【ロボットイベントレポート】第15回わんだほーろぼっとか~にばる観戦記【ボトルトラクション】
さて続いてはボトルトラクション、先程のスピードに続いて、こちらはパワーの競技。
籠に入れたペットボトルを引っ張って、2mのコースをプッシュもしくはプル。完走までのタイム、時間切れの場合は引っ張った距離を競う競技となります。
ポイントは二つ、運ぶペットボトルの本数は選手が選べるということ、そして引いているペットボトルは途中で減らしてもいいということ。増やすのは不可。
ロボットの性能と、選手の試合勘、その両方が問われる勝負となります。
なおボトルトラクションの殿堂入りルールでは、引いたペットボトルから2本引いてスコアを計算することになります。ただし一番重い1.5リットルのペットボトル、これは1本引いたら3本引いた計算になるんですが、このペットだけはペナルティの対象外となります。
ということで、試合開始です。
第1組 No.1 ワガラサウルス(網野) vs No.2 魔神皇帝(イガア ※殿堂入り)
さあ、最初はワガラサウルスと魔神皇帝の対決。ワガラサウルスは口に紐をくわえて引く構え、前後逆に構えます。魔神皇帝は押す構えでこちらも12本、ただし本数は2本減らしての計算となるため、10本計算となります。
さあ、ワガラサウルスが引こうと試みる、本数を減らして、少しずつですが動き出した。2本減らして12本に。ちょっとずつ減らしていきます、カイザーは足下から押して行く、一気に進んだワガラサウルス、現在は9本。中央を突破した、ここで時間切れに。
ワガラサウルス、161cmの9本、魔神皇帝は1m28の12本でした。ワガラサウルスは1449ポイント、皇帝は1536ポイントです。
第2組 No.3 メタリックファイター(森永 英一郎) vs No.4 クロムキッド(くぱぱ)
続いてはメタリックファイターとクロムキッド、フル格闘機体同士の対決。クロムキッドはくままさんが急遽操縦…… どうなんでしょう、いや、くぱぱさんの操縦に戻りました。
メタリックファイター森永さんは、競技初挑戦ということで9本でトライ。「あいつだけには負けたくないから」と網野さんの9本(ゴール時点)と同数での勝負。クロムの操縦はくぱぱさんで確定となったようです。本数は最大の12本。
さあ開始、兎跳びのような恰好で、ヒモを引いて進んでいくクロムキッド、メタリックファイターは膝で蹴るような恰好進んでいく、ゴール!クロムキッドあと少し、ゴール! メタリックファイターは2mに9本で1800ポイント、クロムキッドは2mに12本で、暫定一位の2400ポイントでした。
第3組 No.5 で・か~る(道楽、) vs No.6 TKU-05 わだつみ(なべ)
続いての勝負はでかーるとわだつみ。道楽、さんが詰め込めるだけ詰め込んでいます。つんのめった恰好で、かごの後ろに接地、押す構えででかーるが位置取る。わだつみは首にヒモを引っかけて引く構えます。本数はでかーるが12本、わだつみが8本。
さあ、でかーるが頭を使ってカゴを押して行く、激しく振動しながら、引きにかかるわだつみ、コースアウトした、審判が戻す、でかーるがネジを落としながらも押していく、一度止まりましたが、転び治して押す、ゴール。
でかーる完走、わだつみは転倒しつつも引いていきましたが51cmでの終了でした。51x6で306点。でかーるは2mx12本の2400ポイント。でかーるの勝利となりました。
第4組 No.7 コビス(ビスコ) vs No.8 雪風(シムカ ※殿堂入り)
さあ、雪風、ここで1.5lのペットボトルが出てきました! 雪風が1.5lを3本、いや6本入れました! 1.5lは台車も特別で転がりにくい仕様。ひさしぶりに見ました強力台車。
コビスは9本、雪風は1.5lを6本、実に18本相当……! これれは初めて見た気がしますが、うお、押している、動いている、確実に雪風が、かごの後ろから力を加えて、ぐいぐいと押して行く、1本ぎりぎりで減らしたが、ゴール! コビスもあともう少し、ゴールでした。
コビスは9本2mで1800ポイント、雪風はなんと強力で5本、これが3倍で完走のため、なんと3000ポイント! もちろん暫定一位、未踏の高得点となりました!
第5組 No.9 おふじゃんびぃZ(B作) vs No.10 ゴウライオー(コバ)
さて、続いてはおふじゃんびぃとゴウライオーの対決です! まずおふじゃんびぃは12本、ゴウライオーは5本でのトライ。
開始、押す構えのおふじゃんびぃ、小刻みな歩行で軽やかに押して行く、早い、そのままゴール! 一方でゴウライオーは腕にヒモを引っかけて引いていく、中盤、本数を減らした、コースを戻して、かごが転倒しかかりましたが、ゴール!
おふじゃんびぃは2m12本で2400ポイント、ゴウライオーは2本2m、300ポイントでした。
第6組 No.11 パナイヤ(平塚中等科学部) vs No.12 プロト1号(スプライタ)
さて次の対決、パナイヤはミニ缶でのトライになります。プロト1号は、こちらもミニ缶ですね。HMDで操縦のプロト1号は、1.5lペットをゴールに設置、これを目標に見立てての出走。負荷はいずれも缶4つです。
さあ、中盤まで持って行ったプロト1号、まだ押せていないのはパナイヤ、中盤で止まったプロト、残り10秒、ここで時間切れ。パナイヤは何かトラブルが起きていたようでした。
パナイヤは14x4で56ポイント、プロト1号あは196cmで4本、784でした。
第7組 No.13 軽王丸(GARU) vs No.14 じゃこまる(ロボット芸人高橋ちゃん)
さて、続いての登場は軽王丸とじゃこまる。軽王丸は前後逆に後ろから押す構え、じゃこまるは正面へ押す構えです。軽王丸は缶6本、じゃこまるはペットボトル6本です。
踵で押していく軽王丸、じゃこまるは本数を減らして一気にけり進む、後ろ向きに押した軽王丸も加速しつつゴール。
じゃこまるは2m1本で200ポイント、軽王丸は2m、6本で1200ポイントでした。
第8組 No.15 鏑(かぶら)(mota(もた)) vs No.16 ヘリオス(津野)
続いての勝負、鏑はペット1本での構え、ヘリオスは缶6本でのトライ。
いきなり倒れた鏑、復帰して膝で蹴りながら進んでいく。かごを蹴り倒しそうになれいながらも、鏑が押して行く。続いてヘリオスもゴール。
両者完走、鏑は200ポイント、ヘリオス1200ポインでした。
第9組 No.17 MANOI AT-01改「イグリール」(ゆうた) vs No.18 SHIELD Xero(SHIELD Works)
さあ、ふたたびイグリール登場。慎重にアニメイダーさんが機体とカゴの取り付けを実施、アニメイダーさんがスタートラインから飛んでいって調整にかかります。
本数の宣言、イグリールは1本、シールドゼロは2本です。開始、「黒いレバーを手前に引く!」と息子さんに指示を飛ばすアニメイダーさん、イグリールまだ動かない。
その間、腰にヒモを引っかけたシールドゼロが着実に引いていく。「動かないぞ!」「動かない? ちょっとまって」と言われているうち、審判がイグリールをすっと動かして、同時に時間切れ。61cm、シールドゼロは92cm。
イグリールが61ポイント、シールドゼロが184ポイントでした。
第10組 No.19 たかろぼZERO(ぜろ)(原毅(はらたかし)) vs No.20 うひゃっひゃほよ(ゴンタ)
さあ、ボトルトラクション最後の対決。たかろぼとうひゃっひゃほよの対決。こちらもショート缶での対決ですね。たかろぼは2本、うひゃっひゃほよは6本でのチャレンジです。
さて、開始……「終了です」 タイマーがリセットされていなかったようです。
仕切り直して、スタート。たかろぼが腰で引く構えで、腰にカゴを引っかけてスムーズに引き、そのままゴール。12本。
一方のうひゃっひゃほよは苦戦している、中盤に持って来たところで時間切れ。121cmに5本、たかろぼは400ポイント、うひゃっひゃほよは最終5本なので、605ポイントでした。
さて、この次は、組を変更して第三競技・サイコロシュート。
15分の休憩のあと、14時30分から再開となります。
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