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2017.11.05

【ロボットイベントレポート】ロボットプロレスできんのか!34 in 草加商工会議所まつり観戦記【公開リハーサル】

 もはやこれも毎年恒例ですが、始まる時間をいまいち把握してなくて勘でやってまいりました。

 松原団地は綾瀬河岸公園。本日11月3日、こちらで開催されるのは毎年恒例の草加ふささら祭り。そして会場のコーナー、特設リングで開催されるのは、ロボットプロレスできんのか!、一年通じて最大の公演となる草加大会です。
 昨日夜ににわかに雨が降り出し、ちょっと当日の天気も心配しましたが。ロボットプロレス、毎年そうですが今年も驚きの晴天、日差しが頬に痛いほどの晴天です。そこまでがんばらなくていいんですよ。
 本日こちらのプログラムは、11時30分からの公開リハと、14時30分からの本公演の二回公演。まずは11時30分から、公開リハーサルが開始。まずはリングアナ松田さんの会場説明から。今日の実況陣は黄金の布陣。実況リングアナは松田さん、解説は誰なんだTOBBYさんで行います。そして自己紹介からいきなり噛んだTOBBYさん。
 ロボットプロレスできんのか、今回で34回目。草加ふささら祭りでの開催も10周年。これまでの来歴、最近の活動の様子が紹介されつつ、さあ大会開始です。

 まずは軽やかなテーマソングとともに、モノクロの衣装に身を包んだ流血仮面が花道に登場。リングインしてポーズを決める。
 流血仮面と松田さんの掛け合いで、会場への諸注意と、グッズ販売コーナーの紹介が行われます。グッズを買ってくれるかなー、の松田さんの声に、客席の挙手がないところで流血仮面が失神し、タンカで持ち去られて、さあいよいよ第一試合から開始です。

第1試合
プロレスルール 10分1本勝負
アフロ vs トコトコ丸

 さあまずは第一試合、全選手の先陣を切ってトコトコ丸がリングに登場! 髪を振り回し演舞のデモを繰り広げます。最後に花吹雪を散らしての演舞を披露。続いてはピコピコ8ビットなBGMとともに、あふれるトイ感のアフロがリングに登場します。
 レフェリーを務めるのはファントム。赤青のコーナーに両選手が分かれ、松田さんがゴングのハンマーを掴みますが、ここでサプライズのサービス。第一試合のゴングを、観客のお子さんに鳴らしてもらいます。
 会場から選ばれたのは、若干5歳で観戦3回目と云う予想外の古参勢。どちらかというとアフロが好きと云うお子さんのゴングで、試合開始です。
 さあ試合です。ちょっと放置状態だったリング上。両者リング中央に寄っていく。正面で向き合った両者、位置を取りながら横に並んだ。扇子を開いて、顔を寄せて密談のあと、ヘッドバットの叩き合い。正面から叩き合う、2度、3度、トコトコ丸が仰向けにダウンした。
 復帰したトコトコ丸、首を振りながら横に並んで頷き合う両者。
 なんらかの合意に至った後、正面向きからアフロが屈んだ、トコトコ丸が嫌がっている、トコトコ丸が顔を押さえて苦しんでいる。離れて拍手を要求するアフロ。
 再び向き合った両者、アフロがシャボン玉を吹き出す。かなり猛烈な行き追いで吹き出していたが、トコトコ丸が扇を繰り出し、両腕で扇ぎ返す。トコトコ丸が仰向けに倒れる。
 さらに向き直って、トコトコ丸が首を振りつつ、猛烈に風を吹き出すが、あれ、どうした、トコトコ丸が仰向けに倒れてしまった。
 アフロが様子を見つつ近付いていく、一瞬泡を吹いて、牽制、牽制でしょうか、アフロがそのまま前に進んでフォール。
 そのままカウント3、この試合、アフロの勝利となりました。

第2試合
プロレスルール 10分1本勝負
ブルーサンダー vs ナガレゴールド

 次の試合はブルーサンダーとナガレゴールドの対決…… なのですが、リングの上にはなぜかヨンダが登っております。頭上に追加装備を載せたブルーサンダーが待ちかまえる。対するは新調の入場曲とともに、ナガレゴールドがリングに登場です。晴天の日差しを浴びて、両腕を上げて輝くナガレゴールド。
 ヨンダはレフェリーみたいですね。そのヨンダが仰向けに倒れてしまい、なんとか起き上がったところで、のしかかってしまうブルーサンダー。「しゃんとせいお前たち」と松田さん。ヨンダのボディチェックで頭上がスルーされるブルーサンダー。また倒れたヨンダ、「今日はいつもより頭が重いかもよ」とTOBBYさんの声を聞きつつ、なぜか苦しみながら起き上がるヨンダ。サービス精神溢れるレフェリーです。

 さあ試合開始、真正面から寄っていく両者、ナガレゴールドの一撃が先に入り、ブルーサンダーが転倒する。ナガレゴールドが連打で押していく、ブルーサンダーが得意のフットワークで逃れようとするが、ちょっと調子が悪いかつんのめってしまう。そして特に関係無く倒れているヨンダ。
 さあ正面を向いた、叩き合い、ナガレゴールドのストレートでブルーサンダーが倒れた、横につんのめるブルーサンダー。ブルーサンダーの足の調子にTOBBYさんからも懸念の声が飛ぶ。
 ブルーサンダーが止まった、腰に手を当てての仁王立ち。ナガレゴールドが両腕を開いてのしかかる体当たり。
 さあ、再び仁王立ちのブルーサンダーに、両腕を突き上げて、真正面から両腕チョップ、真正面からがっしりと貰ったが、受け止めるブルーサンダー。溜めてナガレゴールド、二発目、さらに耐えるブルーサンダー。さらに大きく溜めに溜めて、ナガレゴールドが三発目・これはさすがに仰向けに倒れるブルーサンダー。
 復帰したブルーサンダーですが、横攻撃で吹っ飛ぶ。ナガレゴールドの連打でブルーサンダーが押されていく、倒れたブルーサンダーに、かがんで連打を繰り出すゴールドに対し、押されていったブルーサンダーがロープを掴んでエスケープする。
 さあ、ちょっとヘルプが入って復帰したブルーサンダー、肩で息をしはじめた。真正面から向き合うが、ブルーサンダーがうつぶせに吹っ飛ぶ。向き合った、リング中央、ブルーサンダーがうつ伏せに倒れてしまう。待ちかまえるナガレゴールドに対し、ブルーサンダー、屈み込んで小ジャンプで助走をつけて、兎跳びの勢いで胸板目掛けてそのまま突っ込む!
 必殺技サンダースピアーをかすめた格好で受けて、ナガレゴールドが仰向けに倒れる、肩で息をしはじめる両者、ここのロボットはどうなっているんだ、と松田さん。さあ真正面、両腕を突き上げたナガレゴールドに対し、ブルーサンダーも腕を突き上げて腕をかちかちと鳴らす、真っ正面からチョップの寸前、ブルーサンダーの頭のクラッカーがばしんと破裂する!
 至近距離で喰らったナガレゴールドが仰向けに倒れ、技を放ったブルーサンダーもまた倒れる。両者ダブルダウンの状態で、復帰を試みる両者ですが、カウント5で先に立ちあがっていたもの、ブルーサンダーが仰向けに再びダウン!
 復帰していたナガレゴールドが、ただひとりリングに残り、ここでカウント10、試合終了! 因縁の対決はナガレゴールドの勝利となりました。

 ヨンダの顔、モニタだと思ってたら実は絵だった。と云う不思議サプライズが出つつ、試合終了です。

第3試合
次期関東IR選手権挑戦者決定戦
ガントレットマッチ
ニュートリノ vs 雪風 vs レイナ

 続いては三つ巴の戦い、関東インターリージョナル王座の次回挑戦者決定戦です。
 最初に登場したのは、ロボットプロレス初登場となるレイナ選手。スペインからやってきた挑戦者という触れ込みのレイナ選手は、猫のような頭部に赤いスカートをまとった機体。既存の機体に例えるならコビスです。つまりコビスです。
 続いてはニュートリノ、機体色が黄色なので、こちらはニュートリノシリーズのうちのジャッロですね。ニュートリノが登場。どうもまずこの両者が戦って、その勝者が雪風と戦う、ということみたいです。

 リング中央、レイナが腕を繰り出しつつ牽制する、中央での打ち合い、レイナが押し崩される。連打から下がったニュートリノ、再び接近する。長く重い一撃を放つニュートリノに対し、ショートフックで鋭く攻めるレイナ。腕先を捕まえて、ニュートリノを弾き飛ばす。
 中央に戻った両者、長いパンチを繰り出した上。さらに下段突きからの突き上げにかかるニュートリノ。距離を開いたレイナ、いきなり転がった。前に飛び出しての前転浴びせ蹴り、これを決めて、2分経過でポイントは4-4。
 さあニュートリノのストレート、投げの構えで体をずらすレイナ。もう一回浴びせ蹴り、ニュートリノが横に倒れる、腕先を捕まえて崩すレイナ、ここで時間切れ。第一ラウンドがここで終了。
 1分のインターバルを置いて、そのまま第2ラウンドになります。

 さあ、第2ラウンド。さあ、中央での打ち合い、ヨンダがうつ伏せに倒れて、二機の間に割って入ってしまう。
 仰向けに押されるニュートリノ、公開リハなので、と云うことでほどほどにしてくださいと云う声が実況席から飛ぶ。
 さてまあ、あとがありますしリハーサルと云うことで、ここで一旦試合を中断。優勢だったレイナを勝者と見なして、さあ、次の対戦相手である雪風がリングに登場してきます。

 ここで試合は雪風vsレイナに変わります。
 中央に持っていく両者、のしかかりに行く雪風を、安置で押し戻すレイナ。
 中央に戻して、雪風が掴みに行きますが、本体の位置がわかりづらく掴みにくい、さあ、中央で絡んだ両者、いったん分けた。駆け寄っての突きで、レイナを押し崩す。
 腕先を繰り出しつつの牽制、雪風が弾かれて仰向けに飛ぶ、なおも掴みを狙う雪風ですが、スカートが本体を把握させないレイナ、掴ませない。レイナの足についているゴムのようなものがちょっと気になります。逆アキレス腱みたいな感じ。
 うつ伏せに倒れた雪風、カウント9まで来たところで跳ね起きるが、逆向きに倒れてしまった。
 ここでカウント10、リハーサルはこのまま終了。暫定、レイナの勝利となりました。

第4試合 セミファイナル
関東インターリージョナル選手権試合
メタリックファイター vs ワルー

 続いてはセミファイナルマッチ、関東インターリージョナル選手権大会。王者メタリックファイターに対し挑戦者ワルーが挑みます。
 まずリングに登場したのは、極悪非道と云われつつ、特に悪いことをしていないと云う最強の矛盾。即ち最強の矛であり最強の盾ガルー。続いてはリングを腰に巻き、胴着姿の王者メタリックファイター。初防衛を賭けてリングに登場します。
 まずはベルトを返却し、さあ試合開始。コーナーで挑発するワルー、メタリックファイターが徐々に中央に持っていく。絡んで倒した両者、素早く復帰して、移動しつつの競り合い。さあ中央、やや後退したメタリックファイター、下段からの突き上げで攻めていく、腕先で一瞬ワルーを浮かせるが、崩しきれなかった。
 さあ再開。移動しつつタックルを仕掛けるメタリックファイターですが、ワルーが崩れない。ストレートの連打で押し込んでいくワルー、耐えていたメタリックファイターが膝を狙う。大きくストレートを伸ばしていくワルー、メタリックファイターが仰向けに倒れた。
 起き上がって、いったん離れたメタリックファイター。遠くからの前転浴びせ蹴り、これを肩口にもらってワルーが大きく倒れる。
 メタリックファイター、そのまま起き上がらない、かがみこんだ体勢を維持するメタリックファイター、片膝を上げた格好でにじり寄っていく。かがんだ格好でコーナーに追い込んだメタリックファイター、ワルーが後ろに回り込んでいった。しかし回り込んだワルーに対し、屈み込んだ姿勢からメタリックファイターが後方一回転、後方回転回し蹴りでワルーが倒れる。
 さあ、復帰した両者、再び打ち合いに変わる、メタリックファイターを連打で叩くワルー、やや打点が高いが、受けると旋回しながら倒れるメタリックファイター。
 さあ、正面からの叩き合い、メタリックファイターが起き上がれず苦しんでいる、ちょっと腕が変な感じになっているのか、ちょっと時間を止めて、メタリックファイターの調子を見に戻る。
 メタリックファイター、どうも今の試合で、腕の調子がおかしくなってしまったようです。
 後の本番もあることだからと、ここでリハーサルは終了。ここでメタリックファイターが退場し、暫定ワルーの勝利となりました。

第5試合 メインイベント
関東ロボットヘビー級選手権試合
サアガ vs キング・プニ

 王者対王者! さあ、これは実際ビッグマッチですよ!
 絶対王者の二つ名にふさわしいロボットプロレス不動の王者サアガに対し、日本最大の二足歩行格闘イベント・ROBO-ONEで二連覇を成し遂げたキング・プニが挑みます。
 先にリングに登場したキング・プニに対し、二つのベルトを巻いてサアガがリングに登場。足のローラーで軽快なローラーダッシュを披露して、さあ試合開始です。

 こちらの試合は格闘技ルール2ラウンド、まずは第1ラウンドのゴングです。いきなりローラーダッシュで突っ込んでいくサアガ、コーナーからまだプニが動く前に、突進してプニをコーナーポストに叩き付けた。
 両者、リングの調子を見るくらいでお願いします、と、要請というか請願というか、懇請が実況席から飛ぶ中。両者かなり抑え気味に腕を突き出し、攻撃モーションをテストしております。
 あー、プニの打ち上げでサアガの背中の部品が飛ぶ、強烈な下突きに対し、サアガが下から蹴り上げる、またサアガの背中から外装が飛ぶ、つんのめったサアガ。ここでいったん1ラウンド終了。両者かなり押さえての様子見にもかかわらず、サアガの背中の外装がすでに二ヶ所ほど剥がれてしまっております。

 本番はこんなものじゃありません、と云う声が飛ぶ中、第2ラウンド開始。
 足払いで突っ込むサアガに対し、回し蹴りの上から強引に崩しにかかるプニ。真っ正面のストレート、これを押し崩すプニ、しかしブリッジのような格好でサアガが起き上がる。叩き合い、プニが仰向けに倒れる。連打で押し込むサアガ、プニが巻き上げられる格好で倒れる。
 最後の最後、ゴングの後に諸共に吹っ飛ぶ両者、ここでリハーサルは時間終了。暫定で、仮にサアガの勝利と云う想定に。
 リハーサルは暫定、サアガの勝利と云う設定になりました!

 このあとは、エンディングテーマとともに、全選手がリングに登場。
 実況席の横に設置されたシャボン玉マシンから、雨のようにシャボン玉が舞い飛ぶ中、これにてリハーサル終了。
 このあとは14時30分から、本編となります!

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