【ロボットイベントレポート】ロボットプロレスできんのか!40 in maker faire tokyo2019観戦記【二日目】
続く酷暑の八月初頭。本日8月4日はmaker faire二日目です。
昨日と同じロボティクスブースにて、13時より第一回公演開始となります。見逃した公開リハーサルを覗けば、本日第一回目の公演ですが、お客様はすでに二十重に取り囲む勢い。もうすぐです。
さてオープニング。リング上には流血仮面が前説として登場。会場に諸注意が行われます。
第一回公演(13:00-)
第一試合
ブルーサンダー vs 流血仮面
さて一番手として登場したのは、頭に大型のフラッシュを搭載したブルーサンダー。対するは溜めて溜めての登場の流血仮面。黒うさぎ・ねぎたのレフェリーで試合…… あれ?
ここで運営より会場の諸注意。火薬・火器の使用の禁止が宣言されます。クラッカー装備のサンダーエクスキューションが会場の都合で禁じ手に。しかしブルーサンダーに備えあり、そのための、新必殺技が頭のフラッシュのようです。
流血仮面、観客席に対して拍手のお礼に余念がない。その間に、ブルーサンダーが背後から接近してくる。背後からの蹴りですが、しかしブルーサンダーが蹴りで転倒してしまう。
ようやく振り返り、ローキックで牽制する流血仮面、ブルーサンダーをリング中央まで押し戻す。睨み合い、胸を反らしたブルーサンダーに、流血仮面が逆水平チョップ、連打、二発、三発目で堪えていたブルーサンダーが倒れる。
倒れたブルーサンダーに、流血仮面が力を溜めて溜めて、流血エルボー垂直落下!
気を良くした流血仮面、観客アピールに余念のないあいだ、頭を光らせつつ、ブルーサンダーが復帰。ちょっと打点がずれてしまったが、兎跳びからの体当たり、サンダースピアーで突進をかける。かすめた程度の当たりだったが、流血仮面がダウン、カウント8で復帰する。
さあ、いろいろありましたが、睨み合いとなった両者。距離を取って、左右に地味に移動していく。その間にブルーサンダーが必殺技の構えから、頭のフラッシュを連続して炊いた!
両者ノックダウンから、カウント7で流血仮面が復帰。ここから再度のフラッシュ……………… ここで試合が一旦停止。妙にエモーショナルな音楽とともに。会場内のモニタに「バッテリが切れた……」のブルーサンダーのモノローグが。
結局、二発目のフラッシュとともに両者が後方にノックダウン。このまま3カウントで両者ノックアウト、この試合は勝者無しとなりました。
第二試合
レイナ vs メタリックファイター
さて、続いては早速メインイベント。まずレイナがリングに登場。続いてはベルトを胴体に巻いて、メタリックファイターの登場です。
レフェリーは白うさぎのまねぎに交代、チャンピオンベルトの返還が行われたあと。レイナが軽く挑発する中、試合開始です。
打ち上げるレイナ、メタリックファイターに密着して投げ倒した。今度は接近したメタリックファイターがレイナを投げ返す。
さあ、応酬から、位置の取り合いに切り替えた両者、下段から打ち上げてメタリックファイターが連打、やや距離を開いて、レイナが左右に打ち込みつつ接近する。決まりきらなかったが、巻き込まれて投げ倒されたメタリックファイター。ガードを固める、守りに入ったが、そのままへたりこんでしまった。
メタリックファイターが前転、回転蹴りからしゃがみ込み、姿勢を落としたままの試合の攻勢に切り替える。レイナの足への攻撃を繰り返すメタリックファイター、しかしレイナにがら空きの後頭部を狙われた。
パンチの連打で頭を抱えているメタリックファイター。ばたばたしている。レイナが背後に戻ったところに、後転廻し蹴りをぶつけにいったメタリックファイター。レイナが後方に倒れ、ふらついて復帰したところにメタリックファイターが拍手を要求! そのまま前に一回転、浴びせ蹴りを胸板に当てた!
レイナがカウント7で復帰。お互い位置の取り合いに変わる、背後を取ったメタリックファイター、投げの構えに入ろうとする、頭突きから再度位置を取り直し、メタリックファイターが持ち上げ投げにかかるが、苦しんでいる、持ち上げ切れない、これは、レイナが脱出、急所掴みで脱出したあと、後方を取り直して、一気に投げた!
両者ノックダウンから、復帰しようとする両者、メタリックファイターが、カウント9でレイナが復帰! この状況下からメタリックファイターが拍手を要求し、メタリックファイター、そこから一回転、足で掴んで蟹挟み!
立ち上がりに苦しんでいたレイナ、カウント9でぎりぎり復帰したかと見えたが、そのままぐたりと落下。そのままカウント10、メタリックファイターの勝利となりました!
二時間間隔で行われます今回の公演。
第二回公演は15時から。ロボットが動いているとやはり人が集まってきます。開演まであと3分ほど、皆さん配置について待機します。
お時間、前説に流血仮面が登場し、拍手とブーイングの練習のあと。いよいよ試合開始です。
第二回公演(15:00-)
第一試合
ブルーサンダー vs 流血仮面
まずリングに現れたのはブルーサンダー、頭頂部のライトギミックが紹介されつつリングを試走します。続いて登場は流血仮面、溜めに溜めた決めポーズで喝采を浴びての登場です。
第一試合…… に先立って、会場内の諸注意が流れます。火薬禁止の条例によってクラッカーが持ち込み禁止。サンダーエクスキューションを封じられたブルーサンダーが流血仮面に挑みます。
ゴング、流血仮面が観客席にアピールしている間、ブルーサンダーが背後を取った。蹴りを入れるブルーサンダー、流血仮面がようやくここで戦闘参加。と言うところで、ブルーサンダーがタイムを申請。
流血仮面が観客にアピールしてつないでいる間に、ブルーサンダー復帰。試合再開です。
ブルーサンダー、ローキックで攻める、流血仮面もローで打ち返し、渋い蹴りの打ち合いから、ブルーサンダーが胸を反らして挑発する。
ブルーサンダーの挑発に対し、流血仮面が逆水平チョップを連打、二発、三発と打ち込み、ブルーサンダーがダウン! 追撃の流血エルボーも綺麗に決めて、ブルーサンダーがグロッキーしたところで、流血仮面が観客席へのアピールをし始める。
苦しみながら復帰したブルーサンダー、その様子を見て頭を抱える流血仮面。油断していところにブルーサンダー、連続兎跳びから、飛び込みタックル! サンダースピアーを決めて、流血仮面がダウン。
復帰し正面から向き合った両者、ここで溜めのモーションから、頭部のフラッシュが発動! 流血仮面が仰向けにダウン、ブルーサンダーもダウンしたところで、なんとか両者復帰を果たしたものの。ここで急に流れるエモーショナルな音楽。
画面に映るブルーサンダーの独白。バッテリがなくなるー、と言う嘆きとともに、仰向けに倒れたブルーサンダー。流血仮面も先程の攻撃で倒れたまま。
両者これでノックダウン。引き分けとなりました。
第二試合
レイナ vs メタリックファイター
さてメインイベント、まず先陣を切って挑戦者レイナがリングに登場。続いては胸にベルトを巻いた赤いチャンピオン、メタリックファイターがリングイン!
メタリックファイターからベルトが返還され、さあ、いよいよ試合開始です。
開始、一発打ち込んで、レイナが接近していく、強烈な横薙ぎ払いを繰り出しつつ詰めていく。がちん、と頭に当たった、さあ、真横でぶつかった。接敵から、メタリックファイターが横薙ぎに引っかけられて倒れた。
再開、打撃の打ち合い、メタリックファイターが後ろに回り込みにかかる、真正面からの睨み合い、ガードの構えのメタリックファイターですが、うつぶせになって苦しんでしまう。
レイナが様子を伺う前で、一回転したメタリックファイター、屈み込んでの構えに変えた。座り込んだまま、下からの蹴りを中心に攻める構え。
レイナは蹴りの射程から逃れて、後頭部狙い、後ろに回り込んだ。レイナが一撃、メタリックファイターが苦しんでいる、足をばたつかせて苦しむメタリックファイターでしたが、ここで後転廻し蹴り! 不意打ちの後方廻し蹴りから、今度は立った位置からの前転廻し蹴り! これが綺麗に決まって、メタリックファイターが優位に立った!
背後に回ったメタリックファイター、投げの構えでホールドするが、レイナによる股間への攻撃で確保を離してしまう。その隙に、逆に背後に回り込んだレイナ、一発不発させつつも、ジャーマンを綺麗に決めた!
叩き付けられたメタリックファイターが、しかし先に復帰、追いかけて復帰したレイナが動き出す前に、観客への拍手のコールのあとで、一気に仕掛けた、前転廻し蹴りからの蟹挟み投げ!
大技のコンボを繰り出して、レイナはそのまま復帰できず。決着、この試合はメタリックファイターの勝利となりました。
これで第二回公演は終了。
いよいよこのあとは最終公演となります。
さて。公開リハもあわせると、全8回に及ぶ公演(うち1回は見逃し)もいよいよ最終公演。
2日に及んだメイカーフェア2019、最後のロボットプロレス公演。いよいよ17時から開演です。
まずはリング上に登場した流血仮面による前説から。拍手とブーイングの練習がどちらも好反応、流血仮面が退場したところで、さあPVが流れて、対戦カード発表です。
第三回公演(17:00-)
第一試合
ブルーサンダー vs 流血仮面
さて先手を切っての登場は、頭に新機構のフラッシュを取り付けたブルーサンダーの登場です。対するは大拍手で登場の流血仮面です。
試合開始…… に先立って、会場諸注意が流れます。クラッカーの使用禁止の指示に、必殺技のサンダーエクスキューションを封じられております、と言う状況を再確認。頭のライトに注目の示唆が出て、試合開始です。
開始、まず挑発するブルーサンダーですが、流血仮面がブルーサンダーにそっぽを向いて、会場のお客さん相手にアピールを繰り返します。ブルーサンダーが背後についた、キックを二、三発。さすがに流血仮面が振り返り、こちらもローキックでやり返す。
蹴りの応酬から、斜めに立った両者、あっと、胸をそらせたブルーサンダーに、流血仮面がチョップ一発、二発、三発目でブルーサンダーが仰向けに倒れる。
さらに横につけた流血仮面、肘を落下させる流血エルボーを落下命中! させたものの、倒れたブルーサンダーを他所に、流血仮面はお客さんの方に行ってアピールを始めてしまう。
ブルーサンダー、ぴくぴくしていた状況から復帰した、頭を抱えた流血仮面に対し、連続兎跳びから、綺麗に入った、胸板に飛び込むサンダースピアーで、流血仮面を薙ぎ倒した。
激しく痙攣しながらも、カウントぎりぎりで復帰した流血仮面。位置を入れ替える両者、今度はブルーサンダーが仕掛けた。腕を振り上げモーションを取ったブルーサンダー、フラッシュを連写して流血仮面が仰向けにダウン、痙攣していたブルーサンダーが一足先に復帰、流血仮面が遅れて立ち直る。
正面からの睨み合いから、ブルーサンダーがもう一発フラッシュを放ちかけた…… ところで。BGMにトラブルが。
会場に「時が止まっております」と言うアナウンスのあと、ブルーサンダーがダウン。エモーショナルな音楽とともに、ブルーサンダーが力尽きる映像が流れる。復帰しかかったブルーサンダーですが、そのまま崩れ落ち、この間ずっと待っていた流血仮面も同時にダウン。
レフェリーも実況席も悩んでいた状況ですが、結局、両者ノックダウンということに。
「いろいろありましたけど、この試合は茶番です」ととりまとめたミステル・タマオ総統。
ともあれ、第一試合はこれで終了です。
第二試合
レイナ vs メタリックファイター
さあ続いてはメインイベント、関東王座のベルトを賭けたタイトルマッチ。
まず挑戦者レイナ、続いてチャンピオンのメタリックファイターが登場。ベルトを返還して、さあ試合開始です。
中央、レイナが打撃で打倒を狙う、腕同士がぶつかり絡まって倒れた、アッパーで牽制しつつ接近するレイナ、メタリックファイターが引き気味に構えた位置で動き回る、間合いのやや遠い位置から、ガードを固めた、レイナが連打、攻撃しているレイナが勢い余って仰向けに倒れてしまう。
あー、連打でメタリックファイターがかがみこんでしまう。間合いを取ったレイナに対し、メタリックファイターが一回転、そのまま屈み込んだ。
座り込んだ姿勢のまま試合続行、膝蹴りを狙う、あっと、絡んでしまった。一旦止めて分けて、試合を続行…… レイナがひっくり返ってしまった。復帰できました。
メタリックファイターが下から蹴りを狙う、レイナはその後方に、後頭部を狙う位置、強烈なフックを食らって、メタリックファイターが頭をかばって苦しんでいる。足をばたばたさせるメタリックファイター、しかしここから急襲、後方回転廻し蹴り!
キック一発から逆回転、起き上がった位置から拍手を要求し、メタリックファイターがもう一回転、綺麗に入った回転廻し蹴り!
メタリックファイターが攻勢、後方から掴んで投げにかかるメタリックファイター、ここでレイナが急所攻撃、苦しむメタリックファイターの背後を回り、ダイナミックに抱えて叩き落とした! ジャーマンが決まって、ダブルノックダウン。
両者倒れた状況から、両者カウント9でぎりぎり復帰。メタリックファイターが再びここで拍手を要求、一回転して足で挟み込み、腰で捻ってレイナを倒した!
カウントが進む、メタリックファイターが復帰して待ちかまえる。レイナも起き上がろうとするが、カウント9で再び沈む。これで決着、メタリックファイターの勝利となりました!
この試合はメタリックファイターが勝利、関東王者の防衛を果たして。
ロボットプロレスできんのか、全試合これにて終了となりました。
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