【ロボットイベントレポート】ロボットプロレス チームばんび一周年記念公演【公開リハーサル】
雲の切れ目から指す陽の光が、柱のように輝いているなと思っていて。
始発での移動、早起き早出にうとうとしているうち、やってきました一年ぶりの新大阪。
本日11月11日は、ロボットプロレス大阪公演。ところは南港ATC、関西オープンフォーラム内。こちらで昨日から開催されている関西オープンフォーラムの中で、チームばんび、一周年記念公演が行われます。
午前の公開リハーサルのあと、本公演は15時から。特設リング上では選手達が入念に練習と最終調整を行っております。通りすがる人からも感歎の声をもらいつつ。さて、まずは公開リハーサル。11時30分からです。
さあそうこうしているうちに公開リハーサルのお時間。
いろいろと都合があり、本番とは違う試合順で、最終確認の公開リハーサルの開始です。カメラの位置の調整など様々な調整が行われておりますが、このあとはまず、第三試合から、公開リハーサル開始です。
第3試合
トコトコ丸 vs アフロ
さて第3試合、まず登場してきましたのはトコトコ丸。扇を広げて一礼。続いては花道からアフロが登場。
出揃った両者、リングの中央で相対したところで、本日実況の小林さんより、リハーサル開始のコール。ここでゴングが鳴って、さあ試合開始です。
真正面から寄った両者。アフロ、出会い頭に、頭からいきなりシャボン玉を吹き出す。目を押さえて苦しむトコトコ丸を尻目に、観客席へ喜ぶアフロ。吹いたシャボン玉が頭にくっついたトコトコ丸、再び相対してシャボンを吹いた。しかし反撃に転じたトコトコ丸、扇で扇いでシャボン玉を押し戻す。
わかりやすく押し戻され、頭にしゃぼん玉がくっついたアフロ、ここで、なんでしょう、入場曲が鳴り響きはじめた。花道からは、先行二体に対し、ロボット然としたロボットがリングに登場。煉が乱入、びしりとコーナーでポーズを取ると、アフロとトコトコ、両者がダウンしてしまう。
煉、両者同時にかかってこいい、と後ろにアピール、トコトコ丸とアフロ、煉の打撃を正面で受け止めて、両者、一斉にコーナーの煉めがけ肉薄していく、頭突きの勢いで殺到する両者だが、ぽこん、ぽこんと煉が二発で、それぞれ倒れてしまう。
勝ち誇る煉から離れ、トコトコ丸とアフロが後ろに集まり煉の背後で打ち合わせ。どうやらアフロトコトコ同盟が成立した模様。
近付いていった、横に並んだ両者、トコトコ丸が詰め寄って、のけぞった、同時に頭突き、アフロがフライングしてしまいますが、もう一発、息を合わせてダブルヘッダー頭突き。煉がなぜかうつ伏せに倒れる。コーナーに離れた両者、煉が復帰した。そのあいだに打ち合わせを行うアフロトコトコ同盟。
煉が怒りに腕を突き上げ、駆け寄っていった煉、左右に分かれたトコトコとアフロ、煉がロープへ突進していく。突進して、ロープに引っかかりました、ロープに突っ込んで、頭から場外の花道へ。煉が自ら退場してしまう。ここで煉は退場。
アフロが転倒した煉の様子を、ロープ脇で伺っているところに、トコトコ丸が後ろからこっそりと。そのままトコトコ丸が頭でごつんと押して、アフロをリングの外に追いだした。
最後の最後に、アフロとトコトコ丸がそれぞれ泡と猛風を繰り出して。トコトコ丸が最後に連獅子の舞いを披露したところで、ここで試合終了。
乱入者ありのマッチは、トコトコ丸の勝利となりました。
第4試合
Metallic Fighter vs ビリーにゃん・キッド
続いては第4試合のリハーサル。リビングレジェント、頭がライトの赤い胴着のメタリックファイターに対し、チームばんびのフラッグシップ、ビリーにゃん・キッドの対決です。
キッドの回りを素早く駆け回るメタリックファイター、弧を描いて駆け寄り、鋭い突きで倒しては離脱する、リングを駆け回るメタリックファイターですが、ビリーにゃんキッドが、腕を振って、招き入れる動作が。
花道を開いて、コビスが花道からリングへ登場。キッドの加勢に入ります。いきなりの奇襲、コーナーにメタリックファイターが追い詰められる。コビス。二対一、コビスとキッドに追い詰められたメタリックファイター、離れようとするが、追撃で薙ぎ倒される。
さあ、また入場曲が流れてきた。巨体の腕に竹刀を持って、リングに登場したのはワルー。竹刀を持った腕先を大きく伸ばして、キッドを、続いてコビスを薙ぎ倒す。メタリックファイターが拍手を鳴らして喜んでいる、そのコーナーにワルーが寄っていく。
さあ、それぞれの選手に助っ人が現れて、タッグマッチに試合が変わった。ワルーとキッドがまず中央でぶつかりあう、間髪入れずに竹刀で薙ぎ倒される。ワルー圧倒で選手交代、コビスとメタリックファイターの対決、両者、同時の攻撃でダブルダウンする。
一回倒れたところから、中央での競り合い。コビスのパンチでメタリックファイターが倒れる、正面、ぶつかりあう。
ワルーが竹刀を振ってアピールしたあと、タッチを待たずに試合に乱入していく、コビスの頭に竹刀でばちんと叩いていく、そのままキッドも突き倒され、ワルー以外がみな倒れている状況に。
コビスが間合いを計るなか、各コーナーに散った4機。メタリックファイターが様子を伺う中、これは、同時のダブル前転キックだ! ビリーにゃん・キッドとコビスが同時に前転回し蹴り! コビスがワルーを、キッドがメタリックファイターを薙ぎ倒し、ワルーがコビスとキッドに同時にフォールされる。
同時フォールからカウント、ワルーがカウント10で試合から退場!
試合はメタリックファイターとコビスの対決に変わる、今度はメタリックファイターがコーナーから前転回しけり返し。コビスがもろに貰って仰向けに倒れる、このままカウント10、コビスが退場。
さて、それぞれの助っ人が退場し、試合は一対一に戻る。メタリックファイターの前転回し蹴り、これを貰ったキッド、しかし倒れなかった。ここにもう一発、メタリックファイターがコーナーに追い詰めて、もう一発回転回し蹴り!
コーナーにもたれかかるように仰向けに倒れたビリーにゃん・キッド、ここにメタリックファイターがのしかかり、そのままカウント、カウント3!
次々と選手が乱入退場したこの試合、最後に立っていたのはメタリックファイター。ラストマンスタンディング、メタリックファイターの勝利となりました!
第2試合
AMATERAS&赤風 vs 茉莉花&コビス
試合順は戻って、第2試合。登場選手が多いので、ちょっと準備に時間をかけていましたが、いよいよ開始です。
まず最初に花道に登場してきたのは、巫女装束のロボットアマテラス…… なのですが、手順がちょっと違っていたようです。赤い外装が緑のツートンにイメージチェンジした、赤風がリングに登場です。
さて対戦相手には。猫の頭にエプロン姿のコビスが登場です。コビスが一礼、そのあいだに、茉莉花陣営のコーナーには、とんがり帽子の茉莉花が登場。
アマテラスと茉莉花、赤青それぞれ自陣のコーナーにコーンで安全地帯を作り、その中に両陣営のリーダーであるアマテラスと茉莉花が陣取る。そしてリング中央では、前衛となる赤風とコビスとが相対します。
リング中央で叩き合いを行う両者、コーナーにいる二人がパフォーマンスを取る。そのあいだ、後ろでそれぞれの陣営のランプが下から転倒していく。このチャージが溜まると、両陣営のリーダーがそれぞれ支援を行える、と言うわけです。
アマテラス陣営のライトが上まで点灯したところで、しれっとリングに登場していた、茉莉花陣営の第三の選手・掃除機が動き出す。掃除機はないかというと、掃除機です。自走し、首を大きく上げた掃除機が、首をかかげて何かを吸い取るモーション。アマテラス陣営の光が吸い取られて、茉莉花陣営が転倒する。
右腕を振り上げ、激しく震えて溜めを作る赤風、震えながら一撃、コビスが倒れる。ここで茉莉花がチャージを使い、大技、魔法的なものが発動…… した状況なのですが、茉莉花がちょうど調整中で。効果音のあと、赤風が仰向けにがぼっと倒れます。
腕をぶらりと下げてグロッキーの赤風に、コビスが溜めて溜めて、前転蹴り! 震えてながら苦しんでいた赤風、アマテラスがここで動いた。チャージを費やし魔法を放って、赤風を支援する。赤風が立ちあがり。赤風の背中には刀が。
コビスが離れたところに、赤風が背中から抜刀する、刀を掴んで構えを取り、離れたコビスに横薙ぎ、さらに振り上げて打ち下ろし。赤風の十文字切りでコビスが倒れる。
前衛が倒れ守りがなくなった茉莉花、赤風がコーナーに突進する。コーナーを破って茉莉花に突進し、ここで試合は決着。
茉莉花・コビスチームを破り、アマテラス・赤風チームの勝利となりました!
第1試合
シンプルファイター vs ワルー
ぎりぎりになったぜのさんがなんとか間に合いまして、シンプルファイターがリングに登場! 四角い顔に顔のほかネクタイもモールドされていて、ユニークな顔立ち。続いてワルーがリングに登場。パワー同士、巨体の機体同士の対決です。
さてここでいったんルールの説明。この試合は格闘技ルール、有効なポイントを取るたび、それぞれの選手の背後のゲージが転倒し、その有効なダウン数で決着が決まります。
開始、遠い距離から、ワルーが大きく左右に動いて機会を伺う。仕掛けたシンプルファイター、ワルーの腕先を払ってぽんとダウンを奪う、1ポイント。1-0。
反撃、今度は胸板にワルーが一撃、ものすごく重い音でシンプルファイターが倒れ、これで1-1に変わる。
再開。やおら足を振り上げたシンプルファイター、ハイキックを決めてワルーが倒れる、これは2ダウン、3-1に。
喜んでいたシンプルファイターにワルーが接近、横突きの打ち合いに変わる。3-1のまま。横突きで突っ込んでいくシンプルファイター、やや離れた。右に左に打点をわずかにずらし、シンプルファイターの打撃を凌ぐワルー、崩れない。大きく踏み込んだシンプルファイター、ワルーの足首に、突き上げを引っかけて転がす。これで倒して、4-1。
ワルーが正面から突っ込んでの突き、1ダウンを返す、4-2に。
突き上げをワルーの脇の下に突っ込んだシンプルファイター、ワルーが完全に持ち上がって、そのまま落ちた。有効にはならない。倒れたワルーに、シンプルファイターが踵落としで追撃。分けて再開。
大きく横へ伸びる突き、シンプルファイターが足首から崩す、これで5-2。
あと1ポイント、ものすごく早く腕を振って喜んでいる、シンプルファイターのその背後にワルーが寄った、そのまま持ち上げて、頭上から落とす!
大技ジャーマンが決まり、これで2ポイント、5-4に変わった。復帰したシンプルファイター、追いすがったワルーでしたが、ここで時間切れ。
スコアの結果は5-4。シンプルファイターの勝利となりました!
さて、これでリハーサルは全試合終了!
このあとは15時から。いよいよ本公演となります。
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