【ロボットイベントレポート】第15回わんだほーろぼっとか~にばる観戦記【ダッシュ2000】
さて、第一競技はダッシュ2000。
ロボットが2台ずつ、1m先にコーンを回って折返し、雪と帰りで2mをダッシュして、タイムを競う、まずは基本中の基本、歩く性能を競う競技です。
ちなみに今回、数回の優勝経験を持つ選手が一部参加していますが、殿堂入りとなっているそれらの皆さんは、予選の各競技にはハンデありでの参加となります。このダッシュ2000の場合、走行距離が2倍となります。
第一組、とてもダイナミックで魔神なデザインの魔神皇帝と、網野さん久々の新造となる新型機、恐竜型ロボットのワガラザウルスの対決からスタート。
橙色の和紙で外皮を飾り、背びれの藍色とのコントラストが美しいワガラザウルス。完成したばかりで歩行にはまだそれほど、と言うことですが、どうなりますでしょうか。
さあ、ここで配信の準備が整ったようです。
いしかわさんから競技概略の説明が行われた後、さあ、いよいよダッシュ2000の開始です。
第1組 No.1 ワガラサウルス(網野) vs No.2 魔神皇帝(イガア ※殿堂入り)
さあ、大変長らくお待たせいたしましたが。第一組、ワガラサウルスと魔神皇帝の対決です!
開始、同時に出た両者、スピードはほぼ同じくらい、皇帝がコースから逸れましたが戻して、バックでまず一週。ワガラサウルスが戻ってきたところと鉢合わせる、入れ替わって、ワガラが先に戻ってきました。ゴール、37秒03。続いて皇帝が2週目のゴール、41秒03でした。
ワガラサウルス、口を開くと、中には送風機となるダクテッドファンがついています。完走したあと首とファンを回し、回りに風を送るデモで終了となりました。
第2組 No.3 メタリックファイター(森永 英一郎) vs No.4 クロムキッド(くぱぱ)
さあ、続いては、これは豪華なカード、メタリックファイターとクロムキッドの対決です! 決勝トーナメントでもおかしくない対戦カードが、予選のダッシュで成立です。
早い、クロムキッドが一気に回って行く、メタリックファイターが転倒しつつも走り抜ける、最後はコースがクロスしつつのゴール。遅れたメタリックファイターが15秒72でした。
第3組 No.5 で・か~る(道楽、) vs No.6 TKU-05 わだつみ(なべ)
続いては、ガウォーク形態持ちこと変形ダッシャー・でかーると、前回王者わだつみの対決です。
スタートでかーるが後ろに転ぶ、わだつみがつんのめって転倒、ちょっと起き上がりが変な感じでしたが、復帰しました、わだつみが小刻みなジャンプで、高速旋回しつつターン、向きを戻しながらゴールを目指す、進路妨害していた恰好のでかーる、足が変な角度になっている、なんとかコースに戻ったが、苦戦している、審判が介入して向きを変えていく、まだ回ってない、と言う判断。
審判がそっとコーンを動かして、これででかーる回った、コースを大きく曲がりつつゴール。1分25秒75。わだつみ35秒06でした。
第4組 No.7 コビス(ビスコ) vs No.8 雪風(シムカ ※殿堂入り)
続いての登場は第二の殿堂入り、雪風登場。
早い、スタートと同時に滑るようにスタート、そのままなめらかにゴール。二週目にそのまま取りかかる。二週目、コビスにやや遅れてゴール。コビスは19秒53でした。
第5組 No.9 おふじゃんびぃZ(B作) vs No.10 ゴウライオー(コバ)
ゴウライオー、足のサーボを交換中と言うことで、この組み合わせは後廻しに。
第6組 No.11 パナイヤ(平塚中等科学部) vs No.12 プロト1号(スプライタ)
順番を変えて続いては学生さんチーム、正確には中学校科学部チームのオリジナル機パナイヤ。対するはスプライタさん製作、カメラ搭載の機体プロト1号。操縦者はHMDを装着し、ロボットの視点で操縦します。
さあ一歩踏み出して立ち止まったプロト1号、対するパナイヤはスタート地点、角度をその場で変えようとする、旋回を試みますが、なかなかうまくいかない、胴体を大きくひねって角度を変えようと試みている。
そのあいだにプロト1号がコース中盤まで進んでいった、首を傾けてコーンを探す、逆側のコースに入っていった。
ちょっとHMDをずらして状況を確認する、プロト1号スプライタさん。パナイヤは後方に転倒してしまい、部品が取れてしまう。さあ、見守っていた審判が介入、神の手顕現でコースを回ったものの、転倒した拍子にバッテリが飛び出てしまう、
プロト1号、先にゴール。パナイヤが…… あー、神の手でだいぶ移動してゴールでした。2分46秒、プロト1号は2分19秒でした。
第7組 No.13 軽王丸(GARU) vs No.14 じゃこまる(ロボット芸人高橋ちゃん)
今度はKHR-3対決、気のせいか名前もちょっと似ている、軽王丸とじゃこまるの対決です。
まず飛び出たのはじゃこまる、コースを大きくそれつつも、軽王丸もくるりと回って行った、ちょっとコースアウトしかかりながらも横歩きで戻す。
両者ほとんど同時にゴール。軽王丸16秒82。じゃこまる17秒02。僅差で軽王丸の勝利となりました。
第8組 No.15 鏑(かぶら)(mota(もた)) vs No.16 ヘリオス(津野)
続いては鏑とヘリオスの対決。ヘリオスは細いフレームの組み合わさった、シャープな印象の機体です。と、ちょっとヘリオスがバッテリ交換に。
さあ、交換終わりました。開始、ヘリオスが横に飛び出た、転倒してからころりと起き上がる。
鏑は安定感を持って走り抜け、20秒57。遅れてヘリオスがゴール、30秒05でした。
第9組 No.17 MANOI AT-01改「イグリール」(ゆうた) vs No.18 SHIELD Xero(SHIELD Works)
さあ、ラスト二組…… 解説のアニメイダー柳さんがコースに入り、機体を調整、一方解説席で息子さんが操縦の構えに入ります。解説席に発生した操縦席に注目が集まりますが、ともあれイグリールとシールドゼロの対決です。
現在イグリールのコントローラの起動待ち。あっと、シールドゼロの方もトラブルの様子。どちらも無線トラブルのようです。イグリールは動いたようですが、シールドゼロはまだ無線が通じていないようです。
「こうしている間もどんどん私のロボットの電池はなくなっていくのです」と、コース上のスタートラインで解説するアニメイダーさん。シールドゼロも動きました。
競技開始、ダッシュ、つんのめって前に転倒するシールドゼロ、右腕に大きな盾を備えた恰好のゼロ、これは逆関節ですね。前につんのめりつつも進んでいく。
一方のイグリール、フィールドからアニメイダーさんが「黒いボタン!」「四角いボタン!」と指示を飛ばし、息子さんが解説席で操縦して、ロボットが動く流れ。倒れそうに倒れそうに一歩一歩歩いていきます、ジャッジのいしかわさんが倒れないようにちょっと遠くに構えて身構えつつ、さてゴール。51秒04、1分50秒ちょっとでした。
第10組 No.19 たかろぼZERO(ぜろ)(原毅(はらたかし)) vs No.20 うひゃっひゃほよ(ゴンタ)
さあ、ちょっと到着が遅れぎりぎりの到着となったはらたかさんのたかろぼ、対するはゴンタさんの…… えー、うひゃっひゃほよとの対決です。どういう意味なんでしょう。うひゃっひゃほよ。
あれ、との声とともにゴンタさんが控え席に。どうも無線コントローラーが混戦しているようです。あ、動いたようです。動いた。
さあ、腕をくねらせながら、たかろぼが先に出た。横歩きで回って行くひゃほよ。回り込んだ、逆に進んでしまう、たかろぼは自力で復帰、その間にひゃほよが先にゴール。
たかろぼは横歩きに切り替え、あれ、と言う声が飛ぶ、審判がくるりと回して、そのまま前進してゴール。38秒06、1分07秒47でした。勝者はうひゃっひゃほよでした。
第5組 No.9 おふじゃんびぃZ(B作) vs No.10 ゴウライオー(コバ)
さて、さきほど飛ばしたこの対決がラストです。背中に備えた剣を抜いて振り回すデモを繰り出すおふじゃんびぃ、六本腕のゴウライオーとの対決です。ゴウライオーは先程まで足の調子がよくありませんでしたが、どうでしょうか。
スタート、危なげない歩行で進んでいくおふじゃんびぃ、ゴウライオーは転倒しつつ、コーンを回るところまで行ったが、やはり左足がうまく機能していない。その場で跳ねたあと、左足から崩れてしまう、転びながらも進んでいく、あと少し、仰向けに倒れた、転倒しつつも、なんとかゴール。
両者のタイム、27秒21、1分13秒07でした。
これで第一競技はすべて終了。
続いては第二競技、ボトルトラクション。13時30分から再開となります。
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