【ロボットイベントレポート】ロボットプロレス チームばんび3周年記念公演観戦記【公開リハーサル】
一年に一回、大阪にやってくるのは、割とこのため。
本日11月9日は、関西オープンフォーラム内にて行われます、ロボットプロレス・チームばんびの大阪公演。公開リハーサル一回と本公演一回、計2回の公演が行われます。
まだリング上では調整が続いていますが、11時30分から公開リハーサルが…… あ、ただいま会場にアナウンスが、11時50分からとなったようです。
そんなわけで、11時50分より、事実上の一回目公演、公開リハーサルの開始となります。
さて、お時間直前。リングの上には恒例の鳥居がセッティング。
公演に先立って、アマテラスによる成功祈願のお祓いが行われます。お祓いが無事に終了したあと、さあ、試合開始です。
第一試合
ワルー vs シンプルファイター vs 煉
第一試合は、いきなりの変則対決。3wayマッチからのスタートです。
スリムなフォルムの煉、広い肩幅の歩行城塞シンプルファイター。そして最後、竹刀を片手に登場したのは、主に顔面に凶暴さを増したワルー。第一試合は、この三機による対戦が行われます。
開始前、リング中央のワルーに詰め寄る煉とシンプルファイター、いきなりワルー、竹刀でシンプルファイターと煉の頭部を小突く。強襲のダブルダウンと同時に、試合開始のゴング!。
そのゴングの直後、凶器の竹刀が没収されます。シンプルファイター&煉vsワルー、と言う図式で、陣構えは二対一。連打で倒れたワルー、起き上がってリング中央に仁王立ち。煉とシンプルファイターの攻撃をいなして、逆にパンチで、まずシンプルファイターを、立て続けに煉からもダウンを奪う。再びダブルダウン、勝ち誇るワルー。
再開。煉がコーナーに下がり、シンプルファイターとワルーが一騎打ちの恰好。殴り合いからダウンを奪うシンプルファイター、パンチの応酬。今度はワルー、シンプルファイターの巨体をロープに押し崩す。
さあ、選手交代、煉がリングに入ってきた。短く鋭いパンチの打ち合い、シンプルファイターファイターはちょっと調整してますが、煉がポーズを取って、前兆からの前転キック!
ワルーが胸板に貰ってダウン、復帰したが、シンプルファイターファイターの左足の調子がどうも本当におかしい様子。中央で睨み合い、というか、ちょっと待ちの両者です。
さて。これは公開リハーサルなので、ちょっと皆さんどうしようかと言う構えではありますが…… とりあえず再開となったようです。ワルーのストレートが煉の頭部を直撃、煉がロープに沈む。さらに蹴りで…… いや、ワルーが踏んだ。煉を踏みつけて、これがフォールということに。
このままカウント3、ゴングが鳴った。この試合、ワルーの勝利となりました!
試合自体はこれで終了なのですが、ワルーが煉をなにやら勧誘している様子。煉がワルーについていったところで、これで第一試合は終了となりました。
第二試合
茉莉花&コビス vs AMATERAS&赤風
続いての第二試合は、茉莉花とアマテラスの魔法マッチ。魔法マッチとはなんだ。と言う話ですが、リングの後部には超必殺技が出るような魔法ゲージ的なものが。両陣営分設置されております。
さて選手入場。先陣を切って登場したのは、赤い武将の赤風と、眼鏡の巫女ロボット・アマテラスの和風チーム。
続いては対戦チーム、猫の頭のコビスと。掃除機。ええと。なにやら掃除機に続いて、今日はマジシャンスタイルのドールロボット、茉莉花が入場。茉莉花&コビス、with掃除機の茉莉花チームがリングに登場です。
さて、ここでルールの説明。この試合は、なんというか変形タッグマッチ。各チームの前衛であるコビスと赤風が、主にリングに登場。
コーナーで待機している、それぞれの大将である茉莉花とアマテラスに触ることができれば、その時点で勝敗が決して試合終了。茉莉花とアマテラスはそれぞれコーナーの自陣から動きませんが、それぞれのチームメイトを、ゲージを消費しての魔法発動で応援します。
試合開始。中央でコビスと赤風の叩き合い。競り合いで両チームの魔法ゲージが上がっていく。先にゲージが上限に達したのはアマテラス、発動しかかったところで、ここで隅の方にいた掃除機が動いた。
掃除機、輝きながら相手チームを急襲。アマテラスのゲージが下がった、そして茉莉花陣営のゲージが上がっていく。
ゲージを奪われ反撃の赤風、ハンマーフックでコビスを殴り倒したところで、茉莉花側が奪ったゲージを使い、魔法を発動。茉莉花のステッキの先が光り、赤風がもがき苦しんで倒れてしまう。
赤風、なんとか起き上がったところに、コビスがすかさず前転飛び込み蹴り。これで赤風がダウン。
カウントが進むが、赤風がなんとか復帰、苦しんでいるところに実況が入る。「アマテラスが起動…… 祈祷だ」
アマテラスの祈祷で赤風が立ちあがり、そして背中に剣を取り付けた。赤風、背中の剣を抜刀、そのまま振りかぶって、大きな構えでコビスを正面から一撃。
コビスがダウンした隙に、茉莉花のコーナーに向かった赤風。そのまま茉莉花の陣地まで詰め寄って、茉莉花にタッチ。
これで試合終了。この試合は、アマテラス&赤風チームの勝利となりました!
第三試合
MetallicFighter&ガッテンダー
vs
ビリにゃん・キッド&キングカイザー
さて、最後の試合は正当タッグマッチ。関西チームと関東・中部連合チームの対抗戦です。
まず登場したのは、黄色いボディのガッテンダー。つづいて登場するのは、赤い巨体、鉄壁の皇帝キングカイザー!
さらに続いて、独眼の古強者、生ける伝説メタリックファイター。トリはチームばんび代表、ビリにゃんキッド!
以上四機、2vs2のタッグマッチが行われます。
まず緒戦で登場したのは、メタリックファイターとビリにゃん。中央で叩き合い、と言うか、メタリックファイター、ぼこぼこと太鼓パンチ、続いての平手打ち。滅多打ち状態となったビリにゃんが下がる。
両チームが同時に選手交代し、キングカイザーとガッテンダーの対決に変わった。大きく踏み込んでの広範囲打撃、踏み込みの激しさで自らロープに絡んでしまうキングカイザー。
手首のブレードを振り下ろし、交互の打ち込みから、再度大きく踏み込んでの突き込み。ガッテンダーが吹っ飛ぶ、苦しんで、復帰した直後にもう一撃、ガッテンダーがまさか吹っ飛ぶ! 軽々と!
さあ、メタリックファイターと交代。今日のメタリックファイターは、やや小振りなメタリックファイター。カイザーの巨体とはかなりの体格差。ブレードを打ち下ろすカイザー、転倒からの起き上がりに絡まって、メタリックファイターが左右に転がされる。
さて仕切り直し。距離を保って正面に立ったメタリックファイターが、観客に拍手を要求する。そこから、来るか、来た、メタリックファイターの前転前蹴り! 倒れたカイザーがロープに引っかかり、ここで選手交代。ビリにゃんとガッテンダーの勝負に変わる。
微妙にカラーリングの似ている両者、ガッテンダー、ビリにゃんの小さなパンチをいなしつつ、コーナーにビリにゃんを追い詰める。距離を置いて立っていたカイザーが、拳を振り下ろして、なにかの合図でしょうか、カイザーが前に出る。ビリにゃんがコーナーに下がり、再び選手交代。
二対一、カイザーが中央に、しかし打ち合いでも崩れる気配が見えないカイザー、コーナーに倒れた。カイザーが復帰し、さあ、二対一から、ぶしゅっ、と言う音とともにカイザーの巨体が跳んだ!
脚の射出機構でカイザーが跳躍、ドロップキックで、メタリックファイターとガッテンダーを一気に吹き飛ばす!
放ったカイザーも反動でダウン。ビリにゃんが乱入し、今度はビリにゃんが同時に二機を相手取る。ビリにゃんがメタリックファイターを倒し、ガッテンダーをコーナーに崩す。
ビリにゃんがメタリックファイターを、キングカイザーがガッテンダーをフォールし、そのまま進む、カウント3!
この勝負、キングカイザーとビリにゃん・キッドチームの勝利となりました!
このあとは全選手が再びリングに登場。記念撮影となります。
さて、このあとは本公演です。
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