振り返り2020新春箱根旅行
数年ぶりのロマンスカーで、新宿から一気に箱根湯本の駅に。
仙石原に宿を取った以外、特段何も決めていない突貫旅行。ではあるのですが。なにぶん箱根登山鉄道は運休中、ついでにケーブルカーも運休中です。どこに行くにせよ、ここからはバスに乗るしかありません。
とはいうものの。目当ての一つは、芦ノ湖の海賊船。ガイドで見かけてずっと気になっていて、一度乗ってみたい、と思っていたもので。予想通りの…… いやすいません予想よりずっと深刻でした…… バス停の大行列に並んで、足の湖畔、箱根町港を目指す。
つもりだったのですが、直通の高速バスが混雑して乗れなかったもので、元箱根港を経由して箱根町港に行く鈍行に乗る事に。バスの乗客だけで大行列なわけですから、道路は言うに及ばずの渋滞。みちみち読書をしながらうとうとしていたら、元箱根の一個手前が箱根神社であることに気付きました。
せっかくだからお参りしよう。旅の先でも初詣。と、いやまあ渋滞に飽きたのもあったのですが、突発的に途中下車。こんなこともあろうかと、駅で二日分のフリーパスを確保していたので。突然の移り気もへっちゃらです。
いや、実際有難かったですフリーパス。気まぐれに乗ったり降りたりと、気分のままにうろつけるのは実際楽しいものです。元を取る、と言うのはあまり好きな考え方じゃないですが、実際これでもかとばかりに使い倒しました。
そんなわけで。陽光に輝く芦ノ湖をばしゃばしゃ撮りつつ、坂を登って参道へ。
神々しい木漏れ日です。
登った先の箱根神社は、まあ葛折りの大行列でした。まあそうですよね。正月なんだし。
箱根名物、組木細工のお守りが、どうにも気になって一つ購入。
途中の曽我神社と隣の九頭龍神社にもお参りして、早足で元箱根港へ。
幸いなるかな、出発寸前! なんとか滑り込みで乗船できました。
芦ノ湖の海賊船は、芦ノ湖の南端にある箱根町港から、少し北、箱根神社最寄りの元箱根港を経由、芦ノ湖北端の桃源台へ向かいます。というわけで、言うなれば途中乗船と言う形で乗り込み。
3日はとにかく天気が良くて、富士山も船窓からびっくりするほど大きく見えました。いやはやいいもの見た。
桃源台まで30分ほど。湖の見えるレストランで、だいぶん遅い(実際オーダーストップ寸前だった)お昼のあと。いい加減渋滞にも懲りたので、早めに宿に行くことに。
もともとチェックイン時刻は早めだったのですが、バスは今度はだいぶんスムーズ。仙石原の湿原とススキの間を抜けていきます。
というわけで、初日は早々に宿でゆっくりすることに。
宿はまあ、突発的に取れたくらいだから、と覚悟していましたが、思ったよりいいところでした。晩ご飯でローストチキンがまるまる一羽出てきたのが衝撃的なハイライトでありました。クリスマスじゃないんだから。って後ろの席の人が言ってた。
前日とは打って変わって、雲が多めの4日。
昨日の夕方に見たススキが綺麗だったので、宿を出て隣のバス停まで歩いてみることに。途中、舗装工事で幅員が減少し、歩道が無くなっていた(工事区間の中を歩けたので良かったのですが)のに動揺しつつも。ススキ原の中まで入って見ましたが、台風19号の影響はここにも。途中から立入禁止となっておりました。
バス停まで戻ってきて、再び桃源台に。
湖もなにやら妙に神々しい光景に。
ここから今度はロープウェイに乗って、これも有名どころ、大涌谷を目指します。
ロープウェイは振り返った後ろ側が絶景でありました。いやはや。
時ならぬ大渋滞の道路に真顔になりつつ、前方を見れば、白々と湯気が立ちこめる光景。地獄と言うには風流、風流と言うには地獄な大涌谷が見えてきました。
ところで大涌谷に着いたところで、なぜか電話。結論から言うと間違い電話だったんですが、烏羽さんからの着信でした。
「いま大涌谷にいるんですけど」
「いまsnさんが見えるとこにいますよ」
「なにそれこわい」
金時山の山頂に居たそうです。妙な偶然もあったもので。
あとで合流して飲みに行きましょう、てなことになり、大涌谷をしばらくうろうろ。前はもっと奥の方にも行けたみたいですが、数年前に小規模な爆発があったため、安全のために立入禁止になっているようです。活火山ですからねー。見ればすぐに分かるくらいに。
さすがにたまごは五つもいらないなあ(※名物の黒たまごは5つでセット販売)、などと思いつつ。エッグマンみたいなオブジェを眺めつつ。ふと元来た方を見たら、ちょうど雲から陽が入り、なかなかの光景になっていました。
さて、わりとこの時点で満足してしまっていたのですが、このあとはどうしたものか。
早雲山から強羅方面を回って行くか、それとも逆戻りして桃源台まで戻るか。登山鉄道(とケーブルカー)が動いてさえいれば強羅一択ですが、バスからバスと乗り継いで行くのは、渋滞を考えるとなかなかきつい。彫刻の森は去年の夏に行ったばかりなので、もうちょっとインターバルを置いて訪問したい。ふむ。
フリーパスのわがままさで、とりあえず早雲山まで行ってみましたが。ほとんどバスの乗り継ぎポイントみたいな感じで、早雲山そのものはケーブルカーの工事の覆いばっかりだったのもあり、あまり引っ張られるものも感じません。
というわけで、桃源台まで逆戻り。もう一回、大涌谷を上空から見たい、と言うのもありますし。もう一回と言えば、もちろんこれ。
おかわり海賊船! やっふう!
いや、3日の行きのときは勝手がわからないもんで、ずっと船室に居たんですけれども。これ絶対、外で360度見た方が楽しいよな…… と思っていたもので。次は、と言わず、今日行こう。てな具合で、二日続けての海賊船に乗り込んだ次第だったのです。
結論から言うと、気持ちいいけど普通に寒いですねこれ! あと風がすごい強いので、帽子とかいろいろ飛ばされないようにすごい気を使う!
恐らく、行きのときに甲板に出るのが、天気的にもテンション的にも正解だったのでしょう。まあ仕方がありません。何事にも最初はあります。九頭龍神社や箱根神社を湖上から見る、と言うアクションにテンションを上げつつ、前日に辿り着けなかった箱根町港へ。
こちらに来たのは、これはこれで別の目当てもありました。箱根関所跡です。
(バスの時間を確認したあと)箱根町港から、芦ノ湖を横目に徒歩で十分弱。箱根関所に入ります。
箱根関所は、建物と復元された展示がある関所本体と、別棟の資料館から為っています。入場券は共通で、どちらも見られる感じ。まずは箱根関所の復元展示から。
今思うと妙に3Dプリンタっぽい、というか、再現CGっぽい、番所の役人を復元したグレー一色の人形がそこかしこに配され、文字や音声の解説と一緒に、復元された建物に配置されています。人形がグレーなのはきちんと理由があり、文献や資料から、当時の服装などは構成できるものの、色を現す情報が欠けているため、あえて灰色一緒にしているとのこと。誤った先入観を与えないための仕組みなんですな。
親切なガイドさんに教えて貰った通り、順番に展示を見学。最後に見張り台を登ったところで、また絶景でありました。
関所の反対の門を抜けて、少し離れた資料館へ。
残念ながら展示は撮影禁止でしたが、ちょっと引きつるほど詳細な年表(塩漬けにしたあと磔の刑)だとか、関所破りチャレンジして捕まったけど、二日後に明治維新が起きて釈放された女性の話とか、なんていうか腰を入れたくなる話ばかりでありました。
脈絡があるのかないのか分かりませんが、お土産コーナーにあった大名紋章城郭図が凄かった。江戸時代末期の日本全土のお城と城主と石高、明治維新後の爵位まで一覧表になっている、と言う地図。なにに使うんだと言われると心底困りますが、こんなものは欲しいに決まっています。買いましたともさ散財さんだからな。まあ600円くらいだったので。はい。
あんまり見たことがないタイプの工事告知。
箱根港町まで戻ったら、目の前でバスが行っちゃったところ。しかも渋滞の影響で、次のバスはいつ来るか分かりません、と言う予告つき。
あーちゃー…… と思っていたものの。長期戦に備えて、トイレに行ってお茶買ってきたら、わりとすぐにバスが来ました。良かった。調子に乗って地ビールまで買っていたらアウトだったかも知れない。
そんなこんなで、行きに乗り損ねた高速バス。逆向きに乗り込んで、箱根湯本まで一路戻ります。
箱根湯本。行きに見たのと同じバス乗り場の大行列を横目で見つつ。おみやげを買い込み、大通りをぶらぶら。
偶然ベアードビールにありついたりしつつ、満足したもので。登山鉄道の生存区間に乗って、小田原へ。大活躍のフリーパスも、ここでお役御免です。
駅から歩いて小田原城。残念ながら入場時間は30分前に過ぎていたので、遠くからライトアップを写真に撮るに留めます。
最後の最後。昼間の約束通り烏羽さんと合流し、予期せぬプチ新年会。
夏に来た時に偶然飛び込んだ、小田原の創作おでんのお店で、ささやかに旅行の打ち上げでありました。
このあと、かなりぎりぎりでロマンスカーを捕まえて、頑張って新宿まで戻ったのですが、それはまあそれとしまして。
そんなこんなで。突発で思いついて突発で突っ込んで突発でうろうろしていた、今年最初の旅行の箱根でありました。
今年はもっといろいろ、あっちこっち旅行したいなあ。と。そんなふうに思った次第です。
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