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2018.02.19

【ロボットイベントレポート】ROBOT JAPAN 15th観戦記【バンタム級・一回戦~準決勝戦】

 さて、長めの休憩を挟んで、こちらはバンタム級。
 参加機体は12機。まず一回戦8試合を行った後、シード選手4機が登場するトーナメントとなります。

バンタム級 一回戦第1試合
No.1 ヴァーミリオン(芝浦工業大学SRDC) vs No.2 雪風(シムカ)

 名前の通りの赤いボディに作り替えてきたヴァーミリオン、雪風との対戦がバンタム級最初の試合となります。
 逆関節で構えたヴァーミリオン、試合開始。まずは中央に持っていった雪風、ヴァーミリオンが詰めていった、雪風が突き上げる、ヴァーミリオンの胸板を叩いて崩す、これで1-0。
 股下から崩しにかかる雪風、これは崩し切れない。爪を開いて振り上げるヴァーミリオン、腕を広げながら雪風を転がすが、これはスリップ。
 ヴァーミリオンは腕を振り上げ、爪を開いたままで追撃をかわすフォーム。雪風の掴みがしゃがみ攻撃とみなされ、注意が出る。
 体もろとも突きを繰り出す雪風、ぶつかった表紙に崩された、これはスリップになる。1-0のまま。しかし直後、仕掛けたヴァーミリオンを雪風に押し崩した、そのまま崩れて2-0に。
 
 足を止めての打ち合い、雪風がスリップし、いったん分ける。大きく離れて、雪風がリングを使って滑り込み連打を打つが、攻撃が途切れた隙にヴァーミリオンがカウンター、これで2-1に。
 攻撃が交錯する両者、ここで時間切れ。
 2-1,接戦でしたが雪風の勝利となりました。

バンタム級 一回戦第2試合
No.3 ガルー(くまま) vs No.4 Soeranza(立野)

 これはまた一回戦から豪華なカード、ガルーとスペランツァ、決勝戦でもおかしくないカードがいきなりの実現です。力強く立ちあがったスペランツァ、試合開始です。
 開始、スペランツァが突進していく、やや回り込みながら、一発打ちこんで離れるスペランツァ。ガルーの攻撃に素早くしゃがんで姿勢を落とし、衝撃を吸収する。潰された恰好でガルーがスリップ、両者スリップ。
 スペランツァの攻撃を、一回転して凌ぐガルー。追撃するが、これはスリップになる。スリップを混ぜつつも、打撃を押し込んで行くスペランツァ。これは、膝にガルーの腕が絡まったような恰好、これもスリップに。
 やや離れた両者、これは、移動しざまに腕を挟み込んだガルーだが、自分も倒れた、スリップが続く。
 ガルーが下がった、正面、スペランツァが駆け込みざまに一撃、これは有効、1-0に。起き上がりに苦労したのか、カウントが結構進みましたが、ガルーが復帰。
 1-0で再開、攻撃を放ってすぐに防御姿勢を出すスペランツァ、動作が速い。腕先が絡んでガルーを引き倒す。スリップ。
 中央での交錯、打ち合い、ガルーが弾き飛ばされた、腕先を弾かれ、全身が跳んで倒れた、これで2-0に。
 再開、ガルーが押して行く。睨み合い、胸板を叩くスペランツァ、打ち合い、お互いの打撃でボディを弾き合う。やや離れて、突進、やめ、の合図と同時に、ガルーが弾かれてダウン。これは有効とはならず、2-0のまま。
 とはいえここで時間切れ、2-0でスペランツァの勝利となりました。

バンタム級 一回戦第3試合
No.5 メタリックファイター(チーム森永) vs No.6 ささペロリン(千葉工業大学文化会総合工業研究会佐々木)

 さあ、続いては大きな盾を構えたささペロリン、メタリックファイターとの対決になります。
 ささペロリン、開始と同時に突進し、スリップ。
 再開、メタリックファイターが攻め口を伺う、真正面、盾を構えて両腕で突き出すささペロリン。メタリックファイターのパンチが激しく盾にぶつかり、がしがしと音を立てる。メタリックファイター、スリップ。ちょっと起き上がりに苦労するが、一回転したあと復帰した。
 真正面、ぶつかりあいから、ガードもろともメタリックファイターが押し込んで崩す、これで1-0に。
 メタリックファイター、やはりちょっと起き上がりに苦労しているが、再度転がり直して復帰。
 ささペロリンが駆け寄りざまに両腕攻撃を繰り出して攻めてくる、メタリックファイターはパンチでカウンターの構え、相手の攻撃に投げを重ね、これで2-0に。
 今度はささペロリン側が起き上がりに苦労している、足をばたばたさせて復帰を試みるが、復帰を果たせず。テンカウント。
 2-0、この試合はメタリックファイターの勝利となりました!

バンタム級 一回戦第4試合
No.7 TKU-05 わだつみ(なべ) vs No.8 テオ(東京電機大学ヒューマノイド研究部)

 さあ、続いての登場はわだつみ。東京電機大チームのテオとの対決です。
 開始、まずはのしのしと中央に行ったテオですが、スリップ。突っ込んでいって突きを放つが、これは諸共にスリップに。
 再開、回り込みにかかるテオ、わだつみが待ちかまえて、何気なくカウンター、これで1ダウン。リングから打撃で落ちたテオ、勢い余ってステージの下まで落ちかけましたが、なんとか踏みとどまった。1-0。
 スリップしつつ詰めていくわだつみ、テオがのしかかるパンチを放つが、崩していけない。絡まった、これはダウンだ、2-0になった、ということでしょうか、絡まった状態からいったん分けた。
 再開、2-0。わだつみが腕を開いて仕掛けていくが、前のめりに倒れてしまう、テオがのしかかる。これはスリップ。
 ちょっと歩行のバランスが悪くなってしまったかテオ、のしかかる攻撃、これをわだつみが避ける。
 リング脇ぎりぎりで転倒、テオが起き上がりにかかり、はらはらしつつ復帰した、しかしここで時間切れ。
 2-0、この試合はわだつみの勝利となりました。

バンタム級 一回戦第5試合
No.9 KAGRA-蒼(ヒダカミロボ部) vs No.10 ナルカミ(芝浦工業大学SRDC)

 さあ、飛騨神岡チームのカグラが登場。ナルカミとの対決になります。
 両者、まずは慎重に中央へ、スリップしたナルカミ、ちょっと時間を使って復帰。ナルカミを前に、ゆっくりと姿勢を伸ばした蒼、正面から貰って崩れる、1-0。
 あー、危ない、リングから足が出てしまうが、なんとか復帰。
 無線の調子がよくないんでしょうか、棒立ちになってしまった蒼ですが、コントロールが復帰した。あれ、また止まってしまった、どうなんでしょう。ナルカミの打撃を貰うも、立ったままで凌いだ、しかしどうにも調子が悪いカグラ、立ったまま、ナルカミの攻撃を耐え続けている、ナルカミがボディアタック、カグラが倒れるが、これはスリップ。
 KAGRA、リセットしているようだ、と声が飛ぶ。カグラがいったん自陣側に戻ってきた、叩き合い、カグラが攻撃しざま、仰向けに倒れるが、これはスリップに。
 待ち構えるナルカミ、また棒立ちになってしまったカグラ、ナルカミが薙ぎ倒す。再開直後、同じ状態からもう一撃、これで3ダウン。
 カグラ、マシントラブルに見舞われて結果は3-0、ナルカミの勝利となりました。

バンタム級 一回戦第6試合
No.11 閃電(芝浦工業大学SRDC) vs No.12 コビス(ビスコ)

 続いては閃電とコビスの試合。ヒロイックなデザインの閃電が詰めていく、やや遠い間合いで待ち構える。突き上げては一撃離脱する構え、コビスは間合いを図って待ちかまえる、これは、詰めていった、閃電、一瞬しゃがんで凌いだ。
 投げを放ちつつ接近していくコビス、遠い間合いからパンチを打ち上げながら接近する閃電。突っ込んでいった、応酬から、閃電がしゃがんで姿勢を戻す。これは、両者スリップした。離れて復帰。
 打ち合いから、防御姿勢を取っていったん離れる閃電。打ち合いに変わる、閃電が胸板から打ち上げる、これは入った、コビスの攻撃の隙を崩して、閃電がダウンを奪う。1-0に。
 相手サイドに追い込んでいた閃電、大きく下がった、距離を取る閃電に前転廻し蹴りを放つコビスだが、やや打点がずれた。
 このまま、この試合は時間切れ。1-0。コビスを下し、閃電の勝利となりました。

バンタム級 一回戦第7試合
No.13 サイクロンディザスター(芝浦工業大学SRDC) vs No.14 クロムキッド(くぱぱ)

 続いては、サイクロンディザスターとクロムキッドの対決です。クロムキッド、どうしたんでしょう。ちょっとトラブルが起きているようです。大丈夫そうだ。
 開始、中央に行く両者、接近しては離れてを繰り返し、相手に位置を掴ませない構え、いきなり行った、クロムキッドが足首を掴んで持ち上げた、小手投げで1-0に。
 再開、クロムキッドが足下を掴んで崩しにかかる、掴みきれなかったが、足下からディザスターを崩した。2-0に。
 再開、出会い頭のぶつかりあいでサイクロンが倒れますが、これで2-0のまま。スリップ。
 クロムキッドが足下を狙い、一撃して離れる構え。サイクロンはその腕を狙っていきます。クロムの掴みを素早くしゃがんで交わす、
 クロムの攻撃を凌いでいくサイクロン、小さいクロム相手に攻めあぐねている恰好、離れてから、再び近付き、素早く足下を狙い合う。打ち合い、衝突でクロムがあおむけに倒れるが、これがスリップ。
 ここで時間切れ。2-0、クロムキッドの勝利となりました。

バンタム級 一回戦第8試合
No.15 caster(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs No.16 Zvezda(千葉工業大学文化会総合工業研究会富田)

 さて、一回戦最後の試合。キャスターとズベズダーの対戦です。
 だいぶ四角いキャスターに対し、スマートな構成のズベズダー。お互いアッパーを打ち合いつつ、接近していく。踏み込んだキャスター、両腕を揃えて打ち上げる。ズベズダー、衝突からスリップして、起き上がりにしばらく苦労していたが、ここでタイムを申請した。
 カウントは1-0に変わる。腕の様子を見ているズベズダー。さあ再開、慎重な入り、牽制しつつ詰めるズベズダー、キャッスターを引き倒す恰好で絡まった。
 再開、打ち合いで牽制しつつ、ズベズダーが攻めていく、足首がちょっと脱力するように倒れるキャスター。最後は両者絡み合ったところで時間切れ……
 あれ、おかしい。どうしたんでしょうか。ズベズダーが復帰できない。カウントが進む。起き上がれない、腕がおかしいか、おお、だいぶ苦しみましたが復帰した。
 しかし復帰と同時に、時間切れで試合終了。1-0、キャスターの勝利となりました。

 さて、これで一回戦8試合が終了。
 このあとは一回戦の後半戦、シード選手の登場となります。

バンタム級 一回戦第9試合
No.2 雪風(シムカ) vs No.17 Neutrino-Rosso(ヒダカミロボ部)

 開始、雪風がスリップ。ニュートリノが様子を見ながら接近しますが、旋回しているところに雪風が一発入れた、これで1-0に。
 素早く駆け寄る雪風、攻撃を繰り出した隙を狙われる、パンチを貰うが、持ちこたえた。駆け寄っての突き、ロッソが倒れるが、これはスリップに。足を止めての叩き合い、お互い相手の腕を上へ上へと弾くような打ち合いから、胸板を狙った雪風、これは両者スリップになった。
 さあ、ちょっと離れてから、再び接近、雪風のパンチがロッソに引っかかって諸共に倒れる。腕先での牽制と打ち合い、どちらも打撃を当てているが、自分の姿勢が崩れてしまうため有効打にならない。
 雪風の胴体に腕を突き込んだ恰好でロッソが打ち込むが、ダウンにならない。1-0のまま。
 これは、仕掛けてきたロッソにカウンターを決め、これで1-1に。
 しかし雪風の攻撃の腕を叩いて弾き、攻撃の姿勢のまま接地させ、これで2-1に。ダウンが決まった直後、時間切れ。
 2-1、雪風の勝利となりました。

バンタム級 一回戦第10試合
No.7 TKU-05 わだつみ(なべ) vs No.18 プロテウス(東京電機大学ヒューマノイド研究部)

 続いては、紫のプロテウスとわだつみの戦い。近い距離での睨み合いから、わだつみが仕掛けて倒す、1-0。プロテウスも仕掛けましたが、仕掛けたプロテウスが倒れてしまった、これはスリップ。
 打ち合いになる、わだつみが先に倒れるが、一拍遅れてプロテウスも倒れる。両者なかなか有効打が奪えない。両者絡み合って、いったん脱力。
 睨み合いに変わる。静かな展開から、徐々に距離を詰めていくわだつみ、足首を掴んで投げようとするが、この腕がすっぽ抜けてしまう。プロテウスがのしかかっていき、スリップに。
 再開。わだつみは掴みでの攻撃を狙う。両者スリップが多く鳴っている、打ち合い、プロテウスがわだつみを大きく押して行く。スリップ、1-0のまま。
 積極的に行くプロテウス、わだつみの攻撃が機体のどこかに引っかかって、引き倒されて倒れかかる。これは有効打にならなかった。
 ここで時間切れ。1-0、わだつみの勝利となりました。

バンタム級 一回戦第11試合
No.10 ナルカミ(芝浦工業大学SRDC) vs No.19 Typerion(千葉工業大学文化会総合工業研究会皆川)

 さあ、まずは中央に持っていった両者、両腕パンチの打ち合い、応酬二度目、タイペリオンが倒される。1-0に。
 再開、立て続けにダウンを奪われるタイペリオン、位置を変えつつ様子を伺う最中、大技の両足蹴りを繰り出すタイペリオン、しかしこれは当たらなかった。
 一撃離脱を図るタイペリオン、がちんと弾いた腕がナルカミを倒すが、自分自身もスリップ。
 ナルカミ有利の状況で試合が進んでいる。腕を頭上に振り上げた恰好で離れようとするタイペリオンだが、この離脱ざまをナルカミが叩いた。
 これで3ダウン、3-0でナルカミの勝利となりました。

バンタム級 一回戦第12試合
No.15 caster(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs No.20 RND Fighter(RND)

 さて、一回戦最後の試合はキャスターとRNDファイター。だいぶサイズ差のある対決ですが、スリップしたRNDがタイムを申請。このあいだキャスターチームも調整を行っております。
 どうやら大丈夫そうだ。タイムにより、1-0から再開。さあ、腰を捻りながらキャスターが近付いていく。やや遠い距離を保った状況、まだお互い手が出ていない。キャスターが両腕を揃え、前に出してパンチ。これで2-0に。
 さあ再開、キャスターが機会を伺う。横歩きで徐々に距離を詰め、腕を突き上げるが、先にRNDはスリップしていた。位置を細かく変えた両者、なかなか手が出ない。スリップになった。
 小さく近付いていくRND、両腕パンチを繰り出すキャスターですが、押されて滑ったが崩れない。後ろからのしかかった恰好でキャスターが押さえこむが、自分も崩れた、これでスリップ。
 ここで時間切れ。2-0、キャスターの勝利となりました。

バンタム級 一回戦第13試合
No.21 ゴウライオー(コバ) vs No.14 クロムキッド(くぱぱ)

 先程一回戦最後と言いましたが、ここで登場するのは急遽エントリーが決まったゴウライオー。当初のトーナメントから試合が一試合増えて、クロムキッドとの対決です。
 コーナーまで押していったクロムキッド、ゴウライオーが六本腕を広げて押し戻しますが、打点が低い。クロムキッドに当たっていかない。つんのめって倒れたゴウライオー、いろいろ複雑な起き上がりで復帰。
 ゴウライオーの膝を掴んで、大きく飛ばしたクロムキッドだが、自らも倒れたためこれは有効にならなかった。再開、素早く機体を左右に振りながら、攻撃の機会を伺うクロムキッド。足首を狙っていった、いったん離れる。いった、膝をつかみかけたが、これはすっぽ抜けた。
 いったん離れて、再開。ゴウライオーが腕を広げて打撃にかかるが、その腕をアッパーで打ち上げられた。反対の腕が接地してダウン、1-0に。
 旋回攻撃を繰り出すゴウライオー、全腕を広げて攻撃の構えを取ったところで、ここで時間切れ。
 1-0、ゴウライオーを倒し、クロムキッドの勝利となりました。

 さて、このまま二回戦4試合です。

バンタム級 二回戦第1試合
No.4 Soeranza(立野) vs No.2 雪風(シムカ)

 さあ開始、スペランツァが攻め込んで行く、回り込みながら位置を取る、お互い絡んだ、スリップ。
 スペランツァが背後を狙いに行く。雪風は腕先を曲げるような独特な打撃で押して行くが、先にスペランツァがダウンを奪った、1-0に。
 競り合いから両者スリップ、どちらも復帰が早い。雪風が回り込みにかかるが、スペランツァが相手に位置を取らせない。駆け寄った、スリップ、移動ざまをはじかれて、スリップ。ぶつかって雪風がスリップした。
 突き、これは綺麗に入った、スペランツァのパンチが胴体に入って、雪風が跳んだ、これで2-0に。
 スペランツァ待ちかまえる、雪風がダッシュから仕掛けにいったところを捕らえて、横に転がして、これで3-0!
 この試合、スペランツァの勝利となりました。

バンタム級 二回戦第2試合
No.5 メタリックファイター(チーム森永) vs No.7 TKU-05 わだつみ(なべ)

 さあ、両者中央、待ちかまえるわだつみ。メタリックファイターが機会を伺っている、まだ接触しない、腕を振り上げる両者、投げを狙うメタリックファイター、わだつみは崩しにかかったが、これはスリップに。
 再開。わだつみが詰めていく、突き、当たったが、メタリックファイターが崩れなかった。攻撃がぶつかりあい、スリップになる展開が続く。徐々に徐々に距離を詰めていく。
 睨み合いから、相手を先に打たせたい構え、打ち合いになった、腕先のぶつけあい、メタ一区ファイターが投げを外し、スリップに。
 ここで奇襲の大技、メタリックファイターが回転浴びせ蹴りを繰り出す、わだつみにのしかかるが、持ちこたえるわだつみ、崩せなかった。
 投げをさばくわだつみ、メタリックファイターの投げをいなして突きにかかるが、これはスリップ。メタリックファイターもスリップしたところから、再開。やや離れたわだつみ、間合いを開いたところで、ここで時間切れ。
 0-0のままで時間終了、延長戦となります。

 お互い慎重な調整で、1分の調整時間は終了。サドンデスの延長戦です。
 開始、両者中央に持っていった、睨み合い、距離をつめた、叩き合いになった。胸板を攻めるメタリックファイター、パンチの応酬。がしがし、と当たっている音がするが倒れない。
 メタリックファイターがスリップ、いったん仕切り直し。あ、あれ、リング脇ぎりぎりで起き上がりにかかったメタリックファイター、起き上がりの勢いで、そのままリングから転落してしまう!
 この試合、わだつみの勝利となりました。

バンタム級 二回戦第3試合
No.11 閃電(芝浦工業大学SRDC) vs No.10 ナルカミ(芝浦工業大学SRDC)

 続いては、閃電とナルカミ。同門対決です。
 さあ開始、仕掛けて行った閃電、ナルカミが待ちかまえる窯衛、両腕パンチで迎撃するナルカミ、閃電と絡んだ。いったん分けて再開。なにかパーツが取れたようだ。
 スリップから再開。両腕パンチで牽制しつつ距離を詰める成上、腕を弾かれた閃電がそのまま総べてっていく。打ち合い、腕がぶつかって両方とも倒れた。後ろに回り込んだ線でん、案ルカ未が横に薙ぎ倒すが、これは諸共に倒れる。
 仕掛けた方も倒れる展開が続く、打ち合い、これは、弾き返した。ナルカミの攻撃を弾いて、閃電がダウンを奪った。1-0。
 あ、あれ。これは、ナルカミが動かない。動作しない。ダウン中のためタイムの申請もできない、動かなくなってしまった。そのままカウントは10に。
 ナルカミ、そのまま復帰できず、閃電の勝利となりました。

バンタム級 二回戦第4試合
No.15 caster(東京電機大学ヒューマノイド研究部) vs No.14 クロムキッド(くぱぱ)

 さて、二回戦最後の試合はキャスターとクロムキッドの対決です。
 開始。まずクロムキッドがすばやく中央に、しかしキャスター、開始と同時に後方にリングアウト。これで1-0に。
 再開、クロムキッドが素早く左右に機体を振って狙うが、目の前に飛び込だところをキャスターが迎撃した、これで1-1に。
 また危ないところでスリップしたキャスターでしたが、自力で復帰。下から突き上げる構えのキャスター、両腕パンチでクロムを牽制する。足首からへたっと、なにか嫌な転び方をしたキャスターですが、大丈夫でしょうか。
 足首を狙うクロムと、それを両腕パンチで打ち上げようとするキャスター、移動し、立ち止まってお互い狙いに行く。クロムがスリップ。
 おお、これは。クロムの腕がキャスターの腕に絡まって、そのままひねって転がした、これで2-1に変わる。
 やや距離を置いた両者、キャスターがくたっと倒れる。弾かれたクロムが凌ぐ、足首を狙いに行ったが、仕掛けたクロムが転がった、再び狙いに行く。
 これは、クロムが狙いにいった腕をキャスターが弾き、これで2-2に。ほぼ同時に時間切れ。
 これで2-2、この試合は延長戦となります!

 さて、両チーム調整のあと、延長戦です。
 開始、中央にのしのしと持って行ったキャスター、つんのめって倒れた。クロムが様子を伺う。やや遠い距離から寄せた、クロムの腕を弾くキャスター、ここはクロムが堪えた。位置を変えて、仕切り直し。やや遠い距離から、クロムが突進を狙う。持ち上げて転がしたが、クロムキッドがスリップ。
 あれ、どした、クロムが立ち上がれない。前につんのめったまま起き上がれない。足をひねった、あれ、腰をひねったまま止まってしまった、腰をひねって復帰を試みますが、このまま復帰できなかった。
 クロムキッド、ダウンから復帰できず。この試合はキャスターの勝利となりました。

 さあ、このまま続けて準決勝戦です。

バンタム級 準決勝第1試合
No.4 Soeranza(立野) vs No.7 TKU-05 わだつみ(なべ)

 さあ開始、まずのしのしと中央に持って行った両者。先にわだつみが仕掛けた、スペランツァがしゃがんで姿勢を戻しつつ、押し込んで行く。スペランツァ、小刻みに跳ねるような動きで、距離を詰めつつ、両腕で交互に打ち上げにかかる。両者絡んだ。分ける。
 さあ後ろに回り込んだスペランツァ、わだつみが離れた。駆け寄って打撃を仕掛けるが。、スペランツァが一瞬で屈んでダメージを吸収する。
 0-0のまま競り合いが続く。両腕を交互に振り上げてスペランツァが狙う。わだつみが一発貰った、一回転して耐えたが、さらに追撃を貰って転倒。これで1-0に。
 さあ再開、背後を取りにゆく、狙っていくスペランツァ。打ち込んだ反動で倒れるが、これはスリップに。スペランツァが腕をしならせての攻撃、真正面から貰ったわだつみが背後に崩れる、これで2-0に。
 さあ、再開・打ち合いから素早く防御の構えに切り替えるスペランツァ。わだつみも、攻撃をスピンしつつ凌いだものの、攻撃を繰り出した瞬間を弾かれた。突き出した腕を、繰り出した恰好のまま斜めに静止したわだつみ、腕がついたため、これで3ダウン。
 3-0、これでスペランツァの勝利となりました!

バンタム級 準決勝第2試合
No.11 閃電(芝浦工業大学SRDC) vs No.15 caster(東京電機大学ヒューマノイド研究部)

 さあ、つづいての試合は閃電対キャスター。キャスター、ちょっと調整に入っております。いけそうですね。試合開始です。
 開始、キャスターがスリップ。素早い動きでリングを駆け回る閃電、中央からコーナーに離れて、また駆け戻って来る。正面からキャスターが仕掛けるが、これはスリップ。
 キャスターの攻撃をしゃがんで凌ぐ閃電。攻撃の機会を伺う。突きの打ち合い、両腕で突き上げたキャスターが前のめりに倒れる。
 素早く回り込む閃電、反対に回り込みにかかる、追記、やや浅かった。突き込んでいきますが、倒しきれない。キャスターが体重をかけて仕掛けてきたのを凌いだ閃電、今度は回り込んで背後から一撃、これは入った。1-0に。
 やや遠い間合いになった、閃電が様子を伺う、背後から一撃、これは外したが、両者倒れた。スリップに。
 再開、キャスターの打撃を着地して凌いだ閃電、巧みな防御で粘る。キャスターが歩行中にバランスを崩し、そこに攻撃を重ねるが、これはスリップに。
 回り込みにかかった閃電が、勢い余ってリング脇ぎりぎりまで来たところで、ここで時間切れ。
 これで1-0、閃電が決勝戦に進みました!

 ここで一旦休憩。
 このあとは一発芸部門、ダンスとなります。

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