【ロボットイベントレポート】ROBO-ONE関東認定大会inロボフェス2018観戦記【一回戦】
暦の上ではもう9月、もはや残暑と言っていいでしょう。とはいえまだだいぶ蒸し暑い中。久しぶりに、ぶらぶらやってきましたのはパシフィコ横浜。
本日2018年9月1日。こちら、パシフィコ横浜内で行われるロボットイベント・ロボフェス2018内にて行われる、ROBO-ONE関東認定大会、バトルトーナメントを観戦しに参りました。
すでに今月に開催が迫ったROBO-ONE本戦に照準を合わせ、皆さん決勝進出の認定権を求めての最後の追い込みの構え。本日の参加者は総勢17体。いよいよ大会開始です。
一回戦第1試合
No.16 ナルカミ vs No.17 テンペストディザスター
まずは第一試合なのですが…… テンペストディザスター、いきなり動作しなくなってしまったとのこと。
一回戦はナルカミの不戦勝となりました。
一回戦第2試合
No.2 で・か~る vs No.15 Speranza
さあ、第一試合です。早速の登場は優勝経験者エスペランツァ。すでに半分折れ曲がって準備万端、でかーるとの対決からスタートです。
開始、でかーるが曲がった体勢のまま詰めていく、エスペランツァが打ち上げにかかるが、姿勢が低すぎるでかーる、引っかからない、これは意外と良い勝負になっている。逆側に折れ曲がりなおしたでかーる、飛びかかるが、これはスリップに。
位置を取り直す両者、打ち上げるエスペランツァ、これはスリップに。今度はうまい、肩口をはじいた。でかーるが転がる、これで1-0に。
再開、下から押すでかーる、弾き上げようとするエスペランツァだが、うまく捕まえられない。スリップ、離れた。あー、これは綺麗に転がした。でかーるがころんと転がって2-0に。
低い姿勢で近付いたでかーるが吹っ飛ばされるが、エスペランツァも屈んでしまった、攻撃側が倒れてしまったため、これはスリップに。
最後は、これはうまい。頭を弾いて転がし、3ダウン。3-0、エスペランツァの勝利となりました。
一回戦第3試合
No.6 クロムキッド vs No.10 ヴァーミリオン
続いての登場はヴァーミリオン、その名の通り真っ赤なフレームは健在です。腕先がまた大きくなってきているような。対するはクロムキッド、姿勢がだいぶ後ろに寄っている感じ。
開始、様子を伺う両者、両者、徐々に詰めていく。クロムが腕を伸ばす、両者腕先ぎりぎりで掴めない距離で牽制を打ち合う、ヴァーミリオン、スリップ。あれ、クロムも転倒してしまった。
起き上がれるか、リング脇ぎりぎり、だめだ落ちた、クロムがリングアウト、これで1-0に。
再開、クロムが詰める、打点の低い打ち上げ、まだちょっと遠い。ヴァーミリオンが仕掛け、そのままスリップ。
再開、クロムが駆け寄った、これは、腿のあたりにうまく入った、クロムが後ろに倒れて、これで2-0に。
その場ジャンプを繰り出すクロム、掴みでヴァーミロンが攻めていく、これは、クロム、攻撃をかわした位置からそのまま前転廻し蹴り! これはヒットしたが、ヴァーミリオンの姿勢がすでに崩れていた、と言うことで判定はスリップに。
ヴァーミリオンの仕掛けを、クロムがしゃがんで凌ぐ、その場ジャンプ、ちょっと起き上がりに苦労したが、復帰。
残り30秒、ヴァーミリオンがスリップ。どうだ、クロムが再び前転蹴り、しかしヴァーミリオンが撃ち落とした、これはノーカウントに。
残り10秒、クロムが起き上がりに苦労している、カウントが進む、あー、腕がおかしいか、起き上がれない、クロム起き上がれない。これでテンカウント。
クロムTKO、ヴァーミリオンの勝利となりました。
一回戦第4試合
No.5 コビス vs No.9 煉
つぎつぎと優勝候補が出てきます。続いての登場はコビス、煉との対決です。
さあ開始、煉、左右に移動しつつ詰めていく。コビスは下がり気味に待ちかまえる、仕掛けた煉、これは前転蹴りでしょうか、届かなかった、有効にならない。
下からの突き上げてで詰めるコビス、煉が仕掛けた、これは届かない、煉が攻め入るが、有効打が出せない。コビスが横歩きで詰めていく、これはスリップ、いやな位置で転倒してしまった。しかしすんなりと復帰。あ、煉が仕掛けた、凌ぐコビス。
煉がのしかかるような攻撃、これは有効打にはならないが、コビスの足がリングから出てしまった、しかしここでコビスが前転、そこから起き上がる! リングアウトの危機から脱出したコビス、しかしスコアは0-0のままだ、
掴みにかかったコビス、しかしこれも抜けた、まだスコアは0-0のまま。残り30秒、腕を掴んで、転がしにいったコビス、しかし掴みが抜けてしまった。
コビスが中央に戻し、睨み合い、残り10秒、コビスが詰め込んだ、投げ、これは当たりきらなかった、ここで時間終了!
0-0のまま時間終了、この試合、延長戦に入ります。
2分のインターバルのあと、延長戦。延長戦は1ダウン決着のサドンデスルール。
コビス側はバッテリの交換でしょうか。ネジを締め直して煉も調整します。
さて、延長。開始、待ちかまえる両者、中央に煉が持っていく、コビスは待つ。煉が詰めていった、まだちょっと遠い。
コビスが押した、煉の攻撃、これを凌ぐ。スリップした煉。再開、競り合いだがスリップ、リング脇ぎりぎりでコビスが転倒するが、これは復帰した。
再開、煉が近付くが後方にスリップ。腰に打撃を入れるコビス、しかし崩れない。競り合い。煉が詰めていった、打撃、煉の打撃を、コビスが弾き返した!
延長戦はこれで決着。1-0、コビスの勝利となりました!
一回戦第5試合
No.3 わだつみ vs No.14 アルデバラン
続いての対決は、アルデバランとわだつみの登場です。
さあ、アルデバランがまず中央、わだつみが横を向いて詰めていく。近付いた、接触、アルデバランの打撃の隙を、わだつみが崩した、1-0。しかし直後にアルデバランが逆襲で崩して、1-1に。
アルデバランが両腕突きで押し込むが、自分も崩れた、これはスリップに。横歩きで接近して仕掛ける、攻撃の隙を崩すが、これもスリップに。近い距離、正面を向いての戦いになる。倒れた拍子にアルデバランが両足蹴りを繰り出し、わだつみが薙ぎ倒されるが、これはどういうジャッジになるのか。時計を止めての判定タイムになりますが、これは攻撃ではなく偶然である、と言う判定に。1-1で続行です。
開始からわだつみが仕掛けた、のしかかった蹴り、アルデバランの胴体にわだつみの両足が乗り…… 止まって…… 崩した!
これで一気に2カウント、3-1でわだつみの勝利となりました!
一回戦第6試合
No.4 メタリックファイター vs No.13 REDUCTION
メタリックファイターはここで登場! 対するはリダクション、これはまた大きな機体ですね。
横に大きくリングを使うリダクション、メタリックファイターが仕掛ける、これはスリップ。大きく位置を変えていくリダクション、回り込みにかかる。メタリックファイターはリング中央で待ちかまえる構えだが、狙いを絞らせない。ファイトの指示が飛ぶ。回り込んで徐々に詰めるリダクション、まだ仕掛けていかない。リング脇ぎりぎりまで下がった。大きい機体だが軽快な動作。
詰めた、中央、両腕パンチ、メタリックファイターがしのいだ、大きく蹴り、のしかかっていった、前転蹴りから両足で捕らえにかかる、カニ挟みの構えだが、捕まえ損ねてしまう、0-0のまま。
メタリックファイターの仕掛け、捕まえられない、大きく左右に機体を振るリダクション。捕えた、打ち合いに変わる、スリップするメタリックファイター、これで2分経過。
メタリックファイターが追いかけに行った、回り込みかかるリダクション、両腕パンチを打った隙を捕まえたが、これはスリップ。0-0のままだ。
有効打が出ない両者、打ち合い、両者スリップに。復帰、回り込みにかかるリダクション、投げにかかるメタリックファイター、ちょっと遠かった。
0-0のまま時間終了、しかし、あれ、これはどうした、メタリックファイターが復帰できない…… いや、戻った。戻れました。復帰したメタリックファイター、再び延長戦となります。
2分のインターバルのあと、サドンデスの延長戦となります。
さあ、両者調整が早めに終わった、延長戦です。開始、メタリックファイターがのしのしと詰める、回り込みにかかるリダクション、大きく回りながら、まだ遠い、突っ込んだところにメタリックファイターが仕掛ける、これはスリップに。
リダクションの突撃に重ねるが、これもスリップ、突き、弾いた、これは、今度は上手く重ねた、リダクションの突進に、メタリックファイターが打撃を合わせ、これでサドンデス決着! メタリックファイターの勝利となりました。
一回戦第7試合
No.7 ガルー vs No.12 automo08
さあ、これも楽しみな試合だ。オートモ08とガルーの対決! ちょっとガルーが調整していましたが、いけそうです。
開始、ガルーがつんのめった、オートモが牽制しつつ待ちかまえる、ガルーが仕掛けた、オートモがスリップ、あれ、ちょっと後ろに転がってしまったが、大丈夫そうだ。
再開。ガルーが横突きで詰めていく、オートモがかわす、しかしこれは、ガルーが膝を捕らえて転がした、1-0に。
さあ再開、睨み合い。ガルーが詰めていった、近い、両者仕掛けた、これはどちらも有効ではないとして、スリップに。
さあ、オートモが大きく回り込んだ、しかし勢い余ってつんのめる、打ち上げつつ接近、ガルーが低い打撃で待ち構える。オートモ、スリップ。
睨み合いから、打ち上げに行ったオートモ、ガルーが弾く、スリップに。オートモが仕掛ける、ガルーがカウンターを狙う、反撃でガルーが一瞬浮くが、どしんと落ちて安定した。
ガルーがリング脇に追い込まれた状況だが、カウンター、ダウンを奪った、2-0に。
オートモが連打で押し込んで行く、ガルーが起き上がった。ちょっとよろけたら、危ない。残り30秒、ガルーが横歩きから打ち込む、下からの打撃で詰めるが、最後はスリップしたところで時間切れ。ガルーが無事に起き上がった。
カウントは2-0。この試合、ガルーの勝利となりました。
一回戦第8試合
No.8 Typerion vs No.11 ナスカ
さあ、一回線最後の試合はタイペリオンとナスカの対決。タイペリオン、なんかくねくね動いています。
ナスカが突進からスリップ、離れて、の指示がレフェリーから跳ぶ、ナスカが再び突進、つんのめってスリップ。タイペリオンが軽やかな動きで、突き上げから姿勢を落とす、ナスカが打撃で一瞬浮くが、素早く姿勢を落として安定を戻した。
睨み合いになった、ナスカの突き、タイペリオンが突き込んでいった勢いでネジが跳ぶ、ナスカが位置を動かしつつ、あれ、どうした、ナスカがしゃがんだまま起き上がれなくなった。様子がおかしい、どうしたんでしょう。タイムだ、無線が切れたんでしょうか、ナスカがタイムを申請。これで1-0に変わる。
ナスカが調整している間、タイペリオン側もちょっとバックヤードに移動。リング上にロボットだけが転がっている状況。タイペリオン側からナスカに部品の提供が行われたようです。残り30秒から基板の交換にかかるナスカでしたが、ここでリタイアの申請。さすがにこの時間内での修理は不可能ということで、TKOに。
この試合はタイペリオンの勝利となりました。
一回戦第9試合
No.1 ハードラックス vs No.16 ナルカミ
さあ、一回線最後おn試合、ハードラックスが待ちかまえるが、開始とほぼ同時にナルカミが後方に転落してしまう、リングアウト、1-0。あれ、ナルカミが起き上がれない。転落してしまう、2-0に。
レフェリーが時間を止めて、ナルカミが歩行チェックに入ります。どうしたんでしょう、続行可能という判断に。2-0で再開します。
睨み合い、ハードラックスがやや遠い距離で待ち構える。ナルカミがリング脇ぎりぎり、危ない位置だが、あー、転倒した、これは、そのまま転落してしまった!
3場外でナルカミ、転落。なにもしないで勝ってしまった、とハードラックス。
これで1回戦はすべて終了しました。
このあとは10分置いて、2時から二回戦となります。
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