【ロボットイベントレポート】ロボットプロレス チームばんび一周年記念公演【本公演】
午後にまわって、オープンフォーラムも人出が増えて参りました。どうも講演会が午後すぐくらいにあって、それを聞いていた方々が会場に来られているみたいですね。
リングの上は大きな鳥居がスタンバイ。鳥居。そう鳥居。使うんです鳥居。大事。
このあといよいよ15時から。ロボットプロレス・チームばんび一周年大会、本公演の開始です。
さあ、リングの上には巫女装束のアマテラスが登場。まずはリング上の鳥居の前で、興行の成功を祈念して、アマテラスによるお祓いが行われます。
鳥居の出番はこれで終了。鳥居を撤去して、さあイベント開始のコールです。実況はROBO-ONEレフェリー、今日はレフェリーじゃない小林さん、解説は安心のロボットプロレスはかせ・誰なんだTOBBYさん。実況席からはこの布陣でお送りします。
さあ、早速第一試合から。選手を呼び込んで、試合開始です。
第1試合
シンプルファイター vs ワルー
まずは第一試合、先陣を切って登場するのは、四角い顔に、顔面とネクタイがついたシンプルファイター。続いて花道から歩いて来たのは巨体のワルー。極悪非道だけど、あんまり悪いことみたことない、と言われつつ、ルール説明が行われます。
この試合はポイント制の格闘技ルール。相手を有効な打撃で倒せば1ポイント。大技で相手を沈めれば2ポイントの点数が入る、と言うルールです。
開始、まず挑発するワルー、中央に持っていったシンプルファイター、横突きを突き込んで離れる。パンチの腕先で牽制しつつ、両者の競り合い。パンチを放った姿勢のまま後退し、ヒットアンドアウェイで距離を保つシンプルファイター。一撃、持ち上がった、シンプルファイターの横突きが豪快に入って、ワルーが完全に浮いて落ちた、これで1-0に。
再開、ワルーがワンツーの連打で詰める、まだ倒れない、絡んだ。ワルーの腕が絡まった。両者絡み合って転倒、脱力した状態で分ける。
ワルーが一気に詰めていったが、これはスリップだ。シンプルファイター、角度を調整する、突き合い、踏ん張った。コーナーに追い込まれるが、素早く駆け戻る。スリップして立ち直るシンプルファイター、間合いを計り直した。ここから横蹴り、ハイキックを繰り出したシンプルファイター、ワルーが吹っ飛んで、倒れる、3-0に、
大きく横突きで攻めるシンプルファイター、突き上げで牽制する、コーナーまで追い込んでいく。ワルーの足下ギリギリをすくい上げて、ロープに持ち上げて点灯させた、これで4-0に。
シンプルファイターが客席へ大喜びしているところに、ワルーが後ろから抱え上げた、大きく持ち上げて、そのまま落とした! ジャーマンスープレックス、これで4-2。
シンプルファイターの突き、ロープに絡んだ、耐える、残り10秒、これは反撃、シンプルファイターの攻撃でワルーが持ち上がって、そのまま真横に崩れて倒れる!
時間ぎりぎり、追撃を決めて、これで5-2。初戦はシンプルファイターの勝利となりました!
第2試合
AMATERAS&赤風 vs 茉莉花&コビス
さあ、続いての第2試合はチーム同士の対戦です。まずは花道から、チームごとに各選手が入場。先陣を切って登場してきたのは、赤と緑の鎧兜に身を固めた、新生・赤風。続いては先程お祓いを行ったアマテラス、花道で一礼して、リングに登場です。まず登場したのはアマテラス&赤風チーム。ポーズを決める両者、
対しての登場は、猫の頭にエプロンドレスのコビス。さらにその後ろから、ぴょこぴょこ跳ねながら掃除機がリングへと入ってきます。この間、赤コーナーにはチームリーダー、とんがり帽子の茉莉花が登場。
この試合は特殊マッチ。それぞれの本陣に陣取るアマテラスと茉莉花、それぞれのパートナーである赤風とコビスが、相手のトレーナーであるアマテラスと茉莉花にタッチできれば決着となります。
まずは前衛のコビスと赤風との叩き合い。赤風が放つ撃ち抜くストレートを、鋭いショートフックの連打で捌いていくコビス。中央での打ち合い、赤風が仰向けに倒されたところで、背後のゲージがすべて点灯。言い忘れましたが、ダメージを与えたり奪ったりすると各チームのゲージが点灯し、これがいっぱいになると魔法的ななにかが発動して、つまり有利になると言うルールです。
アマテラスチームのゲージがすべて光ったところで、ここで掃除機が動き出した。掃除機の首が持ち上がって、なにかを吸い取っている。頭を抱えて苦しんでいる赤風、「これは凶器ですね」「反則ですね」と言う声を受けて掃除機が回収されたが、この間に形勢逆転。赤コーナー、茉莉花チームのゲージが一番上まで光っている。
支援攻撃を繰り出すべく、茉莉花が踊りを繰り出している最中、拳を振るわせ突き上げる赤風。コビスを射程に捕らえて、大振りに一撃する構え、振り下ろしたパンチで、コビスが仰向けに倒れてしまう。
両陣営ともゲージがフルに光っている状況、茉莉花がなにかを狙って踊っている、コビスが起き上がった、赤風が仰向けに居勢いよく倒れて、そこにコビスが前転キックで追撃を入れていく。ロープ、ロープに引っかかった赤風ですが、復帰したものの赤風が仰向けに倒れてしまう。
苦しんでいる、苦しんでいますが、コーナーから立ち直った。コビスが挑発していて前転キック、これを踏ん張って耐えた赤風、立ち直った。
さあ、睨み合い、赤風が突き上げての振り下ろし、しかしこれが外れた。赤風、腕をぶらりと下げてガードが下がったその隙に、コビスが再度の前転回し蹴り! 赤風、起き上がれない、復帰してストレート、仰向けに倒れた、復帰した状態で正面で睨み合い。
さあ、これは、なにか出てきました。神の手介入で、背中に刀を装着した赤風。刀を抜いた、背中に差した刀を、腕で掴んで抜いて構えた、いや、いったんちょっと仕切り直し。背中からもう一度掴むところからやりなおして、刀を構えた赤風。横薙ぎに一閃、さらに立て一文字で切り落とし、コビスが倒れる。
背中にきっちり刀を収めた赤風、コビスは仰向けになったまま復帰できない。突進、茉莉花を守る陣地を崩しにかかった赤風、引っかかって転倒しまう。コーナーで復帰中。
横薙ぎに茉莉花の胴体にパンチを当てて、これで決着。赤風・アマテラスコンビの勝利となりました。
これにて試合は決着。とはいうものの、リングの上ではなにやら赤風とアマテラスの競り合いが起こっておりました。
第3試合
トコトコ丸 vs アフロ
ここまでいろいろ活躍したランプを花道脇から撤去して、つづいて第三試合です。先陣を切って、和テイスト全開のテーマと一緒に登場したのはトコトコ丸。続いてはチップチューンなBGMもごきげんに、アフロがリングに登場です。
さあ開始。まずは両者一礼、中央に持っていった、睨み合いから、中央、のけぞった、頭突き、がつんと結構いい音がした。もう一発、両方とも倒れない、三発目、がつんと痛そうな音がする。
いまだどちらも倒れない、互角の頭突き合戦から、中央に場所を移して。アフロ、頭からシャボン玉が吹き出した、トコトコ丸が首を横に振って嫌がっている。観客席に向かって喜びのアピールのアフロ。
さあ、再び向き直った両者。シャボン玉を吹き出すアフロに対し、扇子で扇いで、これを押し戻すトコトコ丸。アフロが仰向けに倒れてしまう。復帰して、距離を置いての睨み合い。なにやらうなずき合う両者。
そんなことをしているうちに、また新たな入場曲がBGMが流れ始めました。花道からは第三者、スマートな銀色のボディのロボットが登場。乱入者の機体・煉の一撃で、左右にアフロとトコトコ丸が同時に倒れる。
さあ、トコトコ丸の髪が取れるトラブルがありましたが、試合は続行。煉が二機に対し二対一でかかってこいよと余裕のアピール。寄せていったトコトコを仰向けに倒し、アフロが突っ込んでいったのを頭上から倒す。トコトコの髪の毛がまた取れちゃってますね。
煉が観客席に向いて喜んでいるところに、背後で打ち合わせを行うトコトコとアフロ。二機で一斉に寄せていった、煉が待ちかまえるところに、横並びからのダブルヘッドバット、二発動時、煉が耐えたが、もう一度来た。せーのとかすかな掛け声とともに、煉がダウン、上体がロープを超えてしまう。
ツインヘッドバットを立て続けにもらい、怒り狂った煉。下がったトコトコ丸とアフロに向けてまっしぐらに、突っ込んでいってそのままロープに、ロープを超えてしまった。突進していった煉が、リングアウトしてしまった。
リングから出てしまった煉の様子を伺うアフロ、そこへトコトコ丸が後ろから寄っていった。トコトコ丸がここで、背後からの頭突き。
隙を伺っていたトコトコ丸が、不意打ちの頭突きでアフロをリングから押し出し、最後に残ったのはトコトコ丸。
扇を広げ、髪を回して勝利の連獅子の舞い。これを決めて、トコトコ丸の勝利となりました。
さあ、このあとはいよいよ最終試合となります!
第4試合
Metallic Fighter vs ビリーにゃん・キッド
最終試合、まずは先陣を切って、赤い胴着に頭のライト、メタリックファイターがリングに登場! 続いては、チームばんびのフラッグシップ、ビリーにゃん・キッドがリングに登場です。
試合開始、円を描いて攻め寄せていく、フットワークも軽やかなメタリックファイター。下からの突き上げを連打で入れていく。キッドが仰向けに倒れてしまう、倒れたキッドに対し、メタリックファイターが後ろ回転回し蹴り。これが綺麗に待ったところで、あれ、コーナーに向かってキッドが手を振っている。
その手の向こう、花道の向こうから、呼び込まれたのはコビス。いきなりリングに乱入した。駆け寄ったコビスのパンチで、メタリックファイターが仰向けに倒される、復帰したところに、後頭部にもう一撃、メタリックファイター倒れる。
後方回転回し蹴りで逆襲を仕掛けるメタリックファイター、しかしこれはちょっと打点がずれてしまった。ビリにゃん・キッドとコビス、横並びでの攻撃で、コーナーにメタリックファイターが追い詰められる、コーナーで屈みこみ、ガードを、というか、頭を抱えてしまったメタリックファイター。ここにまた新たな入場曲が、ワルーが竹刀を抱えてリングに登場だ!
ワルーサイズのリアルな竹刀を振り回すワルー、キッドの、そしてコビスの頭に、がっつんがっつん竹刀を叩き付けていく。キッドもコビスも両者仰向けに倒れてしまう。倒れた相手に、なおもびしびしと追い打ちを入れていくワルー。さあ、ちょっと仕切り直し、コーナーに両陣営が分かれたところで。この試合、タッグマッチに変更! と言う宣言が実況から飛びます。ここからはメタリックファイター&ワルー、ビリにゃん・キッド&コビスのタッグマッチ!
さあ、タッグになったこの試合、まずはキッドとワルーの対決が、リング中央で繰り広げられる。ワルーがキッドの頭にばしばし竹刀をぶつけていく展開に、「凶器じゃないんですか」と言う声が実況席から。そういえば。のしかかられて、キッドが倒れる。
ここでコビスが介入してきた。メタリックファイターがワルーと入れ替わりリングに登場。メタリックファイターとコビスの対決に変わった。コビスの回転蹴り、これを耐えたメタリックファイターだが、もう一発、決まっていった。観客席に拍手を求めるコビス、メタリックファイターは仰向けに倒れたままだ。起き上がれないか、ここでワルーが竹刀を持って突っ込んで来た、キッドを張り倒し、コビスと叩き合いになる。
ワルーが大暴れでキッドとコビスを薙ぎ倒し、ワルー以外の全員が倒れた瞬間があったあと。メタリックファイターとワルー、コビスとキッドが、それぞれ向き直り、それぞれの陣営に分かれて睨み合う、ここでキッドチーム、正面からのダブルキック! 両者横並びの状態から、二機同時にシンクロ前転回し蹴りを繰り出したコビスとキッド。同時に相手を倒したところで、二機がかりでワルーをフォール。このまま3カウント、ワルーがまず脱落となりました。
二対一となった。睨み合いとなるメタリックファイターとコビス、間合いから正面蹴り、コビスが仰向けに倒れた、腕を振るわせて苦しんでいるが、復帰できるか、復帰できない。このままコビスがテンカウント、時間切れに。
さあ、コビスが退場、試合は一対一の振り出しに。メタリックファイターがコーナーに追い込んで、一気に前転回し蹴り! そのままコーナーでキッドをフォール、カウントはそのまま3!
立て続けに相手二機を薙ぎ倒し、メタリックファイター、最終試合の勝者となりました。
さて、これで全試合終了!
このあとは記念撮影となります。
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