【ロボットイベントレポート】ロボットプロレスできんのか!41 in 草加ふささら祭り観戦記【第二回公演】
さてちょっと、空模様が怪しくなって参りましたが……。
このあとは本日最終、第二回公演となります。
第0試合 格闘技ルール
ニュートリノ vs レイナ
さあ、オープニングに先立っての第零試合。まず登場はニュートリノですが、先程の第一回公演とは代わって赤いニュートリノ、ニュートリノ・ロッソがリングに登場。その場でくるりととんぼ返りを挨拶代わりにいきなり披露。続いてレイナがリングに登場し、試合開始です。
第一試合、挑発からレイナが突進、いなされて転倒する。背後から行ったニュートリノ、しばらく距離を取って、様子の読み合い。レイナが回転前蹴りを決める。この試合は格闘技ルール、打撃有効となりポイントは2点、2-0となります。
レイナが打撃で崩し、さらに2ポイント。4-0。
ロッソがロープに絡んでいましたが、ちょっと起き上がりに苦労していた。中央での打ち合い、両者転倒、ロッソがまたロープに絡んでしまう。左腕がちょっと調子がおかしくなったか、復帰した。
さあ、中央での牽制、掴みに行ったロッソ、これはレイナが投げを仕掛けて崩した。これで4ポイント、8-0に。
正面で向き合う、真正面からの浴びせ蹴り、胸板で止めたニュートリノ。引き倒し、ニュートリノがポイントを入れる。レイナもポイントを入れていたため、10-1に。
さあ、ちょっと距離を開いて睨み合い、大きなアッパーで牽制するニュートリノ、一瞬レイナがロープに触れた。
ニュートリノが突進蹴り、これを凌いだレイナですが、さらに追撃で崩す。4ポイント、これで10-5に。
ここで試合時間終了。10-5、レイナの勝利となりました。
ニュートリノとレイナが退場し、ここから会場への諸注意。流血仮面がリングに登場してまいります。
デビュー10周年、しかし一回も勝ったことがない、と、いかんともしがたい紹介のされ方の流血仮面。今日こそ流血仮面を勝たせるために、流血仮面に勝てそうな相手を連れて来ました、と。若干のそれでいいのか感を漂わせつつ、流血仮面の声援の練習が行われます。
流血仮面がいったん退場し、全試合、全対戦カードの紹介が行われます。
さあいよいよ試合開始です。
オープニングマッチ
ジャック・ザ・マシン vs 流血仮面
おどろおどろしいテーマとともに、まず先陣を切って登場したのはジャック・ザ・マシン。オレンジのカボチャ頭にオレンジのボディ、黒マントにつば広黒帽子の、きちんと仕上がったハロウィン仕様の機体です。11月なんですけどね。
続いては観客席の手拍子と流血コールを背負って、レインメーカーポーズをばっちり決めての流血仮面の入場です。
さあ、試合開始。中央に駆け寄っていった両者、なのですが、流血仮面はまっすぐ観客席の方を向く。三方に隙なくアピールを行う流血仮面。鋭いパンチを繰り出すジャックですが、流血仮面のローキックと相打ちになった。
流血が下段蹴りで押し、ジャックのパンチと交錯する。ジャックが十字架を出して防御を固めた上から、流血仮面が横へ攻撃、いったん崩れて、立ち直って両者ふたたび真横に。流血逆水平チョップ、一発目入った、ガードを固めたジャックに、二発目が空転、三発目も外れましたが、気を確かに持って打った四発目がヒット。さらに追撃、流血エルボーを叩き付け、これでジャックがダウン!
フォールしろ、の声を他所に、観客席へアピールしていた流血、ジャックが背後から近寄ってタッチしたことで、ショックを受けつつもようやく現実を認識。ジャックのパンチを貰ってダウンしてしまう。痙攣しつつ、カウント9でようやく復帰。
中央で交錯した両者、大きく脚を振り上げたジャック、流血がハイキックで倒れる! 当たる前に倒れたような気もしますが、ともかく流血仮面が痙攣しつつカウントが進む、復帰できるか、だめだ、流血仮面が再び沈む。
ここで決着、流血仮面、初勝利ならず。ジャック・ザ・マシンの勝利となりました。
第2試合 格闘技ルール
シズラー vs 雪風
さて、続いての第二試合は格闘技ルール。4分2ラウンドで、有効な打撃を決めた数を競い合うルールです。
先に登場したのはシズラー、アーマー風の白い外装の下に、青い光が透けて輝く、綺麗な機体です。
続いて倒叙うは雪風、リング中央で一回転を決めての入場。両者ともカラーは青と白のツートン、涼やかな機体同士の対決です。
さあ開始、まず雪風が圧力をかけていく。下から打ち上げる雪風に対し、上背のあるシズラーが上から打ち込んでいく構図。ロープに行った雪風が戻って来る、中央でぶつかった両者。体の光が黄色に変わるシズラー、雪風が投げに行く、抜けた、再度掴みに行った、これは綺麗に掴んだ! 胴体を抱え込んだ雪風、シズラーが完全に浮いて落とされた! これでポイント、3-0に変わる。
中央での読み合い、後ろを取ったシズラー、しかし再び距離が開いた。雪風が姿勢を崩しつつ打ち込む、1点足して、4-0に。
これは、雪風が掴みんだが、屈んだシズラーがクラッチを切った。今度はシズラーが掴んで崩す、これで4-1に。
横薙ぎの打ち合い、背後に打撃を繰り出す雪風、スリップ。距離を詰めた、微妙な距離で睨み合う両者、レフェリーに絡んでしまう。
近い距離、雪風が突き上げる。残り30秒、やや遠い間合い、シズラーが掴みきれなかった。これは、起き上がりに巻き込んだような恰好で、肩車のような投げで雪風が崩したと同時にインターバル。
6-1、第1ラウンドは雪風が取りました。
かっこいいスタイルで、コーナーで休憩するシズラー。雪風もコーナーポストに背中を預けて休憩します。
両者立ち上がり、第2ラウンド。シズラーがちょっとスリップ、ロープに引っかかってしまった。
さあ、中央で打ち合い、牽制合戦から、雪風が打撃を交わして一回転。腕から突っ込むような恰好で突きを入れていく。
打撃を打ち交わす両者、シズラーが低い位置から打撃を打ち込んでいく、すっと防御に入ったシズラー。その上から倒した雪風、2-0に。
打ち合い、スピンして雪風が倒れる。突っ込む、投げ、雪風が投げに入ったが、これは掴みきれなかった。ロープに突進してしまう雪風。複雑な絡み方をしたようで、試合を止めてロープから分けます。
さあ、中央での打ち合い、慎重な攻めになった両者、シズラーが引き気味に構える。突進した雪風、両者絡んだ。スリップ。残り時間は2分、雪風が突っ込む、外した、突進、これはスリップに。
雪風の攻撃を凌ぎ続けるシズラー、投げが崩れた恰好から一回転していく。シズラーの投げ、捕らえきれなかった。
2-0、雪風優勢でしたが、シズラーが取り返した。2-2、即座に雪風が正拳で崩し、4-2に。シズラーが反撃、6-2に変わる。
目まぐるしい叩き合いから、一転睨み合い、雪風が攻めあぐねる。近距離での叩き合い、時間がもうない、叩き合い、シズラーがやや下がったところで、ここで時間切れ。
最終的には10-6、雪風の勝利。シズラー追い上げましたが、雪風が第1ラウンドの優勢を生かし切り、雪風の勝利となりました。
第3試合
ブルーサンダー vs ナガレゴールド
さて、続いては第3試合。まず先に登場したのはブルーサンダー、頭頂部には必殺技、サンダーエクスキューションを二発装填してリングに登場。続いては、時報から始まる新曲とともに、全身金色のナガレゴールド、咆哮とともに花道に姿を現した。恐竜の頭さながらの両腕と頭の口をばくばくさせながら、ナガレゴールドがリングに登場です。
開始、さあ、両者同時に挑発、ナガレゴールドが中央に、ブルーサンダー、リングをぐるぐると回ってチャンスを伺いますが、ナガレゴールドの一撃で転倒してしまう。
駆け回りつつ詰めるブルーサンダー、待ちかまえ迎撃するゴールド。正面で打ち合い、ナガレゴールドの重いストレートを頭に貰いダウンしてしまう。脚を使って回り込みにかかるが、ナガレゴールドが的確に捕らえて崩していく。離れたサンダー、しかしゴールドが追い込んで一撃する。
さあ正面、両腕を振り上げたナガレゴールド、ダブルチョップ、これを耐えたブルーサンダー、二発目、これも耐えた。さらに、大きく溜めて、三発目。これも入った、三回貰って、さすがに崩れるブルーサンダー。
さあ、なんとか復帰したブルーサンダー、横に小さな突き上げで牽制しつつ、距離を取った。あー、真正面から貰った。転倒したブルーサンダー。ロープ際ぎりぎりのブルーサンダーに、パンチの雨を降らせるナガレゴールド、なんとかロープを掴んだブルーサンダーが、ロープブレイクでなんとか仕切り直した。
肩で息をしていたブルーサンダー、競り合いから、小刻みなジャンプに入る、連続ジャンプから体当たりを繰り出し、胴体に一発。サンダースピアーが入った。
復帰するが、肩で息をしているナガレゴールド。両者ともにグロッキー状態で、正面で睨み合い。ナガレゴールドが、徐々に徐々に距離を詰め、真正面から挑発する。
両雄、至近距離で睨み合って、ここから、さあ。
ブルーサンダーが腕を動かし、この構えはサンダーエクスキューションの予備動作、ナガレゴールドもダブルチョップの構え、相互に必殺技の打ち合う構え、先に放ったのはブルーサンダー!
サンダーエクスキューションが炸裂、ナガレゴールドがダウンし、繰り出したブルーサンダーも反動で倒れてしまう!
ダブルノックダウンの体勢から、先に復帰したのはナガレゴールド、しかしブルーサンダーも遅れて復帰、両者立ちあがったかと思いきや、ナガレゴールドが崩れ落ちた!
これで決着、この試合はブルーサンダーの勝利となりました!
じりじりと退場するナガレゴールドに、「呪いのせいで動きが……」「動きがのろくなる呪いが……」とコメント。解説の誰なんだTOBBYさんでした。
第4試合
アフロ vs トコトコ丸
さあ、折り返して第四試合、軽快かつオリエンタルなテーマとともに、トコトコ丸がリングに登場。
まずはトコトコ丸の演舞、桜吹雪も綺麗に決まります。続いては、陽性なテーマソングとともにアフロがリングに登場です。試合前にもうスリップしてしまうアフロ。
試合開始、一礼する両者、お互いそれぞれ歩き回っておりますが、中央でぶつかっていった、アフロがスリップしてしまう。中央で扇子を広げて、中央で打ち合わせを繰り出す両者。
さあ、間合いを仕切り直して、真正面から胸を反らせる、頭突きの打ち合い、一発、二発。三回目のぶつかり合いで結構重い音、トコトコ丸が仰向けに倒れた。
復帰して、中央で近寄った両者、再びの密談から、真正面で向き合った、アフロがシャボン玉を吹き出し、トコトコ丸が頭を抱えて苦しんでしまう。
余裕のアピールのアフロが向き直り、再度のバブルスリップでの泡攻撃、今度はトコトコ丸が扇子を広げて扇ぎ返す、アフロがスリップ。
みたびいったん仕切り直し、お馴染みの密談のあと、真正面から頭を回して、頭頂部から風が吹く。トコトコ丸の連獅子攻撃。烈風で押されたアフロ、いよーお、の声とともにテンポ良く倒れてしあむ。
再度の交錯、トコトコ丸の連獅子攻撃を、タイミング良く屈んでかわすアフロ。トコトコ丸が頭を回しすぎて倒れてしまう。
ダウンしたトコトコ丸に、ちょい、と言う感じで乗っかったアフロ。そのままカウントは3。
この試合、アフロの勝利となりました!
ウィニングバブルを撒き散らしつつ、アフロ退場となりました。
メインイベント
ワルー vs メタリックファイター
さて、いよいよメインイベント。邪悪感漂うBGMとともに、あれ、ちょっと足首から倒れていますが、大丈夫でしょうか。ともかくワルーがリングイン。
相対しては、清涼感漂う入場曲とともに、チャンピオンベルトを巻いたメタリックファイターの登場です。
さてベルトを返還して試合開始、コーナーから両者中央に、競り合い、メタリックファイターが前につんのめる。
ワルーが拳での連打、メタリックファイターが距離を開いて隙を伺う。打ち合い、至近距離での叩き合いになった、両者スリップして、再び接近。真正面、叩き合いが続く、メタリックファイターが背後に倒れる。復帰、ワルーが押し込んでいく、圧力を受け、メタリックファイターがガードを固めた。
立ち上がれないメタリックファター、頭を抱えたまま苦しんでいたが、一回転して腰を落とした。そのまま屈み込んだ恰好で、メタリックファイターが脚で攻め立てる、コーナーに追い詰められたワルー、位置を取り直し、メタリックファイターの背中側を取った。。
メタリックファイターの後頭部から、雨あられパンチを振らせるワルー、メタリックファイターが手も足も出ない、頭を抱えて苦しんでいる。ワルーがスリップ、立ち直った。復帰したワルーが再び背後を取ったところで、メタリックファイターが攻めた。やおらの逆回転蹴り、メタリックファイター、蹴りから一気に復帰して起き上がる。ワルー、起き上がれなかったが、一瞬力を抜いて、拳を突き上げ、ゆっくりと、なんとか復帰した。
ここでメタリックファイターが手拍子を要求、観客席からのメタリックファイターコールに、これは、ちょっと遠い位置から飛び込み回転前蹴り、ワルーが倒れた。だいぶ苦しんでいたが、立ち上がった。
メタリックファイターがワルーの背後に回った、そのまま掴み、ワルーを投げに入る構えだが、諸共に倒れてしまう。ワルーが立ち上がれないか、メタリックファイターが走って行った、再び背後を撮ったメタリックファイター、投げの構え、これは、ワルーが蹴った、背後に入れた蹴りが、メタリックファイターの急所に入る。
メタリックファイターが苦しんでいる後ろに、逆にワルーが回り込んだ、位置を狙って、密着、いった、掴んだ、綺麗に持ち上げて、そのまま叩き付けた! 登頂部からマットに叩き付けられ、トップロープに脚が引っかかった恰好になってしまうメタリックファイター。
さあ、両者ダウンからカウントが進む、先に起き上がったのはメタリックファイター、ワルーが後から起き上がる。
ここからまたメタリックファイターコール、手拍子を要求したメタリックファイター、一回転し、脚で挟んで、そのまま横に転がした! 変形蟹挟み、ええと、TOBBYさんの解説によればリバースフラッシャークラブ!
倒れたワルー、メタリックファイターが余裕の構えで見下ろす下で、ワルー復帰を試みますが、カウントそのまま、復帰ならず。
この試合、メタリックファイターの勝利。メタリックファイターはタイトル防衛となりました!
さて、これにて全試合終了。このあとはエンディングとなります。
第0試合から、全試合の全選手が入場。レイナとニュートリノ、ジャック・ザ・マシンと流血仮面。シズラーと雪風。ブルーサンダーとナガレゴールド。アフロとトコトコ丸、そしてメインイベンター、ワルーとメタリックファイターが最後にリングイン。
全12体、リングの上に勢揃い。皆さんの写真撮影の時間となりまして。少し小雨がちらついてきたところで。大会全日程終了となりました。
| 固定リンク
« 【ロボットイベントレポート】ロボットプロレスできんのか!41 in 草加ふささら祭り観戦記【第一回公演】 | トップページ | 【ロボットイベントレポート】ロボットプロレス チームばんび3周年記念公演観戦記【公開リハーサル】 »
「ロボット」カテゴリの記事
- 【ロボットイベントレポート】第42回ROBO-ONE観戦記【結果速報】(2023.09.24)
- 【ロボットイベントレポート】第25回ROBO-ONE Light観戦記【結果速報】(2023.03.12)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記インデックス(2022.10.02)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記【バトル部門表彰式】(2022.10.02)
- 【ロボットイベントレポート】第41回ROBO-ONE観戦記【エキシビジョンマッチ~ランブル(学生)】(2022.10.02)
コメント