまる(ロボット芸人高橋ちゃん)

 さあ、続いての試合は、こめたとじゃこまる。こめたはメタリックファイターをそのまま縮めたようなスタイル。赤い道着もそのままです。じゃこまるはプレーンに近い構成でしょうか、ちょっと腕がぷるぷるしてるのが気になります。
 正面から激突、じゃこまる、のしかかっていったが、これは両者転倒したが有効にはならない。こめたが打ち上げ。打ち合いから、じゃこまるの腕を掴んで倒した、これはダウンに。1-0に。
 さあ再開、両者中央に、密着距離、どちらも両腕を振り上げて腕先をぶつけあう、こめたは腕を上げ、ひねって投げにかかるが、両者転倒、これは有効な投げとはならない。
 と行ってるうち。仕切り直しから、こめた、倒立してそのまま脚をぶつける浴びせ蹴り。これがこめたの大技として認定され、一気に2ダウンが入る。
 3-1、大技を決めてこめたの勝利となりました。

KHRクラス予選 第3試合
コトブキヤ一号(コトブキヤ) vs ブレイザー(ブラック河野)

 さてつづいての登場は、会場を提供されているコトブキヤさんよりコトブキヤ一号の登場。プレーンなKHR3ですね。再度登場のブレイザーとの対決、
 両者中央、一号が転ぶ、立った姿勢から起き上がりが出てしまった一号、しかしそれでブレイザーの投げをかわした格好に。
 パンチから蹴り、ブレイザーの投げに両腕パンチが重なり、転倒させるも、有効打にならない。今度は行った、横から正面にすべりこんでのブレイザーの両腕パンチ、一号を押し崩し、これで1ダウンに。1-0。
 ちょっと起き上がりで転げ回ってしまったブレイザー、復帰にちょっと苦労しているが、直後に接近して一号、打ち上げ、これで1-1に。
 しかしすぐさまブレイザーが横から駆け込んで投げを当てる、これで倒して2-1に。
 両腕パンチ、横ダッシュが非常に早いブレイザー、攻撃レンジから素早く離れて、駆け寄っての投げを打ち込む。両腕パンチ、投げに移行するパンチを繰り出すブレイザー、先に打たせて横を取った、ちょっと間合いを離して仕切り直す。
 正面、両腕パンチ、下がってブレイザーがかわす、打ち合いになった、これは、両腕パンチのぶつかり合いになって一号が転倒したが、有効ではない、スリップと言う判定に。
 リング中央を占めた一号、突っ込んでの両腕パンチ、しかしブレイザーが素早く間合いをかわして行く。背後を取ったが、しかし攻撃がちょっと届かなかったところで試合終了。
 2-1、ブレイザーの勝利となりました。

オープンクラス予選 第1試合
MetallicFighter(チーム森永) vs TKU-05 わだつみ(なべ)

 さて、ここからは組が変わってオープンクラス。大型機体の目立つオリジナル設計機同士が戦うクラスです。
 まず登場は、腕先が巨大化したなべさんのわだつみ。こめたに対してこちらはフルサイズ、原形機メタリックファイターの勝負から開始です。
 試合前、ちょっとわだつみの歩行にチェックが入りましたが、大丈夫でしょうか。ちょっとつんのめっているというか、勢い余ってる感じ。さて、ポーズを直して。試合開始です。
 開始、いきなり寄っていった両者、脚を掴んで、倒した格好のわだつみ、これは転倒はさせたものの有効とならなかった、起き上がり中のメタリックファイターがしかしリングから転倒してしまう、これはリングアウトとなります。1-0に。
 前進してはつんのめって止まるメタリックファイター、わだつみの連打を凌ぎ、回転前蹴りを放つが、これはちょっと方向がずれてしまった。離れて、の指示のあと、試合再開。
 腕を出しての掴み、転倒するメタリックファイターだが、スリップに。勢い余ってわだつみも転倒する。
 ちょっとつんのめってしまうメタリックファイター、横歩きで前に、突き。わだつみが前突きで迎撃する、腕を上げて一回転するメタリックファイター、ちょっと謎の動作です。こえはトラブルでしょうか、メタリックファイターの右腕が上がりっぱなしになってしまっている、これはこういう構えなんでしょか、
 これは、すかさず左腕を繰り出したメタリックファイター、わだうみの胴体を薙ぎ払いダウンを奪う、これで1-1に。
 さあ、右腕の調子が悪いのか、左腕一本で攻めるメタリックファイター、転倒してしまった、肩が上がったままで、起き上がれない、あー、起き上がり中に、脚が、重心がリングから出てしまう。これはリングアウト、と言う判定に。2-1に変わる。
 腕を戻して、試合再開。残り25秒、2-1です。メタリックファイターが中央、わだつみが腕を出して待ちかまえる。さらにもう一回、腿を掴むが、両者もろともに転倒、スリップになった。分けて再開のところで、ここで時間切れ。
 激しいぶつかりあいでしたが、わだつみの勝利となりました。

オープンクラス予選 第2試合
コビス(ビスコ) vs 赤風(まつしろ)

 つづいては、真っ赤な鎧兜に六文銭ももかっこいい赤風がリングに登場。肩の辺り、新しくなってる気がしますね。対するは、KHRクラスの小型コビスに対し、こちらもフルサイズのオープンクラス対応、大型コビスが登場です。
 開始、小刻みな歩行で詰める赤風、コビスと位置を入れ替えつつ、両者まずは距離をはかる構え、中央でぶつかった、赤風のストレート、勢い余って転倒してしまう、しかしコビスの投げよりも早く転倒してかわした格好、これはスリップに。
 再開、それぞれ旋回しつつ接近。近付いたところを、コビスが綺麗に胴体を捕らえて横に転がす、これで1-0に。
 再開、ぶつかりあい。コビスの投げの腕先を、突っ込んだ赤風の突きが捕らえた、一瞬遅れて仰向けに倒し、これはダウンに。1-1、両者絡んでしまい、レフェリーが分ける。
 再開、慎重な待ちの構えから、徐々に両者詰めていった、まだちょっと遠い間合いでの睨み合いに変わる。赤風がフットワークを使い、徐々に詰めていく、ストレート、しかし赤風が勢い余って転倒
 再開、細かく位置を変える赤風、コビスが待ちかまえる、さあ近付いてった、コビスが投げの構えで牽制する、まだちょっと間合いが遠かった、赤風がラッシュ、しかしそのラッシュの腕を弾かれた、これで赤風がダウン、2-1に。
 再開、いきなり前転廻し蹴りを繰り出したコビス、しかし倒しきれなかった、赤風にのしかかった格好で止まる、これは有効打にならない。
 赤風の近付いて来たところをコビスが投げに掴むが、両者転倒するも、これもスリップ。
 残り10秒、肉薄した、これはいった、赤風が密着距離からボディプレスを入れた、これでコビスをもろともに倒し、コビスのダウンに。残り6秒で2-2に変わった。
 さあ、仕切り直して再開。両者距離を測っているうちに時間終了。
 この試合は引き分けで終了。予選のルールは引き分けありということで、両者、勝ち点1を分けあいます。

オープンクラス予選 第3試合
コトブキヤ二号(コトブキヤ) vs クロムキッド(くぱぱ)

 この試合、アルキマイラが棄権と言うことで、クロムキッドの不戦勝と……。
 あれ、いや。違うようです。コトブキヤさんのチームがここで登場。急遽コトブキヤ二号とクロムキッドの対決となります。コトブキヤ二号はプレーンなKHRっぽいですね。
 さあ開始、クロムキッドがやおら低い姿勢で突っ込んでいった、打ち上げを二発、コトブキヤ二号が倒れてしまう。1-0。
 両腕パンチを打っては離れるコトブキヤ二号、クロムキッドが追い詰めていく、これは、足首をつまんだクロムキッド、そのまま空中を二号が飛ぶ、これでダウン、2-0に。
 さあ、中央での対戦になった、足首めがけて突き込むクロムキッド、転倒した二号でしたが、これはスリップと言う扱いに。リングの中央に構えるコトブキヤ二号、クロムキッドが上段に突き込む。結構いい音がしたが、これは有効打とならない。
 最後は二号の移動しざま、横突きが大きく伸びたクロムキッドが捕らえて倒す。しばらく悩んだレフェリーでしたが、これは有効と言う扱いに。3-0。
 「空気を読んで」と言われたくぱぱさん、配慮しつつの試合運びでクロムキッドの勝利となりました。

オープンクラス予選 第4試合
コトブキヤ三号(コトブキヤ千葉) vs Tyep-T(Shamrock)

 タイプT、これはまた面白い構造。肩が下がった腕先の大きい構造の機体。対するは、さきほどまでMCを務めていた、コトブキヤ千葉さんが自ら操縦するコトブキヤ三号です。
 開始、リング中央に持っていった三号。いきなり前にどかんと倒れたタイプT、ちょっとびっくりしましたが、大きな音を立てつつ、立ちあがった。右腕と左腕を前後にそれぞれ打ち込むユニークな攻撃を繰り出すタイプT,ちょっと起き上がりに苦労していましたが、レフェリーの介入で復帰する。
 1-0で試合再開、タイプT、なんていうかものすごいパワーを感じますが、ちょっと力が有り余っているような印象、のしかかって倒立し、ものすごい音を立てつつ、バネ仕掛けのように立ちあがる。近付いていった三号が何気なく薙ぎ倒される、これで2-0に。
 前後に腕を振りつつ、回転するタイプT、大きく腕を振って歩いて行く。遠い間合いで構えた三号、肩口に攻撃の腕が引っかかって、スリップする。タイプTは膝が前後両方に曲がる構造なんですね。密着した距離、タイプTが両腕パンチを繰り出しつつ迫る、勢い余って倒れた。
 三号がリング脇ぎりぎり、これは、攻撃、と言うより、旋回する腕に弾き飛ばされた格好ですが、そのままの勢いで回転しつつリングアウト!
 一気に弾き飛ばされ、3-0で決着。タイプTの勝利となりました。

 試合後、タイプTの歩行にチェックが入ります。歩行もかなり特徴的な感じでありました。

オープンクラス予選 第5試合
TKU-05 わだつみ(なべ) vs ガルー(くまま)

 さて続いては強豪出立、紅蓮の狼ガルーがリングに現れます! 二回目の登場となるわだつみとの対決です。なんというか、また一層、姿勢が低く、肩が大きくなった気がするガルー、
 開始、同意に中央でのぶつかりあい。ガルーが後ろにつんのめるが、これは有効にならない。
 リング脇ぎりぎりでの勝負に押し込んで行ったガルー、わだつみが押されて転倒し、そのままリングから転落してしまう。ダウンとはならなかったが、復帰中のリングアウト、これで1-0に。
 さあふたたびリング脇での激突、腕先をとられかかるわだつみ、しかしここは転倒、スリップとなり、有効打にはならない。ちょっと起き上がりに苦労しているガルー、リング脇ぎりぎりで苦しんでいるが、脚がリングのふちに乗ったところで復帰。
 リング脇の攻防が続く両者、再びふちに近付いていった。腕の突き合いで転倒したわだつみが復帰。ガルーが、下から打ち上げを行い距離を測る。これは、わだつみがあおむけに姿勢を崩して避けた。
 再開、腕を繰り出して牽制する、徐々ににリングの中央へと移動していく、背後を見せたわだつみだが、正面を向き直る、ちょっと移動中につんのめってしまったわだつみ、分けて再開。
 徐々に近付いてく、わだつみがつかみにかる、これは、ガルーの腕先を握手するように掴み、そのままリングに押しつけるように投げた、これで有効な投げに、わだつみがダウンを奪う、1-1に。
 残りは30秒、両者復帰して再開。ガルーが押し込んで下から腕を突き出し、足首を狙う、掴み避けに阻まれた、ガルーの突き、ちょっとかすった、その腕を弾きにかかったわだつみ、これは浅かったが、ガルーが駆け寄りざま、膝下から打ち上げ打ち崩した、これで2-1に。
 最後はリング中央での打ち合いのうちに、時間切れ、ガルーがぎりぎりで弾き、2-1に。ガルーの勝利となりました。

オープンクラス予選 第6試合
赤風(まつしろ) vs ゴウライオー(コバ)

 さあ続いての登場はゴウライオー、大幅パワーアップを果たし六本腕での登場です。。対しては二試合目となる赤風がリングに登場。
 開始、両者中央に。六本腕を車輪のように構えつつ、横側を向けて待ちかまえる、赤風が詰めていくが、つんのめって転倒。足下を狙う赤風でしたが、脇の下に腕のうち一本を突っ込んで転がした、ゴウライオーがダウンを奪う。
 中央での打ち合い、赤風が大きなストレート、ゴウライオーが転がるが、これは有効打とならずスリップになった。
 中央での交錯、これはどうなった、赤風が打ち込んだストレートが、腕が戻るときにゴウライオーの腕を抱え込んだ格好になる。両者絡まりつつ転倒、レフェリーが分けて、再開となった。1-0から再開。
 赤風が突っ込んでいく、ストレートを放つ赤風に対し、スクリューのように腕を回して迎撃するゴウライオー。これは有効なダウンにならなかった。赤風が復帰、詰めてからのストレート、有効打にはならなかったが、ゴウライオーをリング脇まで追い詰めた。
 赤風が追い詰めていく、そのままストレートで打ち込む。転倒した ゴウライオーが、そのままリングの外へと大きく滑り出る。打撃は有効打とならなかったが、リングアウトとなり1-1に。
 さあ、再開、しかし両者絡まって転倒してしまう。ゴウライオーが立ちあがった。残り1分を切ってスコアは1-1。赤風がファイティングポーズで詰め寄っていく。パンチの連打、ゴウライオーを胸板から崩し、これで2-1に。
 腕を繰り出して守るゴウライオー、連打で押し込んでいく赤風に対し、ゴウライオーは横ざまに移動し押し合いに、横倒しに転倒してしまう。
 復帰、赤風がパンチの連打で押し込んでいく戦術。押し込まれたゴウライオー、転倒ざまにそのままリングの外へ、そのままリングの外へがしゃんと落ちてしまう!
 これで3-1、赤風の勝利となりました。

 さて、これでオープンクラス前半戦は終了。
 このあとは学生選抜の6試合となります。

学生選抜クラス予選 第1試合
プロテウス(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs でこ(千葉工業大学 文化会 総合工学研究会 石川)

 さあ、学生選抜最初の試合は、でことプロテウスの対決。まずはでこのデモが行われていますが、ちょっと歩行が危なっかしい感じでしょうか……。ROBO-ONEだったらアウト、とのレフェリーの声が飛びますが、チェックはパス。
 対するプロテウスは、なんと椅子に乗った格好で運搬されて登場です。なるほどこれは持ちやすそうですね。プロテウスは膝が後ろを向いている逆関節の機体です。
 試合開始、まずはでこが寄せにかかるが、つんのめって転倒。復帰したところにプロテウスが腕を振り上げ、でこを崩した、何気なく崩れて、これで1-0に。
 のっそりとした動きながら、フットワークを使うプロテウス。でこが突き込み、プロテウスを転倒させたが、これは無効、スリップになった。
 ネジが落ちているプロテウス。でこの突きを、腕で打ち込んで突き戻す。でこは復帰中にリング脇ぎりいぎまで行ってしまう。
 さあ、両者徐々に中央に戻す。プロテウスの腕を、今度はでこが弾いて飛ばした、1-1に。
 残り1分30秒。互いに読み合い。プロテウス転倒しつつ、腕を胴体に突き込んで崩す、これで2-1。
 両者、一歩一歩慎重に寄せつつ接近。プロテウスが横に突き出した攻撃で、でこを転がし、これで3-1。
 よく見るとダンディなヒゲのあるプロテウスの勝利となりました。

学生選抜クラス予選 第2試合
プロトナスカ(千葉工大 総工研 吉岡) vs メビウスK(東京電機大学ヒューマノイド研究部)

 続いての対決。逆関節の青い機体メビウスKと、腕のあたりが面白い構造をしているプロトナスカの対決。さあ、どしんどしんと床を弾いて移動していくプロトナスカ。移動しつつ腕を繰り出したナスカ、絡まって両者、転倒した。
 プロトナスカは、なんというか、腕が前後逆についていると言うか、そんな格好の機体。腕を鞭のように大きく伸ばして、がしんと叩く攻撃を繰り出します。
 近い距離に寄せた、ナスカの打ち上げた腕がメビウスに絡まった。両者もろともに転倒、レフェリーが試合を止めて分ける。
 分けて再開、ちょっと大きく跳ねすぎたナスカが起き上がる、跳ねるように接近する。メビウスの打撃を貰うが、耐えたナスカ、前につんのめって倒れる。ネジがだいぶ飛んでいるようです。
 離れるメビウスを細かく跳ねつつ追いかけるナスカ,大きく伸びた! 移動していたメビウスをナスカが捕まえて弾き飛ばす、1-0に。メビウスがリングから転落してしまうが、これはすでにダウン中のためダウンカウントにはならない。あー、メビウス、背中のフタが開いてしまっている。バッテリの入っている背中のフタが取れかかっているようだ。だいぶネジが飛んでましたからね。
 レフェリーと協議していたメビウスチーム、再開と同時にタイムを申請。ダウンは2-0に変わる。テープで緊急修理するメビウス、ナスカは電源を切って待ちかまえています。
 さて調整終了、2-0から再開、さあ、ナスカが大きく跳ねながらのしかかる。左右の腕でワンツーを打ちこみ、最後はのしかかった格好。転倒したナスカが反対に転がり、そのまま復帰する。
 移動しながら詰めていくメビウス、ナスカが駆け寄ってきたところに両腕パンチで打ち上げるが、これは転倒させたが有効打にならなかった。
 ワンツーを繰り出すナスカ、勢い余って後方に転倒してしまう。再開、残り40秒、さあ、大きく跳ねて位置を変えるナスカ、メビウスの打ちこみと絡まって、両者ともに転倒。
 分けて、さて、時間を35秒に戻して再開します。小刻みな歩行で寄せていくナスカ、離れたメビウス、両腕パンチで牽制する、腕先が届く距離での打ち合い。打撃から離れたナスカ、駆け寄りざまの一撃、さらに踏み込んで逆手で崩し、これで3-0。
 ナスカの勝利となりました。

学生選抜クラス予選 第3試合
テオ(なわやん) vs ナルカミ(芝浦工業大学SRDC)

 さて続いての対決は、ひとまわり大きなナルカミと、顔つきがユニークなテオの対決、
 さっそくリング中央に詰めたナルカミに対し、打撃をすりぬけて胴体にのしかかかるテオ。これはテオが転倒した、スリップに。背後にナルカミを抱えた格好でのテオ、押し合いからナルカミがリングアウト、これで1-0に。
 再開、テオがのしのしと接近、打撃をしゃがんでかわす。しかすそのまま転倒してしまう。背中を狙うナルカミ、しゃがんで凌ぐテオ。ナルカミの打撃に攻撃を重ねて凌いだ、しかしリング脇に追い詰められたテオを、ナルカミが崩す、これで1-1に。起き上がり中に転落するテオ。
 さあ、広く離したところで再開。ナルカミが大きくリングを使って詰める、両腕パンチ、間合いぎりぎりを凌ぐテオ。レフェリーの離れての指示に「バックができない」とナルカミ。そのまま競り合いから、勢い余ってナルカミがリングの外に転落、これでカウントが2-1に変わる。
 残り1分30秒、2-1。再開、中央に寄るナルカミ、テオが前につんのめって転倒。一歩一歩と詰めていくナルカミ、テオと絡んだ、リング脇ぎりぎりで仰向けに倒れてしまう。これは、慎重に起き上がりにかかるも、もがいている最中に上体が徐々に外に、そのままリングアウトしてしまう。
 3-1、リングアウト3回という決着で、テオの勝利となりました。

学生選抜クラス予選 第4試合
閃電(芝浦工業大学SRDC) vs グレンジ(法政大学 電研 会計)

 続いては対照的なデザインの両者、シンプルな白い頭のグレンジと、細かいモールドが美しい閃電の対決です。
 閃電が中央を取っていった、腕をしならせる打ちこみ。左右を打ち分けていく、仰向けに転倒。あっとこれは、グレンジの攻撃の腕先を閃電がとらえ、グレンジが直立したあと、くるりと回って崩れる。1-0に。
 グレンジが徐々に詰めていく。閃電が腕を小刻みに繰り出して牽制する。勢いよく回って転倒する閃電、転び直して、起き上がった。
 さあ閃電、再び踏み込んで位置を取る。腕を打ち崩す,胴体に一発、これは、バランスを崩して倒れたグレンジだが、スリップになった。
 グレンジが動きたいが、閃電が主導権を譲らない。グレンジの突きに対し、脇の下から崩したような格好の閃電、これで2-0に。
 復帰中にリングアウトの位置に行ってしまうグレンジだが、レフェリーが介入。、中央に戻して立たせる。
 再開。牽制しつつ、閃電が迫る。左右それぞれから打ちこみながら接近、グレンジの移動ざまを崩し、これで3-0。
 閃電の勝利となりました。

学生選抜クラス予選 第5試合
でこ(千葉工業大学 文化会 総合工学研究会 石川) vs ヴァーミリオン(芝浦工業大学SRDC)

 さあ続いての登場は、ちょっとスケルトンっぽい押し出しがユニークなヴァーミリオン。膝を前後逆に構えます。二度目の登場、でことの対決。
 開始、でこが徐々に寄せていく、だいぶのけぞっています。ヴァーミリオンも中央に持っていく。交錯、先に手を出したでこを押し戻し、これで1-0に。
 再開、やや広い距離、腕先のぶつけ合いになる。徐々ににじり寄る両者、でこの攻撃、これをヴァーミリオンが押し戻した。これで諸共に転倒するが、ダウンにはならずスリップに。
 ヴァーミリオンの攻撃について、捨て身ではないかとレフェリーチェックが入った後、試合再開。
 ちょっと遠い距離での睨み合いから、でこが前につんのめって転倒した。やや分けて再開、距離が、まだちょっと遠い、腕先がぎりぎりかすめるくらいの距離感から、ヴァーミリオンが一気に腕でのしかかった。これがでこを崩し、2-0に。
 残り1分26秒、2-0。さあ徐々に寄せていく、腕先での打ち合い、ヴァーミリオンが転倒するが、有効とはならない。リング脇ぎりぎりで危ないが、転び直して、ヴァーミリオンが復帰した。
 腕を打ち上げる、でこが転倒、スリップ。離れての指示のあと、再び慎重に近付く、でこが前に転倒。でこが打ちこみ、ヴァーミリオンが打ち返す、これは転倒となるがスリップ。
 お互い腕先での牽制合戦だが、これは、ヴァーミリオンがでこの腿を掴んだ、諸共に転倒した、これもスリップになった。
 復帰の時なにやら変な音がしましたが、残り10秒。睨み合い、ここでヴァーミリオンの突き上げが、何気なくでこを捕らえた。
 時間ぎりぎりで3ダウン、でこを倒してヴァーミリオンの勝利となりました。

学生選抜クラス予選 第6試合
メビウスK(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs サイクロンディザスター(芝浦工業大学SRDC)

 さて、学生選抜最後の試合はサイクロンディザスターが登場。二度目となるメビウスとの対決となります。
 試合前からもうネジが飛んでいますが、大丈夫でしょうか。距離を調整して、試合開始。サイクロンが横歩きで接近していった、攻撃がぶつかり合う。メビウスが倒れるが、これは有効ではない。スリップ。メビウスの打撃、がちんと激しく当たるがサイクロンが耐えた、しかし再度のメビウスの突き上げ、仰向けにサイクロンが崩れた。1-0に。
 さあ、両者倒れた状態から、分けて再開。ぎりぎりの睨み合い、腕を振るサイクロン、その腕を突き上げにかかるメビウス。スリップ、攻撃が空振りになったサイクロンがリング脇ぎりぎりで転倒、しかし危なげなく立ちあがる。
 下からゆっくりと打ち上げる格好のサイクロンだが、その腕をメビウスが狙っていった、カウンターで弾かれて、これで2-0に。リング脇での起き上がりで転落しかかるも、レフェリーが介入してリング中央に戻す。ダウンカウントはこれで2-0に。
 さあ、サイクロンが腕を繰り出しつつ中央に、ゆっくりした突き上げがメビウスをとらえた、これで2-1に。 
 再開、これは、背後を取ったサイクロンが打ち上げ、メビウスを崩す。これでイーブン、2-2に。
 残り1分、再開直後、両腕が打ち込んで交錯した格好、両者倒れましたが、メビウスのダウンとレフェリー。メビウスが攻撃に出した腕をサイクロンが捕らえて崩した、と言うジャッジ。これが3ダウン目となり、サイクロンの勝利に。
 前半戦最後の試合はサイクロンの勝利で終了となりました!

 このあとは、13時50分から後半戦となります。

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