俺たちゃ高尾(山)に行った(☆)
新宿から京王線直通、中央線からも乗り換え直近と、抜群の交通アクセスの良さで大人気の高尾山。
アクセスの良さに加えて、ケーブルカーやリフトも含む選択肢の豊富さから、登山人口は世界一を誇るとか。ブラタモリでもそういえばそんなこと言っていた。この日は雨こそ降らなかったものの、もやがかかって眺望はいまひとつでしたが、それでも朝七時から登り初めて、誰かしらの人影を見ないことはない、と言うくらい、登山客は途切れませんでした。烏羽さんの話では、朝九時や十時にもなるとものすごい人で溢れるのだとか。どんだけなんだ。
登りは二番目くらいにきびしいルートと言う稲荷山コース。最初に一気に登ったあと、ところどころぬかるみが残る道を、登っては平地、登っては平地と言う感じで、一定の心拍を保って登っていきます。
木々の隙間からは白い靄が見えて、これ晴れてれば関東平野の方がちらちら見えるんだろうなあ、と思いつつ。バチをかぶるかかぶらないか、ぎりぎりの会話を交わしながら、もりもり、自分は休み休み、登っていきます。先月、大菩薩峠を登って下りては来たものの。人間、そんなに急に体力がつくわけがありません。いいですか、伊達に歳は取っていないのです。
最後の最後で、伏線も充分にきっつい階段を上りきった、休み休み、ところで、ようやく頂上に到着。
まあ眺めはこんなで。
晴れてると江ノ島まで見えるとか。
599m。あとちょっとで百の位が変わるのに、下駄を履かせないところが正直ですばらしい。いやほら、これに80cmくらいの台座を噛ませればですよ。「このモニュメントの高さ600m」って出来るわけじゃないですか。下駄を履かせるわけですよ。天狗だけに。掴み。
冒頭にも出ていましたが、あちらこちらには天狗のモニュメントがあります。高尾山は薬王院を擁する修験道の地、飯綱権現の領分。天狗のホームグラウンドであります。山頂から一号路を、薬王院を詣でるルートで下ってきたのですが、その途上、いろんなスタイルの天狗象がありまして非常に興味深かったですね。左右に烏天狗と鼻の長い天狗の像が並んでいるところなんかはほんとにもう。かと思うと、寄進されたとおぼしき八大童子の像がみちみちにあったり、八部衆竜王の像と十二神将のモニュメントが道を挟んで立っていたり。ありがたみのエレクトリカルパレードみたいな状態であります。
一号路は舗装されていて、時折ものすごいエンジン音を立てながら車が上ってくるような道なのですが、それはそれとして、足を踏み外したらガードレールまで転がり続けるような、えげつない斜面ではありました。なめてはいけない道のりです。
時折車が通るので、道端に避けてすれ違うのですが。一度など、ものすごい勢いでバックで斜面を車が登ってきて、そのままスイッチバックして登坂を前進していった光景を見かけました。ものすごく慣れた人と見た。
そんな感じで、登って詣でて降りてきて、しめてだいたい二時間弱…… くらいだったでしょうか。
駅で着換えて、靴を洗って。そのまま高尾山口駅から急行に乗りまして。精進落としと言うべきか、TRPGのセッションにそのまま向かったわけでして。
結局この土曜日は、登山して、セッションして、その合間に餃子とビールを嗜み、最終的に日本酒にありついて、終電間近で帰ったと言う。そんなフル稼働な土曜日だった次第でありました。
日曜日は一日ダウンしておりました。ちなみに。
過ぎたるは及ばざるが如しなので、どうせやるならおもいきりやるべき。と思った次第でありました。
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