【ロボットイベントレポート】ロボットプロレスできんのか!43 GAME OF SCREW観戦記
猛威を振るい続けることはや一年。ついに年末、しかしコロナ禍は収まる事を知りません。
そんなこんなで、今年最後のロボットプロレスできんのか、今回は初のオンライン配信。そんなわけでリビングのテレビから観戦開始です。
さて今回のお話は、ひさびさに出てきましたドラゴンネジ争奪戦。七つ集めると願いが叶う、と言うドラゴンネジを巡っての争奪戦、これまではトーナメント形式の対戦だった(勝ち抜くと相手のネジを貰える)のですが、今回は団体による対戦の模様です。
さあ始まりました。昨年大流行したドラマのようなタイトル画(特にフォント)から、大会の背景がナレーションされ、そしてPVが流れます。
おおむねまとめますと。これまで幾多の争いを生んだドラゴンネジ。王様になったサアガがそれらをすべて集めた事で、世の中はだいたい平和になったのですが。ワルー率いる造反軍がサアガを弑逆したことで、状況は一変。サアガ派対ワルー派が、三対三の対抗戦を行うことになった、と。だいたいそういう流れです。
というわけで、サアガ派とワルー派、各陣営3機による対抗三試合がこれから行われます。
オープニングマッチ
アフロ vs トコトコ丸
さあ、まずオープニングマッチはサアガ派のアフロと、ワルー派のトコトコ丸との対戦から。
まずは先に入場、トコトコ丸の演舞から試合開始。この辺はなんていうか、いつもと一緒なんですね。安心の展開。
続いてはアフロの登場、あれ、前よりちょっと大きくなっているような気がするんですが気のせいでしょうか…… そしてレフェリーはファントム。特に役回りの説明はなく登場です。
さあ試合開始、横に並んだ両者。密談を挟んで、ヘッドバットの打ち合い、鈍い音がする。結構いい音。アフロが背後に倒れた。ぴくぴくしていたが、復帰した。
そしてまた横に並んで、扇を開いて密談が。続いて、向き合った両者、アフロのノズルから泡が吹き出した。ちょっと泡の飛距離が出ませんが、苦しんだトコトコ丸。しかし再度のアフロの泡攻撃を、今度は扇いで押し戻したトコトコ丸。アフロ、ふたたび仰向けにダウン。
さあみたびの密談のあと、真正面から向き合った再び両者、トコトコ丸が頭を廻しながら頭頂部から風を吹き出す、連獅子竜巻。まともに貰ったアフロが倒れる。
トコトコ丸、再度の連獅子攻撃。今度はアフロ、しかし屈んでかわした、頭を回しすぎたトコトコ丸、目を回して仰向けに倒れる、そこにアフロがひょこっとのしかかっていった。
ファントムがカウント、そのままカウント3! このまま決着、アフロの勝利となりました。
最後に、今回はリプレイがあるんですね。トコトコ丸の連獅子竜巻をアフロがかわしたシーンのリプレイが入り、試合終了です。
第一試合
メタリックファイター vs レイナ
すっとレイナが画面に出現。テロップで選手の紹介が行われます。今回のレイナはスパイマスターと言う役どころ。続いてはメタリックファイターがすっと同様登場というか出現し、試合開始です。
さあ開始。挑発しながらレイナが詰める。いきなり抱え込み、メタリックファイターを転がしたレイナ、起き上がりを待って更にもう一撃。
長い腕で打ち合いを放ちつつ移動する両者、回り込むメタリックファイター、レイナの連打、メタリックファイターがコーナーでガードを固めるが、その上からレイナが強引に打ち込んでいく。耐え切ったが、息を乱したメタリックファイター。やおらの前転から姿勢を落とし、腰を落とした視線でリングに寝そべった。
完全に腰を落とした格好から、回転蹴りで仕掛けて行くメタリックファイター。しかし攻めあぐねていたレイナ、メタリックファイターの後ろに回り込んだ。後頭部を上からがしがしと叩くレイナ、頭を庇っていたメタリックファイター、防戦から、やおら回転後ろ蹴り。さらに倒れたレイナが起き上がったのを見計らい、追撃の回転蹴り!
苦しみつつもレイナが起き上がった、背後を取ったメタリックファイター、抱え込み、持ち上げようとしているが、レイナがカットし離れていく。メタリックファイターが苦しんでいる、ここでリプレイが。レイナの金的打ちが決まっておりました。
なおも苦しんでいるメタリックファイターを、レイナが抱え上げた、頭頂部からリングに叩き付ける! リプレイを挟んで、まだ苦しんでいるメタリックファイターに、さらに追い打ち、抱え上げられたメタリックファイター、再びリングに突き立てられる。
二連続で頭から叩き付けられ、苦しんでいたメタリックファイター。しかし復帰した、パンチの打ち合い、やや距離が開いた、真横に並んで、両者ほとんど対称のポーズ。同時に片足が上がった、横蹴りハイキック、同時に放ち、足先同士がぶつかり合う、いや、レイナが先に放った蹴りを、メタリックファイターが蹴りで押し戻した!
両者転倒、そして復帰。直後にメタリックファイターが追撃の回転前蹴り。レイナが復帰したが、膝が危ないか、苦しんでいる。メタリックファイター、腕を頭上でばちばちと打ち合わせてフィニッシュコール。そこから足を開きながらの回転前蹴り、放ってさらにレイナを足で挟み、そのまま横に捻って蟹挟み投げ!
レイナ、復帰し掛かるもそのまま崩れた。
この試合はメタリックファイターの勝利となりました。
第三試合
流血仮面 vs ブルーサンダー
さて、サアガ陣営の二連勝のあと。迎える第三試合は王子・流血仮面対魔術師ブルーサンダーです。
流血仮面が安心の通常営業、入場でレインメーカーポーズを決めて、さあ試合開始。
まずは挑発から入った両者、正面で睨み合い、あれ、仕掛けない、腰振りポーズで挑発する流血仮面、離れたところでスリップしてしまう。思わず蹴りを入れるブルーサンダー、流血仮面がロープに引っかかった。
さあ、試合再開。まだどちらも攻撃を仕掛けていない。溜めを入れて流血仮面がローキック、ブルーサンダーがチョップを打ち込む。さあ、一旦離れた両者。距離を置いてぐるりと半回転、中央に陣取った流血仮面に対し、ブルーサンダーが距離を詰める。
密着距離から、流血仮面が胸板に逆水平チョップ。一発、首を振って効かないアピールのブルーサンダー。二発目、これも耐えるブルーサンダー、さらにもう一発、今度はブルーサンダー仰向けに倒れた。痙攣するブルーサンダーに対し、リプレイ付きで大きく肘を突き上げ、一気に落とす流血エルボーが命中する。
苦しみながらも復帰したブルーサンダー、腕を広げての挑発。スリップした流血仮面を、蹴りで押し込むブルーサンダー。復帰した流血仮面に正面から相対し、屈み込み、ウサギ跳びの体勢から連続三段、そしてまっしぐらに体当たり。突進技サンダースピアーをぶつけていく。
突進技を決めたブルーサンダー、苦しむ流血仮面、その足がよろけた拍子に、ブルーサンダーの追撃をかわしてしまう。流血仮面、コーナーに追い詰められたところで、サンダースピアーがもうワンセット。
苦しみながらも起き上がる流血仮面。背後を取られた、三セット目、背中からのサンダースピアー、耐えて凌いだ流血仮面ですが、スリップして倒れてしまう。
復帰した両者、しかし歩行にも苦しんでいる様子の流血仮面。震えつつも復帰するが、しかし直後に棒立ちになってしまう。ブルーサンダー、指をがちがちと鳴らしての準備動作のあと、頭のクラッカーがやおら炸裂! 大技サンダーエクスキューションが打ち込まれます。
しかしここでリプレイ、サンダーエクスキューション、流血仮面の頭をわずかに逸れておりました。大技の反動で倒れたままのブルーサンダー、流血仮面、途中転倒しつつも距離を詰めていく。
真横に立って、再び腕を突き上げた。一気に落とす、流血エルボーが炸裂。
カウントが進む中、カウント9で起き上がりつつも、最後に崩れたブルーサンダー。試合は流血仮面の勝利に!
画面に映るのは、微動だにしない立ち往生状態ながら、勝利を収めた流血仮面の姿。これで試合終了となりました。
さて、これで三試合終了。動画で状況が流されます。
行われた三試合はすべてサアガ派の勝利となり、ワルー派の三つのドラゴンネジはすべてサアガ派のものに。サアガ派はもともと四つ持っていたため、七つのドラゴンネジはすべてサアガ派のものとなりました。
しかしワルー派の盟主ワルーはいまだに無傷で健在。一方でサアガ派にはもう戦う戦士が残っていない状況に。
ドラゴンネジの力を使うことにしたのは流血仮面。ネジロン神を呼びだし、願った内容はといえば……。
メインイベント
サアガ vs ワルー
叶った願いはサアガの復活。というわけで、メインイベントはサアガ対ワルーです!
さあ、クレーンでつり上げられて出現、まさに天から舞い降りたサアガ。両腕を広げて上空からリングに登場です。対しては入場門から、両腕を怒りに振り上げつつ、ワルーが入場。さあ試合開始。
この最終戦はラウンド制かつポイント戦。攻撃の内容に応じて得られるポイントを競い、1ラウンド中に12ポイントを先に獲得した選手の勝利となります。
ローラーダッシュでコーナーに追い詰めたサアガ、ワルーを抱え上げて投げ落とす、2ポイント。2-0。
さあ、パンチで牽制を繰り出しつつ、距離を詰めた両者。サアガが横から掴みに行った。ダッシュでロープに突っ込んだ後、折返しで加速、ワルーを捉えたが、投げる前にワルーが崩れていた。いったん離れる。
ローラーダッシュで突進し一気に詰めるサアガ、足首を掴んで投げる、1ポイント。3-0。復帰直後にさらに掴んで投げた、4-0。
ダッシュで距離を開き、今度はサイドステップで詰めていったサアガ、打撃で行った、肘を突き上げ姿勢を崩して2ポイント、6-0。
さあ、小刻みなパンチで詰めるサアガ、しかしワルーが競り合いに打ち勝った、6-2。
スラローム付きのダッシュで翻弄しつ距離を詰めるサアガ、いったんすり抜けた、背後を見せたが、しかし伸びるバックブローを一発。サアガに死角なし、コーナーまでローラーダッシュで強引に追い詰めて、ワルーを抱えて投げ飛ばす、これで1ポイント。7-2。さあ、ここで第一ラウンドは終了です。
第二ラウンド、開始と同時に横へと崩したサアガ、2-0。ワルーが近距離から回転前蹴りを仕掛けるも、間合いが近すぎた。これはスリップ。
ロープに押し込まれたワルー、絡まった状態から復帰。サアガの片腕がワルーの股間にに挟まる、片腕でワルーを持ち上げるサアガ。
さあ、コーナーに寄せていったサアガ、ちょっとロープに絡まっていましたが、復帰。すでにサアガが6ポイントを獲得しています。残り1分40秒、ワルーが立ちあがった所にサアガが突っ込んだが、なんだこれ、サアガの投げだが、サアガの肩までワルーの全身が上がったぞ、そのまま落とした、7-0。
さあ、ダッシュで突っ込んだサアガ、持ち上がったワルーだが、これを耐えて投げを凌いだ。残り30秒、ワルーが持ち上げられて投げ飛ばされる、巻き込まれてワルーをぶつけられるレフェリーファントム。
ワルーが起き上がったところに、サアガさらに追撃を入れたところで、ここで時間切れ。第二ラウンドもサアガの勝利となります。
サアガ圧倒からの第三ラウンド。
開始と同時に打撃の打ち合い、距離を開いたワルーに対し、ローラーダッシュで加速しながらの打撃、これで4-0。さらに突進から抱え込みつつの横投げ、6-0。
距離を開いて牽制しあう両者、移動しつつ睨み合い、ダブルパンチの打ち上げで牽制するワルー、しかしスリップした、背後のロープに絡む。
復帰直後、サアガが腕を開いて突っ込んでいった、投げ落とす、さらにワルーが復帰した直後、膝に狙いを定めてサアガが突っ込む、抱えて投げた、8-0に。ワイヤーが引っかかってしまい、サアガがダウンしたままのワルーを引っ張り回す格好、ここはさすがに手動で分けた。
ワルーの復帰を待ちかまえ、サアガが容赦無く仕掛けていく。立ちあがった直後にサアガが掴んで投げ飛ばした、さらに復帰したところを両足首を一気に掴んでジャーマン、頭上から落として残り30秒、11-0。
しかしワルー、どうした、復帰できるか、残り10秒、ロープに引っかかった状態のまま、復帰できない。ここでゴングが鳴った。レフェリーストップ。
ポイント11-0、残り時間は10秒ほど。完全決着寸前でのレフェリーストップで、王者サアガの勝利となりました。
試合終了。そしてエンディングまで終わった後。
最後は実況の荒井さんとTOBBYさんによる各試合の振り返りのあと、大会終了となりました。
ちなみに配信ではこのあと、ミステルタマオ総統を交えてアフタートークがあるとのことでした。ほほう。
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