夜とビールと博物館、メンバーシップパスポート。(☆)
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ジャズが流れる夜の博物館は、想像以上に浮世離れした不思議な光景でした。
蒸し暑い昼の熱気もほどよく風に流れていき、まあビールのおいしいことおいしいこと。
そんなわけで。先週から狙っていたトーハクBEER NIGHTに行ってきました、と言うお話です。
平日金曜日、仕事上がりにまんまと残業してから行ったもので、到着したのは午後八時過ぎ。
BEER NIGHTの終了時間は閉館時間に準じるので、終了時間は夜九時。まあ残り一時間を切った段階なので、食べるものもいろいろ売り切れです。
会場は正門を入ってすぐの庭園。正面に本館、右手に東洋館、そして左手には表慶館。どの建物もライトアップされていますが、やはりまあ趣があるのは本館と表慶館でしょうか。テーブル席が増設されているほかは、普段からあるベンチに芝生が一部開放されており、皆さん芝生にも入ってピクニックのてい。
食事はといえば、普段1、2台展開しているフードトラックが6台ほど展開。フードメニューのほかに、国宝が出土した土地にちなむクラフトビールをボトルで販売しております。新潟スワンレイクビールは火焔式土器、とそういう寸法ですね。写真でピンボケしてる紙コップはビールのおまけです。火焔式土器柄。
なにぶん時間が時間なもので、フードも売り切れが多くなっていて、行列もやや長くなっておりました。このへんはおつまみか軽食と言う感じで捉えていきましょう。ジャークチキンおいしゅうございました。
さてこのイベント、博物館の敷地の中でやっているので、当然のことながら入場料が必要です。
そこを踏まえて先週、上野に行ってきまして。イベントに先立って、年間パスポートを更新してきた次第であります。
国立博物館の年間パスポート、正確にはメンバーズプレミアムパスと言う名前。種類的には二種類あり、東京国立博物館限定のメンバーズプレミアムパスと、京都、奈良、九州と共通の4館共通パスの二種類があります。
このメンバーズパス、更新するのは2年ぶりなのですが、1年間保留にしていたのは、ものぐさ以外にも理由がありました。
と言うのは、この年間パスポート、去年2017年の4月に内容が改定されて、内容がだいぶ変わったからなのでした。
主だった変更は価格(4100円から5000円)と、特別展の鑑賞の回数と方法。改定前は「本人のみ、年6回、特別展ひとつにつき1回」だったのが、改定後は「鑑賞券4枚(誰でも利用可能、年4回、特別展ひとつにつき何回でもOK)」になります。
これに伴ってカードそのものも、二つ折の厚紙から、ちょうどテレホンカードみたいな薄いプラスチックのカードに。それと別途、鑑賞券4枚に変更になりました。以前はなんていうか、逆ポイントカードみたいな感じで。パスポートを提示すると印鑑が押されて、それで鑑賞しました、と言うかんじで、言わば使用済みになっておりました。
さて、お値段と特別展の回数だけ見ると、なんだかちょっと損したような気分になりますが。これまでですと、一人で行く分には便利ですが、柔軟に運用するのが難しかった面はありました。たとえば、同一の特別展で展示替えがあっても、二回目を見に行くときには別途チケットを購入する必要があったのです。
しかしチケット形式になったことで、たとえば他の人と一緒に行くときにも使えるようになり、運用の柔軟性が大きく上がりました。購入時の4回を使い切ってしまっても、追加分を購入する際に団体料金で購入できる、と言う特典も、積み重ねると地味に効いてくる感あります。
まあ、そもそも旧特典を使い切ろうと思ったら、特別展を年6回やってもらって(必ずやると言うわけではありません)、それを全部見に行かないといけません。そのへん考えれば、このくらいがほどよいのかも知れません。
春には桜、秋には紅葉。庭園が綺麗なのも国立博物館の魅力のひとつ。それにくわえて、殷の青銅器とガンダーラの仏像がいつでも見られるとなれば、これは一種の心の安定剤と言ってもいいでしょう。
そんなわけで。年パスを更新して、ビール飲んできましたって、そういうお話でありました。
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