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2018.06.11

【ロボットイベントレポート】第3回ROBO-ONE Auto観戦記【決勝トーナメント】

 さて、レポートにはまとめられませんでしたが、予選競技はすべて終了。
 三クラス合わせて、のべで250機かそこいらは出走したでしょうか……。いよいよここからはバトル。ここからはトーナメントです。

 先陣を切るのは自律バトルクラスのROBO-ONE Auto。16機が登場して全16試合を戦います。
 いつもは2リングでの開催ですが、今回は1リングでの進行ですよAuto。やったー! 全部みられるー!
 リングの調整でちょっと押していて、14時30分ころからになるでしょうか、競技開始です。

 さて、協賛いただいております、株式会社ミスミグループさんより企業紹介のあと。いよいよROBO-ONE Auto、決勝。ここからは実況にせんとすさんが加わります。
 さてまずは一回戦、全8試合から開始です。

一回戦第1試合
No.906 HAM JIYUN(BLUETOOTH) vs No.79 わかさぎ てなしてぃー(神戸市立科学技術高校)

 韓国チームと日本チームが半々くらいとなったAuto決勝。第一試合はハムジユンとわかさぎの対決。両者準備のあと、それぞれコントローラーを置いて手を離し。あとはロボットに托して試合開始です。
 わかさぎが突っ込んで行った、リング中央で旋回を開始する。相手を捕まえていない。わかさぎが転倒、起き上がろうとする、いや、転倒したまま相手を探して攻撃しようとしていた。起き上がった。スリップ。
 リング脇ぎりぎりを移動しているハムジユン、リング脇へダッシュしていったわかさぎ。起き上がったが、リング脇ぎりぎりに立ったまま。お互いリングアウトぎりぎりの位置にいる、わかさぎがリングアウト。ハムジユンはリング脇ぎりぎりを移動している、落ちそうで落ちない。
 1-0になって再開。リング脇に歩いていったわかさぎ、お互い相手を発見しきれていない。あー、わかさぎが審査員席に向かって走って行く、転倒した、起き上がれるか、腕を畳んで復帰した、頭が取れてしまい、科技高チームが思わず駆け寄ってしまった、これはレッドカードと言う判定に。2-0になった。
 とれてしまった頭のおわんを付け直すわかさぎ。2分の調整時間を取って調整します。先川原先生より、審査員席がいつもより近いので、審査員を敵と誤認して攻撃しようとしているのではないか、とのコメントが。
 さあ、待ち時間にハムジユンも待機の構え。さあ、わかさぎ直してきた。2-0、残り76秒から再開です。
 わかさぎが突っ込んでいった、中央で攻撃を繰り出す、取った、持って行って落とした。リングから押し出した恰好だが、ともかくハムジユン、ダウンを奪う、2-1。
 再開、わかさぎが一瞬離れて、リング脇ぎりぎりまで後退したところで、転倒。起き上がった。残り30秒を切ったあたり、近い。横に歩いて行く、リング脇ぎりぎりまで行って戻ったが、別方向へダッシュ。リングから転落し、3-1。
 あまり絡まない試合展開となりましたが、第一試合、ハムジユンの勝利となりました。

一回戦第2試合
No.755 R-Crust(立命館大学ロボット技術研究会 パゲ) vs No.701 RP.KIM, DONGHYEON(Robot Plant)

 Rクラスト、準備が間に合っておらず、不戦敗とのこと。
 キム・ドンジョンがリングに登場し、不戦勝のコールを受けます。

一回戦第3試合
No.942 RP.PARK, JUNSEO_auto(Robot Plant) vs No.815 HAM SIHOON(YELLOWTOOTH)

 続いて第三試合、双方とも韓国からの参加選手、別チーム同士の対決です。ロボットパークは鮮やかグリーンが印象的な機体。イエロートゥース選手側は黒いフレームに、足下のピンクのワンポイントが印象的な機体です。
 ちょっと調整に入っているイエロートゥースチーム。タイムを取るかどうか、と言うところで、調整終了。0-0で開始です。
 開始、両者コントローラーを置いた。序盤は睨み合い。振動しつつ旋回するロボットパーク、動かないイエロートゥースに、レフェリーがスタンディングダウンの指示を出す。ちょっとルールの確認が入ります。
 競技の結果。3秒以上の停止によるスタンディングダウンに加えて、本来ルール的には取ることができないタイムを認めたことから、2ダウンになりました。いろいろまとめて、2-0になります。
 さあ、きびきびと中央に寄った両者、やや横にかわしたイエロートゥース、回り込みにかかっている。旋回しつつ待ちかまえるロボットパーク、お、寄せた、ぶつかっていった、ここでまたレフェリーと審判団で協議に入ります。
 ちょっとややこしいことになってますけども、これはどうなっているんでしょう。リングの上ではロボットが停止していて、審判団で協議が行われておりました。

 ここでレフェリーから、いまの協議についての報告が。えー、旋回でのサーチが10秒以上にわたった場合はスタンディングダウンと見なしてダウンカウントを取らなくてはいけないけれども、それが取れていなかった、と言うことだったようです。
 だいぶややっこしくなっていますが、結論としてはロボットパークチームがスタンディングダウンとなり、2-1に変わっての試合再開となります。

 さて、旋回にかかったロボットパークチーム。やや遠い距離で睨み合いとなっている、それぞれのチームの操縦者を敵と認識してしまい、操縦者達が一斉に離れる。両者やや離れるが、ロボットパークチーム、旋回が続いているとジャッジされ、2-2に変わる。
 さあ、リング脇ぎりぎりまで行ったイエロートゥースが離れて戻る、離れた位置。ロボットパークがその場で旋回を続けている状況、動けない、スタンディングダウンがテンカウントとなり、イエロートゥースチームの勝利となりました。

 さて、ちょっとルールの競技が入ったあと、次の試合です。

一回戦第4試合
No.730 ガッテンダーAuto(sima) vs No.115 Metallic Fighter(森永)

 続いては鮮やかなイエロー、ガッテンダーオートとメタリックファイターの対決です。
 だいぶ深めに構えたガッテンダー、開始。のしのしと中央に寄っていくガッテンダー、スリップしたが、腰をひねって起き上がろうとするが、ガッテンダーが苦戦している。あれ、何か変な方向に足が出た。止まらない、
 あれ、またちょっと協議していたようですけども、結論としてガッテンダーが復帰できず、メタリックファイターの勝利となりました。

一回戦第5試合
No.822 HYUN MOORIM(REDTOOTH) vs No.820 NAM YESEONG(BLACKTOOTH)

 さて、ほぼほぼ同型機のように見える、レッドトゥースチームとブラックトゥースチームの対決です。ときどき思うんですけど、機体名と選手名、これ逆じゃないんでしょうかね。
 さて、中央に持って行った両者、どちらがどちらか早速わからなくなってきました。足の裏の色で認識するしか。黄色い足裏の青コーナー、ブラックトゥースチームが転落した。1-0。
 さて、このままの体勢から再開。リング脇へ歩いて行ったブラック、危ない位置から復帰した、移動しつつ相手を探す両者、後ろ、真後ろに相手を捕らえてすれ違った、やや離れた場所、レフェリーが試合を止める。レフェリーの判断で、両者イエローカードを出し、位置を変えて試合再開。
 両者真正面で向き合った状態に変えて、再開。お互い向きを変えて、接近した、相手を正面に捕らえたものの、距離を睨み合い、近付いていった、攻撃した、ブラックチームが腕を振り上げてファーストアタック、また離れていった。
 お互い離れた位置、リング脇ぎりぎりに行ったブラックが戻っていく。まだちょっと遠い距離。再び両者にイエローが出た。両者ダウンにより、2-1に変わる。
 密着寸前の距離にお互いを置いて、試合再開。近付いていった、横歩きで接近、背中合わせになっていった、旋回しているレッド。やや遠い距離に、離れていった。
 みたび両者にイエローを入れ、レフェリーが位置を変えて再開。だいぶ近い距離。残り19秒、再開。あー、これは、スリップ。ブラックの攻撃が入った感があるが、スリップになった。
 両者絡んだ状態で、止めて、の指示が出るが、ブラックの動作が止められない。ややこしい状況になりました。
 ええと、ブラックがスリップし、起き上がり中にレッドが攻撃したことでイエローカードを出す、というところで試合を止めたため、ブラックが止まっていいかどうか判断しているうちにテンカウントになってしまった、ということのようです。

 結論としてはブラックのダウンで3-2、レッドの勝利となりました。

一回戦第6試合
No.71 ヘリファルテ(神戸市立科学技術高校) vs No.242 assault(神戸市立科学技術高校)

 開始と同時に、突っ込んで行ったヘルファルテがスリップ、素早く復帰。しゃがんで腕をぐるりと回して、再び離脱していく。またスリップしてしまう。ちょっと足首の体勢がよくないか。
 アサルトは相手を探して旋回を続け、アサルトがスタンディングダウンを取られる。
 ヘリファルテも同じところをぐるぐる廻っているが、こちらもスタンディングダウンの判定に。両チーム、スタンディングダウンのカウントが進んでいく。
 スタンディングダウンでヘリファルテが2ダウン、アサルトがダウンに。このあとはこのまま両者どちらもスタンディングダウンでダウンが進み、これでヘリファルテの勝利となりました。

一回戦第7試合
No.817 KIM EUIJUN(BLACKTOOTH) vs No.813 CHO HYEONGCHAN(BLUETOOTH)

 こちらも再び同門対決。ええと、足裏が緑のほうがブラックトゥース。黒い方がブルートゥースです。複雑です。
 さあ、横歩きで接近して行くブルー、詰めていった、お、見つけているよいうな恰好でコーナーに追い詰めた、これは綺麗に入った! ひっくり返されたブラック、復帰中にリングアウト、これで1ダウン。1-0に。
 さあ、再開なのですが、ブルートゥースにもダウン中の相手に攻撃したとしてイエローカードが出る。
 再開、横向きに近付くブルー、離れた位置で構える。旋回しては場所を変えて、さらに捜索するブルー。ブラックが背後を見せた状態に。両者イエローとなり、これで1-1に。
 選手を近づけて、再開。さあ、いったん離れて、両者再び捜索にかかる。背中合わせに相手を探していく、背中合わせに徐々に接近して行く、両者にイエローカードが出て、2-1に変わって再開。
 残り60秒で再開。やや離れたブルー、リング際まで移動してきた、見つけられない、両者小刻みに移動しながら、それぞれリング脇の両端まで離れる。
 両者にイエローが出て、2-2に変わって再開。先程イエローが一枚多く出ているため、もう一度イエローが出たら、ブラックの敗退となります。
 近い距離に両者を寄せて、再開。密着した距離から、ぶつかっていった、両者スリップに。先に復帰したのはブルー、遅れてブラックが復帰。背中合わせで密着して、離れていった。ここで時間切れ。
 ダウンカウント数は2-2。この試合は延長戦となります。

 さて、ダウンカウント差は同一のため、2-2での延長戦。
 ただしイエローカードは累積しているため、次にイエローが出たら、ブラックの負けとなります。

 延長戦は2分のサドンデスマッチ。さて、調整がすぐに終わって開始です。
 見つけた、ブラック、背後から一撃、しかし凌いだ、離れていった両者、リング脇に追い詰めていった、正面、離れたブルー。再び膠着に入った。近付いていった。ブルーの攻撃、ブラックを弾いた、もう一発、ひっくり返したが、これはスリップ扱いに。
 ブルーが復帰したところに、後ろからブラックが一撃。これが入った。これでサドンデスは決着、赤コーナーの勝利となりました。

一回戦第8試合
No.114 コビス(ビスコ) vs No.495 キング・プニ(大阪産業大学 ぷに)

 さあ、一回戦最後の試合はコビスとキング・プニの対決。卓抜した操縦センスを持つ両者の対決、Autoではどのような試合になるでしょうか。
 試合前、ちょっとキング・プニが調整しています。なにかあったんでしょうか。なにかテープで貼っていましたが、キング・プニがリングに戻ってきました。さあ、試合開始です。

 開始。さあ、コビスがまっしぐらに突っ込んでいく、仕掛けたキング・プニ、スリップ。両者立ちあがった。下からばしばしと打ち上げにかかる両者、コビスが転倒、起き上がって、プニの背後を取った。プニがリング脇を捕らえようとしている、リング脇に向かって攻撃を仕掛けるプニ、あー、リングアウトしてしまった。1-0に変わる。
 さて、リング中央に両者を戻して再開。さあ、コビスが突っ込んだ、両者衝突してスリップ、これは、ぶつかったところでプニがダウンを奪う、しかし追撃にイエローカードが出た。1-1。プニががんがんと追い詰めていく、コビスからダウンを奪い、さらに止まらず追撃を入れていく。コビスが連続してダウンを奪われ2ダウン、転倒中のコビスに追撃を入れてイエローが3枚出たことにより、これで2-2に。

 ダウンカウントについてまたちょっと競技が入ったあと、試合再開。
 2-2で、再開。残り106秒。開始、コビスが突っ込んで行った、腕を掴んで引き倒したが、両者スリップ。先にプニが復帰、いったん離れた。スリップしたコビス、復帰できなかった、
 これで3ダウン。3-2、キングプニの勝利となりました。

 さて、ちょっと確認作業のあと、試合再開です。

準々決勝第1試合
No.906 HAM JIYUN(BLUETOOTH) vs No.701 RP.KIM, DONGHYEON(Robot Plant)

 いろいろと波乱の続いた一回戦が終わり、さて、ここから二回戦です。ロボットプラントチームは不戦勝で上がってきたので、この試合が初試合です。
 開始、さあ、徐々に移動して相手を探すブルーチーム、何かに対して攻撃を仕掛けている、その間にロボットプラネットチームが転落、1-0に。
 再開、ブルーがスリップ。復帰して、攻撃しつつ離れた、中央に持って行ったロボットプラネット、打ち上げた、やや打点がずれていた。
 見つけられていない、背後を向けた両者、探しているが見つけられていない。両者イエローが出て、近付いた状態での再開に。
 1-0での再開。開始、さあ、詰めていくロボットプラネット、徐々に詰めていく、近付いた、しかしカウンターをブルーが入れた。スピンして倒れたロボットプラント。1イエローが入り、2-1に変わる。
 リング脇ぎりぎりでの位置の取り合い、しかしロボットプラントが転落、3-1。これでブルーの勝利となりました。

準々決勝第2試合
No.815 HAM SIHOON(YELLOWTOOTH) vs No.115 Metallic Fighter(森永)

 続いてはピンクの足のイエロートゥース。対してはメタリックファイターが登場します。
 両者角度を慎重に決めて、開始。駆け寄った両者、背中合わせから、メタリックファイターが捜索している。
 攻撃、これを耐えたが、メタリックファイターが見つけられていない。攻撃がなかなか出せない両者。攻撃、腕を交互に出したメタリックファイター、のしかかるように打撃を出したイエロー、両者もろともに倒れた。これはノーカウント。
 リング脇ぎりぎりのイエロー、メタリックファイターが旋回しつつ相手を探す、後ろを取られた。あれ、メタリックファイター、スタンディングダウンを取られた、1-1に。
 さらにカウントが進むが、メタリックファイターが相手を発見できないまま、テンカウントになってしまう。
 KOにより、これでイエローの勝利となりました。

準々決勝第3試合
No.822 HYUN MOORIM(REDTOOTH) vs No.71 ヘリファルテ(神戸市立科学技術高校)

 まずはヘリファルテが盾を構えて、やや離れた位置に。ちょっと遠い距離の両者、近寄っていった、ヘリファルテが一撃、これでダウンを奪う。1-0。勢い余ってスリップしましたが、綺麗にダウンを奪う。
 1-0、下がっていったヘリファルテ、角度を変えて接近していく。お、下がった、レッドトゥースの攻撃を、下がってかわす。さあ、遠い距離、ヘリファルテが旋回し始める、ここでタイムを申請するヘリファルテ。
 ダウンカウントは1-1に変わって、2分の調整に入ります。ヘリファルテはセンサーの点検と調整を行っているようです。残り55秒、応急処置を行っている模様。設定を直し、残り5秒で復帰。試合再開です。
 さあ、正面に捕らえたヘリファルテ、ややそれたが、捕まえた、攻撃、先にレッドトゥースが打った、これでダウンに。2-1。
 遅れて一撃したヘリファルテ、ダウン中にリングアウトしてしまうが、これは有効にならない。2-1のまま。
 再開、残り88秒、斜めに近付いていく両者、やや離れたヘリファルテ、お、向き直った、横を向いた、すれちがった、ヘリファルテが円を描いて下がっていく、様子を伺う構え。近付いた、行ったが、ヘリファルテ、これは、下から打ってひっくり返した、復帰中にリングアウトし、これで3-1に。
 接戦となりましたが、ヘリファルテがリングアウトし、レッドトゥースの勝利となりました。

準々決勝第4試合
No.817 KIM EUIJUN(BLACKTOOTH) vs No.495 キング・プニ(大阪産業大学 ぷに)

 開始直後、プニが突っ込んでいく、中央で一回様子を見たあと、パンチを打ちながら突っ込んでいく、腕先のセンサーで相手を探し、打ち込んでいく、ブラックの攻撃、旋回して倒れた、1-0。追撃によりブラックにイエローが出る。
 再開、後ろからのプニが攻撃、当たらない、押し込んだ恰好で諸共にダウン。今度はプニにイエローが出る。ここでタイム。現状はスリップダウンなので、ここではタイムが有効となります。
 スコアが1-1に変わって、両者イエローが一枚ずつと言うイーブンに。ブラックトゥース、どうも足の部品が破損している模様。調整時間は刻々と減っていきます。
 さあ、1-1で再開です。プニが打ち込みつつ、接近する、捕まえた、打ち合いになった。プニがスリップ、これは入っていないと言う指示。
 再開、プニが再び打ちこみつつ接近、リング脇に立ったブラック、旋回を繰り返す、移動していく、プニがセンサーで相手を探す、やや離れた距離、見つけた、プニが打撃を繰り出しつつ接近して行く、腕を広げて相手を探す、見失ったか、打ち込んでいった、リングからブラックトゥースを撃ち落とした! 
 ダウンによりスコアが2-1に変わるが、プニが復帰できない。プニがタイムを申請し、2-2に変わる。電源回りを見直して、全体を点検したあと、さあリングに戻ってきた。再開です。
 開始、プニが腕先でサーチし中央に、プニが観客席に仕掛けてしまう、リング脇ぎりぎり、危険な位置から、戻って行った。
 残り10秒、ブラックがリング脇いで旋回している。プニがリング脇の危険な位置で復帰したところで、ここで時間切れ。
 2-2、この試合は延長戦となります。

 さあ延長戦、プニが打ち込んだ、近い、ブラックの攻撃、これは絡んだ、スリップになる。レフェリーが分けて再開。
 プニのセンサーが審査員席に反応してしまったか、両者、正反対の向きを向いてしまった。相手を見つけられていない両者、リングの両端に立っている、さあ、ブラックが徐々に寄り始めた、近くなった、プニが見つけた、パンチ、すれちがっていった。
 レフェリーが止め、近づけて再開。正面、かなり近い距離に置いて、再開。正面からぶつかった、プニがスリップ。ここでブラックが攻撃、スリップ状態の相手に攻撃を入れた、として、ブラックにイエローカードが出る!
 延長戦前からのイエローカードの累積により、ブラックが1ダウンに。これで決着、サドンデスはプニの勝利となりました。

 このまま続けて、準決勝2試合です。

準決勝第1試合
No.906 HAM JIYUN(BLUETOOTH) vs No.815 HAM SIHOON(YELLOWTOOTH)

 さて、イエロー選手はピンク色の足裏の機体。ブルーは青い足裏の機体です。
 両者まだ相手を見つけられていない、遠い距離で捜索する両者、だんだんとイエローが寄せていく。背中あわせの状態から、ブルーが一撃貰ってひっくり返るが、両者スリップに、さらにイエローが追撃、ブルーがリングから落ちる、これで1-0。
 レフェリーが両者を分けての再開。1-0から。あれ、ブルーが動かない、これはどうした、コントロールが利かなくなった。
 スタンディングダウンのジャッジで、レフェリーのカウントが進む、このままテンカウント、TKOによりイエロートゥースの勝利となりました。

準決勝第2試合
No.822 HYUN MOORIM(REDTOOTH) vs No.495 キング・プニ(大阪産業大学 ぷに)

 準決勝の第2試合、プニが捜索して突っ込んでいく。打撃を繰り出し、相手側へと移動してしまう。
 リング脇ぎりぎりまで行ってしまう、気合を入れられたプニが中央に戻ってきた。プニが審査員席に反応して、リングから駆け出してしまう。1-0に。
 再開、プニが突進する、倒した、これで1-1に変わる。
 さらにプニが追撃、2-1に変わる。復帰したところを捕まえて、一気に3ダウン! 最後はリングから転落して、3-1。
 速攻を決めて、プニの勝利。プニが決勝へ進出しました。

 このあとは10分の休憩のあと、三位決定戦、そして決勝戦です。

三位決定戦
No.906 HAM JIYUN(BLUETOOTH) vs No.822 HYUN MOORIM(REDTOOTH)"

 さあ、三位決定戦は韓国チーム同士の同門対決。青い足が赤コーナーのブルートゥース、赤い足が青コーナーのレッドトゥース。
 開始、両者距離を置いて…… あれ、タイム、タイムです。レッドチームがタイムを申請、1-0に変わる。あれ、早かった。あれ、スイッチが入らないか、大丈夫そうだ。1-0で再開というか試合開始です。
 お互い背後に相手を持った状態で、やや離れた距離、同時に攻撃を放つ、打撃をはさみながら接近するレッド。
 近付いていた、リング脇ぎりぎり、ブルーがリング脇で旋回する、近付いて言った、打ち合いに、正面に捕らえたレッドが打てなかった、お互い打撃を出してはいるが、相手のいない方に打っているといった雰囲気、お互い相手を見つけられていない、と言うことで、両者ワンイエローで、レフェリーが再配置。試合再開。
 さあ、1-0で再開。あれ、ブルーが動かない、ちょっと焦りましたが動いた。さあ、再び距離が開いた。背後に相手を取った状態で、お互い相手を見つけられない状況。背後に相手を置いた状況、移動はしているが見つけられない、向き直った。
 残り10秒、ここで時間切れ。
 1-0、タイムの差が決め手となり、ブルートゥースの勝利となりました。

決勝戦
No.815 HAM SIHOON(YELLOWTOOTH) vs No.495 キング・プニ(大阪産業大学 ぷに)

 さあ、続けて決勝戦。赤コーナーからイエロートゥースチーム、そして青コーナーからはキング・プニが登場です!
 なぜか審査員席がシステムダウンしていますが、ともかく試合開始。
 プニが突っ込んで行った、サーチしながら相手を探す、仕掛けて、離れた、プニがリング脇ぎりぎりまで行ってしまう。何を見つけたものか、攻撃を仕掛けて離れた。プニ、リングから足が半分ほど出ていたが、そこから戻っていった。相手を見つけて突っ込んだプニ、間合いが狭すぎて自分が倒れてしまう。
 再開、直後に発見し、一撃、これで1-0に。しかしプニ、今度は自陣にダッシュして突っ込んで行ってしまう。そのままリングアウト、1-1に。
 さあ、両者正面に構え直して、再開。突っ込んで行ったプニ、ちょっと遅れましたがイエローが避ける。まずはお互い相手を探す、プニが相手を探している、斜めに打撃、向きを直しにかかるが、プニがリング脇ぎりぎりにいった、リングアウトしてしまう! 2-1に変わる!
 さあ、2-1で仕切り直し、再開。開始、突っ込んでいくプニ、外れた。見つけられない、選手の方に向いていってしまう、これは、プニ、ほとんど足が出ている状況から復帰した、見つけた、向いていく、ややずれた、突っ込んでいきたいが、見つけられていない、残り10秒、角度を戻した、残り2秒、ここで時間切れ。
 2-1、これで決着! キング・プニを下し、イエロートゥース選手の勝利となりました!

 「昨日の夜、センサーが壊れてしまいまして」とぷにさん。「他の選手にセンサーを借りて、ここまでこられました。優勝はできませんでしたがここまで来られて、キング・プニよくやってくれました」と、準優勝キング・プニのぷにさんでした。
「去年はここで負けてしまったんですが、今年はここで勝てました。ありがとうございます」と、優勝のイエロートゥース選手でした。

 さあ、Autoはこれで終了!
 本日はこのあと、明日のLight、本戦の参加選手がコールされ、ROBO-ONE1日目、全試合終了となりました!

 このあとは表彰式です。

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